(教育2014 世界は 日本は:4)もう一つの学び 望む学校、市民がつくる
詳細は、リンクを参照して下さい。
有料記事です。
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学校教育はお上(かみ)のもの
――なんて、だれが決めたのか。
市民が生んだ多様な教育は、子どもたち
が自分らしく育つすべとなり、ひいては
社会の強みにもなる。
そんな「もう一つの選択肢」は、日本で
どこまで認められるか。
「ドイツにコーラを買いに行って、
デンマークで手に入れるより損しない
ためには、どのくらいの量を買えばいい?」
コペンハーゲンの
ウレスタッド・フリスコーレ
(フリースクール)の数学の授業で、
アナ・ハンセン先生(41)が14人の
生徒に問いかけた。
どの教科でも、教科書はほとんど
使わない。
自分たちで調べ、議論し、答えを出す
のが基本だ。
2005年に入学前の子どもを持つ
親たちが開いた。
デンマークでは、子どもを通わせたい
学校がない場合、親たちが
「フリースクール」を自由につくれる。
公立校と同程度の学力をつけることが
求められ、定期的に外部監査が入るが、
カリキュラムや教え方は自由だ。
運営費の7割を政府が助成するため、
授業料は放課後も生徒を預かる公立校と
さほど変わらない。
国全体の約16%の生徒が通う。
「チャータースクール」が急速に広がる
米国。
自治体が運営費を出すが、内容に縛りは
ないので、既存の公立校が手を出しにくい
授業時間の延長や独自カリキュラムの作成
に力を入れられる。
日本では、こうした自由な教育は例外に
過ぎない。
学校の種別や基準は、学校教育法で
厳密に定められているからだ。
各国の多様な学びの場に詳しい
聖心女子大の永田佳之教授は指摘する。
「主流の学校教育に対し、別の選択肢
としてときには警鐘、ときには光となる
少数派の教育の存在は重要だ。
そこから多様な価値観を認め、育てる
社会が生まれる」
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うらやましい限り。
国を作るのは教育だと、教育は重要だと
言っておきながら、実態はどうだろう?
どうもおかしな方向へ向かっている
ような気がする。
>「主流の学校教育に対し、別の選択肢
>としてときには警鐘、ときには光となる
>少数派の教育の存在は重要だ。
>そこから多様な価値観を認め、育てる
>社会が生まれる」
同感です。
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