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2014年1月 4日 (土)

自己免疫疾患の皮膚病を引き起こす分子の同定と 低分子阻害剤による治療

2013/12/18
北海道大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 自己免疫性皮膚疾患である乾癬
(かんせん)にかかると,皮膚が赤く
なって,盛り上がり,皮膚表面が銀白色の
かさぶた(鱗屑)となり,それがはがれ
落ちる(落屑)という症状が起こります。
 
 乾癬によるかゆみには個人差があります
が,症状が進むと病変部の数が増え,
互いに合わさり大きくなり,患者の
生活レベルに及ぼす障害は極めて大きい
ものがあります。
 
 今回,私たちは乾癬の進展に関与する
細胞内蛋白「Tyk2」を同定しました。
 
 Tyk2 を欠損したマウスでは乾癬の進展
が観察されません。
 
 また,Tyk2 活性を抑制する低分子阻害剤
は乾癬の進展を抑制することも
わかりました。
 
 Tyk2 を標的とする自己免疫性皮膚病,
乾癬の新しい薬の開発が期待できます。
 
 本研究は免疫分野の専門雑誌
International Immunologyの
Advance Access で 12 月 12 日に
公表されました。
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 期待出来そうな発見です。
 
 自己免疫疾患いろいろあるんですね。
 
 我が国では男性に多いようですが、
約10万人もいるそうです。
 
>症状が進むと生活レベルに及ぼす障害は
>極めて大きいものがあります。
 とのこと。
 
 Tyk2蛋白は非常に重要な標的分子となり
そうです。
 
 早く新薬が開発されると良いですね。

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