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2014年1月 2日 (木)

防波堤、被害予測伏せる 岩手県、住民の不安放置 復旧工事

2013年12月31日 朝日新聞デジタル
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
有料記事です。
 
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 岩手県釜石市沖で、
国が「釜石湾口防波堤」の復旧工事を
進めている。
 
 東日本大震災の津波で8割が壊れたが、
震災から5カ月で490億円かけた再建を
決めた。
 
 だが、周辺の住民は「防波堤に跳ね
返って高くなった波で、被害が大きく
なったのでは」と調査を求めていた。
 
 岩手県は、湾口防波堤の影響をひそかに
検証したが、周辺の被害が拡大すると出た
結果を伏せて、国の事業を静観している。
 
 
 2011年3月11日、両石を襲った
津波は集落をほぼ壊滅させ、45人が犠牲
となった。
 
 瀬戸さんは「なぜ両石は他より被害が
大きかったのか。
 
 湾口防波堤の影響はなかったのか
調べてほしい」と釜石市や岩手県の職員に
訴え続けた。
 
 返ってくるのは「リアス式の特徴では。
 
 湾口防波堤の影響はない」
「調べていないのでわからない」
という答えばかり。
 
 国に訴える場もなく、11年8月に
再建が決まった。
 
 ところが朝日新聞の取材で、釜石湾口
防波堤があることで両石の被害が大きく
なるとする岩手県のシミュレーションが
あることがわかった。
 
 県は検証結果の存在を否定している。
(中山由美)
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 全くひどい。
 
>両石の住民が求めていた検証を、岩手県
>は実施していたのに隠蔽(いんぺい)
>していた。
 
>国に都合が悪い情報は意図的に「秘密」
>にされ、住民無視で巨大公共工事が
>進む。
 
 これが現状。
 
 きちんと原因を検証し、疑問を残さない
こと。
 そうしないと同じ事の繰り返しをして
しまう可能性が残る。
 
 特定秘密保護法案などを作るより、
情報公開法を整備して隠蔽など起こり得ない
ようにする方向の法整備をする方が国民の
利益になるはず。
 
 国民無視とは、なんとも情けない。

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