福島第一の溶融燃料、立体透視…日米で技術
2014年1月24日 読売新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
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東京電力福島第一原子力発電所の原子炉
を素粒子の一種で透視し、炉内で固まった
溶融燃料(デブリ)の位置や形を
30センチ単位で立体的に把握できる技術
を、東芝と米ロスアラモス国立研究所、
東電の日米共同チームが開発した。
透視には、宇宙から降り注ぐ
「ミュー粒子」が、燃料のウランに当たる
と進路を変える性質を利用する。
原子炉の両側から挟むように検出器を
2台置き、粒子が進む方向の変化を解析
すると、燃料の形が内部の空洞まで
分かる。
粒子が原子炉を通り抜けたかどうかだけ
を観測する手法が他の機関で既に研究
されていたが、今回の手法の方が精度が
約10倍高く、東電は同原発の調査に
最も有効だと判断した。
放射線量の高い建屋内に検出器を設置
する方法などを、今後検討する。
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この方法が最も有効だとのこと。
立体透視が出来るというのは素晴らしい。
原理的には既投稿のものと大差ない
と思われますが、
とにかく早く明快にして貰いたい。
関連投稿です。
2014年1月24日
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