リビングウィル6割超賛成…岡山
2014年1月23日 読売新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
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終末期医療への意思を、伝えられない
状態になる前にあらかじめ書面で明らか
にしておく「リビングウィル(LW)」
について、岡山県民の7割以上が
「知らなかった」とする一方、
意味を伝えたうえで賛否を尋ねたところ、
6割以上が「賛成する」という結果に
なったことが、県の調査でわかった。
担当者は「本人の望まない治療を
受けない選択肢があることを、
広く知らせる必要がある」としている。
「余命6か月程度か、それ以下と
告げられた場合、延命医療を望むか」との
問いには、「どちらかというと―」を
含めて「望まない」が75・5%で、
60歳代以上では80%を超えた。
「望む」はわずか6・3%だった。
「余命宣告があった場合、療養生活は
どこで送りたいか」については、
「最期まで自宅」は11・7%だったが、
自宅で療養し、必要になれば
「緩和ケア病棟に入院」
「今まで通った医療機関に入院」を
合わせると46・4%を占め、全回答者の
6割近くが“自宅派”となった。
県では今年度、在宅医療を普及させる
ため、地域で医療・介護分野の事業者の
連携や整備を目指す
「在宅医療連携拠点事業」が始まった。
来年度は同事業で、LWの書面表示に
ついても普及啓発に乗り出す予定で、
県医療推進課の土橋酉紀(ゆうき)主任は
「調査結果を分析し、延命医療や地域での
『みとり』のあり方に反映させたい」
と話している。
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「リビングウィル」意外に知られて
いないんですね。
もっと周知しないといけないと
思います。
ただ、『みとり』を自宅で、というのは
現状では極めて難しいと思います。
この話は例外中の例外だと思う。
こんな先生のいる所に住みたいと
思いました。
現実には「緩和ケア病棟」は存在
しないに等しい。
うっかり病院に入院したら、そこは
「緩和ケア病棟」ではないし、
現在あるホスピスは本来の緩和ケア
をほどこす所とはほど遠いような気が
する。(私の身の周りで聞いた話しです。
本来の意味のホスピスもあるはずとは思う)
とにかく理想とはほど遠い。
何にせよ、私はLWは明確にしておきたい
と思っています。
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