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2014年1月31日 (金)

カエルの合唱の法則を発見

2014年1月29日
独立行政法人理化学研究所
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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ポイント
・音声可視化装置で発声のタイミングと
 位置を測定
・観測した発声のタイミングと位置を
 数理モデルで解析
・昆虫など夜行性で音声を発する動物の
 行動研究への応用に期待
 
 
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 理化学研究所は、日本全域に生息する
ニホンアマガエル(以下、アマガエル)の
合唱には法則(パターン)があることを、
音声可視化装置と数理モデルを利用して
発見しました。
 
 これは、理研脳科学総合研究センター
(利根川進センター長)脳数理研究チーム
の合原一究基礎科学特別研究員と、
京都大学情報学研究科の奥乃博教授、
東京大学生産技術研究所の合原一幸教授
らの共同研究グループによる成果です。
 
 春になると、多くのアマガエルが水田
で鳴き交わしているのを聞くことが
できます。
 
 しかし、アマガエル同士が、お互いに
発声のタイミングを変化させながら、
どのように影響を及ぼし合っているかは、
個体ごとの発声のタイミングと位置の測定
が難しいこともあって、これまで分かって
いませんでした。
 
 そこで共同研究グループは、アマガエル
の鳴き声に合わせてLEDが点滅する
音声可視化装置「カエルホタル」
(特開2010-133964、米国特許8,416,957)
を独自に開発しました。
 
 この装置を40台水田に並べて点滅パターン
を動画として撮影し、そのパターンを
結合振動子系[1]の理論を応用した
数理モデルを使い“合唱の法則”の解析を
試みました(図)。
 
 その結果、野外では複数のアマガエルが
交互に鳴き交わす傾向があることや、
個体ごとは1~3m程度離れていることを
発見し、さらに数理モデルを用いて野外で
観測した発声のタイミングと位置を定性的
に説明しました。
 
 今回利用した音声可視化装置と数理モデル
は、日本のみならず、オーストラリア、
パナマなどで他種のカエルの研究にも使って
おり、さらに、昆虫など、夜行性で音声を
発する動物の行動研究への応用が期待
できます。
 
 本研究成果は、英国の総合科学雑誌
『Scientific Reports』のオンライン版
(1月27日付け)に掲載されました。
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 面白い研究ですね。
 
 どこで、どういうふうに役立つのかに
ついてはわかりませんが、こういう研究
が出来ることは素晴らしいと思います。
 
 こういう研究が許される研究環境だから
こそ、先日投稿したような「STAP細胞」
の発見につながる研究が、研究者が
育つのだと思います。
 
 研究は近視眼的な目でやるものでは
ありません。
 
  関連投稿です。
2014年1月23日
 
 是非、こういう研究環境を政治家達は
守って欲しいと思います。
 
 理研は頑張っています。
 
 応援したい。

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音楽を用いた新しい突発性難聴の治療法

2014.01.29
生理学研究所
大阪大学大学院医学系研究科
耳鼻咽喉科・頭頸部外科学
ミュンスター大学生体磁気研究所
プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 突発性難聴は急激に聴力が低下する
原因不明の疾患で、日本における受療率は
年間1万人当たり約3人で増大傾向が
認められます。
 
 突発性難聴に対してどの治療法が有効
かは判明しておらず、現在主流である
ステロイド療法の有効性に関してさえ
論争中です。
 
 今回、自然科学研究機構生理学研究所の
岡本秀彦特任准教授、柿木隆介教授と他の
研究グループは共同で、突発性難聴を
発症した患者さんに、聞こえが悪くなった
耳を積極的に活用してもらう
リハビリテーション療法で、聴力がより
回復することを明らかにしました。
 
 突発性難聴が起こると病側の耳が
聞こえにくくなる為、使われなくなって
しまいます。
 
 ヒトの体の機能は使用されないと衰えて
しまうため、本研究では聞こえにくい耳を
保護するのではなく、むしろ積極的に使用
し耳や脳の神経活動を活性化させることで
聞こえを回復させました。
 
 安価で安全な突発性難聴治療方法として
注目されます。
 
 本研究成果はサイエンティフィック
・リポーツ誌(Scientific Reports)に
掲載されます
(1月29日にオンライン出版)。
 
 
今回の発見
1.突発性難聴が耳と脳において神経活動
  の不活性化を引き起こすことに注目し、
  これを防ぐリハビリテーション療法を
  行うことで聴力の改善を試みました。
 
2.突発性難聴患者は聞こえやすい正常な
  耳で音を聞いてしまうため、正常な
  耳には耳栓をして聞こえにくい耳で
  音を聞いてもらうようにしました。
 
3.耳と脳の神経活動の活性化のために
  クラシック音楽を使用しました。
 
4.通常のステロイド療法に
  このリハビリテーション療法を加える
  ことで、ステロイド療法単独に比べ
  有意に聴力の改善が認められました。
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 廃用症候群、恐ろしいです。
>ヒトの体の機能は使用されないと
>衰えてしまう
 
 その意味では、今回のやり方は、もっと
積極的にトライされてしかるべきこと
だったと思いました。
 
 何故今頃? という感じすらします。
 
 「リハビリテーション」まだまだ可能性
を秘めていると思います。
 
 今回の事実、心に留めておきたい。

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2014年1月30日 (木)

電子書籍、消える蔵書 企業撤退で読めなくなる例も データ、所有権なし

2014年1月30日 朝日新聞デジタル
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
有料記事です。
 
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 せっかく買い集めた蔵書が消える――。
 
 電子書籍の世界で、紙の本では
ありえない事態が起こり始めた。
 
 電子書籍は買っても「自分の物」に
ならない契約が多く、企業の撤退などで
読めなくなるケースがあるからだ。
 
 電子書店は乱立状態で、
「撤退は今後も続く」(出版関係者)
可能性がある。
 
 事業者に説明責任を求める声も
強まりそうだ。
 
 
■消費者の理解進まず
 
 購入した消費者の権利はどうなるのか?
 
 「電子書籍は購入しても『自分の物』
ではない」。
 
 出版ビジネスに詳しい福井健策弁護士
は指摘する。
 
 電子書籍は物ではなくデータ。
 
 データに所有権はなく、
「条件付きレンタル」のようなもの
という。
 
 企業の撤退などで「返却」させられる
恐れがついて回る。
 
 
■わかりやすく説明を
 
 <主婦連合会事務局次長の河村真紀子
さんの話>
 電子書籍を買ったら自分の物になる、
と思うのが普通の感覚だ。
 
 レンタルに近いのならば、企業は
消費者が買う前にわかりやすく伝える
べきだ。
 
 長文の利用規約に埋もれさせていては、
説明したことにならない。
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 問題ですね。
 
 まだまだ周知されているとは思えない。
 
>レンタルに近いのならば、企業は
>消費者が買う前にわかりやすく伝える
>べきだ。
 
>長文の利用規約に埋もれさせていては、
>説明したことにならない。
 
 同感です。
 
 電子書籍を購入する場合はこういう条件
がついていることに気をつけましょう。

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体細胞の分化状態の記憶を消去し初期化する原理を発見

2014年1月29日
独立行政法人理化学研究所
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 ヒトを含む哺乳類では、受精卵が分裂
して血液や筋肉など多様な体細胞に変わり、
その種類ごとに個性づけ(分化)されます。
 
 体細胞は分化を完了するとその細胞の
種類の記憶は固定され、分化を逆転させて
受精卵に近い状態に逆戻りする「初期化」
は、起きないとされています。
 
 初期化を引き起こすには、未受精卵への
核移植である「クローン技術」や未分化性
を促進する転写因子というタンパク質を
作る遺伝子を細胞に導入する
「iPS細胞技術」など細胞核の人為的操作
が必要です。
 
 もし「特別な環境下では、動物細胞でも
“自発的な初期化”が起きうる」
といったら、ほとんどの生命科学の専門家
が「それは常識に反する」と異議を唱える
ことでしょう。
 
 しかし、理研発生・再生科学総合研究
センターの小保方研究ユニットリーダーを
中心とする共同研究グループは、
この「ありえない、起きない」という
“通説”を覆す“仮説”を立て、
それを実証すべく果敢に挑戦しました。
 
 共同研究グループは、まず、マウスの
リンパ球を用い、さまざまな化学物質の
刺激や物理的な刺激を加え、細胞外の
環境を変えることによる細胞の初期化
への影響を検討しました。
 
 その過程で、酸性溶液で細胞を刺激する
ことが初期化に効果的だと分かりました。
 
 実験では多能性細胞に特有の遺伝子
「Oct4」が発現するかどうかで初期化の
判断をします。
 
 詳しい解析の結果、酸性溶液処理によって
リンパ球のT細胞に出現したOct4陽性細胞
は、T細胞がいったん分化した細胞が
初期化された結果、生じたものであること
を突き止めました。
 
 また、このOct4陽性細胞は生殖細胞を
含む多様な体細胞へ分化する能力をもつ
ことが分かりました。
 
 さらに、ES細胞やiPS細胞などの
多能性幹細胞などではほとんど分化しない
とされる胎盤など胚外組織に分化すること
も発見しました。
 
 一方で、酸性溶液処理以外にもガラス管
の細胞を多数回通すなどの物理的な刺激や、
細胞膜に穴をあける化学的刺激でも
初期化を引き起こすことが分かりました。
 
 小保方研究ユニットリーダーは、こうした
細胞外刺激による体細胞からの多能性細胞
への初期化現象を
STAP(刺激惹起性多能性獲得)、
生じた多能性細胞をSTAP細胞と名付け
ました。
 
 また、STAP現象がリンパ球だけで起きる
のではなく、脳、皮膚、骨格筋、肺、肝臓、
心筋など他の組織組の織細胞でも起きる
ことを実験で確認しました。
 
 細胞外刺激による細胞ストレスが、
分化状態にある体細胞の記憶を消去して
初期化する-という今回の成果は、
これまでの細胞分化や動物発生に関する
常識を覆し、細胞の分化制御に関する
新しい原理の存在を明らかにしたものです。
 
 細胞の分化状態の記憶を自由に消去
したり、書き換えたりできる次世代の
細胞操作技術となる可能性が高く、
再生医学以外にも老化や免疫など幅広い
研究に新しい方法論を提供します。
 
 今後、ヒト細胞への適用を検討する
とともに、さらに初期化メカニズムの
原理解明を進めていきます。
 
 
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 すごいことですね。
 常識を覆す!
 
 諦めないことの大切さを改めて感じて
います。
 
 皆さん今日のニュースで知ったことと
思いますが、「STAP細胞」素晴らしい。
 
 私、うっかり見逃してしまいました。
 既に発表されていたのです。
 
 iPS細胞研究成果も生きている
ようです。
 
 外部環境を変えることで初期化できる
かも? という兆しはありましたが、
 こんな形で出てくるとは思っても
いませんでした。
 
 関連リンクです。
2014年1月28日
 
 今後の進展次第ではノーベル賞の候補
になるかも知れません。
 
 大いに期待し、見守りたい。

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2014年1月29日 (水)

IgG4関連疾患におけるサイトカイン産生細胞を世界で初めて特定

2014/1/26 岡山大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
病理学分野の佐藤康晴講師、竹内真衣
大学院生、吉野正教授らの研究グループは、
IgG4関連疾患におけるサイトカイン産生細胞
がマスト細胞であることを世界で初めて
突き止めました。
 
 本研究成果は2014年1月3日、
米国・カナダ病理学会公式雑誌
『Modern Pathology』の電子版に公開
されました。
 
 現在、IgG4関連疾患は世界的に注目
されている原因不明の疾患で、
Th2およびTregサイトカインが病因に
大きく関与していると考えられて
きましたが、これらを産生する細胞は
明らかになっていませんでした。
 
 しかしながら、今回の研究で
マスト細胞がこれらサイトカインを産生
していることが明らかとなりました。
 
 今後、本研究成果をもとにIgG4関連疾患
の新規治療薬の開発が進むと期待されます。
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 免疫に係わる病気については不明点が
多いですね。
 
>これまでIgG4関連疾患の患者では、
>Th2およびTreg系サイトカインが上昇
>していることがわかっており、
>Tリンパ球がその産生細胞と考えられて
>いました。
>しかしながら今回の研究結果からは
>Tリンパ球ではなく、アレルギーと
>関係が深いと言われているマスト細胞
>がこれらのサイトカインを産生している
>ことが判明しました。
 とのことです。
 
 このことから
>本研究結果はマスト細胞をターゲット
>とした、ステロイドに代わる
>新規治療法の開発への糸口になる
>可能性が考えられます。
 
 期待したい。

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京大など、サイトカイン「IL-15」を産生する細胞を体内で可視化に成功

2014/01/24 マイナビニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 京都大学(京大)は1月21日、大阪大学
(阪大)の協力を得て、免疫系の形成と維持
に重要な働きをしている「サイトカイン」
(細胞間でやり取りされる多様な生理活性
を持つタンパク質の1種)の1つの、
「インターロイキン-15(IL-15)」を産生
する細胞を体内で可視化することに成功
したと発表した。
 
 成果は、京大 ウイルス研究所 生体防御
分野の生田宏一 教授、同・原崇裕 助教、
同・谷一靖江 助教、同・大学 医学研究科
大学院の生崔広為(Guangwei Cui)氏、
阪大 医学研究科の石井優教授、
同・免疫学フロンティア研究センターの
シェンドール・シモンズ特任助教らの
共同研究チームによるもの。
 
 研究の詳細な内容は、米国東海岸時間
1月20日付けで米科学雑誌
「米科学アカデミー紀要(PNAS)」に
掲載された。
 
 ウイルスや細菌などの病原微生物と
戦っている免疫系は、リンパ球とその働き
を支える微小環境の「支持細胞」や
ストローマ(間質)細胞」などから成り
立つ。
 
 ストローマ細胞はサイトカインを分泌
してリンパ球に与えることで、免疫応答を
制御している。
 
 しかし、サイトカインは量が少ない
ために直接検出することが難しく、
サイトカインを作るストローマ細胞の
実態は長く不明の状態だった。
 
 IL-15は、免疫系のTリンパ球の一部や
「ナチュラルキラー(NK)細胞」の分化と
維持に必要であることが知られている。
 
 そこで研究チームは今回、IL-15を産生
する細胞を蛍光タンパク質で可視化した
マウスを作製し、IL-15を産生する
ストローマ細胞の生体内における分布と
実態を明らかにすることにした。
 
 そこでまず、IL-15遺伝子の
発現パターンを正確に再現するために、
内在性IL-15遺伝子座に蛍光タンパク質
「CFP(cyan fluorescent protein)遺伝子」
を導入したIL-15-CFPマウスが作製された。
 
 次にIL-15-CFPマウスの免疫組織
においてCFPが検出され、IL-15産生細胞
が同定された。
 
 IL-15を産生しているのは、まず胸腺
では「胸腺髄質」の最も成熟した
「胸腺上皮細胞」であることが判明
(画像1・2)。
 
 また骨髄では、「間葉系細胞」の1種
である「VCAM-1陽性PDGFRβ陽性CD31陰性
Sca-1陰性のストローマ細胞」だった。
 
 さらにリンパ節では、ストローマ細胞
の1種である「細網線維芽細胞」と
血管内皮細胞。
 
 脾臓では、ストローマ細胞の1種の
「VCAM-1陽性細胞」だったのである。
 
 こうした結果から、一見同じように
見えるストローマ細胞が
サイトカイン産生能によっていくつかの
グループに分けられる可能性が出てきた。
 
 今回の研究をきっかけにして、これまで
不明であったストローマ細胞の分類と
それぞれの機能が明らかになることが
期待される。
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 長く不明だったIL-15を産生する
ストローマ細胞の生体内における分布と
実態が少しずつ明らかになりつつ
あるようです。
 
 免疫に係わる細胞がサイトカインを
産生しているという話しは良く聞くので
もっと明快になっていると思って
いましたが、そうではなかったという
ことですね。
 
>今回の研究をきっかけにして、これまで
>不明であったストローマ細胞の分類と
>それぞれの機能が明らかになることが
>期待される。
 
 期待しましょう。

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2014年1月28日 (火)

政府、太平洋公海でレアメタル探査権 15年間独占

2014/1/27 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 政府は27日、太平洋の公海上の
レアメタルを多く含む海底地層
「コバルトリッチクラスト」の探査権を
正式に取得した。
 
 公海上のコバルトリッチクラストで、
探査鉱区を得るのは世界で初めて。
 
 15年間は独占的に探査でき、生産に
つながる可能性がある。
 
 ハイテク機器が必要な半面、他の資源と
同様に輸入に頼るレアメタルの国産化を
狙う。
 
 日本が公海上で探査権を得るのは
1987年にハワイ南東沖のマンガン団塊
以来2例目となった。
 
 マンガン団塊は開発に至っていない。
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 以前にも紹介しましたが、正式に探査権
を取得したようなので、再度投稿します。
 
 ただ、メタンハイドレートと同じで
採算に合うかどうか、工業化出来るか
どうかは、これからの技術開発にかかって
います。
 
 上手く行くよう大いに期待しています。
 日本の技術力が問われます。

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DNAのスイッチ、人工化合物でON 京大グループ成功

2014年1月25日 朝日新聞デジタル
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
有料記事です。
 
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 京都大のグループは人工の化合物を
使い、遺伝子DNAのスイッチを直接
入れることに成功した。
 
 iPS細胞(人工多能性幹細胞)に
類似した細胞をつくることもできた。
 
 ウイルスなどを使わず、人工の化合物
だけでDNAの働きを促したのは初という。
 
 英科学誌サイエンティフィックリポーツ
で24日発表した。
 
 
 約2万個の遺伝情報が書き込まれている
DNAはトイレットペーパーの芯のような
形のたんぱく質に固く巻き付けられ、
その内容が読めないようになっている。
 
 特定の場所だけがゆるむことによって
必要な遺伝子だけスイッチが入る。
 
 DNAをゆるませる化学物質が
見つかっているが、手当たり次第に
ゆるめてしまうため、遺伝子が
でたらめに働き、細胞が死んでしまう。
 
 京大の杉山弘教授(生物化学)らは
この化学物質に、DNAに書かれている
文字の特定の組み合わせにだけ結合する
物質をくっつけた人工の化合物を
つくった。
 
 この化合物を、人の皮膚細胞に
ふりかけると、特定の遺伝子群のスイッチ
が入った。
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>人工の化合物だけでDNAの働きを
>促したのは初。
 だそうです。
 
 科学の進歩はすごいですね。
 人工物だけで遺伝子を制御出来る
とは、
 
 今後の研究の進展に期待します。

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「ラクトフェリンヨーグルト」を発売/森永乳業

2014年1月24日 健康美容EXPOニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 森永乳業は、母乳の研究から注目され、
カラダの中から守ってくれる
ラクトフェリンを配合した
「ラクトフェリンヨーグルト」を
ソフトタイプにして、1 月21 日(火)
より全国にて新発売します。
 
 
 森永乳業では、母乳の機能に近い育児用
ミルクの開発に取り組むなかで、
乳に含まれるラクトフェリンの持つ働きに
いち早く着目し、1960 年代初頭より研究
を重ねてまいりました。
 
 このたび、
「ラクトフェリンヨーグルト」を
ソフトタイプにして、新発売します。
 
 
 参考資料
 人などの哺乳類の乳汁や唾液などに
含まれるたんぱく質で、感染防御作用や
免疫調節作用など、さまざまな生理機能を
示すことが知られています。
 
 
※詳細は下記URLをご参照ください
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 いろいろありますね。
 
 情報は沢山あった方が良いと思うので
紹介です。
 
 今までの乳酸菌からのアプローチとは
違ったものですね。
 
 これはこれで良さそうです。
 
 どの位の効果が期待できるのか
わかりませんが、

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2014年1月27日 (月)

人工ロジウムの開発に成功

平成26年1月22日
京都大学
科学技術振興機構(JST)
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 京都大学 大学院理学研究科の北川 宏
教授の研究グループは、パラジウム(Pd)
とルテニウム(Ru)が原子レベルで
混ざった新しい合金の開発に成功しました。
 
 従来PdとRuは2000℃以上の液体
の状態においても相分離注1)する、
言わば水と油の関係であり、原子レベルで
混じらないのが常識でした。
 
 今回、ナノサイズ効果に注目し、
化学的還元法により、PdとRuが初めて
原子レベルで固溶した合金ナノ粒子を
得ることに成功しました。
 
 この合金は、周期表上でRuとPdの
間に位置する最も高価なロジウム(Rh)
と等価な電子状態を持つことから、
価格が1/3の人工的なロジウムとして
期待されます。
 
 家庭で使用されている
燃料電池コジェネレーションシステム
「エネファーム」では、金属Ru触媒が
稀少金属の白金の耐被毒触媒として使用
されています。
 
 今回開発したPdとRuが原子レベルで
混ざった合金触媒は、現在実用化されて
いるRu触媒に比べて、有害な一酸化炭素
を除去する性能がより優れていることが
わかりました。
 
 また、RuとPd元素の中間位置に存在
するRhの触媒活性よりも優れています
(図1)。
 
 以上の研究成果は、言い換えれば、
PdとRuを混ぜることによりこれまで
存在し得なかったPd1-XRuX
(0<x<1)という新元素とも言える
物質を発見したということです。
 
 このことにより、燃料電池で使用されて
いる高価な白金触媒の耐久性が向上し、
エネファームの耐用年数が画期的に延びる
ことが期待されます。
 
 また、自動車排ガス浄化触媒として
使われるロジウム触媒の性能を凌ぐことが
期待され、最も高価な貴金属元素である
ロジウムの価格を1/3以下に下げるもの
です。
 
 今後、コストの関係でロジウムを使用
できない場面においても今回開発した合金
を用いることで、ロジウムと同等もしくは
それ以上の性能を発揮することが可能と
なります。
 
 今回の研究は、独立行政法人 科学技術
振興機構(JST) 戦略的創造研究推進
事業 チーム型研究(CREST)の
研究領域「元素戦略を基軸とする物質
・材料の革新的機能の創出」における
研究課題「元素間融合を基軸とする
新機能性物質・材料の開発」の一環として
行われたものです。
 
 本研究成果は、当該分野トップジャーナル
である米国化学会誌
「Journal of the 
American Chemical
 Society」のオンライン速報版
で近日中に公開される予定です。
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 これまた素晴らしい。
 
>以上の研究成果は、言い換えれば、
>PdとRuを混ぜることにより
>これまで存在し得なかった
>Pd1-XRuX(0<x<1)
>という新元素とも言える物質を発見
>したということです。
 
 ということで、以下のことが実現
されます。
 
1.燃料電池で使用されている高価な
 白金触媒の耐久性が向上し、
 エネファームの耐用年数が画期的に
 延びることが期待されます。
 
2.また、自動車排ガス浄化触媒として
 使われるロジウム触媒の性能を凌ぐ
 ことが期待され、最も高価な
 貴金属元素であるロジウムの価格を
 1/3以下に下げるものです。
 
 とのことです。
 
 今後に期待ですね。

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単層カーボンナノチューブと銅の複合材料で微細配線加工に成功

2014年1月23日 産業技術総合研究所
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 NEDOのプロジェクト※1において、
単層CNT融合新材料研究開発機構(TASC)と
(独)産業技術総合研究所(産総研)は、
単層カーボンナノチューブ(CNT)※2と
銅の複合材料を用いて、銅の100倍の電流を
流すことが可能な微細配線を基板上に作製
する技術を開発しました。
 
 これにより、複雑な配線パターンの
形成時でも、基板上で1 μm以下の加工が
可能になります。
 
 また、単層CNTと銅の複合材料は
熱による断線が起きづらいため、信頼性に
優れ高機能な車載用電子デバイスや微小な
センサーなどへの応用が期待できます。
 
 本成果は、2014年1月29~31日に
東京ビッグサイトで開催される
「nano tech 2014
第13回国際ナノテクノロジー総合展
・技術会議」に展示します。
 
 
今回の成果を要約すると次の3つに
なります。
 
1.リソグラフィー技術で形状加工した
 CNT配線に銅をめっきすることで、
 CNT銅複合材料の微細配線作製方法を
 確立しました。
 
2.CNTと銅を複合化することで、Siと
 同程度の熱膨張係数を持つ配線材料を
 実現しました。
 
3.高電流容量、低熱膨張係数の
 単層CNT銅複合材料を、電子デバイスや
 MEMSの配線材料として用途展開する道
 を開きました。
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 すごいですね。
 
>複雑な配線パターンの形成時でも、
>基板上で1 μm以下の加工が可能に
>なります。
>また、単層CNTと銅の複合材料は
>熱による断線が起きづらいため、
>信頼性に優れ高機能な車載用
>電子デバイスや微小なセンサーなど
>への応用が期待できます。
 
 大いに期待したい。

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2014年1月26日 (日)

光合成によるバイオプラスチックの生産効率で世界最高レベル達成

2014年1月23日
独立行政法人理化学研究所
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 私たちの身の回りには、石油由来の
プラスチック製品があふれています。
 
 これらのプラスチックは埋設処理しても
地中に残留し、生態系への影響も懸念
されています。
 
 これに対し、微生物が作り出す
バイオプラスチックは、生分解性を備える
など環境への負荷が少なく、CO2の削減も
期待されています。
 
 すでに飲料容器や、自動車の内装、
パソコンなど多様な用途に使われ始めて
います。
 
 微生物による分解性(生分解性)を
備えた材料も開発され、石油由来の
プラスチックにはない環境負荷低減効果
が期待されています。
 
 バイオプラスチックの1つで天然の
ポリエステルと呼ばれている
「ポリヒドロキシアルカン酸(PHA)」の
生産には微生物が使われています。
 
 しかし、微生物の培養には大量の糖と、
培養するための設備が必要とされ、
コスト面で課題がありました。
 
 理研の研究者らの共同研究グループは、
生産コストの低減と生産性向上を目的に、
新たなPHA生産法の確立に取り組みました。
 
 共同研究グループは、実験に使用する
藻類として「自然界のバイオリアクター」
とされ、繁殖力が非常に大きな「ラン藻」
に着目しました。
 
 藻類はCO2を炭素源にした光合成
によって、他の栄養源を必要とせずに生育
できます。
 
 そこで、ラン藻に
バイオプラスチック合成に関わる遺伝子を
導入し、光合成によるバイオプラスチック
合成を試みました。
 
 これが可能になれば、太陽光と、糖を
含まない無機塩類の培養液さえあれば、
大気中のCO2からプラスチチックの生産が
可能になります。
 
 実験では、ラン藻に3種類の別々の
微生物由来の遺伝子を導入して光合成を
行いました。
 
 その結果、ラン藻の乾燥重量の14%
にあたるPHAを合成できました。
 
 この値は光合成だけのPHAの生産性で
世界最高値になります。
 
 さらに、炭素源として酢酸の希釈液を
加えたところ、世界トップレベルの
同41%までPHAの生産性を高めることが
できました。
 
 この成果を活用することによって、
太陽光によるクリーンで安全、かつ
コスト競争力に優れたバイオプラスチック
の生産プロセス構築が進むものと期待
できます。
 
 
---------------------------------------
 
 素晴らしい。
 
>ラン藻の乾燥重量の14%にあたるPHAを
>合成できました。
>この値は光合成だけのPHAの生産性で
>世界最高値になります。
>さらに、炭素源として酢酸の希釈液を
>加えたところ、世界トップレベルの
>同41%までPHAの生産性を高めることが
>できました。
 
 これでどの位工業化に近づいたので
しょうか?
 
 今後にさらに期待したい。
 
 この研究の続きですね。
2013年7月17日
 
 着実に進んでいますね。

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画期的な細胞移植で左目が見えるように-英ニュース

2014年01月23日 アメーパニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 イギリスで目の細胞の移植手術が行われ
ました。
 
 ゲリーさんの左目は盲目に近い弱視
でした。
 
 7年前、ギャング集団に襲われ、顔に
アンモニアをかけられた際、アンモニアが
左目を直撃したのです。
 
 以来、左目で見えるものは色だけ。
 
 物の形が全く認識できなくなりました。
 
 何度か角膜の修復手術を受けたものの、
状態はあまり改善せずに悩んでいたところ、
まだ試験段階の細胞移植の話が持ち上がり
ました。
 
 「右目から採取する細胞で様々なタイプ
の細胞に育てることが出来るのです。
 
 新しい角膜を育てることだって可能
なんですよ」英ロイヤル・ビクトリア病院
のフランシスコ教授から説明を受け、
ゲリーさんはSFの世界のようだと思った
そうです。
 
 同時にチャンスだと思い、迷わず移植に
踏み切ったとのこと。
 
 培養の際、ドナーから提供された胎盤の
内側にある羊膜を使ったそうです。
 
 羊膜の恐るべきパワーで、幹細胞に
新たな血管が生まれ、どんどん育ち、
1.5ミリ四方だった組織が3日後には
3センチ四方に成長したそうです。
 
 採取から2週間後、培養された細胞は
左目に移植されました。
 
 結果は大成功ゲリーさんの視力は
大幅に改善され、見えなかった詳細な形、
奥行きまで見えるようになりました。
 
 さらに、車の免許も取得、スポーツも
仕事も問題なく出来るようになった
そうです。
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 素晴らしい。
 ゲリーさん良かったですね。
 
 従来不可能であった治療が可能になる。
 再生医療進歩してます。
 期待したい。遺伝子治療も、

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2014年1月25日 (土)

福島第一の溶融燃料、立体透視…日米で技術

2014年1月24日  読売新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 東京電力福島第一原子力発電所の原子炉
を素粒子の一種で透視し、炉内で固まった
溶融燃料(デブリ)の位置や形を
30センチ単位で立体的に把握できる技術
を、東芝と米ロスアラモス国立研究所、
東電の日米共同チームが開発した。
 
 透視には、宇宙から降り注ぐ
「ミュー粒子」が、燃料のウランに当たる
と進路を変える性質を利用する。
 
 原子炉の両側から挟むように検出器を
2台置き、粒子が進む方向の変化を解析
すると、燃料の形が内部の空洞まで
分かる。
 
 粒子が原子炉を通り抜けたかどうかだけ
を観測する手法が他の機関で既に研究
されていたが、今回の手法の方が精度が
約10倍高く、東電は同原発の調査に
最も有効だと判断した。
 
 放射線量の高い建屋内に検出器を設置
する方法などを、今後検討する。
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 この方法が最も有効だとのこと。
 
 立体透視が出来るというのは素晴らしい。
 
 原理的には既投稿のものと大差ない
と思われますが、
 
 とにかく早く明快にして貰いたい。
 
 関連投稿です。
2014年1月24日

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iPS細胞、がん免疫療法に応用研究

2014年01月23日 日刊工業新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 がん免疫療法への応用を目指し、
iPS細胞から免疫細胞を作り出す研究が
進んでいる。
 
 理化学研究所は強力な免疫作用のある
作製に成功。
 
 熊本大学は膵臓がんや胃がんの治療に
向けて「マクロファージ」と「樹状細胞
を効率的に増やす手法を開発した。
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 Good Newsです。
 
 期待したい。
 
 iPS細胞の持っている可能性は
素晴らしい。

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幹細胞周りにがん化防ぐ遺伝子 東北大などが発見

2014年1月23日 朝日新聞デジタル
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 生殖細胞が育つ「ゆりかご」のなかで、
細胞のがん化を防ぐ遺伝子を東北大と
スウェーデンの研究グループが見つけた。
 
 ショウジョウバエを使った研究だが、
この遺伝子は人間を含めた幅広い動物に
みられるという。
 
 米科学誌サイエンスに発表した。
 
 東北大の山元大輔教授(行動遺伝学)や
浜田典子研究員らは、卵細胞のもと
になる幹細胞ががん化した
ショウジョウバエを調べたところ、
幹細胞を取り巻く細胞の中で、
Btkという遺伝子が変異していることが
がん化の原因と突き止めた。
 
 Btkが働かないと、通常は4回しか
細胞分裂しない幹細胞が無限に増殖し、
がん細胞になっていた。
 
 Btkは細胞の増殖を止めるたんぱく質
に作用して、増殖にブレーキをかける
ことがわかった。
 
 山元教授は「がん細胞の増殖を周辺から
止められる可能性がある」と話す。
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 上手く行くとがん細胞の増殖を
止められるかも知れませんね。
 
 期待したい。

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脳虚血時の細胞死誘導メカニズムへ光

2014年1月23日 東北大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 生理学研究所等と東北大学大学院医学系
研究科の松井 広(まつい こう)准教授の
グループは、細胞活動を光で自在に操作
する新技術を用いて、脳のグリア細胞の
新しい役割を発見しました。
 
 今回の研究では、
(1)グリア細胞から神経伝達物質として
   働くグルタミン酸が放出され、
   学習等の脳機能に影響を与えている
   こと、
(2)グリア細胞の異常な活動が過剰な
   グルタミン酸の放出を引き起こし、
   その結果、脳細胞死が生じることを
   明らかにしました。
 
 また、これまでに、脳虚血時には組織の
アシドーシス(酸性化)が起こるとともに、
どこからか過剰なグルタミン酸が放出
されることは分かっていたのですが、
今回、
 
(3)グリア細胞内の酸性化がグリア細胞
   からのグルタミン酸放出の直接の
   引き金となるという、新規の
   メカニズムも発見しました。
 
 さらに本研究では、
(4)光操作技術でグリア細胞を
   アルカリ化するとグルタミン酸放出
   が抑制され、虚血時における
   脳細胞死の進行を緩和できること
   が分かりました。
 
 これらの知見は、脳梗塞などの新たな
治療につながるものと期待されます。
 
 本研究結果は2014年1月22日付
(日本時間1月23日)のNeuron誌に
掲載されます。
 
 
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 Good Newsです。
 
>グリア細胞をアルカリ化すると
>グルタミン酸放出が抑制され、虚血時
>における脳細胞死の進行を緩和できる
>ことが分かりました。
>これらの知見は、脳梗塞などの新たな
>治療につながるものと期待されます。
 
 期待したい。
 
 この方法で脳梗塞などの後遺症の程度を
緩和出来ると良いですね。

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2014年1月24日 (金)

アルツハイマー病も血液1滴で検査

2014年1月23日
サイエンスポータル編集ニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 愛知県と国立長寿医療研究センター、
豊橋技術科学大学などは、1滴の血液や尿に
含まれる成分を半導体センサーで簡単、
迅速に検出する技術を開発したと発表した。
 
 特定の物質に対する免疫反応で生じた
微小な電位差を読み取るもので、
アルツハイマー病の原因物質とされる
アミロイドβ(ベータ)タンパク質を、
従来の方法では数時間かかったのに比べ、
約10分で検出することに成功した。
 
 1検体当たり100円以下の費用で、
糖尿病や感染症などの診断や検査にも
利用できることから、2015年度末まで
に検査キットを実用化させるという。
 
 新技術は、同センターが開発した
「マイクロビーズ」と、同大学が開発した
半導体イメージセンサーを組み合わせた。
 
 マイクロビーズは、病因物質などの異物
に反応する“抗体”を化学処理によって
球面に固定した直径0.2~3
マイクロメートル(1マイクロは100万分の1)
の磁気微粒子で、センサーの分離膜の上に、
例えば血液を1滴たらすと、
128×128ピクセルのマス目の1個ずつが、
血液中の異物と抗体とが反応して生じる
微小な電位の変化を個別に感知する。
 
 これを読み出し装置にかけて、全体の
電位差を検出する。
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 良いですね~
 
>1検体当たり100円以下の費用で、
>糖尿病や感染症などの診断や検査
>にも利用できる。
 と言うのが素晴らしい。
 
>2015年度末までに検査キットを実用化
>させる
 
 ということなので期待したい。

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原子炉の核燃料、宇宙線で位置特定 福島第1調査に応用も

2014/1/23 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 高エネルギー加速器研究機構、筑波大学
などの研究グループは23日、宇宙線の
ミュー粒子を使って原子力発電所の
建屋内部にある核燃料の位置や大きさを
特定することに成功したと発表した。
 
 事故で核燃料が溶け落ちたとされる
東京電力福島第1原子力発電所の調査に
応用できると期待している。
 
 研究グループは日本原子力発電の
東海第2発電所を使って2012年2月から
13年12月まで調査した。
 
 原子炉建屋から30~60メートルの離れた
計3カ所に計測装置を設置。
 
 宇宙から斜めに降り注ぐミュー粒子を
手がかりに調べたところ、使用済み
核燃料プールに保管された核燃料の位置
などが分かった。
 
 格納容器の場所と大きさも含めて、
建屋を周囲から見たイメージも得られた。
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 素晴らしい。
 
 すごく期待したい。
 
 詳細はこちらを
2014/1/22
 
 なにせ、溶け落ちた核燃料がどこに、
どのように散らばっているのか、何も
わからない状態。
 
 こんなに不安なことはない。
 
 ちょっと希望が見えたような気がする。
 
 関連投稿です。
2012年1月10日

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リビングウィル6割超賛成…岡山

2014年1月23日 読売新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 終末期医療への意思を、伝えられない
状態になる前にあらかじめ書面で明らか
にしておく「リビングウィル(LW)」
について、岡山県民の7割以上が
「知らなかった」とする一方、
意味を伝えたうえで賛否を尋ねたところ、
6割以上が「賛成する」という結果に
なったことが、県の調査でわかった。
 
 担当者は「本人の望まない治療を
受けない選択肢があることを、
広く知らせる必要がある」としている。
 
 「余命6か月程度か、それ以下と
告げられた場合、延命医療を望むか」との
問いには、「どちらかというと―」を
含めて「望まない」が75・5%で、
60歳代以上では80%を超えた。
 
 「望む」はわずか6・3%だった。
 
 「余命宣告があった場合、療養生活は
どこで送りたいか」については、
「最期まで自宅」は11・7%だったが、
自宅で療養し、必要になれば
「緩和ケア病棟に入院」
「今まで通った医療機関に入院」を
合わせると46・4%を占め、全回答者の
6割近くが“自宅派”となった。
 
 県では今年度、在宅医療を普及させる
ため、地域で医療・介護分野の事業者の
連携や整備を目指す
「在宅医療連携拠点事業」が始まった。
 
 来年度は同事業で、LWの書面表示に
ついても普及啓発に乗り出す予定で、
県医療推進課の土橋酉紀(ゆうき)主任は
「調査結果を分析し、延命医療や地域での
『みとり』のあり方に反映させたい」
と話している。
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 「リビングウィル」意外に知られて
いないんですね。
 
 もっと周知しないといけないと
思います。
 
 ただ、『みとり』を自宅で、というのは
現状では極めて難しいと思います。
 
 この話は例外中の例外だと思う。
 
 こんな先生のいる所に住みたいと
思いました。
 
 現実には「緩和ケア病棟」は存在
しないに等しい。
 うっかり病院に入院したら、そこは
「緩和ケア病棟」ではないし、
 
 現在あるホスピスは本来の緩和ケア
をほどこす所とはほど遠いような気が
する。(私の身の周りで聞いた話しです。
本来の意味のホスピスもあるはずとは思う)
 
 とにかく理想とはほど遠い。
 
 何にせよ、私はLWは明確にしておきたい
と思っています。

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2014年1月23日 (木)

ノーベル賞受賞者利根川進氏による日本の脳研究の現状とこれから

2014/01/15 マイナビニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
脳科学を扱う部門の脳科学総合研究
センター(BSI:Brain Science Institute)
の紹介と、利根川センター長の講演内容
になります。
 
--------------------------------------
 最近、日本では米国の国立衛生研究所
(NIH:National Institutes of Health)の
モデルを使って、応用研究に国がもっと
投資するようにしようという政府の動き
がある。
 
 この動きに対して、利根川センター長は
信じられないという。
 
 NIHは応用研究だけを追求している組織
ではなく、研究者が申請することで
日本の科学研究費(科研費)に当たるもの
を助成するようなことを主に行っている
組織である。
 
 そのため、NIHが研究費を助成している
のは、ほとんどが基礎研究だという。
 
 応用研究のみに的を絞って活動している
わけではないのである。
 
 基礎研究によって成果が出て応用研究に
役立つ可能性が出てきたとすれば、それは
もちろんスルーするわけではない。
 
 しかし、基本は基礎研究に注力している
というわけだ。
 
 ところが、日本では政府関係者の誰かが
誤解してしまい、応用研究を主眼にした
日本版NIHを作るとし、そこにかけるお金を
新たに用意するのではなく、日本の
基礎研究に使われていた科研費をかなり
減らしてその分を回して、もっと
応用研究を盛んにするようにする、
というのである。
 
 こんなことは、信じられないと利根川
センター長はいう。
 
 そして、「こんなことが起こると、
大変なことになる」とも続ける。
 
 利根川センター長は、このように、
世の中の数多くの人命を救うなどとても
役に立っている薬剤はすべて基礎研究が
あって生まれてきたものであり、
基礎研究がなかったら応用も何もない
ことを理解してほしいとした。
 
 続いて、税金をどのように研究に使うか、
という話。
 
 よく、科学者・研究者に対しては、
「これだけ税金を使っているのだから、
社会に役立つことをやれ」ということが
良く言われるという。
 
 「これだけ金を使っているんだから、
早くアルツハイマーなどの薬を開発しろ!」
などというわけだ。
 
 アルツハイマーの特効薬を早く作れ、
などといわれても、実際のところ、
まだ記憶の仕組みも一部しかわかって
おらず、まだまだわからないことが
山ほどあるのだ。
 
 よって、「そんな簡単にはできません」
と利根川センター長は断言。
 
 基礎研究というものは時間がかかり、
やってみないとわからないことも
いっぱいあり、月にロケットを飛ばす
といったこととはまた全然違うのだ
という。
 
 基礎研究は、現在とることが可能な
手段を使って研究しようということなので、
「5年以内に薬を作れ」などといわれても、
「そんなものはできるかどうかわからない。
 
 できるかも知れないけど、できないかも
知れない」のである。
 
 基礎研究はそういう研究だからこそ、
国が税金を使って長期のサポートをして
やるべきもの、というわけだ。
 
 その結果としてある程度の基礎知識を
得られたら、それを薬の開発に役立てて
いこうというのは、本来は企業がやるべき
ものであるとする。
 
 薬の開発は国がやるべきものではなく、
世界でも企業が行っているのが当たり前
だという。
 
 日本の場合、ベンチャーキャピタルが
少ないことがまず違うとする。
 
 利根川センター長が個人的に思うところ
としては、投資の見返りを求めるので
あれば、大学やBSIのような基礎研究を
やっているところに、
トランスレーショナルリサーチをやれ
というのではなくて、ベンチャーキャピタル
を育む政策を、もっと強く導入すべきだ
とした。
 
 例えば、ベンチャーキャピタルを作ろう
としている人たちを税制措置で優遇する
などして育てるべきだろうという。
 
 利根川センター長は米国の様子を見て
きており、肌でそうしたことを感じて
いるとしている。
 
 「脳科学の将来について」。
 
 先ほども触れられたことだが、脳科学は
ほかの科学の分野に比べて後発である。
 
 なぜ後発かというのは、複雑だからだ。
 
 1990年代は米国コングレス脳神経
外科学会が「脳の10年
(ディケイド・オブ・ザ・ブレイン)」と
宣言し、脳科学をもっと進展させよう
ということで、それを実施してきた。
 
 現代の科学技術で10年という時間を
かけて調べればさまざまなことが
わかりそうだが、利根川センター長
によれば「たったの10年なんかで脳が
わかるわけがない」という。
 
 この21世紀こそが(宣言されたわけ
ではないが)、「脳の世紀」ということ
で、100年をかけてさまざまな発見が続く
だろうが、実際には「1世紀程度では
全容が解明するわけなんかない」という。
 
 そのぐらい脳はわからないものなのだ。
 
 それにも関わらず、日本では、誰が
いい出したのかはわからないということ
だが(税金を分配する人たちらしいが)、
日本でもかなりの額を脳研究に投資して
おり、終わってから10年経つのだから、
「もういいだろう」という声が上がって
いるとする。
 
 これだけ投資したのだから、もっと
ほかのところに投資すべきだと。
 
 利根川センター長は、そういう話を
聞くと、そんなことをいい出す人は
「まったくサイエンスがわかっていない」
とした。
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 全く同感です。
 
 科学者はたいへんですね。
 
 こんな状況では、優秀な研究者は
米国へ行きたくなって当然だと思います。
 
 本当の研究ができる所へ、
 
好奇心を満たせるところ、
 
知りたいことを追求出来る所へ、
行きたくなりますね。
 
 

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高速道路の老朽化対策に3兆円 2千キロ、3社試算

2014年1月22日 朝日新聞デジタル
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 東日本、中日本、西日本の高速道路3社
は22日、古くなった道路や橋、上下線
合わせて約2110キロを造り直したり
補修したりするために約3兆200億円が
必要とする試算を明らかにした。
 
 ただ対象区間は、3社の高速道路の
約1割にすぎない。
 
 時間がたち、老朽化が進めば費用は
さらに膨らむ。
 
 来年度にも工事を始め、約15年間
かかる見通し。
 
 財源は2050年としていた高速道路の
無料化を先延ばしすることでまかなう方針
だ。
 
 3社は昨年4月、5兆4千億円かかる
との試算を公表したが、今回は緊急性の
高い区間に絞った。
---------------------------------------
 
 良く理解出来ません。
 
 こんなことは初めからわかっていたこと
ではないのでしょうか?
 
 道路の傷み具合は常に監視していたはず
ですよね。
 
 地方自治体の管理する道路等はもちろん
高速道路は独立した会社です。
 
 その会社が自分の財産の管理すら
まともに出来ていない。
 
ひどい話しです。
 
 関連記事です。
2013年12月26日 朝日新聞デジタル
 
 あきれてものも言えない。
 何が想定外だと思う。
 そして誰も責任をとらない。
 
 全て国民にしわ寄せ。
 「高速無料化、2065年に延期か」
ですから、
 
 本当にいい加減。

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2014年1月22日 (水)

南より西向き有利 米国発、太陽光発電の「意外な事実」

2014/1/21 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
 米テキサス州オースチンで行われている
「ピーカンストリートプロジェクト」から
太陽光パネルに関する興味深いレポートが
報告された。
 
 住宅の屋根に設置する太陽光パネルが、
南向きよりも西向きの方が系統電力網
への負担が軽くなり、信頼性向上に
効果的という内容だ。
 
-----
 「これはテキサス州に当てはまること
であり、他の地域に当てはまるとは限ら
ない」(同氏)。
 
 もっと北に位置する地域であれば、
風力やバイオマスなど太陽光より適した
再生可能エネルギーがあるかもしれない。
 
 電力ピークの時間帯も異なるだろう。
 
 消費者の行動を分析し、その地域に
あった省エネ方法を見つけることが
重要である。
 
-----
 プロジェクトで収集したデータは、
スペインのマドリッド大学や
オーストラリアの南クイーンズ大学、
インドのムンバイ大学とインド技術研究所
など15カ国、計50の大学・研究機関と
共有している。
 
 1年に2回、会議を開催し、各大学の
研究者と情報交換や議論を交わしている。
 
 アジア地域からは、インドの他にも
台湾が参加している。
 
 今のところ日本の大学は参加していない
が、「是非とも日本の大学にも参加して
ほしい」(同氏)と歓迎ムードだ。
---------------------------------------
 
 興味深いプロジェクトです。
 
 せっかく太陽光パネルを設置している
のだからこういう研究はあってしかるべき
もの。
 
 米国より、日本の方がもっとこの種の
研究は盛んに行われるべきことだと思う
のですが、日本は消極的ですね。
 
 本気で再生可能エネルギーを導入
しようと思っているのかな?
 
 と考えてしまう。

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石炭火力、CO2減らし復権へ 高効率発電に挑む

2014/1/21 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 石炭火力発電所が国内で再び脚光を
浴びるような場面が、近い将来に実現する
かもしれない。
 
 石炭は埋蔵量が天然ガスや石油と比べて
多く、今後100年以上にわたって採掘できる
との推測もある。
 
 石油のように埋蔵場所が中東など
一部地域に集中しているわけではないこと
も利点。
 
 価格も比較的安定している。
 
 これらの点では火力発電の燃料として、
石炭の評価は高い。
 
 問題は二酸化炭素(CO2)の排出量が
多いことだ。
 
 既存の一般的な石炭火力発電所では
石油火力よりもCO2排出量が約3割多く、
天然ガス火力と比べれば6割増に達すると
されている。
 
 このことが問題視され、特に国内では
新設へのハードルは低くない。
 
 変化の兆しはある。
 
 三菱重工業の内田聡・火力発電システム
事業部副事業部長は「燃焼温度が
セ氏600度を超えるような高効率の
発電システムは今後有望だ」と語る。
 
 現在は窒素酸化物(NOx)の排出が
少ないバーナーなどの開発を進めており、
実用化の時期を探っている段階だ。
 
 さらにはIGCC(石炭ガス化複合発電)
も視野に入れる。
 
 IGCCは石炭をガス化し、
ガスタービン・コンバインドサイクル発電
(GTCC)と組み合わせるシステムを
指し、従来の一般的な石炭火力と比べて
発電効率が最大で約2割高まるとされて
いる。
 
 発電効率を向上できれば、それと同率
のCO2削減が見込める。
 
 電力の安定供給とCO2排出抑制を両立
できる石炭火力発電に関する技術開発は、
今後一段と加速しそうだ。
 
 日本発の技術が世界で主流になることも
あり得る。
---------------------------------------
 
 石炭火力発電、有望だと思います。
 
 ちなみに資源毎の「可採埋蔵量」は、
「主な地下資源の可採年数は、石油が
46.2年、石炭が118年、天然ガスが58.6年、
ウランが100年以上とされている。」
 (シェールガスが出てきたのでその分
ガスの埋蔵量は増える)
 
 「可採埋蔵量」からみるとウランも
かなりあるようですが、一つしかない
地球を汚染し、しかも制御出来ない
生成物を生む原子力発電は論外としたい。
 
 最終処分場も地盤の安定している大国
を除けば設置など出来ないと思う。
 
 持続可能なエネルギーでなければ
利用し続けることは不可能。
=再生可能エネルギーを利用する意外に
 ない。
 
 核融合という手は、今の所実現の可能性
が低いので当面当てにしない。
 汚染物質も出ないわけではない。
 
 再生可能エネルギーを主たる電源として
安定的な電源ネットワークを構築するには
多くの時間が必要だと思います。
 その為の安定エネルギーとして石炭火力
は有望ではないかと思う。

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2014年1月21日 (火)

延ばせデータの寿命 消えない記録媒体へ新技術続々

2014年1月20日 朝日新聞デジタル
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 映像、画像、文書、数字、
プログラム……。
 
 コンピューターの発達で、人類が生み出す
情報の量は爆発的に増え、記録する技術も
進歩してきた。
 
 ただ、デジタルデータを壁画や古文書
のように数百年以上安定して保存できる
媒体はまだない。
 
 超長期の保存をめざす
「消えない記録媒体」の技術開発が
進んでいる。
 
■保存先の素材が劣化
 
 デジタルデータは「0」と「1」で
表現される。
 
 理論上劣化はしない。
 
 ただ、データを保存する媒体の金属や
樹脂などの素材は劣化する。
 
 慶応大の黒田忠広教授らは「デジタル
ロゼッタストーン」という技術を提案
している。
 
 多数の半導体メモリーをシリコン酸化膜
の中に閉じ込め、腐食を防ぐ。
 
 データは鉄道やバスのICカードのように
無線で読み取り、摩耗を避ける。
 
 理論上の寿命は1千年。
 
 読み出し速度は代表的なICカードの
約1千倍で実用化を目指す。
 
 黒田さんは「20年にはDVD
約60枚分の容量が、1千円程度で実現
できるでしょう」と予測する。
---------------------------------------
 
 上記以外にも、DNAに書き込むという
技術もあります。
 今もこの技術が世界最先端だそうです。
 
 実は、現在良く使われているDVDなどの
媒体の寿命は短く、
DVDの寿命は10年ほど」と言われてます。
興味のある方は上記のリンクをどうぞ、

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インスリン分泌細胞、10倍多く作製 熊本大チーム

2014年1月20日 朝日新聞デジタル
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
有料記事です。
 
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 マウスのES細胞(胚〈はい〉性幹細胞)
から、インスリンを分泌する膵臓の
ベータ細胞を大量に作ることに、熊本大学の
粂昭苑教授らのチームが成功した。
 
 従来、ES細胞やiPS細胞から
ベータ細胞を作っても、インスリンの分泌量
は少なかった。
 
 糖尿病治療に応用できそうだ。
 
 従来より10倍以上多く作れ、インスリン
の分泌量は200倍以上で、糖尿病の
マウスに移植したら血糖値が正常に
下がった。
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 素晴らしい成果ですね。
 
 糖尿病治療の有力な候補になりそうです。
 期待したい。

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ナノテクにより光触媒の性能を大幅に向上

2014.01.17
物質・材料研究機構プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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1.独立行政法人物質・材料研究機構
  高分子材料ユニットは、京都大学
  化学研究所と共同研究で、
  ナノテクノロジーの光への利用で、
  可視光でも活性化できる光触媒材料の
  開発に成功した。
 
2.酸化チタンは、紫外光照射により
  水分解を起こすことが発見されて以来、
  光触媒として幅広い分野で応用研究が
  進められている。
  二酸化チタン光触媒は、有害ガス等の
  分解で実用化されているが、太陽光に
  含まれる紫外光が僅かなため、太陽光
  を利用した水分解への応用までは
  至っていない。
  可視光応答を良くするため、
  二酸化チタンの改良や、二酸化チタン
  以外の材料の研究が行われているが、
  いずれも性能は不十分であった。
 
3.本研究では、二酸化チタン光触媒を、
  配列した金属ナノ粒子にナノメートル
  (10億分の1メートル)程度に近接
  させて固定し、金属ナノ粒子間の微小
  な間隙で生じる強い光の非線形性4)を
  利用した。
  これにより、太陽光の主成分である
  可視光を用いて、紫外光に相当する
  光励起を引き起こすことが可能と
  なった。
  実際、染色色素の分解反応で調べると、
  新たな光触媒の可視光照射時の
  反応速度が二酸化チタン単独の場合の
  6.5倍であることが分かった。
 
5.本成果は、既に特許出願されており、
  Light: Science & Applications誌の
  オンライン版で2014年1月17日午後5時
  (日本時間)に掲載される予定である。
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 素晴らしいですね。
 
>水分解による水素製造や二酸化炭素の
>還元による燃料・資源の合成などへの
>応用を可能とする。
 と言っています。
 
 既にウイルス・細菌などの除菌に
ついては実用化されています。
 参考リンク
2013年6月24日
 
 残っているのは、上記の実現です。
 期待したい。

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2014年1月19日 (日)

遺伝子治療、失明治療に有望性示す

2014年1月16日
ウオールストリートジャーナル
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 科学者はまれな不治の眼病の患者に
欠けている遺伝子を健常な遺伝子と
置き換えることで、患者の視力を改善
した。
 
 これは5万人に1人がかかる先天性
脈絡膜欠如という退化性の眼疾患で、
単一の遺伝子が欠如していることで発症し、
失明につながる。
 
 英医学専門誌「ランセット」に15日掲載
された第1相臨床試験の結果で、研究者は
不活性化したウイルスを用いて、網膜に
実験室で作られた健常な遺伝子を
数十億個運んだ。
 
 これがこの疾患で欠如している光を
感知する光覚細胞の機能を回復させた
もよう。
 
 この治験を主導した
英オックスフォード大学の眼科教授
ロバート・マクラーレン氏は
「視力の改善の度合いに驚いた」と
述べた。
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 遺伝子治療いよいよ治験のフェーズに
入ったようです。
 
 いろいろ出てくると思います。
 今後に期待ですね。
 
 遺伝子治療関連記事です。
2014年1月16日 MTPRO
 
 残念ながら医師、医療関係者でないと
閲覧できないようです。
 何故かな? 残念です。

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食中毒の脳症に治療法 ステロイド投与が有効

2014/1/18 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 腸管出血性大腸菌による食中毒で、
けいれんや昏睡(こんすい)に陥って死ぬ
こともある脳症を起こした重症患者には、
大量のステロイドを短期間に注射する治療
が有効なことを東京大や富山大などの
チームが突き止めた。
 
 17日付の米科学誌ニューロロジー電子版
に発表した。
 
 2011年にユッケなどを食べた5人が死亡
した焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」
の大腸菌O111による集団食中毒の
治療記録を解析して判明した。
 
 当初は血漿(けっしょう)交換などの
治療をしていたが、ステロイドの投与を
始めると死亡例はなくなり、この治療を
受けた脳症患者12人のうち11人は後遺症
もなく回復した。
 
 インフルエンザウイルスによる脳症で
ステロイドが使われていることを参考に
したという。
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 不思議ですね。
 
 脳の炎症に対する対処の方法として
何故ステロイドが使われなかったのかな?
 
 ステロイドは免疫、炎症を強力に抑える力
があることは素人でもわかる。
 
 多発性硬化症での例を想定すると
素人としては、ステロイドの使用を
まず考えますが?
 
 そんなに単純な話しではないの
かな?

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免疫機能を高める食べ物

2014年1月17日 健康美容EXPOニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
 ご参考です。
 
 普通に食べているものですね。

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2014年1月18日 (土)

宇宙観測技術で眼底診断 補償光学の医療応用

2014年1月14日配信
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 遥か宇宙の彼方の天体を撮影する時に、
問題となる大気の揺らぎを解決する為に
生まれた「補償光学」。
 
 長い間の宇宙観測によって育まれてきた、
映像の歪みを補正するこの技術が、今、
医療分野に貢献しようとしています。
 
 補償光学を応用した技術開発の最前線を
紹介します。
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 素晴らしいですね。
 
 より精密な眼底診断が出来るように
なるだけでなく、糖尿病の初期診断にも
応用出来るようになるそうです。

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改ざん告発、厚労省漏洩 代表者の教授に アルツハイマー病研究

2014年1月18日 朝日新聞デジタル
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
有料記事です。
 
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 アルツハイマー病の治療法確立を目指す
国家プロジェクト
「J―ADNI(アドニ)」を巡り、
厚生労働省が臨床研究データの改ざんを
指摘する実名入りの内部告発メールを
無断で告発対象の研究チームの責任者に
転送していたことが分かった。
 
 内部告発者の人権を著しく損なう行為
で、国家公務員法(守秘義務)や内規に
触れる可能性もある。
 
 厚労省が国家プロジェクトを守るため
疑惑をもみ消そうとしたとの疑念も招いて
おり、厚労省の調査への信頼が揺らぐのは
必至だ。
 
-----
 厚労省の漏洩(ろうえい)で告発者の
名が業界内で知られる事態となり、
 
告発者は取材に「私が悪者で研究の信頼性
を損なわせたという評価が研究者の間に
広まった。
 名誉毀損(きそん)だ」と主張。
 「厚労省が疑惑をもみ消そうとしている
のでは」と話している。
 
-----
 国家公務員法は職務上知り得た秘密を
漏らすことを禁止。
 
 国の公益通報者保護法のガイドライン
は、内部告発者を守るための基本的な事項
として「通報者が特定されないよう十分に
配慮する」と明記している。
---------------------------------------
 
 内部告発者が全く守られないだけでなく、
本来罰せられるべき人が罰せられないとは
ひどい話しだと思う。
 
 転送する専門家はどういう判断なのか?
 改ざんの調査をするでもなく、
 改ざんを指示している組織の責任者に
送るとはどういう神経なのか?
 
 公益通報者保護法はどういう位置づけ
なんでしょうか?
 
 内部告発はいろいろ出てきていますが、
公益通報者保護法はきちんと機能して
いるのでしょうか?
 
 極めて疑問。
 
 これでは組織の改善はほど遠い。
 
 なんとも情けない状況です。

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2014年1月17日 (金)

光を捕集する「人工の葉」を開発-植物の光合成に匹敵する人工光合成の実現にめど-

2014.01.14 東京工業大学ニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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要点
 
・植物の光合成と同様、2段階のエネルギー
 移動で光を捕集
・単位面積当たりの光量が少ない太陽光を
 安価な有機分子で集光し、人工光合成の
 反応中心へ効率よく光エネルギーを集約
・高価で稀少な人工光合成用の光触媒の
 使用量を大幅に減らせる
 
 
-----
概要
 
 東京工業大学理工学研究科の石谷治教授
と豊田中央研究所の稲垣伸二シニア
フェローの共同研究チームは、2段階の
エネルギー移動で、光を効率よく捕集する
分子システムを初めて開発した。
 
 これは太陽エネルギーを高効率で
化学エネルギーに変換する植物の光合成に
匹敵する人工光合成の実現につながる
成果だ。
 
 光を吸収する有機分子を多量に、しかも
規則正しく配置した壁で構成される
多孔質材料のメソポーラス有機シリカ
(PMO、用語1)に金属錯体を導入すること
により、400個を超える有機分子が吸収した
光エネルギーを、まず5つの金属錯体が
集め、最終的に一つの分子に集約すること
ができた。
 
 この光捕集システムを、二酸化炭素の
還元資源化や水からの水素発生を駆動する
光触媒(用語2)と融合することで、
人工光合成系の開発につながる。
 
 地球温暖化と化石資源の枯渇の緩和に
役立つと期待される。
 
 この成果は英国化学会の機関誌
「Chemistryworld」で10月に紹介され、
「Chemical Sciences」に2014年に
掲載される。
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 人口光合成の研究、少しずつですが、
進歩しているようです。
 
>単位面積当たりの光量が少ない太陽光
>を安価な有機分子で集光し、
>人工光合成の反応中心へ効率よく
>光エネルギーを集約
 
 と言うのがミソのようですが、
 どの程度期待して良いのかな?
 
 関連リンクです。
 これはパナソニックの研究ですね。
 かなり商業化に近いもののようです。
2013年12月 9日

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ALPS性能不良、稼働のメド立たず…福島第一

2014年1月14日 読売新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 東京電力が福島第一原子力発電所で
試験運転中の新型浄化装置「ALPS
(アルプス)」について、原子力規制庁は
14日の記者会見で、目標通りの性能が
出ておらず、いつ本格稼働できるか分から
ないことを明らかにした。
 
 汚染水に含まれる63種類の放射性物質
のうち、62種類をほぼ完全に除去できる
はずだったが、ヨウ素など一部の物質の
除去性能が目標を下回り、改良を加えて
いるという。
---------------------------------------
 
 情けない話しです。
 
 自分で制御できないものを安全だと
言う。
 
 どこが安全なのか?
 
 万一事故になっても安全に収束できない
のはおかしい。
 
 安全だと言っていたのだから、
さっさと除染を修了させ、住民を
皆、元通りに戻してください。
 
 最終処分場も確保し、汚染物は安全に
保管してくださいね。
 
 どうしてこんな状態なのに原発の稼働
を許可するのでしょうか?
 
 せめて最終処分場は確保してください。
 
 原発の敷地内にいつまでも置いておく
つもりかな?

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2014年1月15日 (水)

メタルフリーのプロトン型大容量キャパシタの開発に成功

2014年1月 8日 東北大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 東北大学多元物質科学研究所の本間格
教授、笘居高明助教らの研究グループは、
安価な有機分子と炭素材料から成る、
水系大容量電気化学キャパシタを開発
しました。
 
 この安全・安価なメタルフリーの
プロトン型大容量キャパシタは、従来、
キャパシタデバイスと鉛蓄電池との
ハイブリッドシステムによって補われて
いた、高パワー密度と大容量の両立が
必要となる産業用バックアップ電源
システムを単一のデバイスで置き換える
ことが出来、将来的にはスマートグリッド
用大規模蓄電システムとしての産業的展開
が期待されます。
---------------------------------------
 
 良さそうです。
 
 今後の電力ネットワークには大規模蓄電
システムが必須となります。
 
 安価というのは魅力ですね。
 
 今後に期待したい。

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iPS細胞:作製で染色体異常を修復 移植治療応用に期待

2014年01月13日 毎日新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 山中伸弥京都大教授が参加する
米グラッドストーン研究所
(サンフランシスコ)などの研究グループ
は12日、染色体異常の一種
「リング染色体」を持つ患者から
iPS細胞(人工多能性幹細胞)を作製
したところ、染色体異常が自己修復される
ことを発見したと発表した。
 
 修復されたiPS細胞から臓器などを
作って移植治療に応用したり、新たな
染色体治療につながる可能性があると
いう。
 
 13日付の英科学誌「ネイチャー」
オンライン版に掲載される。
 
 リング染色体は、一対の染色体のうち
1本が環状になるなどの異常で、さまざま
な発育不良やがんと関係があることが
知られている。
 
 グラッドストーン研究所の林洋平研究員
(幹細胞生物学)は「iPS細胞作製の
過程で染色体が自己修復されるという発見
は画期的。
 
 今後、このiPS細胞を特定の臓器など
へ分化誘導し、安全性を確認したい」
としている。
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 画期的ですね。
 
 「自己修復される」というのは思っても
見なかったものだと思います。
 
 今後に期待したい。

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2014年1月14日 (火)

JAXA|小惑星探査機「はやぶさ2」

2013年11月20日更新
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
>「はやぶさ2」の打ち上げは2014年度を
>予定しています。
>C型小惑星に到着するのは2018年半ばで、
>1年半ほど小惑星に滞在して2019年末頃
>に小惑星から出発、そして2020年末頃
>に地球に帰還する予定です。
 
 思っていたより早い打ち上げ予定
ですね。
 
 帰還予定は2020年末頃。
 と言うことは、東京オリンピック
のある年の年末です。
 
 今度はトラブルなく行くかな?
 上手く行くと良いな~

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若返らせて神経細胞作る 認知症治療に期待 慶大・理研

2014年1月14日 朝日新聞デジタル
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 衰えた神経幹細胞を若返らせ、脳など
で情報を伝達するニューロン(神経細胞)
を再び作り出させることに、慶応大と
理化学研究所のチームが成功した。
 
 神経幹細胞は神経の様々な細胞を作る
が、ニューロンを作る能力は徐々に衰え
回復しないことが知られている。
 
 今回の成果は、神経細胞がこわれること
で起こる認知症やパーキンソン病の治療に
役立つと期待される。
 
 神経幹細胞は初めは主にニューロンを
作る。
 
 だが、次第にニューロンの活動を支える
「グリア細胞」ばかり作るようになる。
 
 数も減り、大人では脳のごく一部でしか
残っていない。
 
 チームは、マウスの神経幹細胞を使い、
ニューロンを作り出す初期の状態で必要な
マイクロRNA(リボ核酸)という分子を
特定。
 
 衰えてニューロンを作らなくなった
神経幹細胞でこの分子を働かせると、
ニューロンを作る状態に戻った。
 
 岡野栄之・慶応大教授は「この分子を
神経幹細胞が残っている海馬などで
働かせられれば、記憶回復なども見込める
かもしれない」と話す。
 
 米科学アカデミー紀要で発表する。
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 素晴らしい発見ですね。
 
 期待したい。
 
 関連リンクです。
2014/01/14  慶應義塾大学医学部
独立行政法人理化学研究所
プレスリリース

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2014年1月13日 (月)

iPS細胞を安全に効率培養 京大、味の素などと新手法

2014/1/9 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 京都大学iPS細胞研究所は味の素など
と共同で、iPS細胞の新しい培養法を
開発した。
 
 ウシの血液など動物から採った材料を
使わずに大量に増やすことができ、
iPS細胞を治療に使う際の感染症リスク
が大幅に減る。
 
 培養効率も従来法の30倍以上だった。
 
 iPS細胞による治療は、理化学研究所
などの研究チームにより今年夏から目の
難病を対象に本格的に始まる。
 
 今後の再生医療の普及を促す成果と
いえそうだ。
 
 研究には大阪大学、ニッピも参加した。
 
 成果は8日、英科学誌
「サイエンティフィック・リポーツ」に
掲載された。
 
 新培養法は細胞を増やすのに欠かせない
「足場」と「培養液」にマウスやウシ、
ブタ由来の材料を使わない。
 
 BSE(牛海綿状脳症)といった動物が
持つ病原体にiPS細胞が汚染される
リスクがなくなる。
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 良さそうですね。
 
>今後、この備蓄に新培養法を採用するか
>どうかを検討する。
 
 今後に期待したい。

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研究成果「神経変性疾患の進行を予測する新手法開発」のお知らせ

2013 年 2 月 4 日
独立行政法人理化学研究所
分子イメージング科学研究センター
岐阜市立岐阜薬科大学
プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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研究内容
 
 理化学研究所と岐阜薬科大学は、
神経変性の動物モデルとして緑内障モデル
サルを用い、神経変性疾患の早期診断や
病態把握を行う共同研究をおこなって
きました。
 
 緑内障は日本における失明原因の第一位
の疾患で、40 歳以上の 5%にみられる非常
に発症頻度の高い疾患です。
 
 その原因は、何らかの理由で眼圧が
長期間にわたって高いままになり、
その結果視神経や網膜が傷つくためと
考えられています。
 
 しかし近年、障害を受けるのは視神経
だけでなく、目からの情報を受け取る脳の
神経にも変性が起きていることがわかり、
神経変性疾患としての治療ターゲットと
考えられるようになりました。
 
 そのため緑内障を早期に確実に診断
できる新しい方法の開発が望まれており、
分子イメージング科学研究センターは
これまでにもPET(陽電子放出断層画像法)
という分子イメージング技術により緑内障
モデル動物を生きたままで非侵襲的に
調べる研究を行うことで、早期診断に
有用な PET 検査法について研究成果を報告
しています
(参考:理研分子イメージング科学研究
センターWeb サイト
「ニュース&インフォメーション2012
年 2 月 6 日:PET 検査で緑内障を早期に
見つける(-目の病気を脳で調べる新しい
診断法-)。
 
 今回共同研究グループは、脳内の
神経線維を MRI で画像化する
拡散テンソル画像法を用いて 5 頭の
緑内障モデルサルの脳を調べ、網膜と
視覚野を結ぶ神経が変性する様子を詳しく
解析しました。
 
 その結果、緑内障が進行した時の正常な
神経線維の割合は、眼圧の高さと経過時間
を累積した値(累積神経変性リスク)と
指数関数的な相関を示すことが分かり
ました(図1A)。
 
 このことは、眼圧の異常がいつ、
どの程度生じたかの情報があれば、脳内の
神経変性を予測できることを示します。
 
 これを検証するため、5 頭の個体の
緑内障の経過を継続的に調べたところ、
累積神経変性リスクから予測された
神経変性の程度と、拡散テンソル法で
実際に観察された神経線維の状態は
よく一致することがわかりました
(図1B)。
 
 したがって、この予測方法を用いること
で、新しい治療を施した際に神経変性が
どの程度抑制されたかなど、症状の
進行・治療効果の予測を従来よりも高い
精度で行うことが可能となります
(図1C)。
 
 今回開発した予測方法は、緑内障
のみならず、新規薬剤や治療法の評価が
難しいとされてきた神経変性疾患全般に
応用できる可能性があります。
 
 神経変性の原因となるリスクと
拡散テンソル画像による診断を
組み合わせることにより、神経変性の進行
の予測や治療評価を行い、今後の
薬剤・治療法開発のスピードと精度を
上げることが期待できます。
---------------------------------------
 
>緑内障は、その原因は、何らかの理由
>で眼圧が長期間にわたって高いままに
>なり、その結果視神経や網膜が傷つく
>ためと考えられています。
 
>しかし近年、障害を受けるのは視神経
>だけでなく、目からの情報を受け取る
>脳の神経にも変性が起きていることが
>わかり、神経変性疾患としての
>治療ターゲットと考えられるように
>なりました。
 
 そうなんですか、知りませんでした。
 
 眼圧の異常→網膜及び視神経の異常
→脳の神経変性
 の順で異常が起こるということかな?
 
 ということは、正常眼圧緑内障では
 網膜及び視神経の異常→脳の神経変性
 となるのかな?
 
>神経変性の原因となるリスクと
>拡散テンソル画像による診断を
>組み合わせることにより、神経変性
>の進行の予測や治療評価を行い、
>今後の薬剤・治療法開発のスピード
>と精度を上げることが期待できます
 
 と言っていますが、
 具体的な治療法にどう係わってくる
のかな?
 
 気になるところです。
 
 拡散テンソル画像による診断は
神経変性の進行を精度高く観察出来る
ようですので、神経変性疾患の有力な
診断法になりそうですね。

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2014年1月11日 (土)

脊髄損傷、幹細胞で治療 札幌医大が国内初の治験

2014/1/10 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 札幌医科大は10日、脊髄損傷患者の骨髄
から取り出した幹細胞を培養し、患者の
静脈に投与して脊髄の神経細胞を再生
させる治療法の効果や安全性を確かめる
臨床試験(治験)を始めると発表した。
 
 10日から被験者の募集を始める。
 
 発症してから時間が経過していても
治療効果が期待でき、患者自身の細胞を
使うため拒絶反応の心配が少なく、
安全性が高いとされる。
 
 神経となる「間葉系幹細胞」を使い、
静脈に投与する薬剤として認可を目指す
試験は、国内初という。
 
 チームを率いる山下敏彦教授は
「脊髄損傷は事実上、有効な治療法がない
が、この方法は多くの患者への効果が期待
できる」と話している。
---------------------------------------
 
 いよいよ幹細胞を使った再生医療の
治験ですね。
 
 良い結果を期待したい。

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脳卒中による運動障害からの回復メカニズムを解明

2014年1月9日
独立行政法人理化学研究所
独立行政法人国立循環器病研究センター
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 理化学研究所と国立循環器病研究センター
は、脳卒中発症後の運動障害から
脳神経回路が回復するメカニズムを解明
しました。
 
 これは、理研ライフサイエンス技術基盤
研究センター(渡辺恭良センター長)
機能構築イメージングユニットの
林拓也ユニットリーダーと京都大学医学
研究科附属脳機能総合研究センター
の武信洋平研究員、国立循環器病
研究センター脳神経内科の長束一行部長
らによる共同研究グループの成果です。
 
 脳卒中は、急性の脳梗塞や脳内出血
などの脳血管障害による疾患を指し、
言語障害、運動障害、感覚まひなど、
多様な神経症状を伴います。
 
 なかでも運動障害はリハビリテーション
によってある程度回復するものの、詳細な
回復メカニズムは分かっていませんでした。
 
 共同研究グループは、脳卒中患者が
発症後3カ月間のリハビリテーションを行う
過程の、運動機能と脳内の
「神経線維[1]連絡性」を時間を追って
観察しました。
 
 その結果、運動機能が3カ月間かけて
回復する過程で、障害がある側の大脳皮質
から脊髄へとつながる神経線維連絡路
(錐体路[2])で神経線維の変性が徐々に
進む一方、それを補うように脳の中心付近
深部にある赤核(せきかく)[3]で
神経線維の再構築が進むことが明らかと
なりました。
 
 これは、赤核における神経線維の
再構築が、運動機能の回復と関係している
ことを示唆しています。
 
 今後、神経線維の再構築を促進させる
新しい治療法の開発や、
リハビリテーション法そのものの最適化
につながると期待できます。
 
 本研究成果は、オンラインジャーナル
『Neuroimage: Clinical』
(2013年12月29日付け:
日本時間2013年12月29日)に掲載
されました。
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 少しずつわかって来たというところ
ですね。
 
>運動障害はリハビリテーションによって
>ある程度回復するものの、詳細な
>回復メカニズムは分かっていません
>でした。
 
>赤核における神経線維の再構築が、
>運動機能の回復と関係している
>ことを示唆しています。
 とのこと
 
 これですぐにリハビリテーションの
方法に変更があるということはないで
しょうが、
 
>今回の結果は、このように進化的に
>古い脳部位が、脳損傷後の
>リハビリテーションにより活性化され
>運動障害の回復に寄与する可能性を
>示唆し、これまでの見方に修正を迫る
>ものです。
>今後、脳卒中の運動障害からの回復に
>際して、赤核から脊髄系を含む
>神経経路の再構築・強化を
>組み合わせた新しい治療法の開発や、
>リハビリテーション法そのものの
>最適化の可能性が考えられます。
 
 期待したい。
 リハビリは発展途上です。

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2014年1月10日 (金)

新しい抗うつ薬として期待されるケタミンはセロトニン神経系に作用 -即効性と持続性を持つ抗うつ薬のメカニズムの一端を解明-

2014年1月8日
独立行政法人理化学研究所
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 うつ病を発症する原因については、まだ
全貌が解明されたわけではないのですが、
脳内物質の変化も主要な原因に挙げられて
います。
 
 脳内物質の変化の1つとして考えられて
いるのが、強いストレスなどによって
脳内のセロトニンの濃度が低下すること
です。
 
 そのため、抗うつ薬としてセロトニン
濃度を高める薬が広く使用されています。
 
 しかし、この薬は効果があらわれるのが
遅く、吐き気や神経過敏などの副作用も
みられ、かえってうつ病の回復を遅らせて
しまうこともあります。
 
 最近、抗うつ薬の候補として注目されて
いるのが、麻酔や鎮痛に使われている
「ケタミン」です。
 
 薬物依存性などの問題から、日本では
うつ病患者への投与は認可されていません
が、少ない投与量でも2時間以内に抗うつ
作用を示し、効果も数日間続くことが
臨床研究で報告されています。
 
 しかし、そのメカニズムはまだわから
ない部分が多いことから、研究チームは
この解明に挑みました。
 
 研究チームはアカゲザルを対象に、
ケタミン投与とセロトニン神経系との
関係を、PET(陽電子放射断層画像法)
という非侵襲的なイメージング法を用いて
検討しました。
 
 その結果、ケタミンの投与後に、
セロトニン受容体の1つである
「セロトニン1B受容体」が、脳の側坐核と
腹側淡蒼球という“やる気”に関わる2つの
領域で活性化することが分かりました。
 
 また、抗うつ効果に関係する
グルタミン酸受容体の一つである
「AMPA受容体」の機能を阻害したところ、
この活性化が見られなくなりました。
 
 これらの結果から、ケタミンの
抗うつ効果には、セロトニン神経系と
グルタミン酸神経系の2つが密接に関与
していることが分かりました。
 
 今回の成果によって、ケタミンの
抗うつ作用のメカニズムのさらなる解明や、
ケタミンと同様な即効性と持続性をもつ
新しいタイプの抗うつ薬の開発が期待
できます。
 
 また、今回用いたPETによるイメージング
は、うつ病の画像診断にも応用できる
可能性があり、新しいうつ病の診断法の
実現につながります。
 
 
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 ケタミンね~
 
 ケタミンそのものが抗うつ薬として認可
されることはなさそうですが、
 
>今回の成果によって、ケタミンと
>同様な即効性と持続性をもつ
>新しいタイプの抗うつ薬の開発が
>期待できます。
 
>又診断面でも新しいうつ病の診断法の
実現につながります。
 
 と言っています。期待したい。

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放射能の測定器、現場に事前搬入 実際の原発災害に近い訓練のはずが 昨秋、国が実施

2014年1月9日 朝日新聞デジタル
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
有料記事です。
 
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 昨秋の国の原子力総合防災訓練で、
放射能汚染を空から把握する
航空機モニタリングの機材が、あらかじめ
訓練現場に搬入されていたことが分かった。
 
 東京電力福島第一原発事故では、
この機材を福島県に早期に送り込めず、
初期の汚染把握に失敗。
 
 原子力規制庁は今回、「シナリオを
明かさない実時間実動訓練」
「災害場面に近似させた訓練」として
いたが、事故の教訓を生かして
いなかった。
 
 
 参加者にシナリオを明かさず、状況判断
や対応力を強化するのが訓練の主眼だった。
 
 だが、青森県六ケ所村に常備される
航空機モニタリングの機材セットは訓練前
に発送済みだった。
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 馬鹿な話し、これで訓練になるのか?
 甚だ疑問。
 
>どうやって輸送するかという問題が
>あるのは分かっているが、今回の訓練の
>焦点とはしなかった。
 と言っています。
 
>放射性物質が放出される――
>との想定で進められた。
 
 そんな訓練で、肝心な
航空機モニタリングの機材セットを
訓練前に発送済みとは何を考えて
いるのか理解に苦しむ。
 
 これでは又、実際に事故が起こった場合
航空機モニタリングは期待出来ないと
いうことですね。
 
 肝心なのは突然の状況でどうやって
機材を現地に持っていくのかを明快に
することのはず。
 
 訓練の本来の目的は「上手くいきました」
ということを確認することでは無く、実際に
何が問題となるのか事前に確認し、対策を
立てることです。

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2014年1月 9日 (木)

東電、抜けない浪費癖 天下り先と共存関係

2014年1月9日 朝日新聞デジタル
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
有料記事です。
 
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 福島第一原発事故後も続く東京電力の
高コスト体質が明らかになった。
 
 東電は、火力用の燃料費が膨らんで、
原発を動かすか電気料金を値上げするしか
経営を維持できないと主張してきたが、
「権力の源泉」である調達の抜本改革は
遅れている。
 
 東電の新たな再建計画は、こうした
核心部分にさらにメスを入れられるかが
かぎを握る。
 
 
■痛まぬ懐、削減二の次
 
 電力業界は、域内の電力供給を一手に
担う「地域独占」と、かかった費用は
電気料金に原則上乗せできる
「総括原価方式」の二つの仕組みで
守られてきた。
 
 費用が膨らんでも自分の懐は痛まない
ため、コスト意識の低さにつながった。
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 めちゃくちゃ。腹立ちません?
 
 発注金額は、
>専門家チーム調査 2~5倍の例も
 
 こんなことでどうして
>原発を動かすか電気料金を値上げ
>するしか経営を維持できない
 と言えるのか?
 
 総括原価方式なんだから当然
と言えば当然なのかも知れませんが、
どうしてこんなことが許されるのか?
 
 政府の査定はどうなっているのか?
 
 こんなに簡単に電気料金に上乗せされる。
 
 工事料金が高止まりするのは当然。
 
 国民は怒らないといけない。

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酸化と糖化(老いるということ)

財団法人 神奈川県予防医学協会
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
 「老い」ということに関連して
酸化と糖化について、
 
 ついこの間、テレビを見ていて糖化
についての話題が出ていたので調べて
見ました。
 骨は糖化すると茶色くなってしまう
のです。
 知りませんでした。
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 老化の原因として、現在考えられている
のは、細胞の酸化と糖化である。
 
 私たちは酸素を吸って生きている。
 
 酸素は肺から体に入り、細胞に送られる。
 
 細胞膜から細胞の中に入ると、栄養素
となる物質を酸化する。
 
 例えばブドウ糖を酸化する。
 
 すると、ブドウ糖は分解してエネルギー
を出す。
 
 このエネルギーを利用して私たちは
生きている。
 
 ところが鉄錆などでも分かるように
酸素は栄養物だけでなく、すべての物質を
酸化する能力がある。
 
 とくに重要なのは酸化力の強い活性酸素
と呼ばれるものである。
 
 酸素は酸化する時に電子を物質から奪う。
 
 その後水素イオンと一緒になって水に
なるのだ。
 
 もし電子が十分にないと、酸素は電子を
より多く奪おうとして活性酸素というもの
になる。
 
 これは非常に酸化能力が強い。
 
 細胞内に酸素が入ってくると、どうしても
活性酸素が出来てしまう。
 
 活性酸素はあらゆる物質を酸化する。
 
 つまりサビをつくるのである。
 
 膜が酸化されてサビれば、膜の機能は
落ちる。
 
 遺伝子が酸化されれば、異常な分裂を
おこし、ガン化したりする。
 
 さらに細胞は死滅してしまう。
 
 このように考えると息きをするという、
生存の必須条件であるが、それは同時に
老化への道だということになる。
 
  一方私たちのエネルギー源として
ブドウ糖は重要である。
 
 ブドウ糖はエネルギーになるだけでは
なく、その分解産物から脂肪が出来たり、
タンパクや核酸(遺伝子の成分)に
なったりする。
 
 さらに脳はエネルギー源としてブドウ糖
しか使えないので、ブドウ糖が少なくなる
と意識を失い、死亡する。
 
 このように生存に必須の物質である
ブドウ糖は同時に体の成分と結合して、
その構造を変えてしまう。
 
 結合したものを糖化物質という。
 
 例えば皮膚のコラーゲンが糖化すれば、
褐色になる。
 
 老人の皮膚が褐色に見えるのはこのため
である。
 
 また白内障の白い部分は糖化したレンズ
のタンパクである。
 
 このようにブドウ糖は細胞の成分を糖化
して機能を異常にさせる。
 
 酸素もブドウ糖の生存に欠くべからざる
ものであるが、それが同時に老化を起こす
物質なのだ。
 
 このように考えると生きてゆくという
こと自体が死に向かっている行為だと
いうことが分かる。
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 なるほど。矛盾した存在なんですね。
 
 人間は生きている限り、酸化と糖化は
避けられないわけで、確実に老化し、
死に至る存在であるということですね。
 
 このことはしっかり理解しておかないと
いけません。
 
 長生きしたい人はこの酸化と糖化を
どうやって減らすか?
 
 ということに注力しないといけないと
いうことになりますが、私は長生きする
ことより、いかに充実した人生を生きるか
に注力したい。

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2014年1月 8日 (水)

東大、白金触媒の性能保つ手法を発見

2014/1/6 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 東京大学の柴田直哉准教授と幾原雄一
教授らは、自動車の排ガス浄化や燃料電池
の発電時に使う白金触媒の性能を長期間
保てる方法を見つけた。
 
 酸化チタンに白金を蒸着させて触媒を
作る際、酸化チタン表面の酸素原子の
抜けた穴に白金原子が数多くはまり込む
ようにすれば、長持ちする触媒が
できあがるという。
 
 白金はレアメタル(希少金属)の一種で
高価。
 
 新技術は白金の使用量を大幅に減らせる
効果もある。
 
 名古屋大学との共同研究成果。
 
 米国で開く国際会議で11日発表する。
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 こういう方法でレアメタルの使用量を
減らす方法もあるんですね。
 
 期待しましょう。

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半導体傷めず省エネ加工 三菱重、世界市場に挑む

2014/1/7 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 三菱重工業が半導体分野で、
常温接合装置の事業拡大に奮闘している。
 
 半導体を高密度に集積する3次元実装や、
各種のセンサーなどで活用が広がる
MEMS(微小電子機械システム)分野で
活用を見込む。
 
 接着剤や高温による加熱を利用しない
新たな接合方法は、実は原子の手を
つなげて張り合わせる日本発の技術。
 
 半導体の門外漢が世界のガリバーに
挑む。
 
 
 常温接合は真空の状態にした
チャンバー(容器)の中で、ウエハーの
表面にイオンビームや中性原子ビームを
ぶつけて酸化膜を取り除く。
 
 表面がきれいになり活性化されると、
表面の原子同士の手が互いに結びついて、
一気にくっつく原理だ。
 
 この表面活性化法は東大の須賀唯知教授
が提案。
 
 「半導体の進化と並行して、接合技術は
様々な手法が世界各地で研究されている」
といい、現在も改良研究が続いている。
 
 
 ■世界シェア5割が目標
 
 700以上の製品群を持つ同社は、実は
外部の研究者が見ても「なぜこんな研究
を続けているのか」というテーマが他にも
ある。
 
 その時々の担当役員によって、予算が
減ったり増えたりしながら、何十年と
続いている。
 
 こうした懐の深さは長く日本の
大手電機メーカーは持っていた。
 
 しかし、家電・半導体産業の長引く苦戦
で「開発も選択と集中。いつ製品にできる
かわからないものに金は付けられない」と
事業に直結した研究に特化する傾向にある。
 
 三菱重工の常温接合技術は、当時の
工作機械事業部門のトップが装置開発に
ゴーサインを出さなければ、横浜の
センターで眠っていた。
 
 6000件を超えるサンプルの接合実績が
あるものの、今も出荷は年数台のペース
で、社内組織はプロジェクトチームの
まま。
 
 「事業として成功したとはまだ言え
ない」状況にある。
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 面白い技術ですね。
 以前聞いたことがあります。
 
>700以上の製品群を持つ同社は、実は
>外部の研究者が見ても「なぜこんな研究
>を続けているのか」というテーマが
>他にもある。
 
>その時々の担当役員によって、予算が
>減ったり増えたりしながら、何十年と
>続いている。
 
>こうした懐の深さは長く日本の
>大手電機メーカーは持っていた。
 
 目先の業績で選択肢を狭めて行くのは
本当は避けたいこと。
 
 その意味でも、三菱重工業には頑張って
貰いたい。

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“愛情ホルモン”で対人コミュニケーション障害改善

2014年1月6日
サイエンスポータル編集ニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 人口100人に1人以上の患者がいると
される「自閉症スペクトラム障害」に
対して、“愛情ホルモン”ともいわれる
脳内分泌物質「オキシトシン」を鼻から
スプレーすることで、特に苦手とする
対人コミュニケーション障害が改善する
ことを東京大学大学院の研究チームが
実証した。
 
 「二重盲検」という、臨床試験の医師も
患者も分からない方法で効果を確かめた
もので、研究成果を
『米国医師会雑誌・精神医学
(JAMA Psychiatry)』に発表した。
 
 オキシトシンは脳下垂体後葉から分泌
されるホルモンの一種で、子宮の平滑筋
収縮による分娩促進や乳腺の筋線維収縮
による乳汁の分泌促進などの作用が
知られる。
 
 このホルモンは分娩後の母性行動や
雌雄ペアの安定性、良好な子育てにも
関係することが動物実験で確かめられ、
近年はヒトでも他者への信頼性や愛情の
形成などに関与していることが報告
されている。
 
 また最近では、オキシトシンの血中濃度
が自閉症の患者や虐待を経験した母親など
で低いことが報告され、オキシトシンの
投与による自閉症などの症状改善や治療薬
の開発などが期待されるようになってきた。
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 興味深い発表ですね。
 
>オキシトシンの血中濃度が自閉症の
>患者や虐待を経験した母親など
>で低いことが報告され、
>オキシトシンの投与による自閉症など
>の症状改善や治療薬の開発などが
>期待されるようになってきた。
 
 期待したい。
 
 人が健全に育つ為には愛情が必要
なんですね。

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2014年1月 7日 (火)

新磁歪材料を共同開発 振動発電・ワイヤレスセンサーの普及加速

国立大学法人 弘前大学
国立大学法人 東北大学
東北特殊鋼株式会社
プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 弘前大学(北日本新エネルギー研究所
古屋泰文教授)、東北大学(金属材料研究所
山浦 真一准教授、中嶋宇史助教)、
東北特殊鋼株式会社は、JST(独立行政法人
科学技術振興機構)の復興促進プログラム
が支援するプロジェクトで、振動発電や
ワイヤレスセンサーの実用化と普及促進が
期待される、高性能で量産加工性に優れた
鉄基の磁歪材料を共同開発しました。
 
 今回開発した磁歪素材の提示、説明と
応用事例(振動発電デバイス、力計測
(トルク)センサー)を 12 月 19 日 13:30
より東北大学金属材料研究所 2 号館 1 階
講堂(仙台市青葉区片平2-1-1)にて
報道関係の皆様に公開致します。
 
 磁歪材料とは、磁場を加えると僅かに
変形する材料で、変形した割合が磁歪と
呼ばれます。
 
 逆に、磁歪材料に力を加えて変形させる
と、材料内部の磁場が変化する逆磁歪現象
が起こります。
 
 この逆磁歪現象による磁場の変化を、
センサーや振動発電に利用することが
出来ます。
 
 普通の鉄でも 20ppm 程度の磁歪を示し
ますが利用は難しく、これまで実用化
されているのは、超磁歪材料と呼ばれ
1000ppm 以上の磁歪を示す
ターフェノールD(Fe-Dy-Tb;
鉄-ジスプロシウム-テルビウム合金)や
200ppm を示すガルフェノール(Fe-Ga;
鉄-ガリウム合金)などで、いずれも高価
なレアメタルを含み、非常に高価なため、
一般にはあまり普及していません。
 
 そこで弘前大学古屋教授と東北大学
山浦准教授らは、東北特殊鋼株式会社と
共同で、JSTの復興促進プログラムの支援を
受け、低コストで普及型の新しい磁歪材料
とその応用デバイスの開発プロジェクトを
立ち上げて開発を進めてまいりました。
 
 その結果、原料が比較的安価な鉄コバルト
(Fe-Co)合金に、圧延や熱処理を施すこと
により、超磁歪材料レベルに近い150ppm程度
の磁歪を得ることに成功しました。
 
 これによって、大幅にコストダウンした
磁歪材料の提供が可能となり、機械や橋梁
などの構造物・鉄道や自動車などの
輸送機器・人や動物、風水流その他の自然の
振動を利用した配線不要の分散型電源の
普及や、自動車のハンドルのトルクを高精度
に測定してパワーステアリングに
フィードバックするトルクセンサーなどへの
応用が期待されます。
---------------------------------------
 
 良さそうです。
 
>原料が比較的安価な鉄コバルト
>(Fe-Co)合金に、圧延や熱処理を施すこと
>により、超磁歪材料レベルに近い
>150ppm程度の磁歪を得ることに成功
>しました。
 
>これによって、大幅にコストダウンした
>磁歪材料の提供が可能
 とのことで
 
 いろいろ応用が期待出来そうです。
 
 素晴らしいですね。

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ホッキョクグマ、危機一段と 海氷縮小、狩りできない期間長く

2014/1/6 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 地球温暖化により北極を覆う海氷の
縮小傾向が続き、絶滅の恐れが指摘されて
いるホッキョクグマの生存が一層の危機に
さらされている。
 
 北極の海氷は2012年夏に観測史上最小を
記録。
 
 専門家からは、人工的な給餌や本来の
生息地からの移動など、抜本的な対策を
取らなければ絶滅から救えないとの声も
出始めている。
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 かわいそう。
 ホッキョクグマは何も悪くないのに、
 
 人間の勝手な活動の為に絶滅の危機。
 もうずいぶん多くの種が絶滅しました。

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イプシロンロケットが「2013年日経優秀製品・サービス賞 最優秀賞 日本経済新聞賞」を受賞

平成26年1月6日
宇宙航空研究開発機構
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
 おめでとうございます。
 
 結構いろいろな企業が開発・製造に
係わっているようです。
 
>イプシロンロケットでは打ち上げ
>システムの革新により、打ち上げに
>向けた準備を世界のロケットの中でも
>最短、わずか一週間で行えるように
>コンパクト化しました。
 とのこと。
 
 世界の衛星打ち上げビジネスに有力な
ロケットとして参入出来ると良いですね。
 尤も小型衛星ということになりますが、
 
 関連リンクがあるようなので興味の
ある方は見てください。

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2014年1月 6日 (月)

線幅20nm磁壁移動メモリ素子の動作を実証~優れた微細化特性と高速・低消費電力性能を確認~

2013年12月10日
東北大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 国立大学法人東北大学
省エネルギー・スピントロニクス集積化
システムセンターの大野英男センター長
のグループは、国立大学法人京都大学
化学研究所の小野輝男教授らのグループ
との共同研究により、スピントロニクス
論理集積回路への適用が期待されている
磁壁移動メモリ素子の試作・評価を行い、
当素子が非常に優れた微細化特性
(スケーラビリティ)と高速・低消費電力
性能を有していることを明らかにしました。
 
 今回同グループは磁壁移動素子としては
世界最小となる線幅20 nmの素子を作製し、
良好な動作を確認するとともに、
過去の報告値を一桁超下回る世界最小の
電力で磁壁移動による情報の書き換えが
可能であることを示しました。
 
 これらの成果は、磁壁移動素子が最先端、
及び次世代の半導体論理集積回路との
親和性に優れており、また当素子を混載
したスピントロニクス論理集積回路が多彩
な応用へと展開できる汎用性の高い技術
であることを意味しています。
 
 
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 素晴らしいですね。
 
>これらの成果は、磁壁移動素子が
>最先端、及び次世代の半導体論理集積回路
>との親和性に優れており、また当素子を
>混載したスピントロニクス論理集積回路が
>多彩な応用へと展開できる汎用性の高い
>技術であることを意味しています。
 とのこと
 
 期待したい。

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米エネルギー革新、息吹再び 新事業の創出促す

米エネルギー革新、息吹再び
新事業の創出促す
2014/1/4 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 中国に次ぐ世界第2位の温暖化ガス
排出国である米国。
 
 再生可能エネルギーや省エネの技術を
新産業につなげる
「グリーン・ニューディール」は失速した
印象を受ける。
 
 しかしオバマ大統領は6月に地球環境
対策などをまとめた新たな
「クライメート・アクション・プラン」
(気候行動計画)を発表。
 
 州単位の地道な取り組みも広がり、
研究開発は再び活発化の兆しがある。
 
 
 自動車の厳しい燃費規制で知られる
カリフォルニア州。
 
 2020年までに発電量の3分の1を
再生エネにすると定め、既に20%を超えた。
 
 人口5千人のウエスト・ビレッジ地区
では太陽光発電や省エネの促進により、
電力需要を事実上すべて自前で賄う
「ネット・ゼロ・エネルギー」を実現
しているという。
 
 
 米エネルギー省の研究開発費も減って
いない。
 
 なかでも力を入れているのは基礎、応用
から産業化のための研究開発までを集約
したエネルギー・イノベーション・ハブだ。
 
 原爆開発につながったマンハッタン計画
や、通信・計算技術の開発をけん引した
AT&Tベル研究所をモデルに6拠点の
整備を進める。
---------------------------------------
 
>エネルギー・イノベーション・ハブ
良さそうですね。現実的。
 
>再生可能エネルギーや省エネの技術を
>新産業につなげる
 と言うのは必須だと思います。
 
 その目標に向かって着実に歩を進める。
 基礎から応用まで幅広く研究を進める。
 良いことです。
 
 時間がかかるのだから、一刻も早く
進めないと駄目だと思います。
 
 米国は合衆国なので州で独立に推進
できる。
← 素晴らしい。
 
 日本は何処に向かって進もうとして
いるのかな?
 
 政府発表の目標、何かありました?
 
  全体の目標はこう。
 個々には、何年後に何を達成する、、
と言う。

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睡眠不足で脳にダメージ?スウェーデン研究

2014年01月03日 AFP BBNews
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 睡眠は脳細胞の健康に良いことを示す
さらなる証拠を発見したという論文が
先月31日、米学術専門誌「
スリープ(Sleep)」に掲載された。
 
 スウェーデンのウプサラ大学
(Uppsala University)の研究チームは、
健康なボランティア15人を集めて2つの
グループに分け、一方のグループには
一晩徹夜させ、もう一方には8時間の睡眠
を取らせた。
 
 ボランティアの血液を調べたところ、
眠らなかったグループの血液には
「神経特異エノラーゼ(NSE)」と
「S100カルシウム結合タンパク質B
(S100B)」と呼ばれる物質が約20%増加
していることが分かった。
 
 神経科学者のクリスチャン・ベネディクト
(Christian Benedict)氏は「これらの
脳分子は通常、脳損傷の際に血液中で増加
する」と説明。
 
 「睡眠不足は神経変性を促進するのかも
しれない。
 
 十分な睡眠は、脳の健康維持に不可欠
なのかもしれない」
 
 昨年10月には米科学誌サイエンス
(Science)に、蓄積すると
アルツハイマー病の発症につながると
されているアミロイドベータという
タンパク質などの老廃物が、睡眠時に
脳細胞からよく排出されることを明らかに
した論文が発表されている。(c)AFP
---------------------------------------
 
>「睡眠不足は神経変性を促進する
>のかもしれない。
 
>十分な睡眠は、脳の健康維持に
>不可欠なのかもしれない」
 
 ・・かもしれない。ということで、
 
 睡眠不足は脳の健康に良くないらしい。

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2014年1月 5日 (日)

(教育2014 世界は 日本は:4)もう一つの学び 望む学校、市民がつくる

 
詳細は、リンクを参照して下さい。
有料記事です。
 
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 学校教育はお上(かみ)のもの
――なんて、だれが決めたのか。
 
 市民が生んだ多様な教育は、子どもたち
が自分らしく育つすべとなり、ひいては
社会の強みにもなる。
 
 そんな「もう一つの選択肢」は、日本で
どこまで認められるか。
 
 
 「ドイツにコーラを買いに行って、
デンマークで手に入れるより損しない
ためには、どのくらいの量を買えばいい?」
 
 コペンハーゲンの
ウレスタッド・フリスコーレ
(フリースクール)の数学の授業で、
アナ・ハンセン先生(41)が14人の
生徒に問いかけた。
 
 
 どの教科でも、教科書はほとんど
使わない。
 
 自分たちで調べ、議論し、答えを出す
のが基本だ。
 
 2005年に入学前の子どもを持つ
親たちが開いた。
 
 
 デンマークでは、子どもを通わせたい
学校がない場合、親たちが
「フリースクール」を自由につくれる。
 
 公立校と同程度の学力をつけることが
求められ、定期的に外部監査が入るが、
カリキュラムや教え方は自由だ。
 
 運営費の7割を政府が助成するため、
授業料は放課後も生徒を預かる公立校と
さほど変わらない。
 
 国全体の約16%の生徒が通う。
 
 
 「チャータースクール」が急速に広がる
米国。
 
 自治体が運営費を出すが、内容に縛りは
ないので、既存の公立校が手を出しにくい
授業時間の延長や独自カリキュラムの作成
に力を入れられる。
 
 
 日本では、こうした自由な教育は例外に
過ぎない。
 
 学校の種別や基準は、学校教育法で
厳密に定められているからだ。
 
 
 各国の多様な学びの場に詳しい
聖心女子大の永田佳之教授は指摘する。
 
 「主流の学校教育に対し、別の選択肢
としてときには警鐘、ときには光となる
少数派の教育の存在は重要だ。
 
 そこから多様な価値観を認め、育てる
社会が生まれる」
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 うらやましい限り。
 
 国を作るのは教育だと、教育は重要だと
言っておきながら、実態はどうだろう?
 
 どうもおかしな方向へ向かっている
ような気がする。
 
>「主流の学校教育に対し、別の選択肢
>としてときには警鐘、ときには光となる
>少数派の教育の存在は重要だ。
 
>そこから多様な価値観を認め、育てる
>社会が生まれる」
 
 同感です。

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意図せぬ証言、迫る密室 検事、筋書き畳みかけた2分間 脱税裁判の「予行練習」録音

 
詳細は、リンクを参照して下さい。
有料記事です。
 
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 証言の誘導や司法取引まがいの交渉、
そして証人への圧力――。
 
 朝日新聞が入手した約3時間の録音データ
には、刑事裁判をゆがめかねない
大津地検検事(当時)の証人テストでの発言
が記録されていた。
 
 同じような問題点はほかの裁判でも指摘
されており、適正な証人テストを求める声
が高まっている。
 
 
■冤罪生む恐れ、記録残せ
 
《解説》大阪地検特捜部による
証拠改ざん事件が2010年に発覚した
のを機に、捜査・公判をめぐる
「検察改革」が進められているが、
「証人テスト」は法制審議会で議論の対象
にすらならずに見落とされてきた。
 
 刑事手続きの透明化を徹底するうえで、
このような「ブラックボックス」を
放置すべきではない。
 
 09年5月に裁判員裁判が導入され、
「調書主義」から「口頭主義」への転換が
図られた。
 
 法廷で語られることに基づいて審理する、
との考え方だ。
 
 証言が重要視されるのに伴って、
証人テストに力が注がれるようになる。
 
 だが、そこで捜査機関が見立てに沿った
誘導や強要を行えば、冤罪(えんざい)を
生んでしまうことは歴史が証明している。
 
 
■供述調書の押しつけは論外
 笠間治雄・前検事総長
 
 検察にとって証人テストとは、証人が
法廷でどの程度話すのか、供述を変える
ことがあるのかを見極めるためのもので、
いわばリトマス試験紙。
 
 出方がわかれば効果的な尋問ができる。
 
 だから虚心坦懐(きょしんたんかい)に
全てを聞くべきであって、供述調書を
押しつけるのは論外だ。
 
 
■証人テスト、可視化すべきだ
 小坂井久・弁護士
 
 証人尋問が「筋書き」を披露する場と
化せば、冤罪を招きかねない。
 
 取り調べと証人テストは密室で行われ、
検証が難しいという共通の問題を抱える。
 
 だが取り調べの「録音・録画(可視化)」
などを議論している法制審議会では、
証人テストのやり方までテーマに上がった
ことはない。
 
 検察側は公正・公平な手続きを踏んで
いることを示すためにも、今後証人テスト
の可視化を検討すべきだ。(談)
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 日本の裁判制度はおかしいです。
 
 法制審議会は本当に冤罪をなくそうと
しているのでしょうか?
 
 冤罪はあってはならないものです。
 
 人は『「ブラックボックス」=第三者が
判断できない情報が残らない場所』
では正しい行動はできないものだという
ことを認識すべきだと思います。
 聖人君子は希な存在です。
 
 ならば「ブラックボックス」は存在
してはならないはず。
 
 どうして冤罪のない裁判制度を作ろうと
しないのでしょう?
 
 冤罪を全くなくすことは出来ないこと
なのかもしれません。
 せめて制度では、その可能性を極力
ゼロに近づけたものとしなければ
いけないはず。
 
 改善の議論にすらあがっていない
とは信じられない。
 
 すごく残念です。

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2014年1月 4日 (土)

有機薄膜太陽電池で電流を効率よく発生させる仕組みを実験的に解明

平成25年12月25日
科学技術振興機構(JST)
神戸大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 JST課題達成型基礎研究の一環として、
神戸大学 大学院理学研究科の小堀 康博 
教授らは、有機薄膜太陽電池注1)に
できる電荷(電子と正孔)の正確な位置と
向きの観測に成功し、光から電流が効率よく
生まれる仕組みを分子レベルで初めて
明らかにしました。
 
 有機薄膜太陽電池は、現在主流の
シリコン系太陽電池(変換効率最大25%
程度)よりも小型で低コスト、柔軟性に
富んだ次世代太陽電池として注目され、
最近では変換効率が11%まで向上し、
実用化が期待されています。
 
 有機薄膜太陽電池の材料である
フラーレンや高分子は、光を電気の担い手
である電荷に変え、さらに生まれた電荷を
電極に向けて輸送する重要な役割を担って
います。
 
 このフラーレンと高分子で構成される
不均一な接合界面は、バルクへテロ型接合
(BHJ)と呼ばれ、高い変換効率を生む
ことから、現状の有機系太陽電池の主要な
構造です。
 
 しかし、光照射後に電子と正孔が
どのような位置や向きで生成し、有機分子
からどのように効率的に光電流が生まれる
のかを分子レベルで観測した例はなく、
高効率化の機構はこれまで謎でした。
 
 今回、小堀教授らはパルスレーザー照射
で生じる中間体の磁気的性質を
1,000万分の1秒の精度で検出する
時間分解電子スピン共鳴法注2)を駆使し、
有機薄膜太陽電池基板の光照射直後に生成
する電子と正孔の正確な位置や向きと
電子軌道注3)の重なりの観測に初めて
成功しました。
 
 その結果、高分子材料のアルキル鎖の
分子運動(フォノン効果)によって、
BHJで生成した電子と正孔の間の距離が
伸び、電極に運ばれることが分かりました。
 
 さらに、界面付近の高分子材料による
領域では自己組織化による規則的な結晶相
が形成されており、この結晶性により
正孔の電子軌道に大きな空間的広がりを
生む様子が見いだされました。
 
 以上のことから、フォノンと結晶性の
相乗効果で電荷再結合を抑制しながら電荷
を無駄なく電極に伝達し、効率よく光電流
ができる仕組みが解明されました。
 
 本成果により、高分子材料のアルキル鎖
のフォノン効果や結晶相の形成を活用する
ことで電荷再結合を防ぎ電荷解離を促進
できることが明らかになりました。
 
 これは、今後の有機系太陽電池をはじめ
としたデバイス開発に不可欠な半導体分子
の制御や設計・合成に明確な指針を与える
もので、さらなる高効率化実現の加速に
貢献することが期待されます。
 
 研究成果は、2013年12月24日
(米国東部時間)発行の米国化学会誌
「The Journa of 
Physical Chemistry
 Letters」のオンライン速報版
で公開されます。
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 難しいですね。
 
 有機薄膜太陽電池の発電効率はまだまだ
低い状態です。
 
 今回の解明でさらに進展しそうです。
 
>本成果により、高分子材料の
>アルキル鎖のフォノン効果や結晶相の
>形成を活用することで電荷再結合を
>防ぎ電荷解離を促進できることが
>明らかになりました。
 
>これは、今後の有機系太陽電池を
>はじめとしたデバイス開発に不可欠な
>半導体分子の制御や設計・合成に明確な
>指針を与えるもので、さらなる高効率化
>実現の加速に貢献することが期待され
>ます。
 とのことです。
 
 今後に期待しましょう。

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自己免疫疾患の皮膚病を引き起こす分子の同定と 低分子阻害剤による治療

2013/12/18
北海道大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 自己免疫性皮膚疾患である乾癬
(かんせん)にかかると,皮膚が赤く
なって,盛り上がり,皮膚表面が銀白色の
かさぶた(鱗屑)となり,それがはがれ
落ちる(落屑)という症状が起こります。
 
 乾癬によるかゆみには個人差があります
が,症状が進むと病変部の数が増え,
互いに合わさり大きくなり,患者の
生活レベルに及ぼす障害は極めて大きい
ものがあります。
 
 今回,私たちは乾癬の進展に関与する
細胞内蛋白「Tyk2」を同定しました。
 
 Tyk2 を欠損したマウスでは乾癬の進展
が観察されません。
 
 また,Tyk2 活性を抑制する低分子阻害剤
は乾癬の進展を抑制することも
わかりました。
 
 Tyk2 を標的とする自己免疫性皮膚病,
乾癬の新しい薬の開発が期待できます。
 
 本研究は免疫分野の専門雑誌
International Immunologyの
Advance Access で 12 月 12 日に
公表されました。
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 期待出来そうな発見です。
 
 自己免疫疾患いろいろあるんですね。
 
 我が国では男性に多いようですが、
約10万人もいるそうです。
 
>症状が進むと生活レベルに及ぼす障害は
>極めて大きいものがあります。
 とのこと。
 
 Tyk2蛋白は非常に重要な標的分子となり
そうです。
 
 早く新薬が開発されると良いですね。

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2014年1月 2日 (木)

防波堤、被害予測伏せる 岩手県、住民の不安放置 復旧工事

2013年12月31日 朝日新聞デジタル
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
有料記事です。
 
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 岩手県釜石市沖で、
国が「釜石湾口防波堤」の復旧工事を
進めている。
 
 東日本大震災の津波で8割が壊れたが、
震災から5カ月で490億円かけた再建を
決めた。
 
 だが、周辺の住民は「防波堤に跳ね
返って高くなった波で、被害が大きく
なったのでは」と調査を求めていた。
 
 岩手県は、湾口防波堤の影響をひそかに
検証したが、周辺の被害が拡大すると出た
結果を伏せて、国の事業を静観している。
 
 
 2011年3月11日、両石を襲った
津波は集落をほぼ壊滅させ、45人が犠牲
となった。
 
 瀬戸さんは「なぜ両石は他より被害が
大きかったのか。
 
 湾口防波堤の影響はなかったのか
調べてほしい」と釜石市や岩手県の職員に
訴え続けた。
 
 返ってくるのは「リアス式の特徴では。
 
 湾口防波堤の影響はない」
「調べていないのでわからない」
という答えばかり。
 
 国に訴える場もなく、11年8月に
再建が決まった。
 
 ところが朝日新聞の取材で、釜石湾口
防波堤があることで両石の被害が大きく
なるとする岩手県のシミュレーションが
あることがわかった。
 
 県は検証結果の存在を否定している。
(中山由美)
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 全くひどい。
 
>両石の住民が求めていた検証を、岩手県
>は実施していたのに隠蔽(いんぺい)
>していた。
 
>国に都合が悪い情報は意図的に「秘密」
>にされ、住民無視で巨大公共工事が
>進む。
 
 これが現状。
 
 きちんと原因を検証し、疑問を残さない
こと。
 そうしないと同じ事の繰り返しをして
しまう可能性が残る。
 
 特定秘密保護法案などを作るより、
情報公開法を整備して隠蔽など起こり得ない
ようにする方向の法整備をする方が国民の
利益になるはず。
 
 国民無視とは、なんとも情けない。

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福島第1の80キロ圏、線量2年で半減 規制委マップ

2013/12/28 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 原子力規制委員会は、東京電力福島第1
原子力発電所事故の影響について、
2年半(30カ月)が経過した今年9月下旬
時点での半径80キロ圏の放射線量マップを
公表した。
 
 事故7カ月後と比べて放射線量は47%減少
しており、2年間で半減した。
 
 規制委事務局の原子力規制庁によると、
放射性物質の半減期から推定される減少率
は34%で、降雨などの影響が加わったのが
半減の理由という。
 
 除染の効果は、測定した地域の多くが
森林で除染されていないため、今回の分析
では明確に表れていないという。
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 放射性物質の総量は変化していないはず
で、放射線量が半減期から推定される
減少率より下がった理由が、降雨などの
影響が加わったこととは?
 
 雨で流されて土中に染みこんだから
でしょうか?
 
 説明責任は、きちんとはたして貰い
たい。
 
 降雨などの影響とは?
 
 具体的に、どうなったから減少したと、
 
 その結果問題はなく、より安全になった
と言う説明が欲しい。
 
 この程度の掘り下げしかしない程度の
メディアの報道でいいのでしょうか?
 
 理由はともあれ、放射線量が下がった
ことは良いことだと言いたいのかな?
 
 この報道内容では説明不足で不満です。

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遺伝子発現を抑制するポリコム複合体が活性化も制御

2013年12月27日
独立行政法人理化学研究所
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 理化学研究所は、マウスの胚を用い、
遺伝子の発現を抑制すると考えられてきた
「ポリコム複合体[1]」が、遺伝子発現の
活性化にも関わっていることを明らかに
しました。
 
 これは、理研統合生命医科学研究センター
(小安重夫センター長代行) 免疫器官形成
研究グループの近藤隆研究生、
古関明彦グループディレクター
(副センター長)らの研究グループの成果
です。
 
 細胞が未分化の状態から特定の細胞へと
分化する運命決定には、どの遺伝子が
いつどこで発現(オン)するか、
あるいは抑制(オフ)するかといった
遺伝子発現の切り換えが深く関わって
います。
 
 この遺伝子発現のオン・オフの切り換え
を管理しているのが、ポリコムタンパク質
群です。
 
 ポリコムタンパク質群は、その標的となる
遺伝子の特定の領域で、巨大なポリコム
複合体を形成し、標的遺伝子の発現を抑制
することが知られていました。
 
 しかし、ポリコム複合体が遺伝子のどの
領域に結合し、遺伝子発現を制御している
のかなど、詳細な分子メカニズムは解明
されていませんでした。
 
 研究グループは、中脳の形成に重要な
Meis2 [2]という遺伝子に着目して、
ポリコム複合体による遺伝子の発現制御の
仕組みを調べました。
 
 その結果、ポリコム複合体は、Meis2が
不要な時期には、遺伝子転写に必要な領域
「プロモーター[3]」と遺伝子の抑制制御
領域「サイレンサー[4]」に結合し、
Meis2の発現を抑制していることが分かり
ました。
 
 また一方で、Meis2が必要な時期がくると、
ポリコム複合体が染色体の高次構造[5]を
変化させて、遺伝子の転写活性化領域
「エンハンサー[6]」をプロモーターに
引き寄せ、遺伝子発現を活性化している
ことが明らかになりました。
 
 これは、ポリコム複合体が、遺伝子の
発現を抑制すると同時に、活性化する役割
も担っていることを示唆しています。
 
 本研究成果は、米国の科学雑誌
『Developmental Cell』
(2014年1月13日号)に掲載される
に先立ち、オンライン版
(12月26日付け:日本時間12月27日)に
掲載されました。
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 遺伝子発現の制御って本当に複雑ですね。
 
>このような遺伝子の発現調節メカニズム
>は、細胞の正常な分化・脱分化の過程の
>解明、ES細胞(胚性幹細胞)やiPS細胞
>(人工多能性幹細胞)の分化の
>コントロールなど、発生にかかわる
>さまざまな面で大変重要です。
 
 そうですね。
 
 乗り越えなくてはいけない課題が
山積です。
 
 今回の成果が解決に貢献することを
期待しています。

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「プラズマ乳酸菌」のインフルエンザウイルス感染予防作用を確認

2012年10月17日 キリンホールディングス
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
ご参考情報
 
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 乳酸菌は、整腸効果やアレルギー改善
効果、感染防御効果など、その機能性を
多く研究されている食品素材のひとつです。
 
 当社でも、食品素材の免疫賦活作用を
研究しており、その一環としてこれまで
乳酸菌の研究を行ってきました。
 
 プラズマ乳酸菌(JCM5805株)の研究は
2010年から行っており、
プラズマ乳酸菌(JCM5805株)を摂取する
ことで、ウイルス感染防御における
免疫賦活効果を示すことがすでに確認されて
います。
 
 今回は、インフルエンザウイルス感染に
対する予防の可能性について、動物試験を
行いました。
 
 今回の試験では、マウスに致死量の
マウスパラインフルエンザウイルス
(センダイウイルス)を経鼻感染させ、
ウイルス接種14日前から飼育終了に
おいて、標準食を投与するマウス群(A群)
と、プラズマ乳酸菌(JCM5805株)
1mg/日の混餌を投与するマウス群
(B群)の観察を行いました。
 
 その結果、A群はウイルス感染後
10日以内に全てのマウスが死亡したのに
対して、B群は約7割のマウスが生存
しました。
 
 B群には、運動低下や不整呼吸のような
病気症状もほとんど認められず、
ウイルス感染による体重低下もA群に対し
有意に抑制されました。
 
 また、感染初期の肺病理検査では、肺中
に浸潤する炎症細胞数の明らかな低下も
観察されました。
 
 さらに、B群には、これまでの研究でも
確認されている通り、免疫細胞が多い
脾臓中のプラズマサイトイド樹状細胞
(pDC)※3の活性化も認められました。
 
 
※3 1997年に血液中から発見された
   新しい免疫細胞。
   体内でウイルス感染防御を専門的
   に担っている。
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 いろいろありますね。
 
 以前紹介したかもしれませんが、
再度紹介しておきます。
 
 時間も経っていますので既にご存じ?
とも思います。
 
 関連ページです。
 
 免疫力upを報告している乳酸菌は
明治のR-1とこのプラズマ乳酸菌の
2つかな?

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2014年1月 1日 (水)

「神経幹細胞の自己複製を制御する仕組みを解明」

平成25年12月25日
国立大学法人 東京医科歯科大学
プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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【ポイント】
 
・神経幹細胞が自己複製する際は増殖
 すると同時に、ニューロンや
 アストロサイトなどに分化しないこと
 が重要です。
 しかし、その詳しい仕組みについては
 解明されていませんでした。
 
・本研究で、増殖を促す細胞内分子
 サイクリン D1 が、神経幹細胞を増殖
 させる一方で、アストロサイトへの分化
 を抑制することを新たに発見しました。
 
・この発見は神経幹細胞にとどまらず、
 多くの臓器の幹細胞がどのように
 自己複製するかを理解するための重要な
 手掛かりになります。
 
 
-----
 東京医科歯科大学 難治疾患研究所
幹細胞制御分野の田賀哲也教授と
鹿川哲史准教授の研究グループは、
神経幹細胞が自身を枯渇させないように
自己複製する仕組みを解明しました。
 
 この研究は文部科学省研究費補助金、
武田科学振興財団研究助成金、ならびに
難治疾患共同研究経費の支援のもと、
主に大学院生の備前典久によって行われた
もので、その研究成果は、米国科学誌
STEM CELLS (ステムセルズ)のオンライン
速報版で 2013 年 12 月 3 日付で公表
され、2014 年の同誌に掲載予定です。
 
 
-----
【研究の背景】
 
 神経幹細胞は、脳を構成する主要な細胞
(ニューロンやアストロサイトなど)を
生み出す能力を持っていますが、全て分化
してしまうと神経幹細胞が枯渇します。
 
 それを防ぐために自身を複製する
「自己複製」の能力も持っています。
 
 神経幹細胞はヒトを含めた哺乳類の脳
において、胎児から大人まで一生に
わたって存在しており、分裂しながら
必要な細胞を供給することで、脳の構築と、
その後の高次機能維持に重要な役割を
果たしています。
 
 したがって、神経幹細胞がどのように
自己複製するかを理解することは、治療が
困難な脳や脊髄の損傷あるいは神経疾患の
克服に取り組む上で極めて重要ですが、
その仕組みの詳細は不明でした。
 
 
-----
【研究成果の概要】
 
 この研究では、神経幹細胞の増殖の鍵
となる分子であるサイクリン D1 が、
アストロサイトの分化を促す機構の鍵
となる分子 STAT3 の働きを妨げることで、
アストロサイトへの分化を抑制することを
発見しました。
 
 このことから、サイクリン D1 には
細胞増殖を促進するという従来知られて
いる働きの他に、神経幹細胞の分化を抑制
するという別の機能があることが新たに
わかりました。
 
 
-----
【研究成果の意義】
 
 この研究成果は、本研究チームが以前に
神経幹細胞が自己複製するときに
ニューロン分化が抑制される仕組みを
明らかにしたことに続き、
アストロサイト分化が抑制される仕組みも
解明した(図 2 右)ことで、神経幹細胞が
増殖するときになぜ分化しないままで
いられるのかという疑問を解決する新たな
発見(図3右)として極めて重要なものです。
 
 この発見は神経幹細胞だけにとどまらず、
多くの臓器の幹細胞がどのように自己複製
するかを理解するための手掛かりになると
考えられます。
 
 この成果は、幹細胞の意図的な増幅や
目的とする種類の細胞への分化を人為的
かつ効率的に促すための手立てになる
可能性があり、難治性疾患の治療法開発
への応用が期待されます。
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>神経幹細胞が増殖するときになぜ
>分化しないままでいられるのかという
>疑問を解決する新たな発見(図3右)
>として極めて重要なもの
 だそうです。
 
 極、当たり前に起こっていることなのに
殆どわかっていないことばかりという感じ
ですね。
 
 生物の不思議をほぼ理解出来たと
言えるのは、いつ頃になるのでしょうか?
 
 遙かな時間を必要としそうです。
 
 研究とは、ほんの少しずつ解明して行く。
 その繰り返しなんですね。

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新年の挨拶

新年あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。
 
時間の流れの早さを身にしみて感じる
この頃ですが、良い年に出来るか
どうかは自分の心がけ一つですよね。
 
目標と希望を持って生きたい。

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