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2014年1月22日 (水)

石炭火力、CO2減らし復権へ 高効率発電に挑む

2014/1/21 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 石炭火力発電所が国内で再び脚光を
浴びるような場面が、近い将来に実現する
かもしれない。
 
 石炭は埋蔵量が天然ガスや石油と比べて
多く、今後100年以上にわたって採掘できる
との推測もある。
 
 石油のように埋蔵場所が中東など
一部地域に集中しているわけではないこと
も利点。
 
 価格も比較的安定している。
 
 これらの点では火力発電の燃料として、
石炭の評価は高い。
 
 問題は二酸化炭素(CO2)の排出量が
多いことだ。
 
 既存の一般的な石炭火力発電所では
石油火力よりもCO2排出量が約3割多く、
天然ガス火力と比べれば6割増に達すると
されている。
 
 このことが問題視され、特に国内では
新設へのハードルは低くない。
 
 変化の兆しはある。
 
 三菱重工業の内田聡・火力発電システム
事業部副事業部長は「燃焼温度が
セ氏600度を超えるような高効率の
発電システムは今後有望だ」と語る。
 
 現在は窒素酸化物(NOx)の排出が
少ないバーナーなどの開発を進めており、
実用化の時期を探っている段階だ。
 
 さらにはIGCC(石炭ガス化複合発電)
も視野に入れる。
 
 IGCCは石炭をガス化し、
ガスタービン・コンバインドサイクル発電
(GTCC)と組み合わせるシステムを
指し、従来の一般的な石炭火力と比べて
発電効率が最大で約2割高まるとされて
いる。
 
 発電効率を向上できれば、それと同率
のCO2削減が見込める。
 
 電力の安定供給とCO2排出抑制を両立
できる石炭火力発電に関する技術開発は、
今後一段と加速しそうだ。
 
 日本発の技術が世界で主流になることも
あり得る。
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 石炭火力発電、有望だと思います。
 
 ちなみに資源毎の「可採埋蔵量」は、
「主な地下資源の可採年数は、石油が
46.2年、石炭が118年、天然ガスが58.6年、
ウランが100年以上とされている。」
 (シェールガスが出てきたのでその分
ガスの埋蔵量は増える)
 
 「可採埋蔵量」からみるとウランも
かなりあるようですが、一つしかない
地球を汚染し、しかも制御出来ない
生成物を生む原子力発電は論外としたい。
 
 最終処分場も地盤の安定している大国
を除けば設置など出来ないと思う。
 
 持続可能なエネルギーでなければ
利用し続けることは不可能。
=再生可能エネルギーを利用する意外に
 ない。
 
 核融合という手は、今の所実現の可能性
が低いので当面当てにしない。
 汚染物質も出ないわけではない。
 
 再生可能エネルギーを主たる電源として
安定的な電源ネットワークを構築するには
多くの時間が必要だと思います。
 その為の安定エネルギーとして石炭火力
は有望ではないかと思う。

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