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2013年12月23日 (月)

細胞から細菌を排除するための鍵分子を発見

平成 25 年 11 月 15 日
報道機関各位
東北大学大学院生命科学研究科
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 東北大学大学院生命科学研究科の
有本博一教授は、東京医科歯科大学大学院
医歯学総合研究科の中川一路教授、
東北大学大学院医学系研究科の赤池孝章
教授と協力し、シグナル伝達分子 1):
8-ニトロサイクリック GMP2)が、細胞内
からの細菌排除を促進する鍵分子である
ことを見出しました。
 
 私達の身体は、細胞内に侵入した異物
を選んで取り除く仕組みを持っています
(選択的オートファジー3))。
 
 異物だけを取り除くための 「目印」は、
何らかの分子が担うと考えられていました
が、その詳細は分かっていませんでした。
 
 今回研究グループは、8-ニトロ
サイクリック GMP という分子が細菌の
表面に結合し、選択的オートファジーで
分解するための目印として働いていること
を発見しました。
 
 さらに、この分子を細胞外から補う
ことによって細菌の排除が促進されること
も分かりました。
 
 つまり、直接細菌を殺す抗菌薬を用いず
とも、細菌に「目印をつける」過程を補助
することで、私達が本来有している
免疫機能を利用して細菌を排除できる
のです。
 
 今回の成果は、細菌感染症の新たな
治療法の可能性を拓くもので、さらに
「異物」の蓄積が引き金となる他の疾患
の治療にも役立つと期待されます。
 
 本研究成果は、米国の科学雑誌
「Molecular Cell(モレキュラーセル)」
の11月21日(米国東部時間)付
オンライン版に掲載されます。
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 素晴らしい成果だと思います。
 
>直接細菌を殺す抗菌薬を用いずとも、
>細菌に「目印をつける」過程を補助
>することで、私達が本来有している
>免疫機能を利用して細菌を排除できる
>のです。
 
 身体の持っている仕組みを補助する。
 良い方法ですね。
 
 多分副作用も殆ど無いだろうし、
期待したいですね。

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