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2013年12月24日 (火)

第11回高校生科学技術チャレンジ(JSEC2013)受賞者決定

2013/12/24 主催朝日新聞社 テレビ朝日
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
 こんなチャレンジがあるんですね。
 受賞結果一覧があります。
 
 興味深い。
 
 受賞した人達の将来にとって意味の
あるものとなって欲しいと思います。
 
 私が興味を持った記事は、
2013年12月24日
 です。
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
有料記事です。
 
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 世界で通用する科学者・技術者を目指す
高校生のコンテスト「第11回高校生
科学技術チャレンジ(JSEC)」の
最終審査会が7、8の両日、日本科学
未来館であった。
 
 文部科学大臣賞などの優秀賞を受賞した
研究の内容や受賞者の横顔を紹介する。
 
■文部科学大臣賞/林靖人さん(2年)
 富山県立高岡高 ダンゴムシの定説疑う
 
 ◆ダンゴムシの左右交互に曲がる行動が
どのように起こるか
~触角の役割からそのメカニズムに迫る~
 
 ある時、裏庭で採取した大量のダンゴムシ
を水槽に入れ観察していると、障害物に
ぶつかるたびに左右交互に曲がることに
気がついた。
 
 調べてみると、「交替性転向反応」と
呼ばれる、節足動物などで多く見られる
性質だった。
 
 曲がる際の左右の足の負荷を均一にする
ために起こるとする「BALM仮説」で
説明されていた。
 
 自身の研究では、ダンゴムシは障害物に
接触した触角と逆向きに曲がることを観察
していた。
 
 定説であるBALM仮説に疑問を持った。
 
 アクリル材で迷路を自作し、2本ある
触角の片方を切ったダンゴムシを何匹も
放って動く様子をビデオ撮影した。
 
 そして、壁に接触した触角と曲がる方向
の関係を調べた。
 
 その結果、ダンゴムシは障害物と接触
した触角とは反対の方向に曲がることが
分かった。
 
 指導してきた同大生命環境科学研究科の
戒能洋一教授は「自身の観察結果から
定説に疑いを持ち、実験を続けて出した
すばらしい成果だ」と話す。
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 素晴らしいですね。
 
 定説にとらわれず、真実を追求する。
 まさに研究者ですよね。
 
 将来の夢は生物学者だそうです。
 素晴らしい研究者になって欲しい。
 
 生活することとの障壁はあるだろう
けれど是非そうなって貰いたいと思う。

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