(社説)秘密保護法案 極秘が支えた安全神話
2013年11月12日 朝日新聞デジタル
詳細は、リンクを参照して下さい。
有料記事です。
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原発テロ対策を検討した16年前の
政府の資料を朝日新聞社が入手して報じた
ことがある。
同じ内容の「現代版」があれば、
特定秘密になるだろうか。
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何が秘密かの判断を事実上、官僚の手に
委ねるのが、法案の特徴だ。
そこに恣意的な判断の入り込む余地は
ないか。
こんな例がある。
外務省は84年、原発攻撃を受けた場合
の被害予測を極秘に研究していた。
「緊急避難しなければ最大1万8千人が
急性死亡する」という結論だったが、
反原発運動への影響を恐れて部外秘扱いに
してしまった。
そこには、送電線や原発内の電気系統が
破壊され、全電源喪失になる想定も
含まれていた。
福島第一原発の事故を見通すような
内容だ。
仮にこの研究が公表されていれば、
安全対策が進んでいたかもしれない。
ところが秘密扱いになったことで、
情報は政府内ですら共有されなかった。
結果として大きな問題が放置された。
原発の「安全神話」を支えたのは、
秘密をつくりたがる官僚体質と、それを
許した政治の不作為ではなかったか。
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>原発の「安全神話」を支えたのは、
>秘密をつくりたがる官僚体質と、
>それを許した政治の不作為では
>なかったか。
そう思います。
とかく官僚は秘密にしたがる。
この情報を公開すれば、かえって混乱を
まねく。
このことを言い出せば、真に安全に係わる
事柄は出なくなる。
よくある言い訳です。
本当にそうなのか?
国民目線に立った判断が出来る官僚や
政治とは独立した組織が必要なのでは?
政治家に過去の事例の反省はない
のだろうか?
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