秘密保護、ツワネ原則に学べ 安全保障と知る権利の調整指針 法案見直し求める動きも
2013年11月7日 朝日新聞デジタル
詳細は、リンクを参照して下さい。
有料記事です。
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アフリカであった国際会議で、各国政府
が秘密保護と「知る権利」との調整を図る
ための指針がとりまとめられた。
70カ国に及ぶ人権や安全保障などの
専門家、国連関係者が2年間にわたり議論
し、立法の際のガイドラインとして
まとめた。
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■ツワネ原則の主な項目
・安全保障に関するすべての情報に
アクセスできる独立した監視機関
を設置。
・政府は防衛計画、兵器開発、諜報に
関する情報へのアクセスを合法的に
制限できる。
・政府は人権、人道に関わる国際法に
違反する情報の公開を制限しては
ならない。
・政府は秘密指定の最長期間を法律で
定める。
・秘密解除を請求する手続きを明確に
定める。
・内部告発者は明かされた情報による
公益が秘密保持による公益を上回る
場合、報復を受けてはならない。
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ツワネ原則良い指針ですね。
>この原則からみると、特定秘密保護法案
>にはどんな問題点があるのか。
>海渡弁護士は、
>▽情報アクセス権を持つ第三者機関の
>設置規定がない
>▽秘密指定の延長を無制限にできる
>▽裁判の中で秘密の内容を取り扱える
>規定がない
>――などの点を指摘。
>「法案には、知る権利や人権問題と
>バランスをはかろうという発想がない。
ツワネ原則の考え方をもとに見直すべき
だと思います。
野党はこの原則から外れるような法案
には断固として反対すべきです。
野党である民主党がこの法案と不可分
である日本版NSCの法案に賛成した。
私には理解出来ない。
国民の利益に資するとは思えません。
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