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2013年11月25日 (月)

研究進むオートファジー 神経疾患、がん治療に期待 (1/4ページ)

2013.11.23 SankeiBiz
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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〇細胞内に「ごみ袋」
 
 細胞は栄養が足りなくなると、内部に
突然、小さな膜構造が出現する。
 
 膜は不要なタンパク質やミトコンドリア
などの細胞小器官を包み込み、
直径1マイクロメートルほどの球状の
小胞を形成する。
 
 オートファゴソームと呼ばれるこの小胞
は、いわばごみ袋のようなものだ。
 
 ごみ焼却場に相当する細胞小器官の
液胞やリソソームに運ばれて融合し、
内容物ごとアミノ酸に分解され栄養源
として再利用される。
 
 これがオートファジーの基本的な
仕組みだ。
 
 この現象自体は古くから知られており、
ベルギーの生物学者が1963年、
ギリシャ語の「自分」(オート)と
「食べる」(ファジー)を組み合わせて
命名。
 
 だが、詳細なメカニズムは長い間、
謎のままだった。
 
 解き明かしたのは2人の日本人だ。
 
 最初に道を開いたのは東京工業大の
大隅良典特任教授(68)。
 
 東大助教授だった88年、酵母の
オートファジーを光学顕微鏡で観察する
ことに初めて成功した。
 
 翌年には電子顕微鏡を使い、酵母の
細胞内に出現した膜構造がタンパク質を
包み、液胞に運ばれる様子も確認。
 
 さらに93年、オートファジー機能に
関わる14個の「ATG遺伝子」を発見
して研究の基礎を築いた。
 
 研究対象を動物に拡大して発展させた
のが東京大の水島昇教授(47)だ。
 
 臨床医から転身して大隅氏のチームに
加わり、98年に世界で初めて哺乳類の
ATG遺伝子を発見。
 
 オートファジーが栄養不足の解消だけ
でなく、細胞内を浄化して健全な状態を
保つ役割も担っていることを突き止めた。
 
 生体内のごみ処理システムは、不要な
細胞を「自殺」させるアポトーシス
(細胞死)や、細胞内の不要なタンパク質
を見分けて分解する
ユビキチン・プロテアソーム系が主に
知られていた。
 
 オートファジーはこれに続く
「第3の機能」として注目され、研究が
飛躍的に進展。
 
 約15年前に世界で年間数十本だった
関連論文は、いまや年間2千本を超える。
 
 アポトーシスの発見は02年に、
ユビキチン・プロテアソーム系の発見は
04年にそれぞれノーベル賞に輝いている。
 
 大隅、水島両氏の功績もノーベル賞級
との呼び声が高い。
 
 今後の研究で大きく期待されるのは、
病気の解明や治療への応用だ。
 
 オートファジーが機能せず、神経細胞に
異常なタンパク質が蓄積すると、
アルツハイマー病やパーキンソン病など
神経疾患の原因となることが分かってきた。
 
 また、オートファジーは細胞の腫瘍化に
つながる異常なタンパク質を除去する一方、
いったん腫瘍化した細胞には
栄養供給システムとして働き、むしろ増殖
を助けている可能性があることも判明。
 
 米国では、がん患者にオートファジー
阻害剤を投与する臨床試験が始まっている。
 
 ただ、オートファジーの仕組みは、
オートファゴソームの形成メカニズムなど
不明な部分も多い。
 
 大隅氏は「全体の30%程度しか解明
されておらず、オートファジーを自由自在
に制御できるようになるまで道のりは遠い」
と話す。
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 オートファジー注目されていますが、
まだ全体の30%程度しか解明されて
いないんですね。
 
 しかも、日本人の研究者が貢献して
いたとは知りませんでした。
 
 頑張ってください。
 功績はノーベル賞級だそうです。
 素晴らしい。

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