TDK、HDD記録密度のブレークスルー「熱アシスト記録技術」のデモを公開
2013年10月10日 diginfo.tv
詳細は、リンクを参照して下さい。
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TDKは、CEATEC JAPAN 2013において、
ハードディスクの更なる大容量化が可能な
「熱アシスト記録技術」のデモを公開
しました。
この技術は、TDKが開発した熱アシスト
記録ヘッドにより、従来の磁気だけでなく
熱も使って記録を行うものです。
現在、記録メディアに保磁力の高い素材
を使うことで記録密度を高めていますが、
それも限界に達しています。
この方式では、レーザーを照射し加熱
によって一時的に保磁力を弱めて
書き込みを可能にするもので、記録密度を
さらに高めることができます。
"現在3.5インチのハードディスクですと
3TB程度の容量ですが、これが2020年頃
には、30TBないしは40TBの大容量の
ハードディスクドライブを実現できる
ようになります。"
"まずは、2015年後半になんとか
この技術を搭載した製品を世の中に
出したいと考えています。"
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もうそろそろ限界かと思っていましたが、
すごいです。
3.5インチのHDで30TBないしは40TBだ
そうです。
もっとも私的にはそんなに記憶容量は
必要ないと思いますが、画像とか、動画
などを多量に記録したい人には欲しい
ものだと思います。
2015年後半ならそんなに遠くない
話しですね。
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