自然に消えるがんに希望 千葉県がんセンター病院長・中川原章さん(未来を創る)
(未来を創る)
2013年10月21日 朝日新聞デジタル
詳細は、リンクを参照して下さい。
有料記事です。
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全身に転移した赤ちゃんのがんが、
ある日突然消えてしまう。
なぜ、どうやって消えるのか。
その不思議を追って40年余。
ついにその一部を突き止め、7月に
米医学誌で発表した。
神経芽腫は、小児がんの中で白血病、
脳腫瘍(しゅよう)に続いて多い。
主におなかにできる。
その多くは骨や骨髄などに転移し、
手足の痛みや貧血などの症状が出てから
見つかる。
ただ、1割はがんが自然に小さくなって
治る。
特に1歳未満では半数以上が自然に治る
という。
10年ほど前、自然に治る場合には、
「UNC5D」という遺伝子が活発に
働いていることを見つけた。
この遺伝子の働きを探っていくと、
がん細胞が勝手に死んでいく回路がある
ことがわかった。
栄養因子が足りなくなると、この回路の
スイッチが入り、がんは飢え死にして
しまう。
がんの悪化の仕組みに比べ、自然に治る
仕組みは研究が少ない。
「自然界は両面のバランスで成り立って
いる。両面を知れば、よりよい治療が
組める」。
そう信じ、研究を続ける。
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知りませんでした。
>「自然界は両面のバランスで成り立って
>いる。両面を知れば、よりよい治療が
>組める」。
そう思います。
今後に期待したい。
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