阪大、細胞の自己分解で病原菌撃退するオートファジー機構を解明
2013年10月09日 日刊工業新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
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大阪大学大学院生命機能研究科・
医学系研究科の吉森保教授らの
研究グループは、細胞内に侵入した
病原細菌が細胞の自己分解作用である
オートファジーによって殺される仕組み
を突きとめた。
傷ついた細胞内小器官はがんや炎症の
原因となるため、こうした疾患予防に
役立つとみられる。
成果は8日、米科学誌ジャーナル・
オブ・セルバイオロジー電子版に掲載
された。
吉森教授らはサルモネラを含む多くの
病原細菌が細胞内小器官のエンドソーム
から出るためにその膜を傷つけると、
破れを察知したオートファジーの作用を
担う細胞膜、オートファゴソームが、
エンドソームごとサルモネラを
包み込んで分解することを見いだした。
解析したところ、オートファゴソームは
傷ついたエンドソームしか標的にしない
ことと、傷ついたエンドソームに、
たんぱく質「ユビキチン」が結合して、
オートファゴソームの周囲に形成される
ことが分かった。
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身体の仕組み良く出来てますね。
オートファジーは蛋白質の単なる
お掃除、リサイクル屋さんではない
ということですね。
いろいろ解明されてますが、
知らなかっただけのことで、
昔から働いていたわけです。
働き者です。
関連投稿です。
2013年10月 7日
大阪大学の研究成果リリースです。
2013年10月8日
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