花粉症:明け方に症状悪化は「時計遺伝子」関与 山梨大
2013年09月30日 毎日jp
詳細は、リンクを参照して下さい。
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山梨大医学部の中尾篤人教授(免疫学)
らの研究グループは、花粉症やじんましん
などのアレルギー症状が夜や明け方に
重くなる仕組みを解明したと発表した。
症状を起こす免疫細胞にある
「時計遺伝子」が関わっていることを
突き止めた。
中尾教授は「遺伝子に働きかけて症状
を抑えるなど新たな治療薬の開発に
つながる」としている。
9月23日付の米アレルギー臨床
免疫学会誌(電子版)に発表した。
中尾教授らは今回、目や鼻の粘膜など
にあり、花粉など原因物質(アレルゲン)
に反応して症状を起こす免疫細胞
「マスト細胞」に着目。
マスト細胞を含め、あらゆる細胞には
昼夜などで血圧や内臓機能などを調節する
「時計遺伝子」があり、この遺伝子が
関わっていると推測した。
中尾教授によると、現在のアレルギー
治療薬はヒスタミンの作用を抑える
対症療法が中心で、薬が効かない患者も
いる。
今回の研究成果を基に、時計遺伝子に
直接働きかけて症状を緩和する新たな
点鼻薬などを作れる可能性があるという。
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良さそうです。
遺伝子解析が進んできましたので、
こういうこともわかってきたと、
>今回の研究成果を基に、時計遺伝子に
>直接働きかけて症状を緩和する
>新たな点鼻薬などを作れる可能性が
>あるという。
ということですね。
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