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2013年10月15日 (火)

がん細胞「殺す遺伝子」、短期間で大量取得 富山大と金沢大グループ

2013/10/14 富山新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 富大と金大の研究グループは13日、
人の血液中で、がんやウイルスに感染した
細胞を 特別なセンサーで見つけて殺す
「キラーT細胞」から、センサー機能を
備える遺伝子を短期間で大量に取得できる
システムを世界で初めて開発したと発表
した。
 
 研究グループは、 がん患者に副作用の
少ない「テーラーメード(個別)免疫療法」
の開発に道が開けたとし ている。
 
 研究グループは開発したシステムを使い、
ウイルス感染者の血液からキラーT細胞を
検 出し、「TCR」と呼ばれる特定の
細胞を識別して殺す遺伝子を380個
取得することに 成功した。
 
 がん患者の血液からもキラーT細胞を
検出し、210個のTCRを取得した。
 
 これらの遺伝子を血液中のリンパ球に
戻して遺伝子情報を発現させたところ、
ウイルス 感染細胞とがん細胞を特異的に
殺すリンパ球を作ることができた。
 
 村口教授は「患者自身の細胞を治療に
使うため副作用はなく、末期のがん患者
への迅速な治療にも役立つ可能性がある」
と話した。
 
 水腰講師は「がん細胞を死滅させる、
いわば 優秀な『兵士』を即席で大量に
作ることができるようになった」と
有用性を説明した。
 
 今後、臨床研究を経て、システムの
実用化を目指す。
 
 研究成果は13日付の米国科学誌
「ネイチャー・メディスン」電子版に
掲載された。
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 素晴らしいですね。
 
>従来の方法では、血液中から取り出した
>キラーT細胞を培養し、クローン細胞を
>作り出すことが必要で、遺伝子を
>取り出すのに3カ月程度の時間を要して
>いた。
 
>これに対し、今回のシステムでは、
>遺伝子を取り出すまで10日間に
>短縮された。
 
 どの位の効率でがん細胞を特異的に殺す
リンパ球を作ることが出来るのだろう?
 
 大いに期待したいです。
 
 がん患者に副作用の少ない
「テーラーメード(個別)免疫療法」
が実現すると良いですね。

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