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2013年10月22日 (火)

脳内ネットワークの過剰な活動が統合失調症の症状に関与

2013年10月17日
独立行政法人理化学研究所
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 統合失調症は、脳がさまざまな情報を
統合することができなくなり
引き起こされる精神疾患です。
 
 幻覚や妄想があらわれたり、考えが
まとまらないなどの症状が特徴です。
 
 多数の発症原因があるとされています
が、根本的な原因は解明されていない
のが現状です。
 
 脳は休息時でも、特定の
脳内ネットワークで一定の活動レベルを
保っているといわれます。
 
 この、いわばアイドリング状態の
脳内ネットワークのことを
「デフォルト・モード・ネットワーク」と
呼びます。
 
 近年、統合失調症や自閉症のなどの
精神疾患の患者では、このネットワークの
つながり方に異常があることが指摘されて
います。
 
 つまり、デフォルト・モード・
ネットワークが、どのように情報を処理し、
他の脳の領域と情報のやりとりを行って
いるのかを探れば、精神疾患の患者の脳で、
何が問題になっているかが解明できると
考えられています。
 
 理研の研究チームは、このネットワーク
で中心的な役割を果たし、記憶にも深く
関わっている脳の領域「海馬」に着目
しました。
 
 複雑な精神疾患の症状の原因を探るため
に、統合失調症に似た症状を示す
遺伝子改変マウス
(統合失調症モデルマウス)を作製して
実験することにしました。
 
 研究チームは、統合失調症モデルマウス
に迷路テストをさせ、そのときの海馬の
神経細胞の活動を、電気生理学的手法を
用いて調べました。
 
 マウスが迷路を走るとき、海馬の
神経細胞はマウスが通過する位置に応じて
活動することが知られています。
 
 これを場所細胞といいます。
 
 通常のマウスでは、迷路を走り終わって
休息している間に、直前に迷路を走った
ときと同じ順番で海馬の場所細胞が活動
します。
 
 しかし、統合失調症モデルマウスでは、
休息中に海馬の場所細胞の活動の順番が
まったく再現されず、さらに、ほとんど
同時に場所細胞が過剰に高いレベルで
活動していることが分りました。
 
 このことから、海馬での情報が
デフォルト・モード・ネットワークの
中で正しく処理されていない可能性が
示されました。
 
 今回の研究で、幻覚や妄想、思考の混乱
などといった統合失調症の症状が記憶に
関わる脳内ネットワークの機能異常と関連
していることが分かりました。
 
 この成果により、現在使われている
統合失調症の薬や治療法の新しい解釈が
可能になり、この疾患の創薬や新しい
治療法の開発につながると期待されます。
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 なるほど、
デフォルト・モード・ネットワークね~
 
 記憶の整理がうまくいかないということ
のようです。
 
 この疾患の創薬や新しい治療法の開発に
つながるとよいですね。
 
 期待しています。

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