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2013年9月 3日 (火)

カメラのように一瞬で画像が取得できる「2次元多共焦点ラマン顕微鏡」の実用化に成功

平成25年9月2日
株式会社東京インスツルメンツ
学習院大学
早稲田大学
科学技術振興機構(JST)
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 JST先端計測分析技術・機器開発
プログラムの一環として、株式会社
東京インスツルメンツ、学習院大学、
早稲田大学の開発チームは、
カメラのように一瞬で画像が取得できる
「2次元多共焦点ラマン顕微鏡」を
世界で初めて実用化しました。
 
 共焦点ラマン顕微鏡は、ラマン分光法
注1)を利用してレーザー光を物質に
照射したときに発生する微弱な
ラマン散乱光を検出し、物質種の同定や
化学結合の状態、分子や結晶の構造などの
分析に使われています。
 
 また、共焦点光学系注2)を活かして
透明な試料の内部までも非破壊で観察
できるため、生きた細胞の新しい評価・
観察手法としても注目され始めています。
 
 一般的なラマン顕微鏡は、一点に集光
したレーザー光で測定したい面を走査して
ラマン信号を測定し、画像として描き出す
必要があります。
 
 そのため、描画には10時間以上かかる
場合もありました。
 
 最近では、レーザー光をライン状にして、
より広範囲を走査する高速なラマン顕微鏡
も普及しつつあります。
 
 しかし、一瞬でカメラのように
ラマン画像を取得することはできない
ため、細胞内物質の代謝の様子や、
結晶構造や化学反応の変化を
リアルタイムに観察することが
できませんでした。
 
 開発チームは、レーザーや試料を全く
動かさず、一瞬でラマン画像を取得
できる「2次元多共焦点ラマン顕微鏡」の
実用化に成功しました。
 
 開発した顕微鏡は、レーザー光を
21×21点、合計441点の格子点状
(2次元)に分割して試料に照射して
各点からのラマン散乱光を同時に測定し、
441ピクセルの高空間分解能ラマン画像
を1秒で取得できます。
 
 同じ画像を従来の走査方式の顕微鏡で
観察するには、441秒(約7分)
かかっていました。
 
 さらに、透明な試料であれば、その断面
も測定できます。
 
 この成果は、長時間レーザーを照射する
ことができない細胞などが時間的に
変化する様子を、内部までリアルタイムで
非破壊に観察可能とするものです。
 
 本装置は、
株式会社東京インスツルメンツが
2013年9月より受注販売を開始します。
 
 また、2013年9月4~6日に開催
される「JASIS 2013」の
同社ブースにて、実機の展示を行います。
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 良いですね。
 
>441ピクセルの高空間分解能
>ラマン画像を1秒で取得できます。
 
>一瞬で2次元ラマン画像を描画できる
>2次元多共焦点ラマン顕微鏡は、従来の
>ラマン顕微鏡では困難であった
>逐一変化する化学反応や物質、
>生きた細胞などの変化をリアルタイムで
>立体的に観測できるため、
>これまでの常識を越えた新しい研究や
>開発に寄与すると期待されます。
 
>これまでの常識を越えた。
 と言っていますね。
 
 期待したい。

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