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2013年9月26日 (木)

分子と分子をつなぐ:環境に優しいカップリング反応の開発

02 August 2013
名古屋大学ハイライト論文
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 名古屋大学トランスフォーマティブ
生命分子研究所(WPI-ITbM)の伊丹健一郎教授
を中心とした研究チームは、ノーベル賞反応
として知られる
「溝呂木-ヘック型カップリング反応」を
大きく改良し、独自のニッケル触媒を用いて
芳香族分子とアルケン分子のカップリングに
成功しました。
 
 この研究成果は7月20日付で
Angewandte Chemie International Edition
オンライン版に掲載されました。
 
 触媒は化学物質を合成する上で、2つの
分子を効率よくつなげる重要な役割を
果たします。
 
 ノーベル賞を2010年に受賞した
溝呂木-ヘック型カップリング反応は
強力な手法としてこれまで用いられて
きましたが、触媒として使われる
パラジウムが高価であること、また反応の
過程で環境に有害な金属化合物や
ハロゲン化物を副産物として生み出すこと
が問題視され、環境低負荷型の
カップリング反応が開発されることが
待ち望まれていました。
 
 伊丹教授は2011年に芳香族化合物と
フェノール誘導体をつなげて
ビアリール化合物を安価に製造する
次世代型クロスカップリング反応、
また2012年に、芳香族化合物と
芳香族エステルをつなげる次世代型
クロスカップリング反応の開発に成功
しており、カップリング反応の世界的な
開発競争をリードしてきました。
 
 今回、伊丹教授はこれまで不可能と
されてきたヘテロ芳香族分子と
エノール誘導体や不飽和エステルをつなぐ
次世代型カップリング反応の開発に、独自
のニッケル触媒を用いることで成功
しました。
 
 本触媒反応は、環境に負荷が少ないこと、
これまで不可能とされてきた分子の
組み合わせを可能にしたこと、触媒が安価
であることから、従来法に比べて
高い実用性を持ちます。
 
 今後はこのカップリング反応が
トランスフォーマティブ生命分子研究所
における動植物の
システムバイオロジー研究を加速させる
ことが期待されています。
 
 また、開発されたニッケル触媒は
近日中に関東化学株式会社より発売される
ため、伊丹教授の研究成果が企業や大学
での研究活動に大きな変革をもたらすこと
が予想されます。
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>ノーベル賞反応として知られる
>「溝呂木-ヘック型カップリング反応」
>を大きく改良し、独自のニッケル触媒
>を用いて芳香族分子とアルケン分子の
>カップリングに成功しました。
 とのこと。
 
 良さそうですね。
 
>開発されたニッケル触媒は近日中に
>関東化学株式会社より発売されるため、
>伊丹教授の研究成果が企業や大学での
>研究活動に大きな変革をもたらすことが
>予想されます。
 
 期待したい。
 
 参考までに、論文へのリンクは
名古屋大学プレスリリース

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