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2013年9月11日 (水)

免疫反応の調整役 絶妙のバランス

2013年9月2日  読売新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 感染症から体を守る免疫反応は、
バランスが崩れると、アレルギーや
関節リウマチなどの原因にもなる。
 
 その「さじ加減」を調節している仕組み
の一端を解明したと、大阪大の二つの
研究グループがそれぞれ発表した。
 
 時々刻々と変化する環境や体の状態に
合わせて健康を維持している免疫システム
だが、研究成果からは、その複雑さと、
意外なもろさがうかがえる。
 
■異常時、一気に数千倍
 
 免疫の中心となっているのは、阪大の
平野俊夫学長と岸本忠三・元学長が
1986年に発見した「インターロイキン
(IL)6」というたんぱく質だ。
 
 IL6は、全身に異常を知らせる
警報装置のようなものであり、
ウイルス感染などの異常をキャッチした
細胞から分泌される。
 
 すると、病原体を退治する様々な
免疫細胞が結集し、<迎撃作戦>を展開
する。
 
 ウイルスや細菌はいつでも体内に侵入
してくるので、IL6は常に体内のどこか
で作られている。
 
 けがなどで大量の病原体が侵入すると、
血液中のIL6は一気に数千倍に増え、
ピークを過ぎると短時間で激減する。
 
 こうした爆発的な増減が、どのような
仕組みで制御されているのかは謎だった。
 
 審良静男教授らのグループは2009年、
体内のIL6の量を減らすたんぱく質
「リグネース1」を発見。
 
 今年5月には、マウスの遺伝子を操作
してリグネース1を作れなくすると、
免疫が働き過ぎて体内のあちこちで
激しい炎症を起こす「自己免疫疾患」に
なることを突き止め、米科学誌セルに
発表した。
 
 一方、岸本元学長らのグループは、
マウスで「アリッド5a」という
たんぱく質を作れないようにすると、
IL6が増えなくなることを発見。
 
 通常は血液中にIL6が増えると発熱し、
患部では炎症が起きるが、アリッド5aが
働かない場合は、細菌が作る毒素を
注射しても発熱せず、自己免疫疾患も発症
しないことを確かめ、5月に
米科学アカデミー紀要に発表した。
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 免疫システムは複雑で謎が多い。
 
 今回その一端の解明に成功したようです。
 
はその中心と言って良いのかな?
 審良静男教授(拠点長)の所
頑張ってます。
 
 関連研究成果です。

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