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2013年9月 7日 (土)

生きた細胞内での画期的なRNA検出法を開発

平成25年9月6日
科学技術振興機構(JST)
理化学研究所
北海道大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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ポイント
 
〇遺伝子発現量を蛍光シグナルで検出する
 高速化学反応を開発
〇酵素を使わず、一定温度で
 遺伝子シグナルを1,500倍に増幅し
 高感度検出
 
〇次世代の技術として期待される、
 生細胞内遺伝子発現解析法への
 応用が可能
 
 
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 JST課題達成型基礎研究の一環として、
北海道大学 大学院薬学研究院の阿部 洋
准教授(前 理化学研究所 伊藤ナノ医工学
研究室 専任研究員)らは、遺伝子発現の
情報を生きた細胞内で化学的に増幅して
検出する分子プローブを開発しました。
 
 細菌検査や医療診断などで、遺伝子解析
技術の利用が進んでいます。
 
 現在、遺伝子の発現量を調べる方法
として一般に用いられている
リアルタイムPCR法注1)は、
 
1)細胞を破壊してRNAを抽出する、
2)RNAからDNAに変換する、
3)温度サイクルによりDNAを増幅する
 
――それぞれの過程で時間とコストが
かかります。
 
 このため、安価で簡便迅速な遺伝子検出
技術の開発が期待されています。
 
 今回、阿部准教授らは、細胞に含まれる
特定の遺伝子の発現の有無を、酵素を
用いず一定温度で、生きた細胞内で
化学増幅して検出できるプローブの開発に
成功しました。
 
 このプローブは、従来の方法とは異なり、
細胞と混ぜるだけで遺伝子の発現の有無を
解析でき、解析にかかるコスト、時間、
スペースを節約できることから、
環境細菌検査や医療診断など、その場で
検査が必要な技術への応用が期待
されます。
 
 本研究は、岐阜大学 工学部 生命工学科
の柴田 綾 特任助教(前 理化学研究所
伊藤ナノ医工学研究室 基礎科学
特別研究員)、理化学研究所 伊藤ナノ
医工学研究室の鵜澤 尊規 研究員、
伊藤 嘉浩 主任研究員、北海道大学
大学院薬学研究院の周東 智 教授と共同で
行ったものです。
 
 本研究成果は、米国化学会誌
「Journal of the 
American Chemical
 Society」のオンライン速報版
で近日中に公開されます。
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 良さそうですね。
 
>RNAの抽出操作やPCRによる
>増幅操作を必要としない次世代の
>細胞内遺伝子発現検出法として、
>あるいは生細胞内RNAイメージング
>技術としての応用が期待されます。
 
 期待したい。

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