画期的治療!がん細胞だけやっつける「ウイルス療法」臨床研究で顕著な効果
2012/9/13 JCASTテレビウォッチ
詳細は、リンクを参照して下さい。
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長野県に住む中野ヒロ子さん(64)は
4年前に悪性脳腫瘍に罹り、診断した医師
からは余命は1年と宣告を受けた。
発症から1年の生存率は50%、1度は手術
でガンを取りきったが、直ぐに再発し
症状は悪化していった。
そんな時見つけたのが、東京大学の
脳腫瘍外科で臨床研究を行っている
「ウイルス療法」だった。
腫瘍に注射で直接接種
「ウイルス療法」について、
臨床試験中の藤堂具紀教授は「ガン細胞
だけで増えるウイルスを作り、
直接ガン細胞をやっつける治療法です」
と説明する。
元になったのは唇の水ぶくれなどの
原因となる口唇ヘルペスウイルスだ。
藤堂教授は10年かけてこのウイルス
から正常細胞は傷付けず、ガン細胞だけ
を破壊するウイルスを開発した。
脳腫瘍ならば、頭に穴を開けて腫瘍に
直接ウイルス注射をする。
手術時間は1時間と短い。
注射から50時間でほぼすべての
ガン細胞が破壊された。
3年前にこの手術を受けた中野さんは、
先月30日(2013年8月)に再検査を
受けた。
手術から41か月、「腫瘍は小さくなって
います。再発の可能性はまずないでしょう」
と藤堂教授が笑って言う。
ウイルス治療法は脳腫瘍だけでなく、
ほぼすべてのガンに効果であることが
わかってきた。
藤堂教授は明言した。
「10年後にはウイルス治療はごく
当たり前の治療法になっていると確信
していますよ」
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素晴らしい治療法です。
うまくいったようですね。
関連投稿です。
2009年8月11日
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