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2013年9月18日 (水)

軽量で消費電力の少ないナノカーボン高分子アクチュエーターを開発

2013年8月23日 産業技術総合研究所
 
産業技術総合研究所
 
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ポイント
 
・産総研開発の高純度スーパーグロース
 カーボンナノチューブを
 アクチュエーター電極に活用
 
・従来の約百倍の繰り返し耐久性と
 約数十倍の変位保持性を実現
 
・軽量、超薄型、低消費電力という
 特徴を生かし、さまざまな製品への
 応用を検討
 
 
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概要
 
 独立行政法人 産業技術総合研究所
(以下「産総研」という)
健康工学研究部門
人工細胞研究グループ安積 欣志
研究グループ長、杉野 卓司 主任研究員は、
アルプス電気株式会社
(以下「アルプス電気」という)
仙台開発センター 徳地 直之 技術本部
材料技術部グループマネージャー、
高橋 功 主任技師らと共同で、
産総研 ナノチューブ応用研究センター
らが開発したスーパーグロースカーボン
ナノチューブ(SG-CNT)を用いて、
10万回駆動しても変位量が10%しか減らない
繰り返し耐久性、3時間にわたって変位状態
をほぼ一定に保てる変位保持性などをもつ
高性能なナノカーボン高分子
アクチュエーターを開発した。
 
 この成果は、独立行政法人
新エネルギー・産業技術総合開発機構
(NEDO)「低炭素 社会を実現する革新的
カーボンナノチューブ複合材料
開発プロジェクト」の一環として
得られたものである。
 
 このアクチュエーターは、SG-CNT、
イオン液体、ポリマーバインダーである
ベース樹脂からなる電極2枚の間に、
イオン液体とベース樹脂からなる
ゲル電解質を挟んだ構造であり、
3 V以下の電圧で大きく変形する。
 
 軽量、超薄型、低消費電力という特徴を
生かして、今後、昇降する入力スイッチ、
点字ディスプレー、イルミネーション、
マイクロポンプなどのさまざまな製品への
応用を進める。
 
 なお、この技術の詳細は、
平成25年8月26日~30日に大韓民国 済州島
で開催される国際学会 BAMN2013
(The 7th World Congress on Biomimetics,
Artificial-Muscles and Nano-Bio)で発表
される。
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 良さそうです。
 
 幅広い分野での応用、期待しています。

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