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2013年9月15日 (日)

超高感度 MRI 造影剤につながる基本分子骨格の開発に成功

2013/09/09
九州大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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概 要
 
 九州大学稲盛フロンティア研究センター
の山東信介教授と野中洋特任助教らの
研究グループは、核スピン科学(※1)を
もとに数千倍の超高感度化状態を長時間
維持できる高感度造影剤の基本骨格を開発
しました。
 
 この骨格から、重要な生体分子である
カルシウムイオンや酵素、活性酸素種を
高感度検出できる高感度 MRI 造影剤を
設計し、体外での実証実験に成功
しました。
 
 体を傷つけずに体内の分子の活動を
画像化することができる MRI は、医療、
また、基礎研究に幅広く応用されて
います。
 
 しかしながら、その感度は低く、
MRI 造影剤を用いたとしても、体内に
大量に存在する水や限られた生体分子
以外の検出は困難でした。
 
 今回の結果は、将来的な目標である
体の中の様々な生体分子活動の観測に
道を開く重要な成果です。
 
 本研究成果は、2013 年 9 月 11 日
(水)午前 10 時(英国時間)に、
国際学術雑誌 Nature 姉妹誌の
オンラインジャーナル
『Nature Communications』に掲載される
予定です。
 
 
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■内 容
 
 今回、研究グループは、核偏極(※5)
という技術を用い、感度を飛躍的に向上
させた超高感度 MRI 造影剤の開発に成功
しました。
 
 核偏極法は、MRI 造影剤の感度を劇的に
向上させることができる画期的技術です。
 
 しかし、一般に、核偏極した MRI 造影剤
はその超高感度化状態を長く保つことが
できないという致命的な欠点がありました。
 
 研究グループは、核スピン科学をもとに、
超高感度化状態を長時間維持できる
化学構造の探索を進め、高感度化を長時間
維持できる造影剤基本骨格の開発に成功
しました。
 
 開発した骨格構造は約 6000 倍の
感度向上(偏極直後)、また、これまで
生体解析に用いられてきた既存の核偏極
MRI 造影剤と比較して約 20 倍の
超高感度化維持時間を実現しています。
 
 また、この基本骨格から、重要な
生体分子であるカルシウムイオンや
生体酵素、活性酸素種を検出できる
高感度 MRI 造影剤を設計し、体外での
実証実験に成功しました。
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 素晴らしいです。
 
>開発した骨格構造は約 6000 倍の
>感度向上(偏極直後)、
>また、これまで生体解析に用いられて
>きた既存の核偏極 MRI 造影剤と
>比較して約 20 倍の超高感度化
>維持時間を実現しています。
 
 ちよっと気になるのは、20 倍の
超高感度化維持時間なんですが、
絶対時間で示して貰いたい。
 
 素晴らしい成果であるとは思いますが、
MRIの撮影時間は長いので、
実用に耐えるものなのかどうか判断が
つかない。

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