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2013年9月25日 (水)

バイオ燃料資源候補の微細緑藻から前処理工程なしに炭化水素を抽出 - 東大

2013/07/29 マイナビニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
またまたちょっと前の記事です。
良いと思うので投稿しておきます。
 
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 東京大学は7月26日、バイオ燃料資源
として期待されている微細緑藻
「Botryococcus braunii(B.braunii)」
(画像1・2)を海水を用いて培養することで、
乾燥や加熱など、エネルギーの大量消費を
必要としていた前処理工程を行わずに
大部分の炭化水素を溶媒抽出することに
成功したと発表した。
 
 成果は、東大大学院 農学生命科学研究科
生物・環境工学専攻の古橋賢一氏
(日本学術振興会特別研究員)、同・佐賀清崇
助教、同・岡田茂准教授、同・芋生憲司
教授らの研究チームによるもの。
 
 研究の詳細な内容は、6月14日付けで
米オンライン科学誌「PLoS ONE」に掲載
済みだ。
 
 化石燃料の枯渇や地球温暖化対策として
注目が集まっている次世代のバイオ燃料資源
が、単位面積当たりのオイル生産性が高い
微細藻類だ。
 
 通常、オイル生産性微細藻類は細胞内に
オイルを蓄積させるが、今回の研究で
用いられたB.brauniiは、乾燥重量の
数十%におよぶオイルを個々の細胞を
つないでいる細胞間マトリクスに蓄積
させるという特徴を持つ。
 
 またこのオイルは酸素原子を含まない
発熱量の大きい重油相当の炭化水素だ。
 
 B.brauniiはこれらの特徴を持つため、
ほかの微細藻類と比較してオイルの
抽出・変換・精製工程におけるエネルギー
やコストの削減が期待されている。
 
 ただし、炭化水素の蓄積の場である
細胞間マトリクスは非常に弾性に富んで
いるため、圧搾などによる物理的な回収が
難しく、また有機溶媒も炭化水素に容易に
接触できないという問題があった。
 
 このため、高効率でB.brauniiから
炭化水素を得るには、加熱もしくは乾燥
というエネルギーを大量に消費する
前処理工程後の溶媒抽出が必要だった
のである。
 
 今回の発見は、前処理で藻体を殺さずに
炭化水素を回収し、同藻体を再利用して
炭化水素を再生産させる技術
「ミルキング」につながる可能性を持つ。
 
 ミルキングを用いて培養槽内で
B.brauniiから炭化水素のみを回収しつつ
高い藻体濃度を維持すれば、
「コンタミネーション」
(競合する微細藻類や雑菌の繁殖)を防ぐ
ことが可能となるかも知れないと
している。
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 良さそうです。
 
 「ミルキング」の実現に期待したい。
 
 藻から石油をという記事は沢山あります。
 
 参考までに、一つ
2011年5月30日
 
 2011年なんですね。
 時間の経つのは早い。

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