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2013年8月 7日 (水)

「6カ月の壁」打ち破る脳卒中の後遺症を改善 ボツリヌス療法

2013.08.06 47news
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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▽動かない腕
 
 都内の主婦Fさん(68)が脳出血で
倒れたのは2004年2月。
 
 手術で一命は取り留めたが、右半身に
まひが残った。
 
 1カ月後、リハビリ専門病院に転院。
 
 5カ月に及ぶ入院中、懸命の訓練で
何とか歩けるようになったが、上肢は
動かない。
 
 肘や手首が曲がり、拳は胸のあたりに
くっついたまま。
 指は固く握られて開かない。
 
 痙縮だった。
 
 数年前のことだ。
 Fさんはテレビ番組で、頭部への
磁気刺激と集中的なリハビリの併用で
まひを改善する画期的治療法
「NEURO」の存在を知った。
 
 開発したのは慈恵医大の安保雅博教授ら。
 
 腕を動かしたい一心で慈恵医大病院を
訪ねたFさんだったが、NEUROは
受けられなかった。
 
 「動くものを、より動かせるようにする
のがNEURO。
 腕も指も全く動かないFさんは対象外
でした」と安保教授。
 
 ちょうどそのころ、痙縮に対する
ボツリヌス療法に保険が適用され、同病院
でも治療が始まった。
 
 ボツリヌス療法は、ボツリヌス菌が作る
神経毒を精製した薬を筋肉内に注射し、
緊張を和らげて柔らかくする治療法だ。
 
 痙縮の患者に用いれば日常の動作が
スムーズになり、リハビリもしやすくなる。
 
 関節まで固まってしまう「拘縮」への
移行を予防したり、介護者の負担を軽減
したりする効果も期待できる。
 
 ただし、やみくもに注射を打てばいい
というものではない。
 「どの筋肉に、どれだけの量を打てば
治療の目的を達成できるのか、きちんと
評価することが大切です」と安保教授は
解説する。
 
 
 ▽不可欠な訓練
 
 従来のリハビリでは歩行など下肢の
機能回復が優先された。
 
 上肢については「どうせ治らない」
「利き手を変えればいい」と後回しになる
ことが多かった。
 
 そこに登場したボツリヌス療法。
 
 安保教授らは多数の症例を分析し、
機能の改善は肩から肘、手首の順で進む
こと、大胸筋や上腕二頭筋など肩周りを
中心に注射すると良い結果が得られる
ことを突き止めた。
 
 1回の治療に1本約5万円の薬を
最大5本使う。
 
 3割負担でも支払いは高額だ。
 
 効果は3~4カ月持続するが、注射だけ
では決して機能は回復しない。
 
 この間に患者自身がストレッチなどの
訓練を集中的に行い、機能の改善を徐々に
上積みしていくことが欠かせない。
 
 「全く動かなかったものが少しでも
動けば、NEUROへの道も開けます」
と安保教授は話す。
 
 脳卒中の発症から約10年。
 Fさんはこれまでに5回、
ボツリヌス療法を受けた。
 
 今も指は開かないが、拳は腰付近まで
下がり、肩から肘までは動かせるように
なった。
 「治療を続け、いつかは指を動かして
NEUROを受けたい。
 昔のように右手も使って料理をしたい」
と希望を語った。
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 リハビリも発展途上なんです。
 なんとか動かせるようになると良い
ですね。
 
 ボツリヌス療法、痙縮の患者には有効
そうです。
 動かないものを強制的に動かすわけにも
いかないわけだから、
 
 上記の記事に載っている大学へのリンク
を参考まで下記に、
 
 
「 rTMS治療(反復性経頭蓋磁気刺激治療)
およびボツリヌス治療を希望される患者さん
へ」
 という内容があります。

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