出産した社員…いらないの? すでに後任・「戻せない」
2013年08月23日 朝日新聞デジタル
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子どもたちが眠ったら、寝室を
抜け出してリビングのパソコンの前に
座る。
転職サイトに目を通しながら東京都内の
女性(32)は、思わずため息をついた。
この前の面接は、感触がよかった。
「あなたの経歴なら営業アシスタントは
どうか」と打診された。
でもだめだった。「下のお子さんは
おいくつでしたっけ」と聞かれたことが
ひっかかる。
夫と3歳、1歳の娘の4人家族。
子どもたちはかわいい盛りだ。
でもふと思う。
「子どもがいなければ、仕事が決まる
のかな」
本当は5月、次女の育児休業から復帰
するはずだった。
診療所の受付で働いていた。
復帰直前、上司から呼び出され
「元の仕事には戻せない」と告げられた。
すでに後任が決まっていた。
事実上の退職勧奨だった。
不誠実な職場の対応に見切りをつけた。
賃金3カ月分の解決金と、「復職証明書」
をもらうことを条件に辞めた。
職場復帰をはたしたことを示す
復職証明書がないと、子どもたちが保育園
を退園になりかねない。
万が一退園なら、育児に時間がとられて
次の就職活動もままならない。
以前は外資系の大手生命保険会社で
営業職についていた。
終電帰りもしばしば。
でも自分なりの工夫を凝らして保険を
売るのはおもしろかった。
しかし、長女の出産後、育休から復帰
すると、事態がかわった。
子どものいない頃と同じ成果を求められ、
短時間勤務(時短)などの制度は使え
なかった。
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待機児童の多い地域で、保育園に入る
にも苦労した。
長女と次女は別々だ。
「子どもを育てながら働くって、
もっと普通にできる時代だと思っていた」
「子どもを産んだ女性社員はいらない。
それが会社の本音なのでしょうか」。
退職を決めたが、裁判所に労働審判を
申し立て、退職理由を会社都合にする
ことと、解決金を求めている。
会社がしていることは間違っている
のではないか。
それを証明したい一心だ。
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ひどい話しだと思う。
会社は間違っている。
社会に対する役割を全くわかって
いない会社が大多数ということですね。
破産してしまっては元も子もないが
そうでないのなら、世の為、人の為に
存在するのが会社でなくてはいけない
はずだと思うのだが、
どうもそうではないらしい。
こんな状況をそのままにしておいて
どうして少子化など解決できるのか?
保育所がたりないという話しもそう
だが、政治家も、官僚達も少子化問題を
どう解決しようとしているのか?
深刻な問題だと思っていないのかな?
何の対策もとらないから、急激な高齢化が
起こったのでは?
だからいろいろな問題が起きている。
今のままでは、あっという間に人口半減
です。近い将来人口5000万人は確実。
その位が適切な人口なのかもしれない
けれど、それで良いと思っているのかな?
そのころにやっと対策らしきものを実施!
ということかな?
まったく鈍感な人たちが多い。
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