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2013年8月31日 (土)

酵母を利用して非可食バイオマスから高機能界面活性剤を量産

2013年8月29日
産業技術総合研究所プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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ポイント
 
・酵母と非可食バイオマス(非可食油)
 を使った天然由来の界面活性剤
 (バイオサーファクタント)の量産技術
 を確立
 
・今回得られたバイオサーファクタントは、
 合成界面活性剤に比べて、少量で各種の
 機能を発揮
 
・高い生分解性や優れた洗浄能を示すため、
 洗浄剤や日用品などへの幅広い利用に
 期待
 
 
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概要
 
 独立行政法人 産業技術総合研究所
(以下「産総研」という)環境化学技術
研究部門 北本 大 副研究部門長、
井村 知弘 主任研究員らは、
アライドカーボンソリューションズ株式会社
(以下「ACS」という)、
国立大学法人 琉球大学
(以下「琉球大」という)農学部
和田 浩二 教授らと共同で、
非可食バイオマスから
「バイオサーファクタント」と呼ばれる、
天然由来の高機能な界面活性剤を量産する
技術を確立した。
 
 低炭素社会への意識が高まる中、
化学産業では、石油だけに依存しないで、
再生可能資源を巧みに活用することが
重要となっている。
 
 特に、食糧と競合しない
非可食バイオマスからの多様な化学品製造
は急務となっている。
 
 既に、非可食バイオマスのバイオ燃料
への利用は進んでいるが、合成技術や
コスト面の制約から、これまで化学品への
利用は非常に限られていた。
 
 今回、酵母を使った発酵プロセスにより、
非可食バイオマスの一つであるマフア油
からバイオサーファクタントを直接生産
することに成功し、発酵条件や生成物の
分離方法の最適化によって、安価かつ大量
に供給する技術を確立した(図1)。
 
 このバイオサーファクタントは、低濃度
でも優れた洗浄性能を発揮する一方で、
高い生分解性を示すため、環境に優しい
洗浄剤やシャンプーなどのトイレタリー製品
への展開が期待される。
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 良さそうです。
 
>ACSは、既に業界各メーカーにサンプル
>供給を行っているが、早ければ今秋
>にも、今回のバイオサーファクタント
>を使用した製品が生産される。
 
>また、製造のコストダウンも推し進め、
>優れた洗浄性能と低環境負荷を
>生かして、環境浄化を始め幅広い
>技術分野への用途展開を進める。
 
 安全で環境負荷が少ないというのは
素晴らしい。期待したい。

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