日本臓器製薬株式会社が東北大学等と共同研究
2013年08月10日 qlifepro
詳細は、リンクを参照して下さい。
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日本臓器製薬株式会社と東北大学、
株式会社Clioは、再生医療に関する
共同研究を行うと発表した。
今回研究する対象は、株式会社Clioが
独占的な実施権を持っているMuse細胞
である。
Muse細胞は、体内の間葉系組織に存在
しており、あらゆる細胞に分けることが
出来る多能性の幹細胞。
注目された点は、傷害を受けた細胞や
組織を修復する働きについてだ。
この細胞は2010年に東北大学大学院
医学系研究科の出澤真理教授らの
グループによって発見された。
また今年の1月に、日本国内でMuse細胞
の特許が成立。
具体的にどういったことに活用されて
いくのかというと、骨髄移植である。
骨髄移植は、白血病の治療などで広く
行われている。
またそれだけでなく、脂肪や臍帯血など
から分離した間葉系幹細胞を使って、
脊髄の損傷やパーキンソン病、糖尿病など
で使われ、世界中で臨床試験が行われて
いる。
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Muse細胞、iPS細胞の陰に隠れた形に
なって、その後どうなったのかな?
と思っていましたが、
>世界中で臨床試験が行われている。
とのこと、期待しましょう。
選択肢は沢山ある方が良いと思います。
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