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2013年8月11日 (日)

有害な壊れたリソソームを除去・修復する仕組みを発見!

平成25年8月6日
大阪大学
科学技術振興機構
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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大阪大学 大学院生命機能研究科/
医学系研究科の吉森 保 教授と
前島 郁子 CREST研究員らの
研究グループは、同医学系研究科の
猪阪 善隆 准教授らとともに
オートファジー注1)により、損傷を
受けたリソソーム注2)が除去・修復
されることを明らかにしました。
 
 細胞の胃腸に当たる細胞内小器官
リソソームは、様々な要因で穴が開くこと
があります。
 
 穴が開くと内部の消化酵素や活性酸素
が流出し、細胞にとって有害な存在と
なります。
 
 本研究グループは、この損傷リソソーム
を、細胞内の老廃物などを清掃する
システムであるオートファジーが感知し
効率よく除去していることを発見
しました。
 
 損傷を受けていない正常なリソソーム
を除去することはありません。
 
 細胞あたりのリソソーム数は損傷のある
なしに関わらず常に一定で、
損傷リソソームが除去されないと
新しいリソソームが形成されず細胞の
消化能力が低下してしまいます。
 
 さらにマウスを用いた実験から、
高尿酸血症で起こる腎症が、尿酸結晶で
損傷したリソソームのオートファジー
による除去ができないと悪化することを
見いだしました。
 
 2型糖尿病、動脈硬化、痛風などの
生活習慣病の発症因子にはリソソームに
損傷を与えるものがあり、これらの疾患
でオートファジーの低下が起こることが
最近明らかになってきていることから、
オートファジーを標的とした新規治療法
の開発が期待されます。
 
 本研究成果は、文部科学省 科学研究費
補助 金新学術領域研究
「細胞内ロジスティクス:病態の理解
に向けた細胞内物流システムの融合研究」
と、科学技術振興機構 CREST研究領域
「生体恒常性維持・変容・破綻機構の
ネットワーク的理解に基づく最適医療実現
のための技術創出」
(研究総括:永井 良三)における
研究課題「恒常性維持機構オートファジー
に着目した栄養素過剰摂取に起因する疾患
の原因解明と治療法確立」
(研究代表者:吉森 保)の一環で
行われました。
 
 なお、本成果は平成25年8月6日
(英国時間)に欧州科学雑誌
「The EMBO Journal」
のオンライン速報版で公開されます。
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 変性たんぱく質を掃除するシステム
「オートファジー」については知って
いましたが損傷リソソームまで除去する
とはすごいです。
 
 「オートファジー」が正常に機能する
ことがますます重要だということが
わかったと言うことですね。
 
 参考までに以前の投稿を紹介しておき
ます。
2013年1月 7日

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