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2013年8月11日 (日)

おやっ、危険なにおい?

2013年8月7日
独立行政法人理化学研究所
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 理化学研究所は、匂いを受容する
嗅細胞[1]に存在し、嗅覚機能の鋭敏さに
必要なタンパク質を発見しました。
 
 これは理研脳科学総合研究センター
(利根川進センター長)シナプス分子機構
研究チームの吉原良浩チームリーダー、
後藤智美テクニカルスタッフらによる
研究成果です。
 
 嗅覚は多くの生物にとって、食べ物の
探索や危険の感知、生殖活動の誘発など、
生命活動に不可欠な役割を果たして
います。
 
 野生動物ではいかに鋭敏に匂いを感知
できるかが個体の生存や子孫の繁殖の
ために重要となります。
 
 しかし、匂いを鋭敏に感知する
分子メカニズムについてはこれまで
ほとんど分かっていませんでした。
 
 研究チームはマウスを用い、鼻腔内の
嗅上皮[2]に存在する膜タンパク質・
分泌タンパク質群をコードする遺伝子の
網羅的解析を行い、12種類の新規遺伝子を
発見しました。
 
 その中の1つの遺伝子からできる
タンパク質は嗅細胞に発現し、細胞内の
物質輸送などを司る小器官であるゴルジ体
に局在していました。
 
 研究チームはこのタンパク質を
「グーフィー(Goofy)[3]」と名付け
ました。
 
 グーフィー遺伝子を欠損させたマウス
では、匂い分子をキャッチする嗅繊毛
(きゅうせんもう)[4]が短くなり、
また匂いの情報を神経の電気信号へと
変換する過程に必須な酵素
「アデニル酸シクラーゼⅢ」が嗅繊毛で
減少していることが分かりました。
 
 また、マウスの天敵であるキツネの匂い
(TMT)をグーフィー遺伝子欠損マウスに
嗅がせると、高濃度のTMTに対しては
正常マウスと同様にすくんだり、
匂いのある側を避ける忌避(きひ)行動を
示しましたが、低濃度のTMTでは忌避行動
が見られないという異常が観察されました。
 
 これらの結果からグーフィーは動物が
匂いを鋭敏に感知するのに必須なタンパク質
であることが明らかとなりました。
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 グーフィー遺伝子ね~
 あのディズニーのグーフィーから来て
いるのでしょうか?
 
>私たち人間にとっても、正常かつ鋭敏な
>嗅覚はQOL(Quality of Life)を高める
>ために重要な感覚です。
 
>しかし、視覚障害や聴覚障害と比べて、
>嗅覚障害についてはその原因の究明が
>遅れています。
 
>匂いに対する鋭敏さに関連する
>タンパク質グーフィーの発見は、
>嗅覚障害の分子メカニズムを解明する
>手掛かりになると期待できます。
 
 期待しましょう。

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