「国の借金」、初の1000兆円突破 6月末時点
2013/8/9 日本経済新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
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財務省は9日、国債や借入金、
政府短期証券を合わせた「国の借金」の
残高が2013年6月末時点で1008兆6281億円
になったと発表した。
1000兆円を突破したのは初めて。
前年同月末に比べて32兆4428億円増えた。
7月1日時点の総務省の人口推計をもとに
単純計算すると、国民1人当たり
約792万円の借金を抱えていることになる。
政府は2015年度までに国と地方の
基礎的財政収支(プライマリーバランス)
の名目国内総生産(GDP)比でみた赤字
を半減する目標を掲げている。
だが消費増税を含め、仮に計画通りに
財政健全化を進めても債務膨張には
歯止めがかからない。
国の借金もさらに膨らみそうだ。
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>国の借金もさらに膨らみそうだ。
そんな暢気なことを言っていて良いの
ですか?
ドイツは先進国で最も借金の少ない国
なのに財政引き締めに必死です。
道路が傷んでいても、そんなに簡単に
は税金は使わない。
一方日本の政治家の暢気なこと、
あきれてしまう。
>政府は2015年度までに国と地方の
>基礎的財政収支(プライマリーバランス)
>の名目国内総生産(GDP)比でみた
>赤字を半減する目標を掲げている。
というのはお題目のみ。
具体策無し。
税収も無いのに安易に税金を使って
借金を膨らませる。
どういう神経をしているのか理解
できない。
何が選挙かと思う。
国の将来は二の次。
遠からず日本は破綻して、、
いったいどういうことになるのかな?
酷いことになるはずなのに、
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コメント
借金というからには、
①誰から借りているのか?
②どの通貨建てなのか?
の2点が問題となります。
①に関しては92%程度は国内で保有されています。つまり国の資産でもあります。(これは、バランスシートで考えれば自明)
②に関しては、100%円建てです。つまり通貨発行権を持つ国では自国通貨建てのデフォルトはほぼ考えられません。
国全体の経済を家計に例えてしまう典型的な間違いです。
投稿: | 2013年8月20日 (火) 15時16分
有識者の意見には大きく分けて2つあるようです。
この説明も知っています。
当面はこの通りかも知れません。
しかしながら、近い将来この条件は確実に崩壊すると思っています。
そうなる確率は大きい。
円建てでの国債を自国民が買うのであれば、安全というのなら、どうして日本以外の国でそうしている国がないのでしょうか?
私には理解できません。余りに楽観的過ぎる。
自国民向けであれ国債の利払いが発生していて、その為だけに多額の税金が投入されている。
その額は今議論に上がっている消費税程度では解消不能。こんな状態で良いはずがない。
投稿: haredasu | 2013年8月22日 (木) 16時39分
>円建てでの国債を自国民が買うのであれば、安全というのなら、どうして日本以外の国でそうしている国がないのでしょうか?
それは、日本、スイス以外の国では自国の国債を外国に買ってもらうしかないということですよね。(アメリカはちょっと特殊)
日本はデフレで民間の資金需要がなく過剰貯蓄となっています。
となれば、銀行などの金融機関はその過剰貯蓄をなんとか運用しなければならないので
安全な国債ってことになっています。
>自国民向けであれ国債の利払いが発生していて、その為だけに多額の税金が投入されている。
国債の利払いを受ける人も自国民ですよね。何が問題なんでしょうか?
通貨発行権のある国が自国通貨建ての国債をデフォルトすることはほぼ間違いなくありません。
国債発行のし過ぎで問題となるのはインフレですが、
現在はまだ、デフレです。
何が問題?
投稿: | 2013年8月25日 (日) 10時31分
あと、もう一つ
バランスシートで見た場合政府の負債1000兆円に対して、政府の資産が約650兆円あります。
これは、主要国でも突出した多さだそうです。
財政再建、借金返済というならまずこれに手を付けてからが筋だと思います。
つまり、純負債は350兆円ですので、負債だけをみると本質を見誤ります。
この資産の内訳をよく見ると特殊法人への貸付、出資等いわゆる天下り先というやつが多いです。
(この辺の話は高橋洋一氏の著作、記事に詳しいです。)
財務省は資産をなるべく見せないように見せないようにし、
マスコミも知ってか知らずか財務省のレクチャーのとおりの発表しかしません。
是非、知っておいていただきたい情報です。
投稿: | 2013年8月25日 (日) 11時04分
了解しました。
>何が問題?
というのは言い過ぎでは?
税金を本来使うべき所に使えていない状態が問題ないとは思えません。インフラのメンテすらまともに出来ていない。
国債の利払いということは、結局、お金持ちに税金を分配しているということになるんですよね。
>財政再建、借金返済というならまずこれに手を付けてからが筋だと思います。
これについては同感です。
でも、実現するとは思えません。
政治家も、官僚もあてにならない。
破綻すれば、そのつけは殆ど一般庶民に来る。
これは不公平だと思う。
投稿: haredasu | 2013年8月26日 (月) 11時25分
>>何が問題?
>というのは言い過ぎでは?
言いすぎですね。申し訳ありませんでした。
もし財政破綻を心配されるのでしたら
①財政破綻の定義
②破綻のシナリオ、破綻にいたる経路
の2点を再考していただければと思います。
熱くなりすぎたようです。これにてレスを終了させていただきます。
投稿: | 2013年8月26日 (月) 16時09分
アドバイス参考になりました。ありがとう。
>①財政破綻の定義
>②破綻のシナリオ、破綻にいたる経路
勉強してみます。
私の考えは単純です。
どういう形であれ借金は良くない。いろいろな歪みを生んでいるはず。
海外の投資家はお金しか見ていません(要するに儲けがあるかないかのみ、相手の財政状況など知ったことではない → ので危なくて心配)
投稿: haredasu | 2013年8月27日 (火) 11時15分