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2013年7月14日 (日)

脳内の外界情報データベースが作られる仕組みを解明

平成25年7月12日
東京大学
科学技術振興機構
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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ポイント
○脳内に作り上げられる外界の情報の
 データベース「外界の内部表現」
 (内部表象)が新しい計算原理
 前駆コード生成→増殖仮説」により
 階層的に生成されることを提唱し、
 実証しました。
 これは、従来の定説を覆すものです。
 
○本研究により、私たちの脳が外界の
 情報を脳内部に表現する原理について
 理解が深まり、階層的構造をもつ
 人工データベースの効率的設計や、
 神経表象に関わる疾患の治療法にも
 つながると期待されます。
 
 
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 東京大学 大学院医学系研究科
機能生物学専攻 統合生理学分野の宮下 保司
教授、平林 敏行 特任講師らは、
霊長類大脳皮質の階層的な領野構造に
作り上げられる外界の情報データベース
「外界の内部表現」(内部表象)の新しい
計算原理を発見しました。
 
 私たちは、脳の外界情報データベース
「外界の内部表現」を通じて世界を認識
しています。
 
 物体の視覚特徴の表象様式は大脳皮質の
内部表現の中でも最もよく調べられて
います。
 
 しかし、個々のニューロンの活動計測に
基づいた従来の見解では、ある脳領野に
おける視覚特徴の神経表象は、その領野
において生成され、支配的な神経表象に
なると考えられてきました。
 
 これに対して、低次領野において
神経表象の「前駆コード」が少数生成され、
それが高次領野において「増殖」する、
という「前駆コード生成→増殖仮説」も
立てられます。
 
 本研究では、マカクザル下部側頭葉の
隣接した領野であるTE野と36野の
それぞれにおいて複数のニューロンから
同時に活動を記録し、図形間対連合の
神経表象を生成する神経回路を明らかに
することにより、後者の仮説が正しいこと
を初めて実証しました。
 
 本研究により、私たちの脳が世界を表象
する原理についての理解が深まるのみ
ならず、階層的な構造をもつ
人工データベースの効率的設計や、
神経表象に関わる疾患に対する治療法にも
つながると期待されます。
 
 本研究は、科学技術振興機構(JST)
戦略的創造研究推進事業(CREST)
研究領域「脳神経回路の形成・動作原理の
解明と制御技術の創出」の一環として
行われ、研究成果は米国科学雑誌
「Science」7月12日号に掲載
されます。
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>従来の定説を覆す発見
 だそうです。
 
>脳内の外界情報データベースが作られる
>仕組みを解明
 と言っても基本部分の概略がわかった
程度ですね。
 
 今後に期待しましょう。
 
 これでどの程度私たちの脳が世界を表象
する原理についての理解が深まったことに
なるのかな?

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