素材革命!木材が金属やプラスチックに変わる!?
2013年6月30日放送
夢の扉+
詳細は、リンクを参照して下さい。
動画です。
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日用品や工業製品などの原材料となる
石油や金属。
しかしそれらは、限りある資源・・。
この枯渇する資源に代わりうるのが―、
植えれば育つ木材!?
マツやスギ、タケなど、あらゆる木材を、
プラスチックのように自在に変形できる
という常識を覆す技術を開発したのが、
産業技術総合研究所の金山公三、58歳。
金山の『流動成形』技術があれば、
衝撃に強く、難燃性も断熱性もある製品が
生まれるという。
将来、テレビの外枠や車のボディーなど、
これまで、プラスチックやアルミが
使われていた部分が、木材に変わるかも
しれない。
まさに“素材革命”だ!
もともと、金属加工の研究をしていた
金山。
だが、金属資源の限界を、肌で
感じる・・。
『先々役に立つ、新しい原材料は
ないのか―」
金山は、あらゆる研究の中から“木材”
に目をつけた。
熱を加えたり、圧縮したりと試行錯誤を
繰り返す。
しかし、「木材なんて・・」と周囲から
は冷ややかな反応。
それでも、木の「細胞」まで調べ
尽くしたとき、ある発見をする。
それは、『細胞同士がすべる』という
現象―
『資源は、地中深くにあるだけではなく、
人間の頭の中にこそある』
この言葉を原動力に、「木材研究」
という階段をひとつひとつ上ってきた金山。
自らの技術を社会に役立てるため、
実用化に向けた共同実験にのぞむ。
それは、窓枠のサッシに使われている
アルミを、木材に代えるというもの。
細く、長く、強く・・流動成形した
金山の木材は、建材としても認められる
のか―
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番組を見てただ驚きました。
すごい発想です。
「木材の流動整形」
始めて見ました。
ただ、強度は材料が木である以上
それを越えるものが出来るとは思えない。
と思うが、素人考えなのかな?
自由に整形出来ると言うのは
素晴らしいの一言です。
頭の片隅にもありませんでした。
将来性に大いに期待したい。
強度だけで言えば、この前紹介した
クモの糸の方が可能性が高いと思う。
どちらも環境に優しい材料です。
素晴らしいですね。
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