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2013年6月 3日 (月)

体内の生々しい白血球の動きの観察に成功

2013/5/28 東京大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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発表のポイント
 
○どのような成果を出したのか
 手術をすることなく、マウス内の細胞を
 観察する装置を開発して、白血球全体の
 運動や白血球内部の運動を実時間で観察
 することに世界で初めて成功した。
 
○新規性(何が新しいのか)
 手術をしないで、細胞の動きを高精度に
 観察できたこと。
 
○社会的意義/将来の展望
 病気のほとんどは細胞の異常に由来する。
 この細胞を体の中で見ることができれば、
 薬のスクリーニングに利用できるだろう。
 喜多清特任研究員は、がん細胞の観察
 にも成功しているので、将来がん化の
 解析に繋げたい。
 
 
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 東京大学の菊島健児特任研究員、喜多清
特任研究員と樋口秀男教授
(大学院理学系研究科 物理学専攻)は、
マウスの体を傷つけることなく、白血球細胞
の主要細胞である好中球を高精度に観察する
ことに世界で初めて成功した。
 
 観察の結果、普段好中球は血管内を循環
しているが、皮膚を刺激することで血管
から脱出し血管外を高速に動く姿を実時間
でとらえることができた。
 
 さらに、好中球内を輸送される小胞も
予想外に高速に動くなどの新しい発見が
あった。
 
 これらのことから、好中球は細胞内の
小胞も含めた全体の運動を速くすること
で、患部にたどり着く時間を短くすること
が示唆された。
 
 研究グループが開発した方法は、日常的
に起こる免疫反応やがん細胞の
イメージングに威力を発揮することが
期待される。
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>医療において用いられるイメージング
>装置の分解能は最高でも
>10マイクロメートル程度と低いため、
>細胞すら見ることが困難である。
 
>一方、取り出した細胞を観察する生物学
>では、生体の中で細胞がどのように機能
>しているか正確に知ることはできない。
 
>これらの問題点を解決したのが
>今回の研究である。
 
>生体に傷をつけることなく、細胞の
>動きや機能を高精度高時間分解能で
>観察することができる。
>したがって、これまでよくわから
>なかった免疫細胞の生体内機能や
>がん細胞の様子を見ることができる。
>見ることができれば、薬を投与した際、
>細胞がどのように反応するかを知る
>こともできる可能性がある。
>実際研究グループは、脱毛剤を耳に塗る
>と好中球が動きだすのを観察すること
>に成功している。
>このように今回の研究は、薬物の反応
>を見るのに適した非侵襲イメージング
>システムである。
 
 良さそうですね。
 今後の応用に期待したい。

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