糖尿病治療:膵臓細胞に薬剤投与 移植で「副作用なし」
2013年06月08日 毎日新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
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膵臓の中の膵島細胞を肝臓に移植する
糖尿病治療で、福岡大(福岡市)と
理化学研究所(埼玉県和光市)は、
拒絶反応を抑える新たな方法の開発に
成功した。
移植を受ける患者(レシピエント)の
免疫を抑える従来の方法とは異なり、
移植する細胞に着目した。
福岡大医学部の安波洋一教授
(再生・移植医学)は「レシピエントへの
副作用がなく、糖尿病治療に画期的な進歩
をもたらす」としている。
安波教授らは、移植したばかりの細胞が
低酸素状態で、細胞内にカルシウムイオン
が流れ込むことで破壊されていることに
着目。
カルシウムイオンの細胞内への流入を
ブロックする薬剤を予め加えたマウスの
膵島細胞を、糖尿病マウスに移植した
結果、血糖値が正常になった。
また、同じ薬剤を投与したヒト膵島を
糖尿病マウスに移植しても、同様の効果が
確認できた。【金秀蓮】
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素晴らしい成果のようです。
大いに期待したい。
関連リンクです。
2013年6月4日
福岡大学
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