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2013年6月 4日 (火)

火星往復、一度で飛行士引退の被曝量…NASA

2013年6月1日  読売新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 地球と火星を往復すると、許容限度
近くか、それを超える宇宙放射線を浴びる
可能性があるという研究を米航空宇宙局
(NASA)のチームがまとめた。
 
 火星に送り込んだ無人探査車
キュリオシティに測定器を付け、宇宙船内
に飛行士がいる場合のデータを解析した。
 
 それによると、地球―火星を1年で往復
したとすると、660ミリ・シーベルト
前後の放射線を浴びる。
 
 NASAは宇宙飛行士ががんになる
危険性を抑えるため、被曝量に制限を
設けており、30歳で宇宙を初飛行する
場合、男性は生涯で
800ミリ・シーベルト、
女性は600ミリ・シーベルトを超える
放射線を浴びてはならない。
 
 一度、火星まで往復すれば、飛行士を
引退することになる。
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 すごく大きな被曝量ですね。
 
>30歳で男性は生涯で
>800ミリ・シーベルト
 と言っていますから、
85歳まで生きるとしてあと35年、
800/35=22.86
ミリ・シーベルト/年を許容すると
いうことになる。
 これで安全が保証される?
 
 1ミリ・シーベルト/年という基準?
はどういう位置づけなんでしょうか?
 
 子供も入れて全てという条件にすると
そうなる?
 
 いずれにしてもデータが無いと言う
のがネック。
 
 チェルノブイリ原発事故のデータは
どうなんでしょう?
 どう生かしているのかな?
 
 安全な値っていったいどの位が
妥当なんでしょう?
 
 私は男女とも5ミリ・シーベルト/年
位は安全な値ではないかと思う。
 
 被曝が1ミリ・シーベルト/年以下の
条件ですら3人に一人ががんになる。
 
 これはずいぶん確率が高い。
 
 それに比べれば放射線の被曝によって
増加するがんの発生確率はずっと少ない
と言えそうです。
 
 福島の被曝による影響に関するデータ
が出るのは世代間の影響も含めると
ずっと先の話にしかならない。
 
 当分曖昧なままということになる。
 困ったもんです。

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