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2013年6月11日 (火)

有機太陽電池をシリコン太陽電池と同じドーピングのみで製作することに初めて成功

2013年5月8日
分子科学研究所プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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[ポイント]
●有機太陽電池は、商品化が直近ですが、
 現在のシリコン太陽電池のように、
 微量な不純物の添加(ドーピング)のみ
 で自由に設計製作できない技術的に未熟
 な点がありました。
 
●今回、有機太陽電池に必ず用いられる
 共蒸着膜中に、シリコンと同じ
 ドーピングのみで、有機太陽電池を
 作り込むことに、世界で初めて成功
 しました。
 
●これは、シリコン太陽電池のレベルに、
 有機太陽電池がようやく達したことを
 意味し、今後、様々な有機半導体
 共蒸着膜に適用して効率の飛躍的向上が
 期待できます。
 
 
[概要]
 自然科学研究機構分子科学研究所の
平本昌宏教授、総合研究大学院大学
物理科学研究科博士課程学生の石山仁大氏
らは、シリコン太陽電池と同様の、不純物
の微量添加(ドーピング)のみによって
有機太陽電池を作製することに世界で
初めて成功しました。
 
 従来の有機太陽電池は、電池内部の
エネルギー構造を自由に設計製作する技術
が未熟で、シリコンのように、ドーピング
のみによって、セルのエネルギー構造を
設計する方法の開発が望まれていました。
 
 本研究グループは、有機太陽電池に
必ず用いられる、2つの有機半導体を混合
した共蒸着膜中に、ドーピングのみで、
電気出力発生のもととなるエネルギー構造
を自由に設計して作り込む方法を開発し、
この方法で作製した2つの有機太陽電池を
連結したタンデム型電池が、実際に高い
変換効率を示すことを、世界で初めて
示しました。
 
 これは、シリコン太陽電池のレベルに、
有機太陽電池が達したことを意味し、
様々な共蒸着膜材料に適用すれば効率の
飛躍的向上が期待されます。
 
 本研究は、JSTの戦略的創造研究
推進事業 チーム型研究(CREST)の
一環として行われました。
 
 本研究成果は、欧州の
有機エレクトロニクス専門の科学誌
「Organic Electronics」の5月8日付け
(オンライン版)に掲載されました。
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>今回、有機太陽電池に必ず用いられる
>共蒸着膜中に、シリコンと同じ
>ドーピングのみで、有機太陽電池を
>作り込むことに、世界で初めて成功
>しました。
>これは、シリコン太陽電池のレベルに、
>有機太陽電池がようやく達したことを
>意味し、今後、様々な有機半導体
>共蒸着膜に適用して効率の飛躍的向上が
>期待できます。
 
 素晴らしいです。
 
 「効率の飛躍的向上」
 期待したい。

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