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2013年6月23日 (日)

微小管は遠くの動原体を捕まえて中心体までたぐり寄せる 理工・佐藤政充准教授、細胞の減数分裂における20年来の謎解明

2013/06/17
早稲田大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 早稲田大学理工学術院先進理工学部の
佐藤政充准教授は、科学技術振興機構、
東京大学、英国Cancer Research UK、
かずさDNA研究所との共同研究で、
精子・卵子などの配偶子を形成するための
減数分裂において、中心体から遠く離れた
ところにある動原体(染色体の中央部分)
が、なぜ紡錘体に捕まえられて正しい配偶子
を形成できるのかという、減数分裂
における20年来の大きな謎を解明しました
のでお知らせします。
 
 動原体が中心体から遠く離れたところ
にあるということは、紡錘体が捕まえ
られずに染色体が正しく分配されない
リスクが高いということであり、
染色体の分配異常はダウン症候群や
流産の原因となることが知られています。
 
 今回、佐藤准教授らは微小管と呼ばれる
繊維状の構造物が中心体から特別に
長く伸び、あたかもカメレオンの舌が獲物
を捕らえて飲み込むように、微小管が
動原体を捕まえて中心体までたぐり寄せる
ことを発見しました。
 
 さらに通常の分裂には見られない
減数分裂に特有の現象として、微小管に
結合するタンパク質「Alp7」が動原体に
存在し、微小管が動原体に向かって伸びて
きたときに両者をくっつけやすくしている
ことを明らかにしました。
 
 本研究により、Alp7などの因子を
人工遺伝子として細胞に導入することで、
減数分裂に起因するダウン症候群や
流産などの予防治療につながる可能性が
あります。
 
 なお、この研究成果は論文
「Microtubules and Alp7/TACC?Alp14/TOG
reposition chromosomes before meiotic
segregation」として、
nature cell biology
(先行オンライン版発行6月17日、
※冊子体7月号掲載予定)に掲載されました。
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 生命の神秘としか言いようがない。
 
 どうしてこんなに複雑な作りになって
いるのでしょうか?
 
 本当に良く出来ている。
 
 まだまだ未知
 
>未知の制御メカニズム
 
>ではなぜ、このような微小管やAlp7は
>減数分裂の時のみ特殊な機能を持つこと
>ができたのか?
>その制御メカニズムは不明のままであり、
>課題として残る。
 
>減数分裂の研究は、ヒトやマウスなど
>高等生物では技術的にまだ発展途上
>にあり、また倫理的な問題も併せて
>あまり研究が進んでいない。
 
>酵母を用いた本研究の成果を高等生物
>に応用するためには、さらなる
>技術開発を進める必要がある。
>その後、本研究で得られたAlp7など
>の因子を人工遺伝子として細胞に導入
>することで、減数分裂に起因する
>ダウン症候群や流産などの予防治療に
>つなげたい。
 

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