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2013年6月の投稿

2013年6月30日 (日)

グリア細胞が脳傷害から神経を守るカルシウム機構の解明

2013年6月24日
東京大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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発表のポイント:
◆グリア細胞の中で起こるカルシウム
 濃度上昇がタンパク質合成のスイッチ
 となり、脳が傷害された時に神経細胞を
 保護する機能に関与していることを発見
 
◆グリア細胞における役割の知られて
 いなかった 2 つの分子が神経細胞を
 保護する機能に関わっていることを
 初めて明らかに
 
◆今後、このメカニズムを人為的に制御
 する薬物や手法を開発することで、
 脳疾患や脳損傷による神経の損傷を
 軽減する治療法となりえる。
 
 
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 脳内において神経細胞を取り囲むように
存在するグリア細胞は、その数が神経細胞
を凌ぎます。
 
 通常、グリア細胞は神経細胞の信号伝達
をサポートすると考えられています。
 しかし、てんかんや脳梗塞などの脳疾患、
あるいは脳挫傷などの外傷により脳が
ダメージを受けると、グリア細胞は
「通常型」から「病態型」へと姿を変えて
神経細胞を保護する機能を獲得します。
 
 このような変化が起こるメカニズムには
不明な点が多く残されていますが、
このたび東京大学医学系研究科細胞分子
薬理学分野の飯野正光教授らは、
そのメカニズムの一端を明らかにしました。
 
 グリア細胞内のカルシウム濃度の変化が、
通常型から病態型への変化と神経細胞を保護
する作用を獲得するために重要であること
が分かりました。
 
 本研究では、損傷した脳組織周辺の
グリア細胞において細胞内カルシウム濃度
が上昇することに着目し、グリア細胞内の
カルシウム濃度の変化とグリア細胞の
通常型から病態型への変化との関係を
調べました。
 
 その結果、カルシウム濃度の変化が、
ある種のタンパク質の合成を加速させる
ことで病態型への変化を制御していることが
わかりました。
 
 本研究は、グリア細胞内の
カルシウム濃度の変化が、脳損傷の治癒過程
に貢献することを初めて示しただけではなく、
脳疾患の新規治療法の開発につながる可能性
を秘めた重要な知見です。
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 重要な知見だと思います。
 
>①N-カドヘリンは病態型アストロサイト
>形成と神経細胞保護作用に必須である
>こと、
 
>②プミリオ2はN-カドヘリン合成を制御
>すること、
 
>③Ca2+シグナルはプミリオ2の
>遺伝子発現スイッチとして働くことが
>わかりました。
 
 ということですね。
 
>このメカニズムを人為的に制御する薬物
>や手法を開発することで、脳疾患や脳損傷
>による神経の損傷を軽減する治療法と
>なりえる。
 
 大いに期待したい。

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2013年6月29日 (土)

政府、被曝量の自己管理を提案 「除染完了」説明会で

2013年6月29日 朝日新聞デジタル
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
有料記事です。
 
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 【青木美希】政府が福島県田村市の
除染作業完了後に開いた住民説明会で、
空気中の放射線量を
毎時0・23マイクロシーベルト
(年1ミリシーベルト)以下にする目標を
達成できなくても、一人ひとりが線量計を
身につけ、実際に浴びる「個人線量」が
年1ミリを超えないように自己管理
しながら自宅で暮らす提案をしていたこと
が分かった。
 
 
-----
 説明会を主催した復興庁の責任者の
秀田智彦統括官付参事官は取材に「無尽蔵
に予算があれば納得してもらうまで除染
できるが、とてもやりきれない。
 
 希望者には線量計で一人ひとり判断して
もらうという提案が(政府側から)あった」
と述べた。
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 ひどい話です。
 
 年1ミリシーベルト以下にするという
話しはなかったことにしてくれと言って
いる?
 
 事故を起こしたのだからお金が幾ら
かかろうと関係の無い話しではないか?
 
 お金がかかるから自己管理してくれ
というのはおかしな話し。
 
 そもそもホットスポットがどこに
あるのかの情報すらない。
 そんな状態で自己管理がどうして
出来ると考えるのか?
 
 自分達で測定しろと?
 一般人が入手できる測定器の精度は
たかが知れている。
 
 生活していくのに必須の場所がある。
 どんなに工夫しても達成できない
値であるのかも知れない。
 
 本当に政府は無責任。
 
 私の住んでいる家の、いつもいる場所で、
毎時0・3マイクロシーベルトありますよ。
 まだ除染はしてませんが、
 
 こんな状態で、自己管理で
年1ミリシーベルト以下にできるとは
思えません。
 
 みなさんどう思います?

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1滴の血液からクローンマウスを誕生させることに成功

2013年6月26日
独立行政法人理化学研究所
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 体細胞核移植クローン技術は、
同じ遺伝子を持ったコピーを無限に
生産でき、畜産分野、創薬、絶滅の危機
にある「種」の保存などへの応用が期待
されています。
 
 核を除いた卵子に体細胞(ドナー細胞)
を移植すると、ドナー細胞と同じ遺伝情報
を持つ個体を作り出せます。
 
 哺乳類では、ヒツジ、マウス、ウシなど
多くの例がありますが、なかでも
「ヒツジのドリー」が有名ですね。
 
 マウスでは、これまでに10種類以上の
ドナー細胞」からクローンを作り出せる
ことが報告されてきました。
 
 しかし、従来の方法ではドナー細胞を
臓器から採取するため、手術を行って採取
しなければならない場合が多いのが課題
でした。
 
 また、クローンに適した細胞を得る
までに長い培養時間が必要とされるのも
ネックでした。
 
 そこで、理研の研究グループは、マウス
への負担をできるだけ軽くするため、
短い時間でわずかな量だけ血液を採取し、
それをドナー細胞として
体細胞クローンマウスを作り出す手法の
開発に取り組みました。
 
 研究グループは、マウスの尾部から
採取した1滴の血液から非リンパ球の
白血球を分離し、これをドナー細胞として
体細胞クローンマウスを誕生させようと
試みました。
 
 尾部からの少量の血液の採取ですので、
マウスにとってはとても「やさしい」
採取法です。
 
 非リンパ球だけを分離する理由は、
リンパ球はすべてDNAが再構成されます
ので、これをドナー細胞とした
体細胞クローンマウスは全身のDNAが
再構成され、元のマウスとは遺伝的に
異なってしまうからです。
 
 今回、研究グループは、非リンパ球と
リンパ球の簡便な判別法も開発しました。
 
 開発した方法を用いて5系統の
クローンマウスのリンパ球から
体細胞クローンマウスを得ることに
成功しました。
 
 メスの体細胞クローンマウスは
生後8週齢でオスと交配したところ、
正常な繁殖能力を示し、寿命も
実験用マウスと変わらないことが
分かりました。
 
 マウスを用いる医学・生物学分野で、
不妊マウスや系統最後のマウスの系統を
維持できる可能性が高まると期待できます。
 
 
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 クローン技術も進歩しましたね。
 
 まずは、
 
>マウスを用いる医学・生物学分野で、
>不妊マウスや系統最後のマウスの系統を
>維持できる可能性が高まると
>期待できます。
 
 こういうところから、この技術を活用して
行くということですね。

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なぜ目を動かしても視覚イメージはぶれないのか

2013 年 6 月 2 6 日
東北大学大学院医学系研究科
ウェイン州立大学ミシガン小児病院
小児神経科
プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 東北大学大学院医学系研究科の
植松貢講師、ウエイン州立大学ミシガン
小児病院小児神経科の浅野英司准教授らの
日米共同研究グループは、急速眼球運動時
の後頭葉視覚中枢において、神経細胞活動
の抑制と興奮が短時間に目まぐるしく
起きて視覚を安定化させていることを、
ヒトの頭蓋内脳波を用いた解析にて初めて
明らかにしました。
 
 本研究により、目を急速に動かしても
視覚イメージがぶれずに連続した映像
として認識できるメカニズムが解明
されました。
 
 本研究成果は、Neuroimage(電子版)
で間もなく公開されます。
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>眼球が回転する短い時間に本来見える
>はずのぶれた映像を私たちは認識
>できない
 
 ふ~ん。
 
>例えるならば、10分の1秒単位で
>アクセルとブレーキを同時に使いこなし、
>よどみなく自動車を走らせるような技術
>を、我々の大脳の視覚野が自然に持って
>いる、ということができる。
>これは、ヒトにおけるサッカード抑制を
>初めて直接証明した研究である。
 
 自分が意識していたものから急に視点を
次のものに動かした時の補正動作ですね。
 
 いつも思うのですが、本当に生物は
良く出来ている。
 
 自分が注視しているものについての
ブレ補正の仕組みは知っていましたが、
こういう動きについての補正が働いて
いるとは知りませんでした。
 
 確かに考えて見るとそうですね。

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2013年6月28日 (金)

超小型・超省エネルギーのラマンシリコンレーザーを開発

平成25年6月27日
科学技術振興機構
大阪府立大学
京都大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 JST課題達成型基礎研究の一環として、
大阪府立大学 21世紀科学研究機構の
髙橋 和 テニュアトラック講師、
京都大学 工学研究科の野田 進 教授らは、
実現が絶望視されてきた超小型の
ラマンシリコンレーザー注1)を開発
しました。
 
 パソコンなどの心臓部分である
シリコンチップ(いわゆるCPU)では、
電気配線を用いた情報伝達が
省エネ・高速化の妨げとなっており、
シリコンチップ内、またはチップ間で
光によって情報伝達を行う光配線の実現が
求められています。
 
 理想は、安価なシリコン材料のみで
光配線を行うことですが、いくつか必要な
技術の中で、最も難しいとされるのが
シリコンからレーザー光を発生させること
でした。
 
 唯一の成功例が、ラマン効果注2)という
特殊な発光現象を用いた光励起型の
レーザー注3)ですが、エネルギー消費、
素子サイズがともに大きく、実用化には
ほど遠いものでした。
 
 研究グループは、光を微小空間に強く
閉じ込めるフォトニック結晶注4)で
作った超小型の光共鳴装置注5)を用いて、
従来の1万分の1以下のサイズと
省エネルギーで動作する
ラマンシリコンレーザーを実現しました。
 
 成功のポイントは、これまで不用と
思われていた共鳴状態からの発光と、
応用には不適とされていた結晶方向を同時に
利用すると逆にレーザー発振に有利になる
ことを発見したことです。
 
 今回のレーザーは現段階では光励起型の
レーザーですが、大幅な省エネルギー化に
成功したことから、将来的には用途の広い
電流励起型のレーザーへの発展が期待
できます。
 
 実現すれば、シリコンチップの光配線は
大きく進展して、電子技術と光技術が
融合した理想のシリコンチップへの道が
開かれます。
 
 また、安価な小型センサー光源として、
さまざまな産業創出を可能とし、日本の
半導体産業の競争力につながると期待
されます。
 
 本研究は、京都大学 博士前期課程の
乾 善貴 氏、大阪府立大学 博士前期課程
卒業生の千原 賢大 氏の協力を得て
行いました。
 
 本研究成果は、2013年6月27日
(英国時間)発行の英国科学誌
「Nature」に掲載されます。
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>ラマンシリコンレーザーの大きさと
>消費エネルギーを従来の
>「1万分の1以下」まで低減すること
>に成功した。
 
 素晴らしい。
 
>超小型のシリコンレーザーを光源に用いて
>光と電子が融合したシリコンチップが
>実現すれば、パソコンの省電力化、
>低騒音、高速化などが期待できると
>ともに、次世代スーパーコンピューターの
>開発も勢いづきます。
 
>また、安価なシリコンレーザーは、
>環境モニタリング、生体センサーなどの
>光源として期待でき、光配線よりも、
>こちらの方の実用化が早まる可能性すら
>あります。
 
>今回の成果は、さまざまな産業創出を
>可能とし、日本の半導体産業の競争力に
>つながると期待されます。
 
 大いに期待したい。

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免疫系の老化に関与する蛋白質を発見 - 免疫系の老化の克服に新たな一歩 -

2013年6月25日
大阪大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 大阪大学大学院医学系研究科内科学講座
(血液・腫瘍内科学 教授:金倉譲)の
横田貴史助教・佐藤友亮助教
(現神戸松蔭女子学院大学人間科学部准教授)
らは、血液・免疫細胞を生み出す大本である
造血幹細胞※1において、
核クロマチン※2構造を包括的に調節する
蛋白質Satb1が、加齢とともに低下している
ことを見出しました。
 
 また、老化したマウスの骨髄から分離
した造血幹細胞にSatb1を発現させると、
リンパ球※3を産生する能力が部分的に
回復することを見出しました。
 
 本研究は、東邦大学医学部の近藤元就教授
(免疫学)、米国オクラホマ医学研究財団の
Paul Kincade博士、米国カリフォルニア大学
バークレー校Terumi Kohwi-Shigematsu教授
らと共同で行われました。
 
 本研究の成果は、高齢者でのワクチン接種
の有効率を高め、癌や感染症に対する免疫力
を賦活する新しい技術の開発に寄与すると
期待されます。
 
 本研究成果は、米国免疫学専門誌
Immunity(Cell press)のOnline版に
6月20日(アメリカ東部時間)に掲載
されました。
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 老化してくると免疫力も低下してくる
のは仕方の無い面がありますが、
こういう研究も有難いですね。
 
>「ライフ・イノベーション」政策の推進
>に大きく寄与すると期待できます。
 期待しましょう。
 
 老人にかかる医療費も削減出来る
可能性があります。
 その意味ではもっと積極的に推進しても
良いかもしれませんね。
 
 関連記事です。
2013/6/25 日本経済新聞

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2013年6月27日 (木)

日本発の研究論文「質量ともに低下」…科技白書

2013年6月25日  読売新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 政府は25日、2013年版の
科学技術白書を閣議決定した。
 
 日本の国際競争力が低下しつつある現状
を踏まえ、「科学技術力で成長と豊かさを
追求する国を目指す」と明記。
 
 科学技術の実用化によるイノベーション
(技術革新)創出に力を入れていく姿勢を、
前面に打ち出した。
 
 白書は、日本発の研究論文の世界的な
位置づけが、「質量ともに低下している」
と指摘した。
 
 09~11年の論文数は、10年前の
2位から5位に低下。
 特に、他の論文に引用された回数が
上位10%に入る「影響力の大きい論文」
の数は、4位から7位に下がっている。
 
 このため、科学研究を原動力とした
イノベーションの創出に向け、若手が
研究しやすい環境作りや国際共同研究の
戦略的な推進とともに、研究成果を
事業化につなげる支援策が必要だと
訴えている。
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 技術立国を目指すのであれば当然だと
思う。
 
 問題はどういう具体策を打てるかに
かかっている。
 
 閉鎖的な大学では駄目だし、
失敗が許されないような
ベンチャー環境では駄目でしょう。
 
 特に医療系は、せっかく起業しても
利益が出せるようになるまでに時間が
かかりすぎてとっても難しい。
 今までのようなやり方では達成不能。

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強度と導電性を兼ね備えた生体適合性材料の作製に成功

平成25年6月24日
東北大学
原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)
プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 東北大学原子分子材料科学高等研究機構
(AIMR)のラモン・アスコン助教、
アハディアン助手、カデムホッセイニ
主任研究者、末永主任研究者らの
グループは、東北大学大学院工学研究科、
大学院環境科学研究科、物質・材料研究
機構、ハーバード大学などと共同で、
生体組織工学に必要不可欠な生体適合性
材料の強度と導電性の大幅な改良に成功
しました。
 
 親水性ゲルとカーボンナノチューブの
ハイブリッド材料を使用し、
カーボンナノチューブを一方向に並べる
ことで実現しました(図 1)。
 
 さらに、改良した材料を使って培養した
筋肉組織(図 2)が、従来より効率的に
収縮弛緩することを示しました。
 
 この技術を用いて、再生医療に必要な
臓器や組織作製が期待されます。
 
 上記の研究成果は、2013 年 6 月 25 日
(ヨーロッパ現地時間)に
Advanced Materialsオンライン版に掲載
されます。
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 再生医療と言ってもまだまだ臓器の
ような生体組織を作ることは出来ません。
 
 多くの壁が存在します。
 
 今回の研究で、さらに再生医療が進む
よう期待したい。

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氷の融解が始まる“きっかけ”を分子レベルで解明することに成功

2013年 6月13日
総合研究大学院大学
岡山大学
分子科学研究所
プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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【発表のポイント】
◆成果
 氷が内部から融解する仕組みを、
 コンピュータシミュレーションを
 用いて、分子レベルで詳細に解明する事
 に初めて成功した。
 
◆新規性
 氷の構造の乱れの大きさを測る
 新しい尺度を開発し、氷の融解過程は
 これまで考えられていたような単純な
 経路ではなく、“水素結合ネットワーク
 のからまり”をきっかけとする複雑な
 過程であることを明らかにした。
 
◆意義ならびに将来展望
 固体・液体間の相変化という普遍的
 物理現象の仕組みを分子レベルで
 明らかにしたものであり、様々な物質の
 構造変化を理解する基盤を提供する。
 また、周囲の水を含む蛋白質の構造変化
 の仕組みの解明、さらには、
 その繰り返しである“生命の維持”を
 分子レベルで解明することへ繋がると
 期待される。
 
 
-----
研究結果
 本研究では、氷の構造が乱れる最初の
きっかけから、それが成長して最終的に
大規模な構造の崩壊に至る過程を詳細に
追跡しました。
 
 その結果、氷の融解過程が、これまで
考えられていた、微小な液滴の形成
→液滴の成長→大規模な融解という単純な
経路ではなく、ある種の格子欠陥対の形成
と分離(図4)といった紆余曲折を経た複雑
な過程(図5)を経ないと、融解できない
事を明らかにしました。
 
 水分子同士の水素結合のエネルギーは
非常に強いため、温度による構造の揺らぎ
に誘発されていくつかの欠陥が出来ても、
ほとんどの場合すぐに安定な氷構造へ
戻ってしまいます。
 
 しかし、一旦格子欠陥対が分離すると、
それらの欠陥対を消して、再び完全な氷構造
へ戻すのは困難であり、糸がからまり
なかなか元に戻せないような現象、
“水素結合ネットワークのからまり”が
生じます。
 
 この欠陥対は“消えない欠陥”として
結晶中に存在し続け、さらに、
水素結合ネットワークの組み替えを活性化
する役割も果たす事で、氷の強固な
水素結合ネットワーク構造を崩壊に導く
“きっかけ”になる事を見つけました。
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 「氷が内部から融解する仕組み」ね~
 なかなか複雑なんですね。
 
 この研究成果は、
>“生命の維持”を分子レベルで
>解明することへ繋がる
 
 と言っていますが、どう繋がるのか
素人には良く理解できません。
 
 今後に期待するしかないです。
 どう繋がるのか?

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2013年6月26日 (水)

膵臓がん組織を狙って死滅 東大、マウス実験で成功

2013/6/25 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 東京大学の片岡一則教授らは、
膵臓(すいぞう)がんの組織に抗がん剤を
効率的に運び、がん細胞を死滅させる
ことにマウスの実験で成功した。
 
 抗がん剤の副作用を下げて、がんの
治療効果を高めた。
 
 25日に米科学アカデミー紀要(電子版)
に発表する。
 
 白金からできた抗がん剤をなかに
くるんだ「ミセル」という直径30ナノ
(ナノは10億分の1)メートルほどの
微粒子を設計した。
 
 抗がん剤と高分子の溶液を混ぜるだけ
でミセルができる。
 血管に注射すれば正常な組織に影響を
与えずに、がん組織にだけ薬を運べる。
 
 ミセルを膵臓がんを発症して肝臓に
転移したマウスに注射すると、8週後も
10匹すべてが生き延びた。
 
 人間にあてはめると5年間生存したこと
になる。
 抗がん剤だけを投与した場合は半数近く
が死んだ。
 
 膵臓がんは肝臓などに転移してから
見つかることが多く、5年生存率が
10%以下。
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 マイクロカプセルによるドラッグデリバリー
システムは今までも、色々発表されて
いますが、今回のものはどうなんでしょう?
 
 記事内容はなかなか良さそうです。
 
 膵臓がんは生存率が低い。
 アップル創業者のジョッブスさんも
そうでしたね。
 
 今後の治験も良い成績が出ると良い
ですね。
 
 期待したい。

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次世代の半導体製造の速度を10倍以上にする技術を確立

平成25年6月24日
科学技術振興機構
大阪大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 大阪大学 産業科学研究所の田川 精一
招へい教授、大島 明博 招へい准教授らの
研究グループは最先端の半導体デバイス製造
のスループット(1時間あたりの半導体
ウエハーの処理枚数)を10倍以上向上
させる技術を開発しました。
 
 次世代の最先端の半導体デバイスの
製造のためのリソグラフィ技術の本命として
開発が進められている1台100億円と
言われる極端紫外線(Extreme 
Ultra Violet:EUV)
リソグラフィの露光装置では、露光光源の
パワーが低いため、スループットが目標の
10分の1程度と低いことが最大の課題
でした。
 
 我々が体系化し、現在、世界中の
レジストメーカーが開発の指針としている
標準的な反応理論に基づいたレジストの
高感度化は、ほぼ限界に近づいており、
10分の1程度と低い露光パワーでは
目標のスループットに到達できないので、
現在、光源開発を待つ状態が続いて
います。
 
 我々は基本に立ち返って、露光プロセス
と感光性樹脂(レジスト)の両方を同時に
根本的に変革し、我々が体系化した
標準的な反応理論に縛られない、
10分の1程度の低いパワーの
EUV露光でもレジストの反応性を高めて
目標のスループットに到達できる新しい
技術体系を開発しました。
 
 これにより、長年にわたって、産業界が
望んでいた次世代のリソグラフィ技術の
本命であるEUVリソグラフィの早期の
実用化が実現することになります。
 
 本成果は、科学技術振興機構の戦略的
創造研究推進事業 チーム型研究
(CREST)「極微細加工用レジスト
研究とプロセスシミュレーターの開発
(平成19~24年度)」
(研究総括:渡辺 久恒、
研究代表者:田川 精一)によって得られ
ました。
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 素晴らしいです。
 
 速度を10倍以上にするというのは
すごいことです。
 速度が10倍違えば、今までのやり方は
なんだったんだ、と言うくらい違う。
 
 期待したい。

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「オートファジーサイクル」の改善効果を持つ「アマチャエキス」を開発/ポーラ化成工業

2013年6月24日 健康美容EXPOニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 ポーラ・オルビスグループの
ポーラ化成工業株式会社は、加齢とともに
真皮線維芽細胞が持つ代謝システムである
「オートファジーサイクル」が停滞する
ことを発見しました。
 
 また、「オートファジーサイクル」の
停滞により
1.コラーゲンなど真皮を形作る成分の産生
 が低下すること
 
2.エネルギー産生に必要である
 ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド
 (NADH)の産生が低下すること
 
 を発見しました。
 
 さらに「オートファジーサイクル」の
停滞改善作用を持つ素材を探索した結果、
『アマチャエキス』に高い効果を見出し
ました。
 
 「オートファジーサイクル」は近年、癌や
アルツハイマー病などの疾患との関係が
示唆され、注目度の高い研究領域と
なっていますが、肌のハリや弾力を
生み出す真皮での役割はまだほとんど
知られていませんでした。
 
 そこでポーラ化成工業株式会社では、
この「オートファジーサイクル」が
肌でも重要な働きをしているのではないか
と研究を進め、今回の発見に至りました。
 
 これにより、肌のシワ、ハリのなさ
などの年齢を重ねることで起きる肌悩み
の改善が期待できます。
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 そうでしょうね。
 
>肌のシワ、ハリのなさなどの
>年齢を重ねることで起きる肌悩み
>の改善が期待できます。
 とのこと。
 
 期待しましょう。
 
 参考リンクです。
2013年1月 7日

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2013年6月25日 (火)

がん細胞を貼って死滅 物材機構、不織布を開発

2013/6/14 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 物質・材料研究機構は14日、貼るだけで
がん細胞を死滅させる効果がある
超微細な繊維(ナノファイバー)でできた
不織布を開発したと発表した。
 
 ナノファイバーには抗がん剤と発熱する
微粒子が含まれており、不織布を患部に
貼って磁場をかけると、熱でファイバーが
収縮して抗がん剤がしみ出し、がん細胞を
攻撃する。
 
 がん細胞が正常の細胞より熱に弱いこと
を利用した温熱療法と、抗がん剤を使った
化学療法を同時に実施できる新たな治療法
になる可能性がある。
 
 不織布は抗がん剤と発熱する微粒子を
含む直径500ナノ(ナノは10億分の1)
メートルのナノファイバーが、
メッシュ状に絡み合っている。
 
 直径1センチの円形状の不織布を、
皮膚がんの一種である悪性黒色腫の細胞
を培養している皿に入れ、3日目から
1日おきに5分間、皿を電流を流した
コイルの中に入れて交流磁場をかける実験
をした。
 
 なにもしないとがん細胞は培養3日目
から2日間で1.5倍に増えたのに対し、
不織布を入れた方のがん細胞は
8割減った。
 
 今後、動物実験で安全性と有効性を確認
し、臨床試験を実施する計画だ。
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 これも良さそうです。
 
 期待したい。

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希少金属セリウム使用量を半減する「研磨パッド」の開発に成功

2013年6月17日
新エネルギー・産業技術総合開発機構
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 NEDOと立命館大学、(株)クリスタル光学
は、ガラス基板用研磨材に用いられる
希少金属セリウムの使用量を半減できる
研磨パッドの開発に成功しました。
 
 今回開発した研磨パッドは、フラット
パネルディスプレイやハードディスク
ドライブ等のガラス基板用最終研磨に
用いられるもので、ベースである
ウレタン樹脂に新たにエポキシ樹脂を
添加することで、研磨能率を従来の
約2倍に高めることに成功しました。
 
 この技術により、従来の半分の時間での
研磨が可能となり、研磨材に用いられる
希少金属セリウムの使用量を半減すること
ができます。
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 良さそうです。
 
>今回開発された研磨パッドは、既に
>試作・評価まで終了しており、1年以内
>の上市を目指して製造技術の検討を
>行っています。
 
>なお本成果は、8月27日から29日に
>行われる2013年度砥粒加工学会
>学術講演会にて発表する予定です。
 とのこと。
 
 「希少金属セリウム使用量を半減する」
というのが素晴らしい。

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簡便で生体試料にやさしい組織透明化試薬「SeeDB」を開発

2013年6月24日
独立行政法人理化学研究所
独立行政法人科学技術振興機構
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 いくら言葉を尽くしても、1枚の写真が
語るメッセージに遠く及ばないことが
あります。
 
 百聞は一見にしかず-。
 
 視覚から入る情報は圧倒的な精度と量を
有します。
 
 生物学の世界でも基本は「見る」こと。
 
 今も昔も変わりません。
 
 現在のライフサイエンス研究では、
細胞や組織の微細形状を3次元的に観察
する蛍光イメージングが盛んに行われて
います。
 
 しかし、生体組織の光散乱の影響も
あって表面から数100μm程度までを見る
のが限界でした。
 
 生体組織の深部のイメージングを行う
ために組織を透明化する方法も試みられて
いますが、透明化に時間がかかるうえ、
有機溶媒や変性剤などを使用するために、
蛍光色素や生体の微細な構造が損なわれる
などの問題がありました。
 
 研究チームは、より簡易でかつ生体試料
へのダメージが少ない水溶性の透明化試薬
の開発に取り組みました。
 
 その結果、ハチミツや果物にも多く
含まれるフルクトース(果糖)を主成分に、
水と微量の還元剤を加えた透明化試薬を
開発し、「SeeDB」と名付けました。
 
 SeeDBは組織を変性させることがなく、
透明化によって生体試料の大きさや形状を
変化させることがありません。
 
 ホルマリンで固定した脳などの生体試料
をわずか3日間で透明化できます。
 
 また、蛍光タンパク質やさまざまな
蛍光神経トレーサーなども安定して
使えます。
 
 実際に、厚さ6mmのマウスの脳を透明化
させ、蛍光色素を可視化できる顕微鏡で
観察しマウス脳の全体を可視化することに
成功しました。
 
 これまで不可能だった左右の大脳半球を
つないでいる脳梁線維の1本1本を追跡
したり、匂い情報を処理する嗅球の詳細な
神経細胞の配線の様子も明らかにしました。
 
 脂溶性の蛍光神経トレーサーで染色した
サンプルを透明化できることも特徴です。
 
 SeeDBは、脳の神経回路図を丸ごと解明
する「コネクトーム(神経接続様式の
全体像)」解析や、生物の立体的な発生過程
の理解など「3D生物学」の発展に役立つ
ものと期待されます。
 
 
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 素晴らしいですね。「SeeDB」
 
 正に「百聞は一見にしかず」
 
>脳の神経回路図を丸ごと解明
>する「コネクトーム(神経接続様式の
>全体像)」解析や、生物の立体的な
>発生過程の理解など「3D生物学」の
>発展に役立つものと期待されます。
 
 期待します。

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2013年6月24日 (月)

(タイムスリップ)熱帯救った日本の菌 大村智さんの発見、抗寄生虫薬に

2013年6月24日 朝日新聞デジタル
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
有料記事です。
 
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 アフリカや中南米で広がる
「顧みられない熱帯病」の制圧に、
日本人化学者の発見が貢献していることを
知っているだろうか。
 
 その人、大村智さん(77)のチームが
伊豆半島で見つけた放線菌(細菌の仲間)
が特効薬の元だ。
 
 時は40年ほど前にさかのぼる。
 「この菌はおもしろそうだ」
 試験管に入…
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 この記事も素晴らしいです。
有料記事なのが残念。
 
>大村さんは山梨大を卒業後、
>東京都立高校の定時制の教師に。
>生徒の学ぶ姿に胸を打たれ、
>東京理科大大学院で化学を学び直し、
>研究者をめざした。
 
>36歳で米国に留学。
>帰国前、「戻っても研究費はない」と
>言われた。
>それなら「米国で集めるしかない」と、
>製薬会社をまわって共同研究を打診した。
 
>企業との共同研究を「癒着」と
>冷ややかに見る研究者もいた。
>だが、「いい薬をつくろうと思ったら
>製薬会社の情報量は重要。
>世の中のためということを忘れ
>なければ、問題はない」。
>そうして生まれたのがイベルメクチン。
>犬のフィラリアの治療などに広く
>使われている。
 
>もともと「動物に効けば人にも効く薬に
>つながる」という道筋を描いていたが、
>吉報は、意外に早くやってきた。
 
>動物用に発売してから1年。
>イベルメクチンが、アフリカや中南米で
>広がる人間の熱帯病「河川盲目症」にも
>効くことがわかった。
>ブユにかまれ、体内にフィラリア線虫の
>幼虫が入り込む病気。
>激しいかゆみを起こし、失明につながる。
>感染者は推定2千万人。
>メルクは人間用の抗寄生虫薬
>「メクチザン」を開発、87年に
>無償提供を始めた。
 
 素晴らしい。

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ウイルス・細菌・カビを撃退!除菌率99.9%の“光の技術”

2013年6月23日の放送
TBS 夢の扉+
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 カビの繁殖、食中毒、集団感染・・。
 これらの原因となる菌やウイルスを、
99.9%撃退してしまうという驚きの技術が
生まれた。
 
 大腸菌などの細菌を除菌し、
インフルエンザウイルスを不活化させ、
さらに、タバコやトイレなどのニオイも
すばやく消臭するという、驚異的な威力が
実証されている。
 
 そのヒミツは・・、“光の魔法”―?
 
 太陽や蛍光灯などの光を当てるだけで、
強い殺菌力を発揮する「光触媒」。
 
 それを、タイルやボードなどの材料に、
独自開発した「溶射技術」で密着させ、
光触媒の分解・殺菌機能を最大限高める
ことに成功したのが、
製鉄加工業・フジコーの山本厚生社長と
その技術者たちだ。
 
 『苦労に苦労を重ねてこそ、ほかが
真似できないモノが生まれる』
 開発の道のりは、容易ではなかった。
 
 溶射の熱で光触媒が溶けてしまう・・。
 
 研究費用だけがかさみ、会社は赤字に―。
 
 だが、役員から「研究をやめるべき」
との批判が浴びせられても、
山本は諦めなかった。
 
 『新しい技術を生み続けることが、
社員を守ることにつながる』
 
 この技術開発に対する山本の強い信念
は、社員をリストラせざるを得なかった
 
 つらい経験から生まれていた―。
 
 そして今、院内感染を防ぐ対策の一つ
として、山本たちの技術が、病院内に
取り入れられることになった。
 
 医療の最前線で挑む、次なる
プロジェクトの行方は―?
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 番組見ました。
 
 光触媒と言う言葉は知っていましたが、
完成させましたね。素晴らしいです。
 
 番組の中で社長が言っていた、
 
 「10年かかる技術だからこそ
他社にはまねできないものになる」
 と言う言葉に感動しました。
 
 確かにそうなんですが、実行出来る
会社がいったい幾つあるのだろうか?
 すごく考えさせられます。
 
 確かに新しい技術を持たない会社は
いずれ淘汰される。
 
 それはわかっているけれど、
実行出来ないのが殆どの会社。
 
 原動力は、リーダーの強い信念と
開発に携わっている技術者への信頼だと
思う。
 どの位信頼しきれるか?
 難しいです。
 
 開発したこの製品が世の中に広まると
良いですね。
 応援したい。
 
 同類のもので知っていたのは、
 
 これも良さそうです。

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2013年6月23日 (日)

微小管は遠くの動原体を捕まえて中心体までたぐり寄せる 理工・佐藤政充准教授、細胞の減数分裂における20年来の謎解明

2013/06/17
早稲田大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 早稲田大学理工学術院先進理工学部の
佐藤政充准教授は、科学技術振興機構、
東京大学、英国Cancer Research UK、
かずさDNA研究所との共同研究で、
精子・卵子などの配偶子を形成するための
減数分裂において、中心体から遠く離れた
ところにある動原体(染色体の中央部分)
が、なぜ紡錘体に捕まえられて正しい配偶子
を形成できるのかという、減数分裂
における20年来の大きな謎を解明しました
のでお知らせします。
 
 動原体が中心体から遠く離れたところ
にあるということは、紡錘体が捕まえ
られずに染色体が正しく分配されない
リスクが高いということであり、
染色体の分配異常はダウン症候群や
流産の原因となることが知られています。
 
 今回、佐藤准教授らは微小管と呼ばれる
繊維状の構造物が中心体から特別に
長く伸び、あたかもカメレオンの舌が獲物
を捕らえて飲み込むように、微小管が
動原体を捕まえて中心体までたぐり寄せる
ことを発見しました。
 
 さらに通常の分裂には見られない
減数分裂に特有の現象として、微小管に
結合するタンパク質「Alp7」が動原体に
存在し、微小管が動原体に向かって伸びて
きたときに両者をくっつけやすくしている
ことを明らかにしました。
 
 本研究により、Alp7などの因子を
人工遺伝子として細胞に導入することで、
減数分裂に起因するダウン症候群や
流産などの予防治療につながる可能性が
あります。
 
 なお、この研究成果は論文
「Microtubules and Alp7/TACC?Alp14/TOG
reposition chromosomes before meiotic
segregation」として、
nature cell biology
(先行オンライン版発行6月17日、
※冊子体7月号掲載予定)に掲載されました。
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 生命の神秘としか言いようがない。
 
 どうしてこんなに複雑な作りになって
いるのでしょうか?
 
 本当に良く出来ている。
 
 まだまだ未知
 
>未知の制御メカニズム
 
>ではなぜ、このような微小管やAlp7は
>減数分裂の時のみ特殊な機能を持つこと
>ができたのか?
>その制御メカニズムは不明のままであり、
>課題として残る。
 
>減数分裂の研究は、ヒトやマウスなど
>高等生物では技術的にまだ発展途上
>にあり、また倫理的な問題も併せて
>あまり研究が進んでいない。
 
>酵母を用いた本研究の成果を高等生物
>に応用するためには、さらなる
>技術開発を進める必要がある。
>その後、本研究で得られたAlp7など
>の因子を人工遺伝子として細胞に導入
>することで、減数分裂に起因する
>ダウン症候群や流産などの予防治療に
>つなげたい。
 

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「神経障害性疼痛」発症の引き金発見

2013.06.21 福岡大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 福岡大学薬学部
(高野行夫教授、本多健治助教)の
研究グループは、九州大学大学院薬学
研究院(野田百美准教授、秋元望
〔当時大学院生、現在国立生理学研究所
博士〕)らとの共同研究で、糖尿病、
末期がん、抗がん剤の副作用などで神経が
傷害されると、引き起こされる慢性的な
激しい痛み(神経障害性疼痛)の発現に、
情報伝達を担うタンパク質のケモカイン
一種であるCCL-1(C-C motif ligand-1)が
深く関与していることを世界で初めて証明
することに成功しました。
 
 さらに、CCL-1の中和抗体をあらかじめ
投与したマウスや、CCL-1の受容体である
CCR-8の欠損したマウスでは、神経障害性
疼痛が抑制されることを確認しました。
 
 この研究成果は、新しい薬の開発に
つながるものであり、モルヒネでも痛みを
抑えることのできない、慢性的に激しい
痛みに苦しむ多くの患者さんに対して、
明るい希望をもたらすものと期待されます。
 
 また、この発見はさらなる疼痛発現
メカニズムの解明にもつながり、
神経障害性疼痛の予防・治療戦略として
大変有益であると期待されるものです。
 
 なお、2013年5月24日にカナダ・トロント
で開催された「4th International
Congress on Neuropathic Pain」で発表
され、英国の出版社Nature Publishing
Groupから刊行されている
「Cell Death and Disease」
(セルデスアンドディズィーズ)電子版
で6月20日に公開されています。
 
 
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>神経障害性疼痛の発現に、情報伝達を
>担うタンパク質のケモカインの
>一種であるCCL-1(C-C motif ligand-1)
>が深く関与していることを世界で初めて
>証明することに成功しました。
 
>研究成果は、新しい薬の開発に
>つながるものであり、モルヒネでも
>痛みを抑えることのできない、
>慢性的に激しい痛みに苦しむ多くの
>患者さんに対して、明るい希望を
>もたらすものと期待されます。
 
 素晴らしいです。大いに期待したい。
 
 医学は進歩しているはずなのに
有効な手が打てないとはつらいですよね。

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2013年6月22日 (土)

乳酸菌の腸炎予防メカニズム解明 産総研とキッコーマン

2013/6/21 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 産業技術総合研究所とキッコーマンは
20日、乳酸菌が腸炎などを予防する
科学的なメカニズムを解明したと発表
した。
 
 乳酸菌が小腸の免疫細胞に食べられる
と、ウイルスを攻撃する働きを持つ
たんぱく質「インターフェロンβ」が
作られるようになり、腸管の炎症を
抑えるという。
 
 米科学誌「イミュニティー(電子版)」
に論文が掲載される。
 
 ネズミに「KK221」という乳酸菌を
飲ませたうえで潰瘍性大腸炎を起こす
薬剤を注射したところ、下痢など腸炎の
症状が大幅に抑えられた。
 
 一方、乳酸菌を飲んでいても、薬剤を
使ってインターフェロンβが作られない
ようにすると、乳酸菌の効果は
打ち消された。
---------------------------------------
 
 最近いろいろ発表されます。
 乳酸菌は素晴らしい。
 
 どういう乳酸菌がどういう働きを
持っているのか、皆が見られるものが
欲しいですね。
 
 参考です。
一般社団法人 食と健康推進協会
乳酸菌データベース

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前言語期の10ヶ月の乳児が苦境にある他者へ同情的態度を示すことを発見

2013年6月13日 京都大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 鹿子木康弘(かなこぎ やすひろ)
教育学研究科特定助教(当時は文学研究科
大学院生)、奥村優子 文学研究科博士課程
3回生、板倉昭二 同教授、井上康之
電気通信大学特任助教(当時は豊橋技術
科学大学)、北崎充晃 豊橋技術科学大学
准教授らのグループは、共同研究において、
前言語期にある10ヶ月の乳児が苦境にある
他者に対して、原初的な同情的態度をとる
ことを発見しました。
 
 本研究成果は、米国科学誌「PLoS ONE」
誌に掲載されました。
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 興味深いです。
 
>これまでの共感や同情を扱った発達研究
>では主に18ヶ月以上の乳幼児を対象
>としていましたが、より幼い前言語期の
>乳児の同情的態度を示した本研究
>によって、今後、前言語期においても、
>多くの共感や同情を扱った研究が
>行われることが期待されます。
 
>この展開により、人間の生来的な
>本質が解明され、人間の本質は善か悪か
>といった議論にも多くの示唆が
>与えられることが予想されます。
 そうですね。
 
 こんなに幼い乳児が苦境にある他者に
対して、原初的な同情的態度をとるとは
思っても見ませんでした。
 
 本来全ての子供が、優しい心を持っていると
私は思っています。
 その意味で、今回の研究は興味深いものです。
 
 人はその心をいつ頃から失ってしまうので
しょうか?
 
 思いやりのかけらも見かけられない
ような行動をとる大人が存在します。
 
 大人になるに従って打算で行動しがちに
なります。
 残念なことだと思っています。
 
 どうして大切な心を見失ってしまう
のか?
 
 何が大切なことなのか?
 繰り返し考えて見たい。

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2013年6月21日 (金)

カメラの顔認識を阻害するプライバシーバイザー

19 JUNE 2013 diginfo.tv
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
動画です。
 
 こういうたぐいのデバイスはいずれ
出てくるのでしょうが、ちょっと複雑な
心境です。
 
 プライバシーの保護は必要とは思い
ますが、行き過ぎるところがある。
 
 罪を犯そうとする人にとっては好都合
なデバイスですね。
 
 顔認識技術は非常に有用な技術。
 すごく大きな利益を与えてくれる。
 
 それを台無しにしてしまう?
 
 技術の進歩とはそんなものとは思う
けれど、何かしらのコントロールは
必要なのでは?
 
 公益とプライバシー保護との関係は
うまく制御しないとおかしなことになる
と思う。熟慮が必要。

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海洋温度差発電に高伝熱チタン板採用 神戸製鋼所

2013.6.13 sankeibiz
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 神戸製鋼所は12日、耐食性がある
純チタンの薄板を使った高伝熱チタン板が、
沖縄県久米島で実証実験中の海洋温度差
発電設備の熱交換器に採用されたと発表
した。
 
 同発電にチタン板が使われるのは世界初
という。
 
 海洋温度差発電は海洋深層水と表層水の
温度差を利用し、沸点の低いアンモニア
などを気化させた蒸気でタービンを
回して発電する再生可能エネルギー。
 
 神鋼が開発した高伝熱チタン板
「HEET」は、表面に微細な突起を施す
ことで熱伝達率を2割以上も高め、
より小さな温度差でも発電ができるほか、
熱交換器のコンパクト化につながり、
設備コストも抑えられるという。
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 良いですね。
 
 この投稿に関連することらしい。
2013年4月30日
 
 
 具体的な製品イメージはこちら
神戸製鋼グループ

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“酸化ガリウム(Ga2O3)MOSトランジスタ”を世界で初めて実現!

2013年6月19日
情報通信研究機構プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 独立行政法人情報通信研究機構は、
株式会社タムラ製作所、株式会社光波と
共同で、新しいワイドギャップ半導体材料
である酸化ガリウム(Ga2O3)を用いた
実用性に優れたMOSトランジスタの開発に
世界に先駆けて成功しました。
 
 Ga2O3は、そのワイドギャップに代表
される材料物性から、高耐圧・低損失な
パワーデバイス用途の新しい半導体材料
として非常に有望です。
 
 また、酸化ガリウムは、
シリコンカーバイド(SiC)、
窒化ガリウム(GaN)といった既存の
ワイドギャップ半導体では不可能な
融液成長法による単結晶基板の作製が可能
であることから、基板サイズの拡大や、
製造に必要なエネルギーやコストの大幅な
削減が見込まれます。
 
 今回開発したGa2O3 MOSトランジスタは、
そのまま実用可能といえる構造、特性を
有します。
 
 そのため、現代の省エネルギー問題に
直接貢献することができる新しい
半導体デバイス研究開発分野における
大きなブレークスルーであると同時に、
近い将来の半導体産業の更なる発展に
つながることを期待させる成果です。
 
 なお、本研究成果の詳細は、
2013年6月24日(月)から
米国ノートルダム大学で開催される
半導体電子デバイスに関する国際会議
「Device Research Conference (DRC2013)」
にて、発表(レートニュース)を予定して
います。
 
 本研究の一部は、独立行政法人
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
の委託事業である、平成23~25年度
「省エネルギー革新技術開発事業 挑戦研究
(事前研究一体型)/課題名:
超高耐圧酸化ガリウムパワーデバイスの
研究開発」により実施しました。
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>今後、その優れた物性を生かした
>Ga2O3デバイスに関する研究開発が、
>世界的に急速かつ本格的に広がると
>予想されます。
 
>高性能Ga2O3パワーデバイスは、
>グローバルな課題である省エネ問題
>に対して直接貢献するとともに、
>日本発の新たな半導体産業の創出という
>経済面での貢献も併せて期待されます。
 
>近い将来、送配電、鉄道といった高耐圧
>から、電気、ハイブリッド自動車応用
>などの中耐圧、更にはエアコン、冷蔵庫
>といった家電機器などで用いられる
>低耐圧分野も含めた非常に幅広い領域
>での応用が見込まれます。
 だそうです。
 
 ずいぶん持ち上げてますね。
 素晴らしい成果のようです。
 大いに期待したい。

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2013年6月20日 (木)

ニホンウナギから人類初のビリルビンセンサー

2013年6月14日
独立行政法人理化学研究所
独立行政法人科学技術振興機構
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 ウナギの季節です。
 
 土用の丑の日にウナギを食べるように
なったのは江戸時代から。
 
 なんでも、博識で発明家でもあった
平賀源内が、夏場にウナギが売れなくて
困っているウナギ屋に頼まれ、窮余の一策
として出したアイデアと言われています
が…。
 
 すると元々は夏に食べるものでは
なかったんですね。
 
 昨今は、稚魚のシラスも値上がり気味。
 食通もため息の状況といったところです。
 
 ところで、2009年に、鹿児島大の
林征一教授が、ニホンウナギの筋肉に
緑色蛍光タンパク質が存在することを
報告しました。
 
 ただ、どうして光るのか、その仕組みは
解明されてはいませんでした。
 
 理研の研究チームは、
その緑色蛍光タンパク質に対応する
遺伝子を突き止め、「UnaG(ユーナジー)」
と名付けました。
 
 また、UnaGの蛍光の仕組みを調べた結果、
UnaGに低分子化合物が特異的に結合して
初めて蛍光を出すことが分かりました。
 
 さまざまな哺乳類サンプルを使って
探索試験を行ったところ、「ビリルビン」
がその低分子化合物であることが
分かりました。
 
 ビリルビンは赤血球に含まれる
ヘモグロビンの代謝産物の1つで、
この量が異常に増えると黄疸症状が表れ
ます。
 
 血清ビリルビン濃度は血液や肝臓の機能
を評価する指標であり、一般の健康診断の
項目にも含まれ、新生児黄疸を診断する
うえでも必要な測定値です。
 
 そこで、研究チームはUnaGとビリルビン
の結合を利用して、血清に含まれる
ビリルビンを簡単かつ迅速に測定ができ、
既存の測定法に比べて3桁以上も高感度で、
1桁以上高精度な定量法を開発しました。
 
 UnaGをビリルビンセンサーとして活用
した蛍光測定法です。
 
 従来の測定法はビリルビンを直接測る
ことができず、複雑な工程が必要であり、
時間がかかる上に感度が悪いなどの難点
がありました。
 
 今回研究チームが開発した方法は、
これらの問題をすべて解決しました。
 
 さらに、UnaGの凍結乾燥試料は輸送や
保管に冷凍・冷蔵の必要がなく、簡便に
ビリルビンを定量することが可能なので
発展途上国や辺地での医療に役立ちます。
 
 今後は、血清ビリルビン濃度の高精度
測定を持続的に行うことや、測定を
血液以外のサンプルに広げ、ヒト体内の
ビリルビンの動態の理解などにつなげて
いきます。
 
 
---------------------------------------
 
>研究チームはUnaGとビリルビンの結合
>を利用して、血清に含まれるビリルビン
>を簡単かつ迅速に測定ができ、既存の
>測定法に比べて3桁以上も高感度で、
>1桁以上高精度な定量法を開発しました。
 
 素晴らしい。
 ウナギが絡んでくるとは意外ですね。
 
 今後の発展に期待したい。

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CO2地中貯留がもたらす地下微生物生態系への影響を解明

2013年6月13日 産業技術総合研究所
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 独立行政法人 産業技術総合研究所
(以下「産総研」という)
地圏資源環境研究部門地圏微生物研究
グループ
眞弓 大介 研究員、
坂田 将 研究グループ長、
生物プロセス研究部門生物資源情報
基盤研究グループ
玉木 秀幸主任研究員、鎌形 洋一
研究グループ長らは、
国際石油開発帝石株式会社
(以下 「INPEX」という)技術本部
前田 治男 シニアコーディネーター、
英国ニューキャッスル大学
Jan Dolfingシニアリサーチャーらと
共同で、枯渇油田の二酸化炭素(CO2)
地中貯留が微生物生態系へ及ぼす影響を
調査した。
 
 その結果、枯渇油田の微生物生態系に
見られるメタン生成活動は、CO2地中貯留
によって生じる高濃度CO2環境でも存続
することを発見した。
 
 枯渇油田は、発電所などで発生する
大量のCO2を回収し、地中に隔離する
CO2回収・貯留(CCS)の貯留サイトに
適している。
 
 一方、世界中の油田にはメタン生成
活動を行う微生物生態系が広く分布して
おり、油田の内部で生成するメタン
(天然ガス)が新たな資源となる可能性
がある。
 
 今回、CO2濃度が増加した環境では
枯渇油田の微生物群集はその構成微生物種
を劇的に変化させながらもCO2に対する
頑健性を保ち、メタン生成活動を維持する
ことを実証した。
 
 今回の研究成果は、これまでの地球科学
を中心としたCO2地中貯留の研究に
微生物学的な新しい視点を付加すること
で、今後のCCS技術の実用面での可能性を
広げた。
 
 この研究の詳細は、2013年6月13日
(日本時間)に英国科学誌
「Nature Communications」に掲載される。
---------------------------------------
 
>今回の研究成果は、これまでの地球科学
>を中心としたCO2地中貯留の研究に
>微生物学的な新しい視点を付加すること
>で、今後のCCS技術の実用面での可能性
>を広げた。
 
 良いですね。
 
 こういう視点での研究は大切なことです。
 

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宮城県岩沼市、宮脇方式による森創造プロジェクトを開始

18 JUNE 2013 diginfo.tv
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
動画です。
 
 見てもらえばわかって貰えると思う
ので何もコメントしません。
 
 人はすぐ「コンクリートの壁を作る」
という発想になるけれど、
 
>管理を必要としない森を作りだす事を
>提唱しています。
 
 素晴らしいことだと思います。
 応援したい。

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2013年6月19日 (水)

膵臓手術で発生する「膵液の漏れ」を可視化する蛍光イメージング法を開発

2013 年 6 月 14 日
東京大学医学部附属病院
プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 膵臓手術に際して、致死的な合併症に
つながる可能性のある「膵液漏」
(用語解説 1・2)を予防し、安全に術後管理
を行う方法を確立することは、消化器外科に
残された最大の課題です。
 
 この課題を解決するためには、無色透明
である膵液を可視化して、膵液漏出の有無
や漏出箇所を手術中に正確に検出する技術
の開発が必要です。
 
 東京大学医学部附属病院と医学系研究科
の研究グループでは、膵液中の蛋白分解酵素
(キモトリプシン)と反応して、速やかに
緑色の蛍光を発するプローブを作成する
ことに世界で初めて成功しました。
 
 このプローブを、患者さんの膵臓の
断端(手術でがんを切除した際の切り口)
を転写した濾紙に噴霧し、濾紙に青色光を
照射しながら黄色のフィルターを通して
観察して、緑色に発光している部位が
あるかどうかを調べることで、膵液漏出
の有無や漏出箇所を手術中に同定すること
ができました。
 
 さらに、手術後にドレーン (体液を体外
に排出する管、用語解説 3)から流出する
体液中の蛋白分解酵素活性を測定すること
により、膵液漏が重症化するリスクを評価
することができました。
 
 このプローブを患者さんの体内に直接
噴霧することはまだできませんが、
上記の技術を応用することにより、
手術中に膵液の漏出部位を閉鎖して
膵液漏を予防することや膵液漏の重症度
に応じて適切な術後管理を行うことが
可能になると期待されます。
 
 この研究成果は、
British Journal of Surgeryオンライン版
にて、6月13日(英国時間)に発表
されました。
 
 なお、このプローブの開発は、
科学技術振興機構(JST)戦略的創造研究
推進事業・研究加速課題
(光機能性プローブによるin vivo
微小がん検出プロジェクト)として
行いました。
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 素晴らしい。
 
 こんな課題があったんですね。
 
「蛍光イメージング」
見えれば良いのにと思うものは
沢山あるはず。
 
今後の進展に期待したい。

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新たな人間の体の部位が見つかる

2013年06月18日 slashdot
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 新たな人間の体の部位が発見された。
 
 発見されたのは、目の角膜の中にある
部位。
 
 これまで角膜は5層構成であると
考えられていたが、角膜の組織の奥深くに
厚さ15ミクロンの層があり、実は6層で
あるることが分かったという
(GIZMODO、sci-news.com)。
 
 これは、眼科の教科書も書き換えが
必要になる大発見だという。
 
 新たな層は発見者であるイギリス人の
眼科医、Prof Harminder Dua氏の名前を
取って、「Dua layer(デュア層)」と
命名されたとのこと。
 
 今回の発見により、角膜のケガの処置
や角膜移植も簡単になるという。
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 こんなこともあるんですね。
 
>今回の発見により、角膜のケガの処置
>や角膜移植も簡単になるという。
 
 いままでは知らぬがなんとか?
 ということだったわけね。
 
>眼科の教科書も書き換えが
>必要になる大発見
 ね~

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2013年6月18日 (火)

善玉の中に裏切り者 崩れるコレステロールの常識

2013年6月17日 朝日新聞デジタル
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
有料記事です。
 
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 【鍛治信太郎】善玉コレステロール
(HDL)は健康にいい善人。
 悪玉コレステロール(LDL)を
減らしてHDLを増やせば動脈硬化が
減る――。
 
 こんなコレステロールの常識が最近
怪しくなってきた。
 
 HDLにもさして善行をしないただの
人や、中には悪人もいるらしい。
 
 HDLは量だけでなく質も大事なようだ。
 
 何かと評判の悪いコレステロール。
 実は、細胞膜やビタミン、ホルモンなど
をつくるうえでなくてはならない。
 
 食べ物にも含まれるが、主に肝臓で
つくられ、体の隅々に運ばれる。
 この運び役がLDL。
 コレステロールをたんぱく質や脂で
包んだものだ。
 
 HDLは細胞で余ったコレステロールを
集めて肝臓に戻す。
 
 包んでいるたんぱく質や脂がLDLと
違う。
 HDL濃度がもともと高くて
LDL濃度が低い人は動脈硬化に
なりにくい。
 
 動脈硬化症の人にHDLを注射すると
症状が和らぐことも知られている。
 
 そうした発想から血液中のHDLの
濃度を上げる薬の開発が進められて
きた。
 
 しかし、昨年5月、スイスの大手製薬
企業ロシュが進めていた薬の開発が中止
された。
 
 臨床試験で濃度は上がったが、肝心な
心臓などの病気を防ぐ効果に差が
出なかったからだ。
 
 「善人のHDLを増やせばいいはず」
という期待が裏切られた格好だ。
 
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 なかなか一筋縄ではいきませんね。
 
>働かなくなっただけでなく、体に悪さ
>をする「悪玉HDL」がいるのでは
>ないかという研究が最近発表された。
 
>東京医科歯科大の古川哲史教授
>(循環器内科)は「酸化LDLと
>同じようなことをする酸化HDLが
>患者の中では増えているのかも
>しれない」と話す。
 
>LDLはほぼ1種類だが、HDLには
>様々な種類がいる。
>「HDL量だけでなくどんなHDLが
>含まれるか質も調べる必要があるのでは
>ないか」と古川教授はいう。
>身軽でコレステロールを集める余力の
>大きいHDLを増やした方が
>よさそうだ。
 
 単純にはいかないようです。

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(社説)プルサーマル なし崩しは許されない

2013年6月18日 朝日新聞デジタル
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
有料記事です。
 
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 これでは、なし崩し的に物事を
「3・11」以前に戻そうとしていると
しか思えない。
 
 原発依存からの脱却が求められるなか、
まずやらなければならないのは、
行き詰まった核燃サイクル事業の抜本的な
見直しである。
 
 その議論もせず、昔ながらの
プルサーマルに戻るのは本末転倒だ。
 
 プルサーマル発電に対しては安全性を
疑問視する専門家もいる。
 
 震災前ですら地元の同意を得るのが
難しく、稼働していたのは4基と、
目標の4分の1以下にすぎない。
 
 プルトニウムは増えるばかりだ。
 
 高コストという欠点もある。
 MOX燃料をつくるには使用済み燃料を
 そのまま処理するよりコストがかかる
 うえ、再々利用がしにくい。
 
 電力会社は核燃サイクル事業の継続に
こだわる。
 旗を降ろすと、再処理のため六ケ所村に
送られている使用済み核燃料が廃棄物
となって各原発に送り返される懸念がある
からだ。
 保管プールが満杯になって、多くの原発
が動かせなくなる。
 
 それでも、これ以上の先送りは
許されない。
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 先送りは許されない。
 
 MOX燃料を作って使用したにしても
その量は微々たるもの。
 プルトニウムも、核廃棄物も
依然として増え続ける。
 
 何故、継続するのか?
 理由は電力会社の自己保身のみ。
 国民の為ではない。
 
 何故先送りするのか?
 理由は政治家の自己保身のみ。
 国民の為ではない。
 
 なんとも情けない状態です。

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皮膚色素細胞の脳内移植でパーキンソン病モデルの症状改善

平成25年6月13日
岡 山 大 学 プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
神経情報学分野の浅沼幹人准教授,
宮﨑育子助教らの研究グループは,
チロシナーゼというメラニン色素を生成
する酵素をもつ
皮膚色素細胞(メラノサイト)を
パーキンソン病モデル動物の脳内に
細胞移植することで,変性している
ドパミン神経細胞に代わってドパミンが
産生,放出され,パーキンソン病モデルの
異常運動症状が長期にわたって安定して
改善できることを初めて見出しました。
 
 胎児脳や幹細胞の移植治療が抱える問題
を回避できる自家移植による治療に
つながると期待されます。
 
 本研究成果は平成 25 年 6 月 13 日、
オンライン科学誌『PLOS ONE』に掲載
されました(米
国東部標準時 6 月 12 日 17 時)。
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 意外ですね。
 
 どこからこういう発想が出て来たので
しょうか?
 
>胎児脳や幹細胞の移植治療が抱える問題
>を回避できる自家移植による治療に
>つながると期待されます。
 
 期待したいです。

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2013年6月17日 (月)

古賀茂明「日本再生に挑む」

『週刊現代』2013年4月20日号より
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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官々愕々
「電力改革」の大ウソ
 
 安倍政権が、「電力システムの改革方針」
を閣議決定し、新聞には「発送電分離」の
見出しが躍った。
 
 しかし、今回の決定には、「電力会社の
既得権は全て守る」と書いてあることを
ご存知だろうか。
 
 まず、まえがきの中にある、「電気事業
に携わる者の現場力や技術・人材といった
蓄積を活かす」という文言。
 これは、改革をしても、電力大手の破綻
やリストラは避けますよという意味だ。
 
 次に電力小売りの自由化。
 
 気になるのが電力料金だ。
 自由化しても独占状態がすぐになくなる
わけではないから、電力会社による
「値上げ」自由化になっては困る。
 
 そこで、料金規制を「経過措置として
継続する」のだが、諸悪の根源である
総括原価方式については何も触れず、
抜本見直しの議論をうまく回避して
しまった。
 
 最大の目玉である発送電分離はどうか。
 
 検討段階では、その法案を「'15年
通常国会に『提出する』」となっていた
のに、閣議決定では「提出することを
目指す」との表現に変わった。
 
 霞が関文学では、「法案提出に向けて
頑張れば、結果的に法案提出ができなく
てもいい」という意味になったのだ。
 
 そもそも官僚達は、実施時期が「'18年
から'20年を目途」と書かれた時点で安心
していたはずだ。
 
 衆参両院の選挙が'18年まででも最低3回、
'20年までなら最低5回もある。
 
 その間に雲散霧消、と彼らは考える。
 
 「目途」が付加されてあいまいになり、
おまけに「目指す」となった。
 
 ここまでの骨抜きは珍しい。
 
 実は、閣議決定の中に「発送電分離」
という言葉は出て来ない。
 
 「法的分離の方式による送配電部門の
中立性の一層の確保」と書いてある。
 
 発電会社と送電会社を一つの持ち株会社
の下に置くという意味だ。
 
 関西電力が、関西電力ホールディングス
という会社になりますというに過ぎない。
 
 本来は、発電と送電の所有を分離して
完全に独立した別会社にすべきなのだが、
それはやらない。
 
 改革の途中で、「方式を再検討する
こともあり得る」と書いて、
さらに後退させる道まで残した。
 
 また、「いわゆる公益事業特権や税制等
について・・・・・・必要な措置を講じる」
として、今認められている特権は維持する
と宣言した。
 
 加えて、電力会社が発行する社債だけは
特別に保護するという恐ろしく過保護な
規定があるのだが、これも事実上継続する
と決めた。
 
 さらに驚いたのは、「原子力政策をはじめ
・・・・・・何らかの政策変更等に伴い
・・・・・・著しい不利益が生じる場合には
・・・・・・必要な政策的措置を講じる」
という文章だ。
 
 これは、原発の安全規制が厳しくなった
ことに伴う電力会社の負担増を税金
或いは電力料金でまかなうことを認める
というとんでもない話だ。
 
 悪乗りも甚だしい。
 
 今回決まった改革の第1弾、広域系統
運用機関(送電の公正を確保する組織)
の設立は、'15年目途。
 
 それまでは、電力会社が様々な嫌がらせ
で他企業の参入を邪魔することができる。
 
 これでは、有力企業による大規模参入は
望めない。
 
 「成長戦略の柱」という触れ込みも
結局は画に描いた餅となる。
 
 こんないい加減な改革案が出てくるのは、
今でも電力会社に天下りを受け入れて
もらっている経産省が改革案を作っている
からだが、肝心の電力事業の規制権限
については、「独立性と高度な専門性を
有する新たな規制組織へと移行」と
書いただけ。
 
 経産省の出向者で固めた新組織ができる
ことになる。
 
 経産省と自民党がやる限り、電力改革は
いつも形だけ。
 
 国民はまたしても騙されることになる
のか。
 無力感だけが残る閣議決定であった。
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 確かにご指摘の通りだと思います。
 
>無力感だけが残る閣議決定であった。
 同感です。
 
 EUはとうの昔に送配電分離済み。
 
 日本は本当のガラパゴス。
 
 政治家も悪いが、国民もなっていない。
 選挙の投票率を見ればわかる。
 
 安倍内閣の支持率もそう。
 そんなに支持できる施策を打っているの
だろうか?
 
 何を考えているのかわからない。
 未来を担う子供達にどういう社会を
築きたいのだろうか?
 
 真剣に考えているのならもっと怒って
良いはず。

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世界最高変換効率44.4%を達成 ―集光型化合物3接合太陽電池―

2013年6月14日
新エネルギー・産業技術総合開発機構
プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 NEDOの「革新的太陽光発電技術研究開発」
プロジェクトの一環として、
シャープ株式会社が、世界最高の集光時
セル変換効率※144.4%※2,3を、
化合物3接合型太陽電池※4で達成しました。
 
 変換効率の向上は、太陽光発電における
発電コストの低減に大きく寄与するため、
世界中の研究機関が取り組んでおり、
化合物半導体では40%を超える値での
開発競争が行われています。
 
 今般、NEDOプロジェクトでは新たな電極
形成プロセスを導入し、受光面と電極を
繋ぐコンタクト層の幅を電極幅と同一に
することで、受光する面積を広げ、
世界最高変換効率を達成しました。
 
 NEDOは、このプロジェクトで、2014年度
までに変換効率48%以上の超高効率セルを
実現し、実用化技術の開発を加えることで
2030年を目途に既存電源並みの発電コスト
の達成を目指します。
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 少しずつ前進しているようです。
 
 電力改革の方が気になります。
 こちらとマッチングしないと意味がない。

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2013年6月16日 (日)

取り調べ可視化、後退 例外を拡大、通信傍受対象も追加 法制審部会素案

2013年6月15日 朝日新聞デジタル
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
有料記事です。
 
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 刑事司法改革の最大のテーマである
取り調べの録音・録画(可視化)
について、適用範囲を著しく狭める可能性
の高い素案が14日、公表された。
 
 「捜査に著しい支障が生じるおそれが
あるとき」は除外するなど、現在の
試行範囲から大幅に後退している。
---------------------------------------
 
 これで改革でしょうか?
 
>密室での取り調べで多くの冤罪を生んで
>きた反省がない
 
 この試案で冤罪が減りますか?
 
 冤罪を起こした人達の罪は許されて良い
のでしょうか? 罪はない?
 何故起きてしまったかの追求がなくて
良いのでしょうか?
 
 だから真摯な反省がないのでは?
 
 信じられません。
 
 同じ事の繰り返ししか出来ないとは、
 
>作業部会は井上正仁・早稲田大学大学院
>教授をトップとする11人で構成され、
>検事出身などの法務官僚5人、
>警察官僚1人と捜査当局者で過半数を
>占める。
 こんなメンバーで良いんですか?
 これでは何も変わらない。
 旧態依然です。
 
 証拠の一覧を検察が被告側に開示する制度
 の導入は必須と思う。
 
 少しは冤罪を減らすことが出来るはず。

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細胞を流しながら固めて培養し、ファイバー状の生体材料に!

2013年6月13日
東京大学 生産技術研究所
Nature Japanより
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 iPS細胞の開発などにより、失われた臓器
や組織を補完する再生医療への期待が
高まっている。
 
 実現に向けて求められるのは、細胞を
三次元の組織として構築する技術。
 
 皮膚や軟骨、網膜などについては技術が
確立されつつあるものの、肝臓などの複雑
な構造を作るのは難しい状況にある。
 
 このほど、東京大学 生産技術研究所の
竹内 昌治 准教授らは、細胞を微小な管
に流しながら固めて培養し、機能を持つ
ファイバー状の組織として構築することに
成功した。
 
 細胞に組織や臓器としての機能を発揮
させるには、自由に動ける三次元環境下
で増やし、自己組織化させる必要がある。
 
 最近、注目を集めている組織工学の
領域においては、細胞の足場となる
細胞外マトリックス、増殖・分化・成長
のための因子、コーティングゲルなどに
関する研究が進んでいる。
 
 「細胞は医療における材料として非常に
魅力的ですが、基板にべったりと張り付き、
自在に形を変えるなど、取り扱いが大変
です。
 
 私たちは、必要な細胞を、必要時に
必要量だけ持ち運べるような規格化された
ものにしたいと考え、今回の研究を
始めました」。
 そう話す竹内准教授は工学出身。
 
 今回は、流路を使って細胞を直径
数十マイクロメートルのファイバー状に
閉じ込め(細胞を入れると、直径は
100~200マイクロメートルになる)、
内部で増殖や組織化させることに成功
した。
 
 「ファイバーは、シェル(外殻部)と
コア(内部)からなります。
 
 シェルを構成するのは機械的な強度の
強いアルギン酸カルシウムゲルで、細胞の
養分や老廃物を通すことができます。
 
 コアには、細胞外マトリックスの成分
であるコラーゲンやフィブリンに細胞を
高密度で混ぜたものを流し込み、細胞組織
ができたところでシェルを溶かして除去
します」と竹内准教授。
 
 ファイバーごと培養液につけ込み、
必要に応じて成長因子や増殖因子を加える
ことができるほか、ファイバーを
扱いやすい長さに切る、細胞を一定量だけ
取り出して運ぶといったことも容易に
できるという。
 
 竹内准教授は、「今回のファイバーは
より高次の三次元細胞組織を形成するため
のビルディングブロックとしての機能も
持っています。
 
 肝臓のような複数の細胞からなる
三次元構造についても、ファイバー型に
加えてビーズやプレートなど他の
ビルディングブロックを組み合わせること
で構築可能と考えています」とし、
「移植用途では、細胞ファイバーを生体内
で溶けないゲルで覆うため、カートリッジ
のように半年ごとに取りかえたり、異種の
細胞をヒトの体内で機能させるようなこと
もできると考えています。
 
 ファイバー状なので内視鏡やカテーテル
などの低侵襲な医療器具との相性もよく、
患者さんへの負担も少なく済むのも利点
です」と続ける。
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 良さそうですね。
 
>さらに竹内准教授らは、ラットの膵臓
>から分離した膵島細胞で細胞ファイバー
>を作り、それを糖尿病のマウスモデルの
>腎皮膜下に移植する実験も行った。
>膵島細胞は機能を発揮し、高血糖状態が
>2~3日で正常値まで改善されたという。
 
 同様成果のリンクです。ご参考。
2013年6月13日
 福岡大学の成果です。
 
 こちらは細胞の培養はどういう方法
をとったのかな?
 

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2013年6月15日 (土)

筋肉の正しいストレッチ方法について

 今日、「所さんの目がテン」という番組を
見たのですが、勉強になりました。
 
 どういうことか?
 
1.身体のバランスは筋肉によって保たれて
いる。
 
2.筋肉は対になっていて必ず、伸びている
筋肉と収縮している筋肉が存在する。
 そのバランスの上に身体のバランスが
存在する。
 
 正確には単純に2つということ
ではないとは思います。
 2対の筋肉と言った方が良いと思う。
 正確なことは専門家でないとわからない
ですね。
 
3.ストレッチする筋肉に対して反動を
つけて伸ばそうとしてはいけない。
 かえってその筋肉を固くしてしまう。
 
 対象とする筋肉を持続して、30秒程度
伸ばし続けることが必要。
 何故なら脳からこれ以上長い時間収縮
していると筋肉にとって良くないので
伸ばしなさいという命令がでるまでの時間
が必要でその時間が30秒程度らしい。
 
4.そうして伸ばしたとしても時間が
経てば元に戻ってしまいます。
 何故なら2項による。
 
5.正しいストレッチとは、収縮している
筋肉を伸ばすだけではなく、
その筋肉と対になっている筋肉を運動に
よって収縮した状態にしないといけない。
 
 これは盲点でした。
 
 ただ、バランスを欠いている場合、
そのバランスを正すために、どの筋肉を
伸ばし、どの筋肉を収縮させるのかに
ついては、専門家でないとわからない
のがつらいところです。
 
 それに加えて、どういう運動が
どの筋肉を動かすことになるのか?
 素人には良くわからない。
 
 本でも買って勉強してみます?
 
 勉強になりました。
 バランスが大事ということですね。

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光合成酸素発生反応の電子の振舞を量子アルゴリズムにより解明

2013/06/10 分子科学研究所
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 自然科学研究機構分子科学研究所の
倉重佑輝助教、柳井毅准教授および
米国プリンストン大のGarnet Chan教授らの
研究グループは、高速量子アルゴリズムを
用いることで、光合成酸素発生反応中心
であるマンガンクラスタの電子の量子的
振る舞い(波動関数)をほぼ完全解の精度
で数値シミュレーションすることに成功
しました。
 
 水の分解により酸素を作り出す酸素発生
反応のメカニズムは、光合成の最大の謎
の一つとして知られています。
 
 謎を解く鍵を握るのは反応の活性中心
とされるマンガンクラスタの働きです。
 
 2011年に日本の研究グループにより
その鮮明なX線結晶構造が明らかにされた
ことから、近年、反応メカニズムの解明
に向けて急速な進展をみせています。
 
 本研究グループは今回、活性中心の
マンガンクラスタ中の電子の振る舞いを
量子力学方程式の解として精密に予測
しました。
 
 またその方程式の解から各マンガン
イオンの酸化状態など電子の様子に関する
基礎的知見を高い信頼性で明らかに
しました。
 
 各マンガンイオンの酸化状態は、
水2分子から4個の電子を引き抜いて酸素
を発生する能力と密接な関係にあり、
酸化状態の特定は反応メカニズムの解明に
極めて有力な情報を与えます。
 
 本研究では、分子を電子レベルの詳細さ
でコンピュータ上に再現する理論手法が
用いられています。
 
 電子運動の再現には量子力学が
用いられ、量子の重ね合わせ状態を
シミュレートする計算では100京
(10の18乗)個という天文学的な数の自由度
の情報処理を実現しました。
 
 この高速計算は、本研究グループで開発
を行ってきた基盤的計算技術と
ソフトウエアにより達成されました。
 
 これらの成果は、光合成酸素発生反応の
メカニズム解明に重要な知見をもたらし、
今後の光合成研究そして人工光合成の実現
に向け重要な指針になることが期待
されます。
 
 また、今回用いられた計算手法は、
生体中の金属酵素の触媒作用を飛躍的な
計算精度で解釈、予測するための強力な
基盤技術となるものです。
 
 本研究成果は、2013年6月9日
(英国時間18:00)に英国科学雑誌
「Nature Chemistry」のオンライン速報版
で公開されました。
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>光合成酸素発生反応中心である
>マンガンクラスタの電子の量子的
>振る舞い(波動関数)をほぼ完全解の
>精度で数値シミュレーションすることに
>成功しました。
 
 素晴らしい。
 
>これらの成果は、光合成酸素発生反応
>のメカニズム解明に重要な知見を
>もたらし、今後の光合成研究そして
>人工光合成の実現に向け重要な指針
>になることが期待されます。
>また、今回用いられた計算手法は、
>生体中の金属酵素の触媒作用を
>飛躍的な計算精度で解釈、予測する
>ための強力な基盤技術となるものです。
 
 人口光合成、近い将来実現するかも
知れませんね。

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2013年6月14日 (金)

プロバイオティクスによる腸炎抑制機構の解明

2013/06/13
慶應義塾大学医学部プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 慶應義塾大学医学部消化器内科の
研究グループ(金井隆典准教授ら)は、
同医学部微生物学・免疫学教室の吉村昭彦
教授、米国ミシガン大学医学部の鎌田信彦
博士、順天堂大学医学部免疫学講座の
八木田秀雄准教授、独国ドレスデン工科
大学医学部のAxel Roers教授、
東京医科歯科大学難治疾患研究所の
樗木俊聡(おおてきとしあき)教授らとの
共同研究により、消化管内の細菌叢を改善
する微生物・プロバイオティクスとして
知られるクロストリジウムブチリカム
MIYAIRI588株(以下、本菌株)が、
大腸粘膜のマクロファージから
炎症抑制性サイトカインである
インターロイキン-10(以下、IL-10)を
強力に誘導して大腸の炎症を抑制すること
を、マウスを用いた研究で明らかに
しました。
 
 この研究成果によって、本菌株を用いた
炎症性腸疾患に対する、より安全性の高い、
より安価な、新しい治療戦略や予防法の
開発が期待されます。
 
 本研究成果は米国科学雑誌
「Cell Host & Microbe」2013年6月号で
公開されます。
 
プレスリリース全文は、
以下をご覧ください。
 
 
---------------------------------------
 
 プロバイオティクス良いですね。
 
>本菌株を用いた炎症性腸疾患に対する、
>より安全性の高い、より安価な、
>新しい治療戦略や予防法の開発が
>期待されます。
 
 期待したい。

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2013年6月13日 (木)

神経難病「多系統萎縮症」の遺伝子発見 東大

2013/6/13 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 東京大学の辻省次教授らは、ふらつきや
手の震え、排尿障害が表れる神経難病
「多系統萎縮症」に深く関わる遺伝子を
発見した。
 
 日米欧の共同研究成果で、13日付の
米医学誌ニューイングランド・
ジャーナル・オブ・メディシン(電子版)
に詳細を発表した。
 
 複数の患者がいる家系から、患者の
遺伝子配列を解析した。
 その結果6つの家系のうち2つの家系
で共通する遺伝子変異を見つけた。
 
 変異していたのは「COQ2」と
呼ばれる遺伝子。
 エネルギーを生産したり老化を防い
だりする「コエンザイムQ10」という
補酵素の合成に欠かせない遺伝子と
されている。
 
 実際に患者の脳組織を調べると、
正常な人よりコエンザイムQ10が
少ないという。
 
 辻教授は「患者の組織内に
コエンザイムQ10を補えば、症状が改善
される可能性がある」と話している。
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 久しぶりの脊髄小脳変性症関連のニュース
なんですが、いまいちピントこない。
 
 多系統萎縮症は一般に弧発性と言われて
いますね。
 
 2つの家系で共通する遺伝子変異
が見つかった。
 
 ふ~ん。コエンザイムQ10ね~
 
 コエンザイムQ10を経口で摂取しても
効果があるのかな?

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糖尿病治療:膵臓細胞に薬剤投与 移植で「副作用なし」

2013年06月08日 毎日新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 膵臓の中の膵島細胞を肝臓に移植する
糖尿病治療で、福岡大(福岡市)と
理化学研究所(埼玉県和光市)は、
拒絶反応を抑える新たな方法の開発に
成功した。
 
 移植を受ける患者(レシピエント)の
免疫を抑える従来の方法とは異なり、
移植する細胞に着目した。
 
 福岡大医学部の安波洋一教授
(再生・移植医学)は「レシピエントへの
副作用がなく、糖尿病治療に画期的な進歩
をもたらす」としている。
 
 安波教授らは、移植したばかりの細胞が
低酸素状態で、細胞内にカルシウムイオン
が流れ込むことで破壊されていることに
着目。
 
 カルシウムイオンの細胞内への流入を
ブロックする薬剤を予め加えたマウスの
膵島細胞を、糖尿病マウスに移植した
結果、血糖値が正常になった。
 
 また、同じ薬剤を投与したヒト膵島を
糖尿病マウスに移植しても、同様の効果が
確認できた。【金秀蓮】
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 素晴らしい成果のようです。
 
 大いに期待したい。
 
 関連リンクです。
2013年6月4日
福岡大学

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Gウーマン~水泳選手・長岡三重子さん(98)

2013/6/13 テレビ朝日
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 今回ご紹介するのは、日本最高齢の
水泳選手・長岡三重子さん(98)です。
 
 80歳で水泳を始めて以来、
めざましい進歩を遂げて、これまでに
18もの世界記録を打ち立ててきたという
長岡さん。
 
 「自身の持つ世界記録の更新」を目標に、
現在も1日3時間の練習を週に4回もこなして
いるのだそうです。
 
 1日に泳ぐ距離は、じつに1500mにも
のぼるといいます。
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 番組見ました。
 すごいですね。
 勇気づけられました。
 
 年齢は行動を諦める理由にはなりません。
 
>体の弱かった夫は長岡さんが53歳の時に
>病気で他界したそうです。
>悲しみにくれる長岡さんを力づけて
>くれたのは、55歳から始めた「能」
>だったといいます。
>しかし80歳の時に膝を傷め、
>そのリハビリのためにと始めたのが
>水泳だったそうです。
 
 リハビリから始めた水泳が目標を
与えてくれた。
 
 大切なのは何でも良いから動くこと、
行動すること、その中から何かが生まれる
のだと思います。
 
 目標がないから行動しない。
 
 というのは間違いで、まず行動すること
が大事なのではないかと思いました。
 
 行動するそのなかから目標が生まれる
こともある。
 その典型ではないかと思う。
 
 目標があれば頑張れる。
 希望も生まれる。
 その為には行動すること。
 何も考えずに、
 
 素晴らしい人生だと思いました。
 
>「今回がダメでも次がある」と、
>もうすでに先を見据えて準備を始めて
>おられる長岡さん。
>そんな長岡さんが心に留めておられる
>コトバが「百すぎて 泳ぎの道で
>花咲かそ」です。
 
 前向きな人ですね。

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2013年6月12日 (水)

iPSでがん攻撃、和歌山県医大、ワクチン用細胞量産、理研、免疫細胞を活性化。

2013年06月11日 ringoのつぶやき
 
 blogからの紹介です。ご参考。
 
 がんワクチン療法少しずつ開発が
進んでいるようです。
 
理化学研究所の話しはこちらですね。

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難関だらけの原発廃炉作業、重機10台を同時遠隔操作

2013/6/11 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
 こういう情報も積極的に流して欲しい
ものの一つです。
 
 いったい現場はどうなっているのか?
 
 どういう作業をしているのか?
 
 知りたいですよね。

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大津波から回復し始めた海底生態系

2013年6月11日
サイエンスポータル編集ニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 東日本大震災(2011年3月11日)の大津波
は、三陸沿岸域の海底生態系にも大きな
影響をもたらした。
 
 岩手県大槌町の湾内では貝やウニなどの
いくつかの底生生物が一時姿を消したが、
震災から一年半後には再び生息し出して
いることが、東京大学大気海洋研究所の
清家弘治助教らによる潜水調査で
分かった。
 
 海底生態系が、大津波による影響から
すでに回復を始めているようだという。
 
 水深10メートルの泥底であった大槌湾
は、大津波後の11年9月には水深が
約8メートルと浅くなり、海底には砂利が
堆積していたが、12年9月の調査では再び
水深は10メートル程度となり、海底は泥で
覆われるなど回復していた。
 
 海底生物のうち大槌湾の二枚貝の
フリソデガイや巻貝の仲間のキサゴ、
船越湾のウニの仲間のハスノカシパンなど
は、大津波後に姿を消した。
 
 しかし船越湾に生息していたウニの仲間
のオカメブンブクは、大津波から6カ月後
には姿がなかったが、18カ月後には再び
同じ地点に生息していることが確認された。
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 自然が持っている回復力は素晴らしい
ですね。
 起こった事象が自然の範囲内にある場合
にです。
 
 放射能のようにどうすることも出来ない
ものは最悪。
 
 自然を破壊しているのは人間のみ。
 
 持続可能性に目をしっかり見据えて
いかないと駄目だと思う。
 
 人が賢明な存在なら、もっと遠い将来を
見据えていかないとと思います。

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2013年6月11日 (火)

有機太陽電池をシリコン太陽電池と同じドーピングのみで製作することに初めて成功

2013年5月8日
分子科学研究所プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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[ポイント]
●有機太陽電池は、商品化が直近ですが、
 現在のシリコン太陽電池のように、
 微量な不純物の添加(ドーピング)のみ
 で自由に設計製作できない技術的に未熟
 な点がありました。
 
●今回、有機太陽電池に必ず用いられる
 共蒸着膜中に、シリコンと同じ
 ドーピングのみで、有機太陽電池を
 作り込むことに、世界で初めて成功
 しました。
 
●これは、シリコン太陽電池のレベルに、
 有機太陽電池がようやく達したことを
 意味し、今後、様々な有機半導体
 共蒸着膜に適用して効率の飛躍的向上が
 期待できます。
 
 
[概要]
 自然科学研究機構分子科学研究所の
平本昌宏教授、総合研究大学院大学
物理科学研究科博士課程学生の石山仁大氏
らは、シリコン太陽電池と同様の、不純物
の微量添加(ドーピング)のみによって
有機太陽電池を作製することに世界で
初めて成功しました。
 
 従来の有機太陽電池は、電池内部の
エネルギー構造を自由に設計製作する技術
が未熟で、シリコンのように、ドーピング
のみによって、セルのエネルギー構造を
設計する方法の開発が望まれていました。
 
 本研究グループは、有機太陽電池に
必ず用いられる、2つの有機半導体を混合
した共蒸着膜中に、ドーピングのみで、
電気出力発生のもととなるエネルギー構造
を自由に設計して作り込む方法を開発し、
この方法で作製した2つの有機太陽電池を
連結したタンデム型電池が、実際に高い
変換効率を示すことを、世界で初めて
示しました。
 
 これは、シリコン太陽電池のレベルに、
有機太陽電池が達したことを意味し、
様々な共蒸着膜材料に適用すれば効率の
飛躍的向上が期待されます。
 
 本研究は、JSTの戦略的創造研究
推進事業 チーム型研究(CREST)の
一環として行われました。
 
 本研究成果は、欧州の
有機エレクトロニクス専門の科学誌
「Organic Electronics」の5月8日付け
(オンライン版)に掲載されました。
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>今回、有機太陽電池に必ず用いられる
>共蒸着膜中に、シリコンと同じ
>ドーピングのみで、有機太陽電池を
>作り込むことに、世界で初めて成功
>しました。
>これは、シリコン太陽電池のレベルに、
>有機太陽電池がようやく達したことを
>意味し、今後、様々な有機半導体
>共蒸着膜に適用して効率の飛躍的向上が
>期待できます。
 
 素晴らしいです。
 
 「効率の飛躍的向上」
 期待したい。

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ナノアンテナでもっと明るく-LEDの高性能化に期待-

2013年5月10日 京都大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 村井俊介 工学研究科助教、
Gabriel Lozano AMOLF研究所(オランダ)
博士、Davy J. Louwers 同博士課程学生、
Said R. K. Rodriguez 同博士課程学生、
Olaf T. A. Jansen 同博士、
Jaime Go'mez Rivas 同教授と、
Marc. A. Verschuuren フィリップス研究所
(オランダ) 博士の研究グループは
共同で、ナノ(10億分の1)メートルサイズ
の金属粒子を周期的に並べた構造
(ナノアンテナ)を用いると、発光材料の
発光強度を大きく増強したり、発光の方向
を制御できることを実験的に明らかに
しました。
 
 次世代の照明として普及しつつある
白色発光ダイオード(白色LED)に
ナノアンテナを組み入れることで、
従来に比べ、高性能で省エネルギーな照明
(スマート照明)の開発へ繋がることが
期待されます。
 
 この成果は、2013年5月10日(英国時間)
に、英国ネイチャー系オンライン科学誌
「Light: Science & Applications」に
掲載されました。
 
 
研究手法・成果
 
 今回、研究グループは、背景で
述べられたナノアンテナの問題点を克服し、
量子収率の高い発光材料の発光強度を
60倍程度まで増強することに成功しました。
 
 ナノアンテナとして金や銀ではなく、
安価な金属アルミニウム粒子の周期構造を
採用し、ナノインプリントリソグラフィー
によって大面積(10センチメートル四方)
で精度の高い加工に成功しました。
 
 実験に使用した構造を図3に示します。
 
 ガラス基板上に作製したナノアンテナ
の上に、発光層として色素(量子収率86%)
を含むポリマー膜を塗布することで試料
としました。
 
 この発光層の厚さを650ナノメートルと、
従来の研究に比べ非常に厚くすることで、
金属による失活効果の低減を狙いました。
 
 この試料を青色レーザーで励起した
ところ、ナノアンテナがない場合に比べて
格段に明るく光り、特に試料面に垂直な
方向への発光強度は単一波長での比較で
最大60倍にまで増強されました(図4)。
 
 また、ナノアンテナ試料では発光の
指向性が高まることも明らかになりました
(図5)。
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 難しいです。
 
>発光を増強する新たな方法として、
>金属特有の光学現象である
>表面プラズモン共鳴を用いることが
>近年提案され、世界中で研究されて
>います。
>例えばナノメートルサイズの金属粒子に
>光を照射すると粒子表面に
>表面プラズモン共鳴が励起され、光の
>エネルギーが粒子表面に集中する効果が
>得られます。
>このように光を制御する効果をもつ
>金属のナノ構造はナノアンテナと
>呼ばれます(図2)。
>ナノアンテナを使うと、従来は検知
>できなかった微弱な信号を検出できる
>高性能なセンサーや、従来よりも
>高効率な太陽電池の作製が期待されます。
>蛍光体をナノアンテナと組み合わせる
>ことでその発光強度を増強する試みも
>盛んになされており、特に量子収率の
>低い発光材料には有効であることが
>報告されています(参考文献1)。
 
 ナノアンテナ面白いですね。
 今後に期待したい。

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2013年6月10日 (月)

塗るだけできれいに配列する半導体ポリマーを開発 -塗布型有機薄膜太陽電池の高性能化に向け大きな一歩-

 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 「トレードオフの関係」というフレーズ
があります。
 複数の要素がお互いに相反する利害を
伴い、どちらかのメリットを選ぶと、
それによって別のデメリットやリスクが
出てくることです。
 あちらを立てればこちらが立たず。
 悩ましいですね。
 
 さて、再生可能エネルギーとして注目の
太陽光発電では、より高効率かつ低コスト
で発電可能な電池の研究開発が進んで
います。
 
 中でも半導体ポリマーを用いた
塗布型有機薄膜太陽電池は、軽くて柔軟、
かつ印刷プロセスで安価に作製できる
という特徴を持ち、次世代の太陽電池
として期待されています。
 
 実用化への最大の課題はエネルギー変換
効率の向上です。
 
 これを実現するためには、
半導体ポリマーをより密に配列して結晶性
を高めるとともに、配列の方向をそろえる
必要があります。
 
 さらに、印刷プロセスで作製するため
には有機溶媒にポリマーを溶かさなければ
なりません。
 
 しかし、ポリマーの結晶性を高めると
溶解性は低下するという、まさに
“トレードオフの関係”であり、これらを
両立できる材料の開発が求められています。
 
 理研の研究者を中心とした研究グループ
は、結晶性の高い半導体ポリマーに、
直列に炭素原子が並んだアルキル基を導入
し、溶媒への溶解性を高めることに成功
しました。
 
 さらに、このアルキル基を使うと、電流
が流れる方向にポリマーの配向もそろい、
効率的な電荷の輸送が可能になりました。
 
 作製した素子のエネルギー変換効率は、
従来の5%から8.2%に改善、電荷の移動度
は1桁向上しました。
 
 今回、塗るだけで理想的な結晶・配向
状態を実現し、良好な電気特性を示す
半導体ポリマーの分子設計・合成技術を
開発しました。
 
 今後、エネルギー変換効率の向上に
つながるとともに、新しい電子デバイス
に展開可能な有機材料の開発にも役立つ
と期待されます。
 
 
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 良いですね。
 期待したい。

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骨の中にある骨細胞が造血幹細胞をコントロール

平成25年5月28日
岡 山 大 学
神 戸 大 学
プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科、
血液・腫瘍・呼吸器内科学の淺田騰
大学院生、谷本光音教授と神戸大学医学部
附属病院、血液内科の片山義雄講師らの
共同研究グループは、骨を構成する
「骨細胞」注1)が、すべての血液細胞の
元となる造血幹細胞注2)の機能制御に
関与していることを動物実験で世界に先駆
けて明らかにしました。
 
 近年、白血病を代表とする血液疾患の
根治治療としていわゆる骨髄移植注3)が
広く行われています。
 
 この際、本来の骨髄のかわりに、健常人
ドナーにサイトカイン注4)の一種である
顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)注5)を
注射し、普段は骨髄の中にいる造血幹細胞
を血液中に誘導
(この現象を動員と呼びます)して、
これを採取し、患者さんの静脈に注射する
ことで移植する方法が最近は主流になって
きています。
 
 この G-CSF による造血幹細胞動員
メカニズムは完全には解明されては
いませんでした。
 
 本研究グループは、骨の中にある
骨細胞が G-CSF 投与により影響を受けて
おり、このメカニズムに自律神経の一種
である交感神経からのシグナルが関与
していることを示しました。
 
 さらに、遺伝子操作により、骨細胞を
生体内で死滅あるいは機能低下させた
マウスでは、G-CSF による造血幹細胞の
動員がほとんど起こらないことを確認し、
造血幹細胞の動員に骨細胞が重要な役割を
果たすことを発見しました。
 
 本研究は、骨の内部にある細胞が、
血液細胞の根源である造血幹細胞を制御
していることを示した初めての報告です。
 
 この結果より、G-CSFによる造血幹細胞
動員メカニズムの理解が深まり、臨床現場
で広く行われている G-CSFによる
造血幹細胞採取の効率の向上や、
ドナー負担の軽減につながる可能性が
あります。
 
 また、血液疾患の病態研究に骨組織や
神経システムをはじめとした多臓器間
ネットワークの概念を視野に入れる必要性
を示唆するものと思われます。
 
 本研究成果は米国科学雑誌
「Cell Stem Cell」に近く掲載されます。
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>本研究は、骨の内部にある細胞が、
>血液細胞の根源である造血幹細胞を
>制御していることを示した初めての
>報告です。
 
>この結果より、G-CSFによる造血幹細胞
>動員メカニズムの理解が深まり、
>臨床現場で広く行われている
>G-CSFによる造血幹細胞採取の効率の
>向上や、ドナー負担の軽減につながる
>可能性があります。
 とのことです。
 素晴らしい。
 
>近年、白血病を代表とする血液疾患の
>根治治療としていわゆる骨髄移植注3)
>が広く行われています。
 
>この際、本来の骨髄のかわりに、健常人
>ドナーにサイトカイン注4)の一種
>である顆粒球コロニー刺激因子
>(G-CSF)注5)を注射し、普段は骨髄
>の中にいる造血幹細胞を血液中に誘導
>(この現象を動員と呼びます)して、
>これを採取し、患者さんの静脈に注射
>することで移植する方法が最近は主流に
>なってきています。
 
 そうなんですね。
 知りませんでした。

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近年注目を浴びている「ブルーライト」から目を守る!

2013-06-06 財経新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 株式会社わかさ生活は、ブルーベリー
サプリメントの主成分である北欧産野生種
ブルーベリー「ビルベリー」や北欧に自生
するサンタベリーの機能性についての
研究を続けてまいりました。
 
 この度、岐阜薬科大学 原英彰教授
(所在地:岐阜市)との産学共同研究
により、『ビルベリーおよびサンタベリー
がブルーライトによって引き起こされる
網膜障害を軽減する』ことが明らかに
なり、この結果を2013年6月6日~8日 に
開催の『第1回 国際ブルーライト学会』
(東京都)にて学会発表いたします。
 
 
《近年注目を浴びている“ブルーライト”》
 
 ブルーライトは、パソコンや携帯端末
機器、LED照明灯、あるいは太陽光に
含まれる可視光で、眼精疲労や生活リズム
の変調をきたす要因として近年注目されて
います。
 
 また、ブルーライトは紫外線と同様に
高いエネルギーを持ち、目の角膜や水晶体
を通過して黄斑部や網膜に直接的に
ダメージを与えます。
 
 そのため、加齢黄斑変性症や網膜疾患
の原因の1つとしても知られています。
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 ブルーライト最近よく耳にしますね。
 
 ブルーライトを抑制するメガネとか、
 出てきてます。
 
 気をつけた方が良いようです。

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2013年6月 9日 (日)

対がん特殊部隊を育成する

07 June 2013
RIKEN Research Highlights
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 がん細胞に生じた遺伝的な異常は、
タンパク質の産生を不適切な時期や場所で
引き起こし、時には、正常細胞にはない
異常な融合タンパク質の生合成を招くこと
さえある。
 
 こうしたタンパク質の異常は、免疫系
に対して「何かまずいことが起こっている」
と警告を発する危険信号の役割を果たす
ことがあり、細胞傷害性T細胞(CTL)の
増殖を引き起こして、異常タンパク質を
目印にがん細胞を認識し破壊することが
できる。
 
 ところが残念ながら、最終的にはがんの
側も防衛戦略を展開し、その成長を
止めようとする生体の免疫応答を抑制して
しまう。
 
 そして、抗がん免疫応答を亢進させる
ワクチン療法などの方法についても、
現在のところはまだ限られた成果しか
挙がっていない。
 
 そんな中、理研免疫・アレルギー科学
総合研究センター(神奈川県横浜市)
免疫発生研究チームの河本宏チームリーダー
(TL)をはじめとする研究チームは
このたび、こうした「がん免疫療法」の
有効性の飛躍的向上につながると期待
される、iPS細胞技術の新たな活用法を
発表した1。
 
 がんに特異的な抗原に対するワクチン
の作製という構想は理にはかなっているが、
がんの防御に打ち勝てるほどの
CTL免疫応答を生じさせるのは決して容易
ではない。
 
 「強力な抗がん作用を示すCTLの数は
少なく、また、こうしたCTLは、効率的に
活性化させたとしても寿命が短いのです。
 
 少数のCTLを活性化させる方法だと、
症例の10~30%で効果が見られますが、
この効果は必ずしも治癒を意味しません。
 
 生存期間がわずかに延びるだけなの
です」と河本TLは説明する。
 
 研究チームはこの難題に取り組むため、
それぞれの患者に特異的な抗がんCTLを
大量に産生する、ある戦略を試みた。
 
オーダーメイドのT細胞
 
 細胞の遺伝的再プログラム化(初期化)
の技術を用いて、成熟したヒトCTLから
人工多能性幹細胞(iPS細胞)を作製する
ことにした。
 
 iPS細胞には、胚性幹細胞とほぼ同等の
分化多能性があり、この未分化状態にある
iPS細胞を至適条件下で培養することで、
成熟CTLに分化誘導できる(図1)。
 
 ここで重要なのは、iPS細胞の元になった
CTLでは遺伝子再構成がすでに終了している
ため、最終的に目的とする抗がんCTLが大量
に得られるはずだという点である。
 
 「iPS細胞から分化誘導されたこれらの
T細胞はすべて、元のT細胞と同じ
抗原受容体を発現することになります。
 
 つまり、この方法を用いれば、
抗原特異的なT細胞を高効率で作り出す
ことができるのです」と河本TLは解説
する。
 
特殊部隊の実力
 
 しかしながら、今回観察された、
がん特異的と思われる免疫応答が、実際に
がん患者の病状改善につながるかどうかは
まだ確定できていない。
 
 そのため、この問題は研究チームに
とって、今後最優先の研究課題となる。
 
 「iPS細胞から再生されたT細胞が
in vivo条件下でがん細胞を殺すことが
できるかどうかを、マウスモデルを
使って検証したいと考えています。
 
 また、これと同じ実験を別のがん抗原
を用いて行うことで、この方法が広範囲
に使用可能かどうかについても確認する
予定です」と、河本TLは語る。
 
 そうした実験の結果、この新たな
がん免疫療法が有効かつ汎用性があると
証明されれば、大勢のがん患者の福音と
なるだろう。
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>取り組むべき技術上の課題は他にも
>いくつかある。
>iPS細胞を調製する過程は依然として
>時間を要して効率も悪く、同様に
>iPS細胞作製の元となる高品質のがん
>特異的なCTLを患者から単離するのにも
>かなりの努力が必要なのだ。
 
 困難は山ほどあるようです。
 
 大勢のがん患者の福音となる可能性が
大きいと思います。
 
 がん免疫療法は患者負担も軽く、理想的
な治療法だと思っています。
 
 その点も含めて、
 うまく行くよう大いに期待したい。

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全固体リチウム硫黄電池、質量エネルギー密度はリチウムイオン電池の4倍

2013年06月08日 slashdot
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 米オークリッジ国立研究所(ORNL)の
科学者らが、リチウムイオン電池のおよそ
4倍の質量エネルギー密度を実現する
全固体リチウム硫黄電池を開発した
そうだ(Phys.orgの記事、 本家/.)。
 
 このリチウム硫黄電池は、ORNLが新たに
開発した硫黄を豊富に含む素材を正極に
用いる。
 
 これにリチウムの負極と固体電解質を
組み合わせることで、エネルギー密度の
高い全固体リチウム硫黄電池を作成した
とのこと。
 
 硫黄は非常に安価であるため、
リチウムイオン電池と比較して大幅な
ローコスト化が可能になる。
 
 また、固体電解質を使用することで
液漏れや発火の心配もない。
 
 今回開発されたリチウム硫黄電池は、
摂氏60度で300回充放電を繰り返しても
1グラム当たり1,200mA/hを保つ。
 
 これに対し、リチウムイオン電池の場合
は1グラム当たり140~170mA/hが平均的だ。
 
 ただし、このリチウム硫黄電池の
出力電圧はリチウムイオン電池の半分程度
であることから、質量エネルギー密度は
およそ4倍になるとのことだ。
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 良さそうですね。
 
 現在のリチウムイオンバッテリー
は高価なのでより安価で高性能な
電池が望まれます。
 
 この辺の話しはどうなっているのかな?

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2013年6月 8日 (土)

緑内障の神経保護治療への新しいアプローチ

2013年6月4日 東北大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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【概要】
 東北大学大学院医学系研究科の
中澤徹教授、丸山和一講師、檜森紀子助教
らは、酸化ストレス防御機構において
中心的な役割を担う転写因子であるNrf2
(NF-E2 related factor2) の網膜神経節
細胞死に対する関与、Nrf2 活性剤の
神経保護作用を明らかにしました。
 
 今後、Nrf2は緑内障における新規治療
ターゲット分子となる可能性が期待
できます。
 
 本研究結果は、
Journal of Neurochemistry(電子版)に
5月30日に掲載されました。
 
 
-----
【研究内容】
 緑内障注1は 40 歳以上の約 5%が罹患
し、日本人における失明原因の第一位の
疾患である。
 
 現在のすべての緑内障治療は眼圧を下降
させることを基本としており、それ以外の
作用機序による治療法はない。
 
 しかし、視野の保持に有用とされる30%
の眼圧下降を得ても緑内障の進行が
止まらない患者は約20%存在する。
 
 また、日本人は諸外国の緑内障患者と
病型が異なり、全緑内障患者の約7割は
眼圧が正常範囲である正常眼圧緑内障
であり、30%の眼圧下降を得ることが
難しい患者もいる。
 
 したがって、日本人の緑内障治療に
おいて眼圧下降のみでは限界があり、
眼圧以外の危険因子へ注目し、それに
対応した治療が重要となる。
 
 緑内障の基本病態は「視神経乳頭陥凹
注2に伴う網膜神経節細胞注3死」である
ことから、神経保護治療に繋がる研究が
着目されている。
 
 網膜視神経を保護するためには、複雑な
網膜神経節細胞死の機序を細胞レベルで
解明することが必須である。
 
 眼圧以外の因子の中で、網膜神経節
細胞死に酸化ストレスが関与すると
考えられており、近年、酸化ストレス
センサーとしてKeap1-Nrf2システム注4が
重要であることが報告された。
 
 そこで、本研究では、軸索挫滅注5 に
よって Nrf2ノックアウトマウス(Nrf2KO)
注6の緑内障動物モデルを作成し、
酸化ストレス防御機構において中心的な
役割を担う転写因子であるNrf2
(NF-E2 related factor2) の網膜神経節
細胞死に対する関与を解析した。
 
 セルソーター注7によって分取した
正常時網膜神経節細胞において Nrf2と
Keap1 の mRNA 注8が発現していること
を確認した (図1)。
 
 無処置の神経節細胞密度は2群
(野生型とNrf2KO群)で差を認めなかった
が、軸索挫滅7日後の神経節細胞密度は
Nrf2 KO群にて有意に減少した(図2)。
 
 また、軸索挫滅 1 日後網膜において
Nrf2 の核内移行が認められ、生体防御酵素
(NQO1、HO-1、GSTA4、TXNRD)の発現も
有意に上昇し Nrf2 が神経節細胞の保護に
関与している事が確認された。
 
 さらに、Nrf2活性剤を前投与することで、
網膜の生体防御酵素遺伝子(Nqo1、Ho-1、
Gclm、Gclc、Gsta4、Txnrd)の発現上昇に
成功し、軸索障害7日後の神経節細胞密度
はNrf2活性剤投与群において有意な上昇を
認めた (図 2)。
 
 以上の結果より、Nrf2は神経節細胞障害
時に抗酸化・解毒酵素の発現増加を誘導し、
自己防御における神経保護作用に貢献する
ことが明らかになった。
 
 また、本研究によって、Nrf2活性剤の
神経保護作用が明らかにされ、今後 Nrf2
は緑内障における新規治療ターゲット分子
となる可能性が期待される。
 
 本研究成果は、東北大学大学院医学系
研究科山本雅之教授と田口恵子助教の
協力、東北大学大学院医学系研究科
中澤徹教授、丸山和一講師、檜森紀子助教
らが文部科学省科学研究費「基盤研究C;
研究課題番号23592613」の支援のもと
共同研究で行われました。
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>現在のすべての緑内障治療は眼圧を
>下降させることを基本としており、
>それ以外の作用機序による治療法は
>ない。
 
>しかし、視野の保持に有用とされる
>30%の眼圧下降を得ても緑内障の
>進行が止まらない患者は約20%存在
>する。
 そうなんです。
 
 私もその一人、
 
 現状に不満な人は多いはず。
 
 治療薬が出来て、治験が行われないと
その効果の程は分からないとは思いますが
どの程度期待できるものでしょうか?
 
 期待したい。
 
 こちらはどうなんでしょう?
2009年8月15日

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動物の体を相似形にするメカニズムを発見

2013年6月7日
独立行政法人理化学研究所
独立行政法人科学技術振興機構
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 オーガナイザーというと、組織を束ねる
主催者などを指します。
 
 皆をまとめてある方向に導く司令塔
みたいな役割を果たす人です。
 
 発生学の世界でも司令塔として機能する
オーガナイザーが存在し、特に初期胚の
背側部分に存在する小さな組織は、
発見した科学者の名前をつけて
「シュペーマンオーガナイザー(形成体)」
と呼ばれています。
 
 脊椎動物の複雑な組織は、
シュペーマンオーガナイザーから分泌
される「コーディン」などの指令因子の
濃度勾配で決まります。
 
 濃度が高いところでは脳など背側の
組織が、濃度が低いところでは造血組織
など腹側の組織が形成されます。
 
 ところで、動物の体のサイズには
ばらつきがあり、同じ種でもサイズが違う
こともしばしば見受けられます。
 
 しかし、一般的には体のサイズに大小が
あっても同種や近い種であれば、頭や胴、
足などの大きさの比率は体のサイズに
対して一定です。
 
 これをスケーリング(相似形維持)と
いい、多様な動物に共通して認められ
ます。
 
 より顕著な例としては、アフリカツメ
ガエルの初期胚から腹側の部位を切除
して、シュペーマンオーガナイザーがある
半分サイズの胚を成長させる実験が
あります。
 
 すると不思議なことに、脳や腹部などの
組織も半分の体積に縮小し、相似形が
保たれた2分の1サイズのオタマジャクシが
生まれます。
 
 もし、コーディンなどの指令因子の
濃度の高低によって組織形成が誘導される
ならば、半分サイズの胚では体のサイズに
比べて大きな脳が形成されるはずですが、
そうはなりません。
 
 この「謎」を解明するため、理研の
研究グループはアフリカツメガエルの
初期胚を用いて指令因子のコーディン
について詳細な検証を行いました。
 
 その結果、コーディンの濃度の高低が
直接、各組織を形成していることを実証
しました。
 
 また、コーディンを分解する酵素が存在
してコーディンが常に不安定な状態に
あることが分かりました。
 
 さらに「シズルド」がコーディンを
分解する酵素の働きを阻害することで、
コーディンの濃度勾配の傾きを調節して
いることを突き止めました。
 
 大きな胚ではシズルドの濃度が高く、
コーディンの分解が抑制されおり、
コーディンは緩勾配を形成して大きな胚に
適した背腹軸パターンを形成していました。
 
 一方、胚のサイズを小さくした場合には
シズルドの濃度が減少し、コーディンは
分解が促進され急勾配を形成します。
 その結果、背原軸パターンは圧縮され、
相似形を維することを確認しました。
 このことは、シズルドの濃度が胚の
大きさに比例することで、相似形が維持
されていることを示しています。
 
 相似形維持に対するこのような知見の
積み重ねは、自己組織化技術を用いる
立体臓器形成技術の発展にもつながると
期待できます。
 
 
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 生命の神秘ですね~
 うまく出来てます。
 
>相似形維持に対するこのような知見の
>積み重ねは、自己組織化技術を用いる
>立体臓器形成技術の発展にもつながると
>期待できます。
 
 そうですね。
 
 でも、まだまだ生命の神秘に迫るには
多大な時間がかかるでしょう。

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2013年6月 6日 (木)

銅やアルミニウムで磁気の流れを生みだす原理を発見 -レアメタルフリー磁気デバイス開発に道-

平成25年5月17日
独立行政法人日本原子力研究開発機構
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 独立行政法人日本原子力研究開発機構
 先端基礎研究センターの松尾衛研究員
らの研究グループは、銅やアルミニウム
など身近な金属への音波注入によって
電子の持つ磁気の流れ「スピン流1」」を
生みだす新しい原理を発見しました。
 
 電子は、地球やコマのように「自転」
をしており、量子力学2)によって、
この電子の自転(スピン)が磁気の起源
であることが分かりました。
 
 近年、ナノテクノロジーの
めざましい発展にともなって、電子の自転
の向きを揃えた「スピン流」を生みだす
技術が注目されています。
 
 電荷の流れである「電流」と同時に、
磁気の流れである「スピン流」を上手く
利用することによって、電源を供給
しなくても記憶を保持できる
不揮発性メモリなど省電力デバイス開発
が進んでいます。
 
 今回、当研究グループは、音波注入
によって振動する金属中における磁気の
流れを精密に表す基礎方程式を導き、
音波注入によって金属中にスピン流を
生みだす新しい原理を発見しました。
 
 その結果、プラチナのような貴金属や
磁石を用いる従来の手法とは異なり、
銅やアルミニウムのような身近で安価な
金属を用いてスピン流の生成が可能である
ことが分かりました。
 
 本研究によって、貴金属や磁石を
必要としない省電力磁気デバイス開発
への貢献が期待できます。
 
 本研究成果は、米国物理学会誌
「Physical Review B」の速報版として
近日中にオンライン掲載される予定です。
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 なかなか面白そうな発見ですね。
 
>身近で安価な金属を用いてスピン流の
>生成が可能であることが分かりました。
 と、
 
 スピントロニクス進んできました。

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がんが血管から転移する仕組み解明 東京女子医科大

2013/6/3 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 東京女子医科大学の丸義朗教授らは、
がん細胞が肺の血管を通り抜けて転移する
仕組みを解明した。
 
 細胞同士をくっつける「エフリンA1」
と呼ぶたんぱく質が、がん細胞が作る酵素
によって分解されると、その働きを変えて
血管の細胞同士の結合を壊すという。
 
 マウスを使った実験でこの仕組みを
妨げると、転移が防げた。
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 がんの転移を防ぐのは難しいですね。
 
 これで少しでも肺がん再発率を低下
させる事が出来れば、素晴らしい。

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2013年6月 5日 (水)

ナノの光源で透明な物質に光を吸収させることに成功

北海道大学
大阪府立大学
プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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研究成果のポイント
 
・光を局在プラズモン*1 とすることに
 よって,本来その光を吸収しない
 単層カーボンナノチューブ*2 に光吸収
 を起こさせることに成功。
 
・物質の光吸収過程そのものを変化させる
 仕組みを解明。
 
・光エネルギー変換技術の応用に期待。
 
 
-----
研究成果の概要
 
 北海道大学大学院理学研究院の
村越敬教授(実験担当)と大阪府立大学
大学院工学研究科の石原一教授(理論担当)
らのグループは,ナノの光源を使って,
本来光が透過してしまう透明な物質に光を
吸収させることに成功しました。
 
 このことは,これまで光エネルギーの
利用には使えなかった物質が活用できる
ようになることを意味しており,光触媒
や太陽電池などの光エネルギー変換技術
の革新に繋がる可能性があります。
 
 物質は外界からエネルギーを得て様々な
状態に変化しますが,光エネルギーの吸収
により生成できる状態はごく一部であり,
他のほとんどの状態は光では生成でき
ません。
 
 ナノメートル(10 億分の1メートル)
程度まで閉じ込めた光で,分子や
ナノ物質の一部分のみを不均一に照らす
ことできれば,光吸収で新たに多くの状態
が生成可能になることが理論グループ
により予測されていましたが,実験上の
困難のためこれまで成功例はありません
でした。
 
 今回,研究グループは金のナノ微粒子
の表面に閉じ込めた光を,特定の条件で
単層カーボンナノチューブと相互作用
させることにより,本来吸収されない
エネルギーの光が吸収されることを
実験的に明らかにしました。
 
 さらに独自の計算手法で,これが
上記機構によるものであることを確認
しました。
 
 この結果は光吸収に対する考え方を
根底から変え,光化学(触媒)反応や,
光エネルギー変換などの,光技術利用
可能な現象を大きく多様化させる新たな
基本原理を与えたことになります。
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 なかなか面白い現象ですね。
 
>光吸収に対する考え方を根底から変え,
>光化学(触媒)反応や,
>光エネルギー変換などの,光技術利用
>可能な現象を大きく多様化させる
>新たな基本原理を与えたことに
>なります。
 
 とのことです。
 
 理論を実験で実証したもので、
考え方を根底から変えるものだ
そうです。今後に期待しましょう。 

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脂肪酸合成を標的としたがん治療における新戦略

013年6月1日
独立行政法人放射線医学総合研究所
分子イメージング研究センター
分子病態イメージング研究プログラム
吉井幸恵 研究員
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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本研究成果のポイント
 
○がんの成長に重要な脂肪酸を合成する
 「脂肪酸合成酵素※1」は、悪性度の
 高いがんで多量に産生されることが
 知られているが、本研究では、脂肪酸
 合成酵素標的治療※2における新戦略
 として、PET※3により個々のがん
 における脂肪酸合成酵素の働きを把握
 することにより、治療開始前に効果を
 予測する方法を開発。
 
○脂肪酸合成を妨げることで、脂肪酸
 合成酵素を多量に産生するタイプの
 がんの増殖・転移に関わる様々な重要な
 機能を低下させうることも発見。
 
 
-----
 がんにおいては、脂肪酸合成が活発化
しており、脂肪酸合成酵素
(Fatty acid synthase, 以下FASN)の
産生量が多いがんにおいて、悪性度が高い
ことが知られています。
 
 また、FASNの働きを抑えることでがんの
増殖を抑制できる※4ことが報告されて
います。
 
 そのため、FASNの働きを抑える治療
(FASN標的治療)は、まだ前臨床段階
ですが、これまで根治の難しかった
FASNを多量に産生する悪性度が高いがん
に対する追加的な治療法として期待
されます。
 
 しかし、個々のがんにおいては、
FASNの産生量が大きく異なる※5ことが
知られており、FASN産生量の低いがんに
本治療を施すと、効果が低くなってしまう
だけでなく、患者に不必要な身体的・
経済的負担※6を強いることになって
しまいます。
 
 そこで、無駄な患者負担を無くし、
個々の患者に最適な治療法を提供する
ためにも、FASN標的治療に対する
事前治療効果予測法※7の開発が望まれ
ます。
 
 独立行政法人 放射線医学総合研究所
分子イメージング研究センター※8
分子病態イメージング研究プログラム
(佐賀恒夫プログラムリーダー)の
吉井幸恵研究員は、酢酸PET※9を用いて
個々のがんのFASNの働きを把握すること
で、FASN標的治療の開始前に効果を予測
する方法を開発しました。
 
 加えて、FASN標的治療の細胞影響に
ついては、これまであまり分かって
いませんでしたが、本研究では、FASNを
多量に産生するがんにおいて、FASNの機能
を低下させると、増殖や転移に関わる
様々な重要な機能※10を低下させうること
を発見しました。
 
 本成果から、PET画像診断により、がん
に対するFASN標的治療の効果を予測する
ことで、より効果的な治療戦略が提案
できる※11と期待されます。
 
 本研究は、福井大、宮崎大、
米国スローンケタリング記念がんセンター
※12との共同研究であり、日本学術振興会
「科研費 若手研究(B)
(課題番号23791403)」の一環として
行われました。
 また、学術誌PLOS ONE電子版に
2013年6月1日午前6時(日本時間)に
掲載予定です。
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>脂肪酸合成酵素標的治療※2における
>新戦略として、PET※3により個々のがん
>における脂肪酸合成酵素の働きを把握
>することにより、治療開始前に効果を
>予測する方法を開発。
 
 良いですね。
 
 これで、無駄な患者負担を無くし、個々の
患者に最適な治療法を提供出来るようになる
と思います。
 
 根治治療にはならないようですが、
少しでも進行を抑えることができれば
まずは良しとするということで、期待
しましょう。
 

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2013年6月 4日 (火)

手術の止血シート開発

2013年6月3日 朝日新聞デジタル
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 手術での不意の大量出血を止める
厚さ10万分の1ミリサイズのシートを
防衛医大の木下学准教授と早稲田大の
グループが開発した。
 
 裂け目が広がりやすく縫合が難しい
大静脈などの手術に役立つという。
 
 シートは、カニの甲羅に含まれる
キトサンと、昆布のぬめりの成分
アルギン酸が原料の高分子化合物。
 
 分子間力という力でくっつき、
2~3週間で体内で自然に溶ける。
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 良さそうですね。
 今後に期待したい。

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火星往復、一度で飛行士引退の被曝量…NASA

2013年6月1日  読売新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 地球と火星を往復すると、許容限度
近くか、それを超える宇宙放射線を浴びる
可能性があるという研究を米航空宇宙局
(NASA)のチームがまとめた。
 
 火星に送り込んだ無人探査車
キュリオシティに測定器を付け、宇宙船内
に飛行士がいる場合のデータを解析した。
 
 それによると、地球―火星を1年で往復
したとすると、660ミリ・シーベルト
前後の放射線を浴びる。
 
 NASAは宇宙飛行士ががんになる
危険性を抑えるため、被曝量に制限を
設けており、30歳で宇宙を初飛行する
場合、男性は生涯で
800ミリ・シーベルト、
女性は600ミリ・シーベルトを超える
放射線を浴びてはならない。
 
 一度、火星まで往復すれば、飛行士を
引退することになる。
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 すごく大きな被曝量ですね。
 
>30歳で男性は生涯で
>800ミリ・シーベルト
 と言っていますから、
85歳まで生きるとしてあと35年、
800/35=22.86
ミリ・シーベルト/年を許容すると
いうことになる。
 これで安全が保証される?
 
 1ミリ・シーベルト/年という基準?
はどういう位置づけなんでしょうか?
 
 子供も入れて全てという条件にすると
そうなる?
 
 いずれにしてもデータが無いと言う
のがネック。
 
 チェルノブイリ原発事故のデータは
どうなんでしょう?
 どう生かしているのかな?
 
 安全な値っていったいどの位が
妥当なんでしょう?
 
 私は男女とも5ミリ・シーベルト/年
位は安全な値ではないかと思う。
 
 被曝が1ミリ・シーベルト/年以下の
条件ですら3人に一人ががんになる。
 
 これはずいぶん確率が高い。
 
 それに比べれば放射線の被曝によって
増加するがんの発生確率はずっと少ない
と言えそうです。
 
 福島の被曝による影響に関するデータ
が出るのは世代間の影響も含めると
ずっと先の話にしかならない。
 
 当分曖昧なままということになる。
 困ったもんです。

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2013年6月 3日 (月)

体内の生々しい白血球の動きの観察に成功

2013/5/28 東京大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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発表のポイント
 
○どのような成果を出したのか
 手術をすることなく、マウス内の細胞を
 観察する装置を開発して、白血球全体の
 運動や白血球内部の運動を実時間で観察
 することに世界で初めて成功した。
 
○新規性(何が新しいのか)
 手術をしないで、細胞の動きを高精度に
 観察できたこと。
 
○社会的意義/将来の展望
 病気のほとんどは細胞の異常に由来する。
 この細胞を体の中で見ることができれば、
 薬のスクリーニングに利用できるだろう。
 喜多清特任研究員は、がん細胞の観察
 にも成功しているので、将来がん化の
 解析に繋げたい。
 
 
-----
 東京大学の菊島健児特任研究員、喜多清
特任研究員と樋口秀男教授
(大学院理学系研究科 物理学専攻)は、
マウスの体を傷つけることなく、白血球細胞
の主要細胞である好中球を高精度に観察する
ことに世界で初めて成功した。
 
 観察の結果、普段好中球は血管内を循環
しているが、皮膚を刺激することで血管
から脱出し血管外を高速に動く姿を実時間
でとらえることができた。
 
 さらに、好中球内を輸送される小胞も
予想外に高速に動くなどの新しい発見が
あった。
 
 これらのことから、好中球は細胞内の
小胞も含めた全体の運動を速くすること
で、患部にたどり着く時間を短くすること
が示唆された。
 
 研究グループが開発した方法は、日常的
に起こる免疫反応やがん細胞の
イメージングに威力を発揮することが
期待される。
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>医療において用いられるイメージング
>装置の分解能は最高でも
>10マイクロメートル程度と低いため、
>細胞すら見ることが困難である。
 
>一方、取り出した細胞を観察する生物学
>では、生体の中で細胞がどのように機能
>しているか正確に知ることはできない。
 
>これらの問題点を解決したのが
>今回の研究である。
 
>生体に傷をつけることなく、細胞の
>動きや機能を高精度高時間分解能で
>観察することができる。
>したがって、これまでよくわから
>なかった免疫細胞の生体内機能や
>がん細胞の様子を見ることができる。
>見ることができれば、薬を投与した際、
>細胞がどのように反応するかを知る
>こともできる可能性がある。
>実際研究グループは、脱毛剤を耳に塗る
>と好中球が動きだすのを観察すること
>に成功している。
>このように今回の研究は、薬物の反応
>を見るのに適した非侵襲イメージング
>システムである。
 
 良さそうですね。
 今後の応用に期待したい。

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微生物燃料電池の廃水処理性能向上、実用レベルに

2013年5月29日 
独立行政法人
新エネルギー・産業技術総合開発機構
学校法人東京薬科大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 NEDOの基盤技術開発プロジェクトに
取り組んでいる、渡邉一哉東京薬科大学
教授らのグループは、微生物を利用した
創電型の廃水処理に適した微生物燃料電池
装置を開発、実験室サイズの装置
(容積約1リットル)を用いた模擬廃水処理
実験により、従来方式の廃水処理法である
活性汚泥法と同等の処理速度を確認
しました。
 
 この実験結果は、微生物燃料電池※の
廃水処理性能が実用レベルに達したことを
示すものです。
 
 本事業の成果により、汚濁廃水中の
有機物から電気エネルギーが回収される
だけでなく、活性汚泥法よりも少ない
エネルギーでの処理が可能となること
から、まったく新しい創電型の廃水処理
に繋がることが期待されます。
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 素晴らしいと思います。
 
 早く実用化されるとよいですね。
 
>現在、生活下水や工場廃水の処理には
>活性汚泥法という微生物処理法が広く
>用いられています。
>しかし、活性汚泥法は、曝気
>(微生物に酸素を供給すること)に
>多大な電気エネルギーを消費し、
>また電力供給が止まると処理ができなく
>なるという問題を抱えています。
 
 問題が多い処理法です。

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アルツハイマー、歯周病で悪化 マウス実験で判明

2013/6/1 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 名古屋市立大大学院の道川誠教授
(生化学)らの研究チームが、歯周病が
認知症の一種、アルツハイマー病を悪化
させることをマウスの実験で明らかにし、
1日までに日本歯周病学会で発表した。
 
 道川教授によると、これまで歯周病と
アルツハイマー病の関係は科学的に
研究されておらず、「歯周病治療で、
認知症の進行を遅らせられる可能性が
出てきた」としている。
 
 実験後にマウスの脳を調べると、
歯周病菌に感染してからの約4カ月間で、
記憶をつかさどる海馬にアルツハイマー病
の原因となるタンパク質が沈着し、
歯周病のマウスの方が面積で約2.5倍、
量で約1.5倍に増加していた。〔共同〕
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 やはり口の中は清潔に保っていた方が
良いということですね。
 
 良いことは何もない。
 
 こういう話しもありました。
2010年4月14日 広島大学

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2013年6月 2日 (日)

理工学部ロボティクス学科 玄相昊准教授が力制御機能を備えた油圧駆動ロボットの開発に国内で初めて成功~俊敏、しなやか、力強い作業が実現可能に~

2013/5/20 立命館大学 HEADLINE NEWS
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 理工学部ロボティクス学科の玄相昊
(ゲン ソウコウ)・准教授は、
油圧駆動ロボットとロボットの複雑かつ
繊細な力加減が必要な作業を可能にする
専用制御装置の開発に国内で始めて成功
しました。
 
 現在、原発の事故現場や、宇宙開発、
もしくは危険な建設現場など、人間が作業
できないような極限環境や、医療や福祉の
現場などにおいて、俊敏、しなやか、
力強い作業を自律して行える
高性能ロボットの開発が求められています。
 
 一方、国内で主流であるモーターとギア
を組み合わせた電動ロボットでは、
人間のように大きな力を瞬時に発生させ
たり、微妙に力を加減しながら作業する
ことが構造的に不可能でした。
 
 今回、開発したロボットは成人男性の
脚部を参考に設計した脚型ロボットです。
 
 油圧をロボットの動力として用い、
ロボットに埋め込んだ位置センサによる
位置情報、力センサによる力覚情報を
瞬時に計算し、動き(油圧)に反映する
専用制御装置を独自に開発したことで、
電動ロボットの3倍以上の力(トルク)
を発揮し、脚を0.05秒で90度動かせる
スピードを実現することが可能となり
ました。
 
 また、カーボン素材を骨格に使用する
ことで、頑丈でありながら本体重量6kg
と軽量であるため、持ち運びも容易に
できます。
 
 油圧駆動ロボットは、米国でも軍の支援
のもと開発が進められていますが、
技術レベル(性能)において、柔軟に力が
制御でき、なおかつスピードを兼ね備えた
油圧駆動ロボットとしては世界でも初めて
のロボットとなります。
 
 今後、2013年度内に本ロボットを利用
した人型2足歩行ロボットと4脚ロボットを
開発することを予定しており、
人が入れないような災害現場や、
医療・介護現場、そして宇宙開発などでの
実用化を目指します。
 
 なお、本研究成果は、5月30日に
東京都で開催される
春季フルードパワーシステム講演会で
発表することを予定しています。
---------------------------------------
 
 良さそうですね。
 
 期待したい。

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免疫の司令塔に大きく関与するタンパク質の同定に成功―T細胞内のRegnase-1を制御して免疫疾患の新しい治療戦略を拓く―

2013年5月24日 大阪大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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リリース概要
 
 大阪大学免疫学フロンティア
研究センターの植畑拓也研究員、
審良静男教授(拠点長)らは、獲得免疫系
の中心であるT細胞においてRegnase-1
というタンパク質を特異的に欠損した
マウスを作成することに成功し、
Regnase-1がT細胞の活性化の調節に重要な
因子であることを証明しました。
 
 さらにT細胞におけるRegnase-1が
自己免疫疾患発症に大きく関与している
ことを世界で初めて証明しました。
 
 本成果は、2013年5月23日の正午
(アメリカ東部時間)に雑誌「Cell」
オンライン版に掲載されます。
 
 Cell press社からも特に注目される論文
としてアメリカでプレスリリースされます。
 
 なお本研究は、内閣府/日本学術振興会
・最先端研究開発支援プログラムの支援を
受けて行われました。
 
 
 
まとめと今後の展開
 
 本研究において我々はRegnase-1が
T細胞において活性化を制御する重要な因子
であることを示した。
 
 当初、Regnase-1はマクロファージ
においてLPS刺激によって誘導される因子
として同定されたが、T細胞では
Regnase-1欠損によりまるで抗原刺激を
受けたような強い活性化を引き起こす点で
非常に興味深い。
 
 さらに、このような活性化T細胞は
自己反応性B細胞をも活性化し、
自己抗体産生を引き起こすことから、
Regnase-1は末梢での自己寛容を制御して
いると言える。
 
 一方で、T細胞は抗原刺激を受けること
でRegnase-1の発現量を厳密に
コントロールしており、一過性に
Regnase-1の発現量を減らすことで
免疫応答を容易にしているが明らかと
なった(図7)。
 
 注目すべきことに、刺激後における
Regnase-1の発現変化はマクロファージ
においても認められるが
(Iwasaki, Nature Immunology, 2011)、
T細胞の場合、これまでNF-κB活性化に
必須とされていたMalt1がRegnase-1を
切断することにより、標的RNAの安定性を
制御する点は革新的である。
 
 以上から、Regnase-1は自然免疫系だけ
でなく獲得免疫系においても免疫活性化を
調節する重要な役割を担っていることが
明らかとなった。
 
 Regnase-1はリンパ球に多く発現する
ことが知られているが、 CD4陽性T細胞
の中でも抑制性T細胞やCD8陽性である
細胞障害性キラーT細胞なども疾患に関与
していることが予想される。
 
 このような細胞は自己免疫疾患や
ウイルス感染、癌免疫との関わりが深い
ことから、今後このような細胞種
においてRegnase-1の機能を明らかに
することは重要である。
 
 一方、ヒトにおけるRegnase-1のデータ
は現在のところ乏しいが、
関節リウマチ患者由来の滑膜細胞における
Regnase-1はIL-6 mRNA発現を制御している
という報告は我々のデータと合致する。
 
 また心筋細胞特異的にRegnase-1を
発現させたマウスでは敗血症による
心筋の炎症、さらに心機能低下を緩和する
ことができると報告されている。
 
 T細胞におけるRegnase-1の発現量は
細胞活性化に大きく影響を与えること
から、疾患に関連する抗原特異的な
T細胞のみを活性化させることで
免疫機能をコントロールできる可能性が
ある。
 
 今後、ヒトにおける疾患とRegnase-1が
どのように関わっているか明らかにする
ことは大変意義深い。
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 素晴らしい成果のようです。
 
>T細胞におけるRegnase-1の発現量は
>細胞活性化に大きく影響を与えること
>から、疾患に関連する抗原特異的な
>T細胞のみを活性化させることで
>免疫機能をコントロールできる可能性が
>ある。
 
>今後、ヒトにおける疾患とRegnase-1が
>どのように関わっているか明らかにする
>ことは大変意義深い。
 
 今後の展開に期待したい。
 
 参考
審良静男教授(拠点長)有名なんですね。
 興味のある方はリンクをどうぞ、
 ノーベル賞に近い人らしいです。

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「世界初、タンパク質修復に新たな分子内運動を発見」

平成25年5月30日
東京大学
東京農工大学
高輝度光科学研究センター
科学技術振興機構
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 東京大学 大学院新領域創成科学研究科
の佐々木 裕次 教授を中心とする
研究グループ
(公益財団法人 高輝度光科学研究センター
 関口 博史 博士(研究当時:佐々木研究室
 特任助教)、東京農工大学 養王田 正文
 教授ら)は、変性してしまった
タンパク質分子を修復する機能を持つ
シャペロニンタンパク質分子の内部運動を、
1分子でリアルタイムに高精度計測すること
に初めて成功しました。
 
 シャペロニンは8量体のリング構造が
2つ重なったシリンダ構造をとりますが、
ATP(アデノシン三リン酸)と結合した
後にリング内の一部が構造変化し、
その後、リング全体で同期した反時計方向
へのドミノ倒しに似たねじれ運動を伴って、
開状態から閉状態へ移行することが
わかりました。
 
 これらの一連の運動は、1998年に
佐々木 裕次 教授が考案し開発した
X線1分子追跡法(DXT)注1)
を用いて、30ミリ秒の時間分解能で、
ピコメートルの位置決定精度で計測され
ました。
 
 今までは静止画として何枚も撮影して、
一連の運動を予測していましたが、実時間
で見ることで、分子内部運動にどのような
協同性があるかを定量的に議論できること
が明確となりました。
 
 分子生物学では今まで、分子は構造を
持った静止体(点)として認識して
きました。
 
 しかし、今回計測した分子内部運動
という新しい物性を高速高精度計測する
ことで、今後、創薬の戦略指針や分子間
相互作用の考え方が全く違ったモノに
なる可能性もあります。
 
 例えば、鍵と鍵穴のような創薬では
なく、機能発現に必須な分子運動のみを
阻害する「分子内運動阻害分子」の設計が
重要になるでしょう。
 
 そして、この新規創薬分子が非常に
機能依存であればあるほど、薬剤による
副作用効果激減への新しい戦略となる
でしょう。
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>鍵と鍵穴のような創薬ではなく、
>機能発現に必須な分子運動のみを
>阻害する「分子内運動阻害分子」
>の設計が重要になるでしょう。
 
>そして、この新規創薬分子が非常に
>機能依存であればあるほど、
>薬剤による副作用効果激減への
>新しい戦略となるでしょう。
 
 素晴らしい。
 大いに期待したい。
 
 但し、まだまだ時間がかかると
思います。
 
 従来の創薬ですらものすごく時間が
かかっている。
 
 安全性の確認は重要ですが、患者の為
という視点を忘れないでください。
 
 患者の為と言うより認可した部署の
責任追及が大きすぎで進まない
などというようなことのないように
して欲しいものです。
 
 合理的な認可のシステムであって欲しい。
 
 全ての薬に副作用は存在します。
 難しいですが、必要以上でも、以下でも
駄目なのです。

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2013年6月 1日 (土)

カーボンナノチューブ、狙い通りのサイズに合成

2013年5月27日  読売新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 炭素でできた筒状の物質
「カーボンナノチューブ」を、狙った通り
のサイズにできる新しい合成法を開発した
と、名古屋大学の伊丹健一郎教授らが、
27日付の科学誌
ネイチャー・ケミストリー電子版で発表
する。
 
 リングは狙った直径で作ることができる
ため、実験で、
直径0・8~2・5ナノ・メートル
(ナノは10億分の1)のチューブを
作り分けることに成功した。
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 素晴らしいですね。
 
 まずは次世代の半導体製造などへの応用
が出てくるのでしょうか?
 
 いろいろ応用があると思うので期待
したい。

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体内分解されず免疫強化 コレラ菌由来の核酸化合物

2013/5/25 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 愛知工業大(愛知県豊田市)の
早川芳宏教授(バイオ化学)は、米国の
研究者とともに、体内ですぐに分解される
ことなく、持続的に哺乳類の免疫を高める
機能がある核酸化合物をコレラ菌から
見つけたと、米科学誌セルリポート
(電子版)に25日発表した。
 
 早川教授は「少量でも効き目が継続する
抗がん剤など、新たな治療薬の開発に
つながる可能性がある」としている。
 
 早川教授は2011年、細菌が持つ
核酸化合物「c―di―GMP」を病気の
マウスに投与する実験により、この化合物
が哺乳類の免疫機能を増強する仕組みを
解明したが、体内の酵素に破壊されやすい
という弱点が残った。
 
 その後、早川教授らがコレラ菌を調べて
いたところ、c―di―GMPと同じよう
に免疫を高める機能を持ちつつ、成分構造
が一部、異なる核酸化合物を見つけた。
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 コレラ菌から見つけたというのは
思いもしなかったことで、素晴らしいとは
思います。ただ、 
 
 45分後でも9割が残ったということ
ですが、どの位持続出来ると臨床で
使用出来るレベルに達するのでしょうか?
 
 新たな治療薬の開発につながる可能性。
 
どの位期待して良いのでしょうか?

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