ウイルス・細菌・カビを撃退!除菌率99.9%の“光の技術”
2013年6月23日の放送
TBS 夢の扉+
詳細は、リンクを参照して下さい。
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カビの繁殖、食中毒、集団感染・・。
これらの原因となる菌やウイルスを、
99.9%撃退してしまうという驚きの技術が
生まれた。
大腸菌などの細菌を除菌し、
インフルエンザウイルスを不活化させ、
さらに、タバコやトイレなどのニオイも
すばやく消臭するという、驚異的な威力が
実証されている。
そのヒミツは・・、“光の魔法”―?
太陽や蛍光灯などの光を当てるだけで、
強い殺菌力を発揮する「光触媒」。
それを、タイルやボードなどの材料に、
独自開発した「溶射技術」で密着させ、
光触媒の分解・殺菌機能を最大限高める
ことに成功したのが、
製鉄加工業・フジコーの山本厚生社長と
その技術者たちだ。
『苦労に苦労を重ねてこそ、ほかが
真似できないモノが生まれる』
開発の道のりは、容易ではなかった。
溶射の熱で光触媒が溶けてしまう・・。
研究費用だけがかさみ、会社は赤字に―。
だが、役員から「研究をやめるべき」
との批判が浴びせられても、
山本は諦めなかった。
『新しい技術を生み続けることが、
社員を守ることにつながる』
この技術開発に対する山本の強い信念
は、社員をリストラせざるを得なかった
つらい経験から生まれていた―。
そして今、院内感染を防ぐ対策の一つ
として、山本たちの技術が、病院内に
取り入れられることになった。
医療の最前線で挑む、次なる
プロジェクトの行方は―?
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番組見ました。
光触媒と言う言葉は知っていましたが、
完成させましたね。素晴らしいです。
番組の中で社長が言っていた、
「10年かかる技術だからこそ
他社にはまねできないものになる」
と言う言葉に感動しました。
確かにそうなんですが、実行出来る
会社がいったい幾つあるのだろうか?
すごく考えさせられます。
確かに新しい技術を持たない会社は
いずれ淘汰される。
それはわかっているけれど、
実行出来ないのが殆どの会社。
原動力は、リーダーの強い信念と
開発に携わっている技術者への信頼だと
思う。
どの位信頼しきれるか?
難しいです。
開発したこの製品が世の中に広まると
良いですね。
応援したい。
同類のもので知っていたのは、
「ハイドロテクト」と
「ダイキンの高速ストリーマ」です
これも良さそうです。
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