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2013年5月14日 (火)

PPR蛋白質の核酸認識コードの解読に成功 ―任意のRNAまたはDNA配列に結合する蛋白質の開発が可能に―

平成25年4月24日
国立大学法人 九州大学
国立大学法人 広島大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 九州大学大学院農学研究院の中村崇裕
准教授は、医学研究院の大川恭行准教授、
広島大学大学院理学研究科の山本卓教授
との共同研究で、PPR蛋白質のRNAおよび
DNA認識コードの解明に成功しました。
 
 RNAまたはDNAと配列特異的に結合する
PPR蛋白質は35アミノ酸の
「PPR モチーフ(※1)」十数個の連続で
構成されています。
 
 今回の共同研究により、以下のことを
発見しました。
 
・PPR モチーフと塩基が 1 対 1 で対応
 すること。
・連続した PPR モチーフが核酸配列中の
 連続した塩基を認識すること。
・モチーフ中の3か所のアミノ酸で結合塩基
 を指定すること。
・結合塩基を予測、設計可能であること。
・DNAまたはRNAの両方に適用可能であること。
 
 このPPR蛋白質の核酸認識コードの解読
により、任意のRNAまたはDNA配列に結合
する蛋白質の開発が可能になりました。
 
 今後、医療、農林水産業などの様々な
生物系産業への利用が期待されます。
 
 なお、RNA結合型PPR蛋白質に関しては、
PCT/JP2012/077274
(平成24年10月22日出願)、
DNA結合型PPR蛋白質に関しては、
特願 2013-89840
(平成25年4月22日出願)として、
特許を出願しました。
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>DNA を標的としたゲノム編集は、国際的
>に大きな注目を集めている新技術です。
>DNA結合型PPRを核酸結合モジュールに
>用いた日本発のゲノム編集技術の創出が
>期待されます。
 
>RNA結合型PPRを用いて、RNAを切断
>したり、特定の塩基を置換する編集技術、
>特定のRNAの局在を見る可視化技術など
>の革新的なRNA操作技術の創出が期待
>されます。
 
 とのこと。
 
 期待しましょう。

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