iPSで作った角膜移植、3~4年後めどに開始
2013年5月16日 読売新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
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大阪大の西田幸二教授(眼科)は
16日、東京都内で開かれた日本眼科学会
の講演会で、iPS細胞から角膜の組織を
作り目に移植する臨床研究について、
「3~4年後をめどに始めたい」と発表
した。
臨床研究は、iPS細胞から作った角膜
の細胞を増やしてシート状にした後、
角膜が傷ついている患者の目に貼り、
視力の回復をめざす。
作製するのは角膜表面の「角膜上皮細胞」
と、内側の「角膜内皮細胞」の2種類で、
患者は目のけがや、角膜が傷ついて視力が
下がる難病
「スティーブンス・ジョンソン症候群」
などの病気が対象となる。
また、理化学研究所の高橋政代
プロジェクトリーダーは同じ講演会で、
iPS細胞を使って網膜の視細胞が減る
難病「網膜色素変性症」を治療する
臨床研究について、5年後をめどに始める
見通しを明らかにした。
同研究所は、iPS細胞を使って目の
難病「加齢黄斑変性」の治療を行う
臨床研究を、すでに厚生労働省に申請
している。
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眼に対するiPS細胞を使った(再生医療)
臨床研究急激に進んできましたね。
有り難いことです。
早く良い結果が出て、臨床の場で広く
実施されるようになるよう期待したい。
緑内障について実施する予定は
ないのでしょうか?
通常眼圧緑内障は有効な治療の方法が
無い。
悪くなる一方です。
患者数も多い。
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