骨髄細胞を注入、椎間板性腰痛に新治療法
2013年05月04日 qlifepro
詳細は、リンクを参照して下さい。
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腰痛治療の新しい治療法が期待できる
ことが、小規模研究でわかった。
その治療法というのは、幹細胞を豊富に
含んでいる骨髄を採取して濃縮し、再注入
することによって、磨滅してしまった
脊椎椎間板を修復するというものである。
ただしまだ確定ではないため、研究を
重ねる必要があると専門家は述べている。
この治療法は、腰の後部から針で骨髄
を採取し、細胞を濃縮した後、損傷した
椎間板の周りに注入するというもので
ある。
治療には数千ドルの費用がかかって
しまうため、保険は適用されないという
ことである。
骨髄注射を受けた24人のうち半分は、
30カ月以内に別の治療を受けたため、確認
できなかった。
別の治療を受けていない12人のうち
10人は注射後2~4カ月以内に痛みが
なくなってきたと報告。
1年後、8人に痛みの軽減がみられた。
2年後には、5人が「腰痛が改善した」
と回答した。
米オレゴン健康科学大学教授の
Richard Deyo氏は、今回の研究では
比較のための対照を置いていないことを
指摘している。
慢性疼痛患者の症状には変動があり、
最も悪化している時に治療を受けるため、
その後改善したように感じることが多い。
最初は有望にみえた治療も実は効果が
なかったり、反対に有害であったことも
これまでにあった。
研究著者らもこれに同意しており、
今後の研究が進むことを期待すると
している。
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私も椎間板ヘルニアなので慢性腰痛を
感じている。
良い治療法が出てくると有難い。
今後の研究が進むことを期待します。
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