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2013年5月19日 (日)

新開発 冠動脈狭窄症の血液検査法 ―質量分析技術を用いた新しいバイオマーカー開発―

2013年05月16日
東大病院プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 動脈硬化などにより狭くなった冠動脈
をカテーテルで治療した後に、
その治療部位が完治したかどうか確認する
手段は心臓カテーテル検査が標準となって
いますが、この検査は身体への負担が
大きく、費用も高額です。
 
 そのため、心臓カテーテル検査に代わる
簡易な検査法が求められていました。
 
 このたび、東京大学医学部附属病院
循環器内科・ユビキタス予防医学講座
特任准教授鈴木亨、東京大学大学院医学系
研究科 循環器内科学教室 前教授永井良三、
教授小室一成は、株式会社 島津製作所
基盤技術研究所 主任研究員 藤本宏隆と
共同で、質量分析計を用いて新しい
血液検査法を開発しました。
 
 これにより、冠動脈カテーテル治療後の
再狭窄の診断において、
心臓カテーテル検査を受ける必要があるか
どうかを簡単に検出することができる
ようになり、身体への負担を軽減できる
新しい検査方法となることが期待されます。
 
 本研究開発の成果は、
クリニカル・ケミストリー
(Clinical Chemistry)電子版にて
5月13日(米国東部夏時間)に発表
されました。
 
 今後、当院ではこの診断法の実用化を
目指します。
 
 
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 下記のことが明確にできたと言う
ことのようです。
 
>4 種類のBNPを、冠動脈の再狭窄を
>生じた患者さんの血液と生じなかった
>患者さんの血液で詳細に分析した
>ところ、この病状とBNP断片
>(具体的には端から 4つのアミノ酸が
>とれた断片と2つのアミノ酸がとれた断片
>との比)との間に相関のあることが
>わかりました。
 
>臨床検体の分析数を増やしてさらに
>検討したところ、適切なカットオフ値
>(注 10)を設定することで、再狭窄の
>除外診断(再狭窄が生じていないこと
>の診断)が可能であることがわかり、
>この BNP 断片が冠動脈カテーテル
>治療後の再狭窄のバイオマーカーと
>なり得ることが明らかになりました。
 
 とのことです。
 
 期待できそうです。
 
 ※B 型ナトリウム利尿ペプチド(BNP)

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