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2013年5月 5日 (日)

見覚えのある敵にすばやく対処する

02 May 2013 RIKEN Research Highlights
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 生体が免疫防御を効率的に行うには、
過去に遭遇した病原体を速やかに認識する
能力が必要である。
 
 この能力を担っているのが
「記憶」Bリンパ球で、ウイルスや細菌など
の病原体によって免疫系が活性化されると、
その病原体に応じた記憶Bリンパ球が
作られる。
 
 「免疫が記憶されることは何世紀も前
から知られていますが、記憶過程の重要な
経路についてはいまだに十分理解されて
いません」と、理研免疫・アレルギー
科学総合研究センターの
竹森利忠グループディレクター(GD)は
説明する。
 
 そうした経路の1つに、このたび
竹森GDの研究グループが、
マックス・デルブリュック分子医学
センター(ドイツ)のKlaus Rajewsky教授
たちと共同で、その存在を示す驚くべき
証拠をとらえた、記憶Bリンパ球産生の
新たな経路がある1。
 
 この経路は、免疫防御で従来知られて
いた記憶Bリンパ球産生経路とは
異なる役割を果たしているらしい。
 
 
-------
 胚中心に依存しない記憶Bリンパ球は、
抗原特異性が相対的に低い抗体を産生
する。
 
 そのため研究グループは、この細胞群
が、近縁だが異なる病原体に広く反応
する(例えば、インフルエンザウイルスの
特定の系統ではなく複数の系統に広く反応
する)ことで、SHMによって特異的抗原に
最適化された記憶Bリンパ球の働きを補完
しているのではないかと考えている。
 
 「我々は現在、胚中心に依存しない
免疫記憶経路が胚中心に依存する経路を
アシストして宿主をウイルス感染から
守っているのかどうか、見極めている
ところです」と竹森GDは語っている。
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 免疫システム、本当に複雑ですね。
 新しい発見です。
 
>「免疫が記憶されることは何世紀も前
>から知られていますが、記憶過程の
>重要な経路についてはいまだに
>十分理解されていません」
 
 というのが実情。
 
>「我々は現在、胚中心に依存しない
>免疫記憶経路が胚中心に依存する経路を
>アシストして宿主をウイルス感染から
>守っているのかどうか、見極めている
>ところです」
 
 これが証明されれば、免疫システムの
巧妙さがさらに明確になってきますね。
 
 本当にうまく出来ている。

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