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2013年5月15日 (水)

ビフィズス菌が母乳のオリゴ糖を分解する酵素のかたちと反応メカニズムを解明

2013/05/07
東京大学大学院農学生命科学研究科
プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 ビフィズス菌はヒトの腸管内に生息し、
宿主にとって有益な「善玉菌」として
知られている。
 
 また、母乳栄養乳児の腸内には
ビフィズス菌が速やかに定着することが
古くから知られている。
 
 近年の研究により、ヒトの母乳中に
含まれる複雑な構造のオリゴ糖
(ヒトミルクオリゴ糖:注1)に
ビフィズス菌を増殖させる因子
「ラクトNビオース(注2)」が豊富に
存在していること、さらに、ビフィズス菌
の表面にある「ラクトNビオシダーゼ
(注3)」という酵素が、
ヒトミルクオリゴ糖からラクトNビオース
を切り出すはたらきをすることが分かって
きた。
 
 しかし、ラクトNビオシダーゼが
ラクトNビオースのみを切り出す詳細な
メカニズムは分かっていなかった。
 
 今回、東京大学大学院農学生命科学
研究科の伏信進矢教授らの研究グループ
は、ラクトNビオシダーゼの三次元構造を、
X線結晶構造解析(注4)により初めて
明らかにした。
 
 ラクトNビオシダーゼの中央には、
ラクトNビオースの2つの糖がぴったりと
はまるポケットがあった。
 
 本研究では、高エネルギー加速器研究
機構(KEK)物質構造科学研究所の
フォトンファクトリー(注5)を利用して
測定を行い、ラクトNビオースと、強力な
阻害剤(注6)である
「ラクトNビオース-チアゾリン」が、
そのポケットに結合した構造を、高分解能
で決定することに成功した。
 
 ラクトNビオシダーゼに結合した
ラクトNビオースと阻害剤の形状から、
この酵素が触媒反応を行う際の詳細な
メカニズムが明らかになった。
 
 ラクトNビオシダーゼは乳児の腸内に
生息するビフィズス菌から見つかっており、
今後、この酵素を改変して利用すること
により、ビフィズス菌の増殖因子を合成
することが可能になると期待できる。
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 良いですね。
 
>ラクトNビオシダーゼは乳児の腸内に
>生息するビフィズス菌から見つかって
>おり、今後、この酵素を改変して
>利用することにより、ビフィズス菌の
>増殖因子を合成することが可能になる
>と期待できる。
 
 期待したい。
 
>ヒトの母乳中に含まれる複雑な構造の
>オリゴ糖(ヒトミルクオリゴ糖:注1)
>にビフィズス菌を増殖させる因子
>「ラクトNビオース(注2)」が豊富に
>存在している
 
>母乳栄養乳児の腸内にはビフィズス菌が
>速やかに定着することが古くから
>知られている。
 
 母乳って良いんですね。

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