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2013年5月の投稿

2013年5月31日 (金)

マラリア発症数を3分の1に 阪大がワクチン開発

2013/5/29 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 大阪大学の堀井俊宏教授らは29日、
マラリアのワクチンを開発し、発症者数を
3分の1に減らすことができたと発表した。
 
 アフリカのウガンダで実施した臨床試験
で効果を確認した。
 
 マラリアは熱帯・亜熱帯地域で流行し
死亡する例も多いが、有効なワクチンが
ない。
 
 阪大は5年後をめどに実用化し流行地や
旅行者向けに普及を目指す。
 
 研究成果は米科学誌プロスワン
(電子版)に29日掲載された。
 
 新ワクチンは特殊なたんぱく質などが
成分で、接種すると体内で抗体をつくる。
 
 病気を媒介するマラリア原虫にくっつき
増殖を妨げる働きがある。
 
 効き目は1年続く。
 
 欧米でも熱帯熱ワクチンを開発している
が、発症を最大3割抑える程度で効果が
不十分だったという。
 
 研究チームは今後、アフリカへ渡航する
日本人などを対象に臨床試験を進める
計画だ。
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 素晴らしい成果ですね。
 
>阪大は5年後をめどに実用化し
>流行地や旅行者向けに普及を目指す。
 
 期待したい。

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小麦ポリフェノールの肥満抑制効果

2013年5月20日 産業技術総合研究所
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 独立行政法人 産業技術総合研究所
(以下「産総研」という)
バイオメディカル研究部門生物時計
研究グループ 大石 勝隆 研究グループ長
は、株式会社 日清製粉グループ本社
(以下「日清製粉グループ本社」という)、
オリエンタル酵母工業株式会社
(以下「オリエンタル酵母工業」という)
と共同で、食餌性肥満モデルマウスを
用いて、小麦ポリフェノールが持つ
活動リズム改善効果や、肥満や耐糖能異常
の抑制効果を発見した。
 
 今回、小麦の表皮に含まれる
小麦ポリフェノールが、食餌性肥満モデル
マウスの活動リズムの乱れや耐糖能異常
を抑制し、顕著な抗肥満効果を示すことを
明らかにした。
 
 小麦ポリフェノールを含む全粒粉の摂取
による、糖尿病や肥満、
メタボリックシンドロームなどの代謝異常
の予防につながる可能性が期待される。
 
 なお、この成果の詳細は、
2013年5月24~26日に国立大学法人
名古屋大学(愛知県名古屋市)で開催
される第67回日本栄養・食糧学会大会
で発表される。
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 ポリフェノールいろいろありますが、
>小麦ポリフェノールが、食餌性肥満
>モデルマウスの活動リズムの乱れや
>耐糖能異常を抑制し、顕著な
>抗肥満効果を示すことを明らかに
>した。
 とのことです。
 
 知識として仕入れておきましょう。

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2013年5月30日 (木)

地球温暖化に伴う赤道準2年振動の弱化傾向を発見

2013年5月23日
独立行政法人海洋研究開発機構
ハワイ大学国際太平洋研究センター
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 独立行政法人海洋研究開発機構地球環境
変動領域の河谷芳雄主任研究員と
ハワイ大学国際太平洋研究センターの
Kevin Hamilton教授は、60年分の
観測データを解析し、赤道域の成層圏
(高度約18km-50kmの領域)に存在する
赤道準2年振動(QBO)※1の強さが、
過去数十年にわたって弱まっている事を
世界で初めて発見しました。
 
 更に最新の気候モデルデータを用いた
考察から、QBOが弱まる原因は高度19km
付近の赤道上昇流が強まる為である事も
示しました。
 
 本研究は世界の主要な気候モデルで
予想されていた、成層圏の地球規模の
流れ※2が地球温暖化によって強まる事を
観測データから初めて立証し、世界的に
懸念されているオゾンホールの今後に関連
して、特に将来のオゾンホールの回復※3
に関する検討に大きな示唆を与えるもので、
「気候変動に関する政府間パネル
(IPCC)※4」の科学的知見の集約に
大きく貢献します。
 
 本成果は、文部科学省の科学研究費
補助金若手研究B
(研究課題番号:23740363)、
基盤研究B(研究課題番号: 24340113)
及び環境省の環境研究総合推進費
(A1201)を使用しており、Natureに
5月23日付け(現地時間)で掲載される
予定です。
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>世界的に懸念されているオゾンホール
>の今後に関連して、特に将来の
>オゾンホールの回復※3に関する検討に
>大きな示唆を与えるもので、
>「気候変動に関する政府間パネル
>(IPCC)※4」の科学的知見の集約に
>大きく貢献します。
 
 とのことです。
 
 こういった地道な科学的知見の積み重ね
が重要なんだと思います。
 説得力を増す根拠になるはず。

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環状mRNAを用いてエンドレスなタンパク質合成に成功

2013年5月22日 理化学研究所
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 生体を構成するタンパク質は、細胞核内
にある遺伝情報をもとに合成されます。
 
 合成過程ではDNAがメッセンジャーRNA
(mRNA)に転写され、続いてmRNAの配列が
アミノ酸に変換されて、それが複数連なる
ことで1つのタンパク質が完成します。
 
 この合成反応をエンドレスに続けられ
ないか?
 
 と考えたのが理研の研究者らを中心
とするチームです。
 
 いわば「永久タンパク質合成工場
開発プロジェクト」になります。
 
 研究チームは大腸菌を用いて効率のよい
タンパク質合成手法の開発に挑みました。
 
 大腸菌のタンパク質合成反応は
直鎖状のmRNAを鋳型として起きます。
 
 まず、mRNAの配列情報を読み取って
タンパク質を合成するリボソームという
複合体がmRNAの先頭に結合し、
開始コドンから合成が始まります。
 
 そして終止コドン(コドンはタンパク質
を作るアミノ酸を指定する3つの塩基で
構成され、終止コドンはアミノ酸を指定
しません)に到達して反応が終わります。
 
 終了するとリボソームはmRNAから離れ、
次の反応のための結合に向かいます。
 
 実は、このリボソームの解離から次の
結合までがタンパク質合成反応で最も時間
がかかる過程なのです。
 
 研究チームはこの過程をスキップすれば
エンドレス化が可能と考え、終止コドンを
取り除いた環状のmRNAを作製しました。
 
 この環状mRNAを評価した結果、
直鎖状mRNAと比較して単位時間当たり
約200倍という高効率で、タンパク質の
合成反応が進むことが分かりました。
 
 今回、開発した手法は、長鎖タンパク質
のコラーゲンやシルクを人工合成する手法
など、多様な応用が期待できます。
 
 
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>直鎖状mRNAと比較して単位時間当たり
>約200倍という高効率で、タンパク質
>の合成反応が進むことが分かりました。
 
 素晴らしいです。
 
>コラーゲンやシルクを人工合成する
>手法など、多様な応用が期待できます。
 
 とのことなので期待したい。

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KDDI研究所がメディア向けに新技術などを公開 - 周波数利用効率をLTEの約3倍にする「Advanced MIMO」など紹介

2013/05/24 マイナビニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 データ通信量が増加の一途をたどる
昨今、限られた資源である"周波数"の
有効利用が求められている。
 
 KDDI研究所が23日に報道発表した
「Advanced MIMO(マイモ)」は、
大きなデータを複数の端末に一斉に送る
ことができる新技術。
 
 基地局と端末側の双方で複数の
アンテナを組み合わせることで通信速度
を向上させる既存の技術「MIMO
(Multiple-Input Multiput-Output)を
さらに発展させたものだ。
 
 課題だった電波干渉の問題を解決し、
周波数利用効率をLTEの約3倍(20bps/Hz)
にまで向上させたという。
 
 2018年頃の実用化を目指している。
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 電波も含めて限られた資源だらけ
ですから、有効に使用していかないと
駄目なんです。
 
 画期的とまではいかないようです。
 
 地道に頑張っていくしかない。

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2013年5月29日 (水)

放射線がん治療の翌日に、その効果を画像で確認できる超早期診断法を開発

2013年5月24日 放射線医学総合研究所
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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本研究成果のポイント
 
・細胞や組織の機能を可視化する機能性
 造影剤※1と高磁場MRI※2を使った
 分子イメージング※3により、放射線を
 がん細胞に照射してから24時間後には
 照射の効果を確認することに成功した。
 
・本技術は「細胞周期の停止」を可視化
 する手法である。
 
・放射線がん治療では、治療効果の確認に
 数週間以上を要するが、本手法は、
 超早期に効果を確認するための要素技術
 となりうる。
 
 
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 独立行政法人放射線医学総合研究所
分子イメージング研究センター分子病態
イメージング研究プログラムの青木伊知男
チームリーダー、齋藤茂芳博士研究員
(客員協力研究員、現・大阪大学)らは、
がん細胞に放射線を照射してから24時間後
に、その効果の有無が画像として確認
できる手法を世界で初めて開発し、
マウスの大腸がんモデルを用いて証明
しました。
 
 放射線がん治療は拡大しつつあります
が、その効果の確認には、数週間以上に
及ぶ腫瘍体積の変化の観察が必要です。
 
 放射線治療の効果がないとわかった時
には、いわゆる「手遅れ」になりかねない
ため、早急な効果の確認が望まれています
が、これまで、放射線によるがん細胞照射
から24時間後の腫瘍では、体内で
細胞・分子レベルの変化を画像化すること
が不可能とされてきました。
 
 しかし、本研究では、高い解像度を持つ
高磁場MRIと特殊な機能性造影剤を用いて、
マウスの大腸がんモデルの腫瘍による
造影剤の取り込み量の変化を、
照射後24時間後に画像化することに成功
しました。
 
 また細胞内への造影剤の取り込み量の
低下が、細胞周期の停止※4を反映する
ことも発見し、この原理により、
放射線がん治療後の超早期に、治療効果の
有無や治療効果範囲の確認が可能に
なります。
 
 万が一、治療効果が無かった場合でも
迅速に他の治療手段にバトンタッチする
ことにより「手遅れを無くす」ことが
期待できます。
 
 現時点での成果は前臨床研究レベル
ですが、今後、より効率的な送達法や
安全性の検証により、臨床への応用も
期待されます。
 
 本研究は、2013年5月21日、主要な
国際的学術誌の一つ、米国の
Cancer Research誌のオンライン版に
掲載されました。
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 良いですね。
 
>マウスの大腸がんモデルの腫瘍による
>造影剤の取り込み量の変化を、
>照射後24時間後に画像化することに
>成功しました。
 
>また細胞内への造影剤の取り込み量の
>低下が、細胞周期の停止※4を反映する
>ことも発見し、この原理により、
>放射線がん治療後の超早期に、治療効果
>の有無や治療効果範囲の確認が可能に
>なります。
>万が一、治療効果が無かった場合でも
>迅速に他の治療手段にバトンタッチする
>ことにより「手遅れを無くす」ことが
>期待できます。
 
 期待したい。

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ああ不思議、車が自然と減速する……ドライバーに「スピード出過ぎ」と錯覚させるトンネル壁面の塗装、インテリジェント高速道の“秘密”

2013年05月23日 ITmedia ニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 阪神高速で25日に開通する新区間の
トンネルの壁面に、ドライバーが
「スピード出過ぎ」と錯覚して自然に減速
するというデザインが採用されている。
 
 
だんだん狭まる壁面の矢印
 
 新開通区間の8割強の約3.6キロは地下を
走る「正蓮寺川トンネル」。
 
 記者はその一部を歩いたのだが、
カーブ直前の直線区間の側壁面に「矢印」
のような白い幾何学模様が連続して
描かれているのに気づいた。
 
 「何だこれは?」と思いながら奥へ進む
と、矢印の間隔がだんだん狭まってきた。
 
 思わず目をこすったのだが、担当者は
「奥へ進むにつれ、本当に間隔を狭くして
います」とあっさり打ち明けてくれた。
 
 トンネルに入って車の速度を下げな
ければ、矢印が目に飛び込んでくる間隔が
どんどん短くなるので、
「スピードが上がった」とドライバーが
錯覚してしまう効果を狙った。
 
 担当者は「アクセルペダルを踏む力が
弱まり、自然と減速するのでカーブに
安全に進入できる」と胸を張る。
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 なるほど、良いアイデアですね。
 
 良いアイデアだと思いますが、トンネル
だけだとトンネル内の速度が今よりさらに
落ちるので渋滞が多発するだけのような?
 
 トンネル内の事故は決して多くないです
よね~
 
 事故の抑止については、車間距離を
強制的にとらせるような装置の装備を
必須とする規制をかけることが
最も効果的な気がします。
 
 どうでしょう?

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藤原新 ミトコンドリアを鍛える

2013年5月28日 Science Channel
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
動画です。
 
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 2012年ロンドンオリンピック マラソン
の日本代表 藤原新選手。
 
 生理学の要素を踏まえた練習を行って
います。
 
 ミトコンドリアが持久力と密接な関係が
ある事から、それを増やすための強度を
上げた1000mダッシュ等、中距離選手
のよう練習を取り入れているといいます。
 
 ミトコンドリアとは、細胞の中にある、
小さな組織で、筋肉を動かすエネルギー源
であるATPを生み出す、いわば体中に
ちりばめられた小さな発電機のようなもの
です。
 
 ミトコンドリアを活性させることで
誰でもエネルギッシュな身体になれる
といいます。
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 なるほど。
 そういうことになるんですね。
 
 練習にも根拠が大事。
 苦しいと思いますが、
頑張ってください。

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2013年5月28日 (火)

腕のマヒにリハビリ装置開発 安川電機と鹿児島大

2013年5月28日 朝日新聞デジタル
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 産業用機械の安川電機(北九州市)は
27日、脳卒中でマヒした患者の腕の
リハビリ訓練の装置を鹿児島大学と共同
で開発した、と発表した。
 
 近年開発された
「促通(そくつう)反復療法」と
呼ばれる方法で、装置のモーターに
安川電機の制御技術を生かした。
 
 9月から九州の三つの医療機関で
臨床試験を始め、治療効果を確かめた
うえで、製品化する。
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 良い効果が出るといいですね。
 
 促通反復療法については下記リンクを
どうぞ、
 

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貯水槽使用前に地下水浸透…東電、調査せず移送

2013年5月15日  読売新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 漏水した3か所の貯水槽は昨年11月
から12月にかけ完成した。
 
 東電はその後、漏水を調べる水位計
により、3層のシートのうち外側のシート
に水が染みこんでいることを把握した。
 
 水は、貯水槽の底から約1メートルの
ところまで染みこんでいた。
 
 周辺の地下水の水位とほぼ同じで、
地下水が入り込んでいたとみられる。
 
 ところが東電は、これを「雨水だろう」
とみて原因を調べず、1月以降、貯水槽へ
汚染水を入れ始めた。
 
 止水シートの内側の1、2層目は、
水を通しにくく、産業廃棄物の最終処分場
でよく使われるポリエチレン製
(厚さ1・5ミリ)。
 
 施工不良などで破れることがあるため、
産廃処分場では一般的に、一番外側に
「ベントナイト」と呼ばれる粘土を
練り込んだシートを50センチ以上の
厚みで設ける。
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 どうしてこうも東電はいい加減なのか?
 
  使い物にならない貯水槽を作ってどうする。
 
 誰がどういう根拠で許可したのか?
 
 産廃処分場よりさらに神経を使わないと
いけないものを貯蔵するもの。
 そうですよね。
 
 そんな東電に対して、どうして政府は
毅然とした姿勢で対処しないのか?
 理解できない。
 
 こんなことで発生した無駄金は
全て国民の税金で購われることになる。
 あるいは電気料金なのか?
 いずれにしても国民の貴重なお金。
 
 その無駄遣いを安易に許している。
 理解出来ない。

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パナソニック、有機EL素子の高効率化と寿命を両立する新技術を開発

2013/05/27 マイナビニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 パナソニックは5月24日、LEDに匹敵する
効率と寿命を実現した白色有機EL素子の
開発に成功したと発表した。
 
 有機ELパネルは、直視しても
まぶしくない面発光、フレキシブルな形状
といった特徴を持ち、照明器具の次世代
光源として期待されている。
 
 しかしパネルの価格や寿命、効率が
ネックとなっており、一般家庭への導入
はまだ先とみられている技術だ。
 
 同社では、フィルム、ガラス、空気を
最適な配置で積層することで、
有機EL素子内への光の閉じ込めを抑制した
ビルドアップ型光取り出し基板
(BLES: Built-up Light Extraction
Substrate)技術を開発。
 
 従来の2.5倍となる50%の取り出し効率
を実現した。
 
 今回開発された技術を使用した
有機EL素子は、器具に組み込んだ場合
でも、LEDに匹敵する効率が得られる
としている。
 
 また、高効率のリン光材料を使用した
有機発光層を適切に多層化する技術も
開発。
 
 これにより、
正面輝度1,000cd(カンデラ)/m2の明るさで
駆動したとき、輝度が半減するまでの時間
が10万時間と、長寿命化も実現した。
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 良さそうですね。
 
 寿命、明るさは十分。
 あとは価格ですが、どうなんでしょう?
 
 どうも日本のメーカーはここで負ける。
 頑張ってください。
 
 これからの光源です。

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組み換えクモの糸を織ったのは82歳のお婆さん【日経バイオテクONLINE Vol.1887】

組み換えクモの糸を織ったのは
82歳のお婆さん
【日経バイオテクONLINE Vol.1887】
Webmaster 宮田 満
 
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 「QUMONOS」とブランドされた
このドレスは、世界で初めてクモの糸で
織られた服なのです。
 
 野外で蜘蛛の巣を集めて、バイオリンの
弦やハンモックにした例は知っていますが、
今回のドレスは遺伝子操作で工業的に生産
された組み換えクモの糸で創られています。
 
 暇人の趣味とは違い、これは絹に続く
たんぱく質性のまったく革新的な繊維と
その産業化の誕生を示しているのです。
 
 しかも、生分解性なのにクモ糸は
炭素繊維より強靱で、強靱さ故に
ほとんどの合成繊維が失ってしまう弾力性
をも兼ね備えているのです。
 
 耐熱性もあり、バイオプラスチックで
どうしても車のボンネットを製造
できなかった限界を打破することも可能
です。
 
 実際、今年10月31日にはトヨタ系の部品
メーカーである小嶋プレス工業と合弁事業
で、組み換えクモの糸の試験工場が完成
いたします。
 
 最初は強化プラスチックのガラス繊維を
代替するスーパー強化プラスチックの商業化
がリードするとは思いますが、新しい繊維の
用途は無限大です。
 
 繊維、工業マテリアル、膜、人工血管など
ほとんど産業の全領域に亘って新製品を
生み出す力を秘めています。
 
 より軽く、より強靱で、環境に優しい
自動車、飛行機、建物などの構造物、
家具や生活関連商品、農業関連製品など、
QUMONOSを起点にイノベーションの連鎖が
始まろうとしています。
 
 スパイバーはクモの糸の誘導体を
デザインする原理を掴みつつあります。
 
 遺伝子組み換えでアミノ酸配列を変えた
多数のクモ糸の誘導体を生産し、糸を引き、
物理化学的な特性を調べる、このサイクル
を2年前からくるくる回している企業は
スパイバーしか、世界に存在しないのです。
 
 今や自然界のクモ糸の多様性に加えて、
望みの特性を持つクモ糸を意図して
デザインできるまで、技術力を高めて
います。
 
 クモ糸だけにもはや止まらず、
たんぱく質性の人工線維をデザインし、
工業化する技術力を密かに蓄積して
いるのです。
 
 炭素繊維は猛烈な二酸化炭素を製造工程
で発生しますが、QUMONOSは常温常圧で
発酵生産によって、製造される
環境フレンドリーな素材でもあります。
 
 新興国の成長が環境破壊で最終的には
減速せざるを得ない、ジレンマを
この新しいクモの糸は解決する可能性が
あるのです。
 
 石油ではなく、バイオマスを活用した
産業モデルが描けるかも知れません。
 
 少なくとも、これ以上、土壌で分解
できないプラスチックや合成繊維に依存
しなくても良い。
 
 つまり生産すれば生産するだけ、
環境負荷が増えるという化石燃料を消費
する近代産業のジレンマを断ち切れる
新しい産業の産声が聞こえてくるでは
ないですか?
 
 廃棄物処理のコストを見ないふりをして
成長した無責任な原子力産業とは対極に
あるイノベーションであると思います。
 
 米国の国防総省も含め、今までクモの糸
生産には多額の資金と米Dupont社や多数の
ベンチャー企業が挑戦しました。
 
 しかし、いずれも見事に失敗し、誰も
組み換えクモの糸で創ったドレスなど
想像もできなかったのです。
 
 実際の青いドレスは300gの組み換え
クモの糸(今申請すればギネス記録です)
で織られています。
 
 手触りはちょっと硬質なタイシルク
のよう。
 
 染色は糸の段階で行っており、金属光沢
のブルー(イタリアのサッカーチームの色、
アズーリ)は深みのある輝きを放って
います。
 
 40デニールの太さは、ドレスを織るのに
必要な量の糸をぎりぎり確保する計算で
決まりました。
 
 だがそう簡単にクモの糸ドレスはまだ
誕生しなかった。
 
 実はこの糸では機械織りができない
ということが間際に発覚したのです。
 
 この壁を突破したのが、スパイバーが
存在する山形県庄内地方の首都、鶴岡の
実力です。
 
 シルクロードの東端に位置する鶴岡は
養蚕、紡糸、紡績、絹織物産業が垂直統合
している我が国の都市の北限でもあります。
 
 なんと82歳のお婆さんが手織りで青い
反物を織り上げてしまったのです。
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 本当に素晴らしい。
 
 クモの糸はその強靱さだけでなく
 
>生産すれば生産するだけ、
>環境負荷が増えるという
>化石燃料を消費する近代産業の
>ジレンマを断ち切れる
 可能性を秘めたものなのです。
 
>環境フレンドリーな素材
 なんです。
 
>廃棄物処理のコストを見ないふりをして
>成長した無責任な原子力産業とは対極に
>あるイノベーションであると思います。
 
 心から今後の発展に期待したい。
 日本発のベンチャーです。
 
 この記事の続編になります。
2013年5月27日 朝日新聞デジタル

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2013年5月27日 (月)

大人の神経幹細胞を、長期に維持させるタンパク質を発見

2013/5/22 東京大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 哺乳類の大人の脳において、脳室下帯
および海馬という少なくとも2ヶ所に
ニューロンを作る細胞「神経幹細胞」が
存在し、毎日ニューロンが新しく
作られます。
 
 これらの新生ニューロンは回路に
組み込まれ、記憶の形成、本能行動、
ストレスからの回復などに重要な役割を
果たしていると考えられています。
 
 そしてニューロン新生が異常に低下する
と、抑うつなどの気分障害につながること
も示唆されています。
 
 従って、神経幹細胞を維持し、
ニューロンを必要な数作り続けることは
豊かな生活にとても重要であると
考えられます。
 
 しかし、どのような仕組みで神経幹細胞
が何十年もの長い間維持されているのかは
必ずしも分かっていませんでした。
 
 特に、胎生期にたくさん存在していた
神経幹細胞は生後ほとんどの場所で
ニューロンを産まなくなりますが、
脳室下帯と海馬ではなぜか神経幹細胞は
大人まで生き残りニューロンを作り続け
ます。
 
 おそらく脳室下帯や海馬にだけ、
神経幹細胞を維持する微小環境(ニッチ)
シグナルが存在すると予想されて
いましたが、それが何であるかは不明
でした。
 
 今回私たちの研究から、
Dll1 (Delta-like 1)というタンパク質が
成体の脳で神経幹細胞を維持する
ニッチシグナルであることが明らかに
なりました。
 
 Dll1を成体脳で人為的に失くすと、
神経幹細胞は維持されなくなります。
 
 更に興味深いことに、Dll1を提示して
神経幹細胞を維持する「ニッチ」は、
神経幹細胞が分裂して産まれた娘細胞
であることもわかりました。
 
 神経幹細胞がそのままニューロンに
分化してしまうと、すぐに神経幹細胞は
なくなってしまいますので、分裂して
出来たふたつの細胞のうちひとつだけを
ニューロンに分化させるという
「非対称分裂」を行って巧妙に神経幹細胞
の数を保っていると予想されていました。
 
 今回私たちは、実はDll1は分裂中に
偏った局在をすることで、分化する側の
娘細胞にだけ渡されて、もとの神経幹細胞
を維持しているということを明らかに
しました。
 
 つまり、神経幹細胞の場合、子供が
その親を支えているという構図に
なります。
 
 胎生期の神経幹細胞と違って、大人の
脳の神経幹細胞は非常にまれにしか分裂
しません。
 
 おそらく神経幹細胞の分裂できる回数
には上限があって、素早く分裂しすぎる
とその上限にすぐに達してしまい、分裂
しなくなると予想されます。
 
 そこで、出来るだけ分裂頻度を抑えて
長期間(一生)保っているのでしょう。
 
 今回の私たちの結果から、Dll1の
シグナルは神経幹細胞が分裂後に
ちゃんと休眠状態に戻るのに必要である
ことも見出しました。
 
 神経幹細胞がニューロンを作るために
分裂した際に、Dll1のシグナルが入るので
無事また休眠状態に戻ると考えられます。
 
 このような「初期化システム」が働いて
分裂し過ぎを防ぎ、長期間の維持に
つなげているのでしょう。
 
 老化すると、確実に神経幹細胞や
ニューロン新生は減少し、それが記憶力の
低下など様々な脳機能の劣化と結びつけ
られています。
 
 また、前述のように、ストレスや
精神疾患との関連でニューロン新生の
低下が起こることも示唆されています。
 
 従って、高齢化社会・ストレス社会を
迎え、「成体の神経幹細胞をいかに効率
よく維持して、必要なニューロン新生を
一生サポートするか」は重要な社会的課題
です。
 
 今回の発見は神経幹細胞の維持に重要な
タンパク質を同定し、維持する際の
メカニズムを一部明らかにしたことに
よって、この課題の解決に近づく一歩に
なったのではないかと期待しています。
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>高齢化社会・ストレス社会を迎え、
>「成体の神経幹細胞をいかに効率
>よく維持して、必要なニューロン新生を
>一生サポートするか」は重要な
>社会的課題です。
 
>今回の発見は神経幹細胞の維持に重要な
>タンパク質を同定し、維持する際の
>メカニズムを一部明らかにしたことに
>よって、この課題の解決に近づく一歩に
>なったのではないかと期待しています。
 
 そうですね。期待しています。

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マシンツーマシン通信技術を用いた仮想電力会社環境下での1000家庭の電力需給制御実験に成功

5月29日(水)~31(金)スマートコミュニティ
Japan2013で実験デモ公開
2013/05/22 慶應義塾大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 慶應義塾大学理工学部 山中直明研究室
は、ICT技術を活用したスマートグリッド
において仮想電力会社
(EVNO: Energy Virtual Network Operator)
による次世代電力需給制御方式の研究を
行っています。
 
 このたび、1000家庭を想定し、各家庭の
電力管理制御システム
(HEMS: Home Energy Management System)
の情報をマシンツーマシン
(M2M: Machine-to-Machine)通信技術で
相互にやり取りを行う、電力需給制御
アルゴリズムを動作させるための模擬実験
システムを開発し、3社のEVNO環境で
1000家庭に対して2秒周期で電力需給制御を
行う実験に成功しました。
 
 本研究成果は、5月29日(水)~31日(金)
に東京ビッグサイトで開催される
スマートコミュニティ Japan2013・
スマートグリッド展にて展示公開します。
 
 スマートコミュニティ Japan2013
における本研究成果の実験デモを
ぜひご取材ください。
 
 
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 本当の意味でのスマートグリッドが
出来ると良いですね。
 
 スマートシティです。
 
 こういうニュースも出てます。
2013年5月23日 情報通信研究機構

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人工クモ糸、量産技術を開発 鋼鉄より強い「夢の繊維」

2013年5月24日 朝日新聞デジタル
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 クモの糸を人工的に作った
「合成クモ糸繊維」の量産技術の開発に、
山形県鶴岡市のバイオベンチャー企業が
成功し、24日、東京都港区の六本木
ヒルズで、織り上げたドレスを披露した。
 
 クモ糸は、鋼鉄より4倍ほど強く、
ナイロンより柔軟なことから
「夢の繊維」と言われる。
 
 開発したのは鶴岡市のスパイバー
(関山和秀社長)。
 
 単純な微生物にもクモ糸のたんぱく質
が作れるよう合成した遺伝子を
バクテリアに組み込んで培養し、
たんぱく質を生成。
 
 紡績技術も確立し、合成クモ糸の
量産を可能にした。
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 蜘蛛の糸ね~
 
 ついに製品化出来ましたね。
 素晴らしい。
 遺伝子改変技術進歩しました。
 
 これからに期待したい。
 
 こちらにも期待したい。
2012年1月31日
 
『リモデリング』がうまく行けば理想
ですが、

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2013年5月26日 (日)

東北大、ナチュラルキラー細胞の細胞死の原因が「ドレス現象」と確認

2013/05/23 マイナビニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 東北大学は5月21日、細胞がドレスを
着るように後天的に変化することから、
今回の研究者らによって名付けられた
「ドレス現象」による、
「ナチュラルキラー(NK)細胞」の細胞死
機構を発見したと発表した。
 
 成果は、東北大 加齢医学研究所の
中村恭平研究員、同・生体防御学分野の
小笠原康悦教授、同・医学系研究科の
張替秀郎教授、同・血液・免疫病学分野の
石井智徳准教授らの共同研究チームに
よるもの。
 
 研究の詳細な内容は、米国東部時間
5月20日付けで米国科学雑誌
「米科学アカデミー紀要(PNAS)」に掲載
された。
 
 NK細胞は、腫瘍免疫、感染免疫など
において中心的な役割を担うリンパ球の
1種だ。
 
 感染や腫瘍局所では、NK細胞が増殖し
活性化してウイルスや標的細胞を殺したり、
免疫細胞の1種である「樹状細胞」との
相互作用でリンパ球の主力である
「T細胞」を活性化させて免疫力を増強
したりする役割を担う(画像1)。
 
 しかしNK細胞については、増殖して
活性化することはまだしも、逆に
どのようにして減少し、正常状態に戻る
のかについてはよくわかっていなかった。
 
 NK細胞は「NKG2D」と呼ばれる主たる
活性化受容体を持ち、活性化して
腫瘍組織に入り込み、がん細胞上にある
「NKG2DL(NKG2Dリガンド)分子」を目印に
がん細胞への攻撃を行う(画像2)。
 
 しかし、これまでがんの免疫療法で
効果をあげることができなかった症例
では、急速なNK細胞死が観察されていた。
 
 その理由は前述したように不明だった
のだが、今回のマウスを用いた実験
により、NKG2D-NKG2DLの相互作用で
NK細胞死が起こるということが判明
した(画像3)。
 
 具体的には、NK細胞ががん細胞を攻撃
した際にNKG2DLを獲得し、
「NKG2DL-dressed NK細胞」に変化して
しまい(画像4)、その結果、これまでは
自分もその一員だった活性化NK細胞の
標的となり、急速なNK細胞死が起こること
がわかったのである(画像5)。
 
 これが意味するのは、がんの免疫療法
においてNK細胞を活性化して増殖させても、
それのみではがん細胞によるNK細胞の
ドレス現象によりNK細胞は減少し効果が
減弱してしまうことを意味する。
 
 前述したように、これまでがんの
免疫療法で効果をあげることが
できなかった症例で急速なNK細胞死が
観察されているわけだが、今回の発見は
その1つの原因である可能性が考え
られるという。
 
 研究チームはこのドレス現象を
コントロールする方法を見つけることが
できれば、より効果的な腫瘍免疫療法の
開発につながることが期待される
としている。
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 なるほど、「ドレス現象」ね~
 
>このドレス現象をコントロールする
>方法を見つけることができれば、
>より効果的な腫瘍免疫療法の
>開発につながることが期待される
 
 そうでしょうね。
 
 とは言いながらコントロールする
のはなかなか難しそうです。
 
 NK細胞を必要な時には増やし、そうで
ない場合は正常な数になるように
コントロールしないといけない。
 
 難しそうではないですか?

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見えてきた抗がん剤の作用の「かたち」

24 May 2013 RIKEN Research Highlights
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 ポストゲノム研究の発展や薬剤探索技術
の向上が相まって、がんの治療に使え
そうな有用活性物質は、かつてないほど
迅速に発見されるようになった。
 
 しかしながら、抗がん作用のある化合物
の標的分子を突き止め、その作用機序を
明らかにするのは、依然として煩雑で時間
のかかる過程である。
 
 このたび、理研基幹研究所ケミカル
バイオロジー研究基盤施設の二村友史
特別研究員と長田裕之施設長の
研究グループは、抗がん剤が腫瘍細胞に
誘導する「かたち(形態)」の変化から、
簡単にその作用機序を予測する手法を
開発した1。
 
-----
 
 研究グループは、すぐさま
ビンブラスチン以外の既存の微小管阻害剤
についても調べてみた。
 
 すると、試験した全ての微小管阻害剤が
同じ形態変化を誘導し、がん細胞を円盤状
に変えることがわかった。
 
 さらに別の作用機序をもったさまざまな
抗がん剤を網羅的に評価したところ、
それぞれの薬理作用に応じて、固有の
形態変化を引き起こすことを見出した
(図1)。
 
 「細胞形態変化のデータベースがあれば、
顕微鏡で観察される形態変化の簡単な
類似性比較で薬理作用がわかるはず」-
そう着想したことが「モルフォベース」
構築のきっかけになった。
 
 モルフォベースには現在、作用機序が
わかっている200種類以上の抗がん剤が
誘導する細胞形態変化を12種類の
パラメータによって数値解析した結果が
登録されている。
 
 研究グループは、天然化合物バンク
NPDepoの化合物ライブラリーから発見した
3種類の抗がん剤候補化合物の標的分子を、
モルフォベースを利用して明らかにする
ことに挑んだ。
 
 薬剤処理した細胞に現れた形態変化を
モルフォベースに照合したところ、
3種類の化合物すべてが微小管を標的
としていることが予測できた。
 
 推定した効果はセルフリー系および
細胞レベル系で実験的に検証したところ、
これらの化合物が確かに微小管に作用し、
細胞骨格を破壊していることがわかった。
 
 研究グループは現在、より精度が高い
作用予測システムの構築を目指し、
データベースの拡充に努めている。
 
 「モルフォベースを拡張すれば、より
高精度かつ迅速に薬剤の作用機序を予測
することができ、抗がん剤創薬研究に広く
活用されると考えています」と
二村特別研究員は語る。
 
 モルフォベースは、抗がん剤候補物質
の作用機序解明や新たな薬剤候補の発見
を迅速化し、創薬研究のボトルネックの
解消に役立つことが期待される。
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 良さそうです。
 
>抗がん作用のある化合物の標的分子を
>突き止め、その作用機序を明らかに
>するのは、依然として煩雑で時間の
>かかる過程である。
 そう思います。
 
 その意味で、
>モルフォベースは、抗がん剤候補物質
>の作用機序解明や新たな薬剤候補の発見
>を迅速化し、創薬研究のボトルネックの
>解消に役立つことが期待される。
 
 期待したいですね。

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2013年5月25日 (土)

赤痢菌は感染細胞が菌排除の目的で行う細胞死を自ら阻止する

2013/05/17 東京大学医科学研究所
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 多細胞生物の細胞は、感染やがんで
個体全体へ障害が及ぶとき、個体を生かす
ために自殺(細胞死)を選択する。
 
 この「管理された細胞死」は、
カスパーゼと呼ばれる一群のプロテアーゼ
により制御されているが、未だ不明な点が
多い。
 
 今回、笹川千尋(東京大学 名誉教授)
と小林泰良(東京大学医科学研究所 
学術支援専門職員)らは、赤痢菌をはじめ
サルモネラ、腸管病原性大腸菌が上皮細胞
へ感染すると、生体防御反応として
カスパーゼ4依存的な細胞死が誘導される
ことを発見した。
 
 また興味深いことに、赤痢菌は
カスパーゼ4を特異的に阻害する
病原因子OspC3を産生・分泌することも
わかった。
 
 さらにOspC3は、カスパーゼ4へ特異的に
結合して、その活性ポケットを塞ぐこと
によりカスパーゼ4活性を阻害することを
明らかにした。
 
 OspC3遺伝子を欠損させた赤痢菌を
上皮細胞へ感染させると、カスパーゼ4の
活性化による炎症性細胞死
(パイロプトーシスとも呼ばれる)が
引き起こされ感染細胞が排除されること
を、細胞および動物個体レベルで明らかに
した。
 
 本研究から、腸管粘膜における
病原菌排除機構の一端が明らかになり、
これを通じてカスパーゼ4が関わる感染症
や敗血症に対する阻害薬を開発する
手掛かりとなることが期待される。
 
 
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 命の仕組みは本当に良く出来ている。
 
 敵もさるものです。
 
>本研究から、腸管粘膜における
>病原菌排除機構の一端が明らかになり、
>これを通じてカスパーゼ4が関わる
>感染症や敗血症に対する阻害薬を
>開発する手掛かりとなることが期待
>される。
 
 期待したい。

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人工的に作り出したホタルの光の明滅を使って生体内のpH変化をモニターする技術の開発

平成25年5月21日
東京大学
北海道大学
科学技術振興機構
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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ポイント
○ホタルの光の明滅を人工的に作り出し、
 その明滅の速度を計ることで、生きた
 動物内でのpH変化を長時間安定して
 モニターする方法を開発しました。
 
○これまで生きた動物体内でのpH環境を
 測定することは容易ではありません
 でした。
 今回開発した技術により、動物体内の
 pH変化を数時間安定して
 イメージングする方法を確立しました。
 
○細胞がガン化、もしくは低酸素状態に
 なると、細胞内のpHが低下(酸性化)
 することが知られています。
 pHのモニタリングを通して、生体内
 の異常を簡便に検査する技術に繋がる
 と期待されます。
 
 
<発表概要>
 東京大学 大学院理学系研究科の
服部 満 特任研究員と小澤 岳昌 教授
らは、北海道大学 大学院保健科学研究院
の尾崎 倫孝 教授らとの共同研究により、
動物体内のpH環境変化を、人工的に
作り出したホタルの光の明滅の変化として
捉え、長時間モニターする方法を開発
しました。
 
 正常な細胞は、各種酵素が適切に働く
ことで、細胞内のpHがおよそ
7.2~7.4に保たれています。
 
 しかし、細胞がガン化や低酸素状態に
なると、細胞内のpHが低下する(酸性化)
ことが知られています。
 
 このような細胞内のpH環境をモニター
する研究は、培養細胞を用いて盛んに
進められてきましたが、マウスのような
生きた動物個体内のpH環境を長時間安定
して観測することは容易ではありません
でした。
 
 ホタルの光の強度や色の違いを用いた
さまざまな分析法はこれまでも開発されて
きました。
 
 今回本研究開発チームは、ホタルの
もう1つの特徴である光の明滅現象に着目
しました。
 
 特殊なホタルの光源である
ルシフェラーゼ注1)という酵素を改変
して、人工的に明滅できるシステムを開発
しました。
 
 そして、この明滅の速度がpHに感受性
があることから、安定して動物個体内の
pH環境を観測する方法を確立しました。
 
 生きた体内でのpH環境をモニターする
ことができる本システムは、pH変化を
通して生体内の異常を簡便に検査する技術
に繋がると期待されます。
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 良いですね。
 
>ホタルのもう1つの特徴である
>光の明滅現象に着目しました。
 というのが新規な着目点ということ
のようです。
 
>多くの炎症や悪性腫瘍はそのマーカー
>となる物質が発見・開発されておらず、
>PI-Lucを用いたpHの測定法は、
>生体内の異常を簡便に検査する技術に
>繋がると期待されます。
 
 良いマーカーが存在しない。
 その中で、この方法は有効な手段と
なると思います。
 
 今後に期待したい。

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2013年5月24日 (金)

病原性カビの侵入を許してしまった植物の奥の手とは?

2013年5月21日 京都大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 高野義孝 農学研究科准教授、晝間敬
(ひるまけい) 日本学術振興会特別研究員
(現マックスプランク研究所)らの
研究グループは、植物病原性カビの侵入を
許した後、植物がその後のカビの
拡大・蔓延をブロックする抵抗性に必要な
因子の発見に成功しました。
 
 この研究成果は2013年5月21日
(米国東部時間)に米国科学誌
「米国科学アカデミー紀要
(Proceedings of the National
Academy of Sciences)」の
オンライン版に掲載されました。
 
 
研究の背景
 
 病害による世界の農業生産被害は
10~20%にまで達しており、これは8億人
の食糧に値します。
 
 そして、この植物病害の80%以上は、
糸状菌(カビ・菌類)によって引き起こ
されており、植物病原性カビの攻撃から
作物を保護することは、非常に重要です。
 
 植物にとって、植物病原性カビは大きな
脅威ですが、しかし、ある特定の
植物病原性カビについて考えた場合、
そのカビがどんな植物にでも、病気を
引き起こせるということはありません。
 
 植物は自身に感染できない(つまり自身
を宿主としない)病原性カビに対しては、
非常に強い抵抗性を示します。
 
 この場合、病原性カビにとって、
その植物は非宿主植物と呼ばれ、
非宿主植物が発揮する、その強固な抵抗性
は非宿主抵抗性と呼ばれます。
 
 もし、植物が非宿主抵抗性を発揮
できない場合、植物は外界に存在する
多数の潜在的病原体に対してなす術もなく
侵略されることは明らかで、非宿主抵抗性
は植物生存の根幹を支えるものと位置
づけられます。
 
 では、なぜ、非宿主抵抗性は非常に強固
な抵抗性なのでしょうか?
 
 その理由は、この抵抗性の重層的構造
にあります。
 
 病原性カビは植物に感染するために、
まずは、とにかく植物の中に侵入しないと
いけませんが、非宿主植物はこの侵入を
防ぐ抵抗性システムを持っています。
 
 この侵入阻止型の抵抗性は、
侵入前抵抗性と呼ばれます。
 
 しかし、万が一、病原性カビが
侵入前抵抗性を突破し、植物がその侵入を
許してしまったとしても、
即、病原性カビの勝利というわけでは
ありません。
 
 非宿主植物は、その後のカビの
拡大・蔓延を防ぐための、奥の手を持って
います。
 
 このカビの侵入を許してしまった時に
必要とされる抵抗性は、「侵入後抵抗性」
と呼ばれます(図1)。
 
 この侵入後抵抗性は、植物自身の細胞死
をともなう、文字通り、肉を切らせて骨を
絶つような、最後の砦に位置づけられる
強力な抵抗性です。
 
 しかし、侵入後抵抗反応時に、植物が
どのようにして病原性カビの拡大を阻止
しているのかは、十分には理解されて
いませんでした。
 
 
研究成果の概要
 
 今回、研究グループは、モデル植物で
あるシロイヌナズナの非宿主抵抗性を研究
することによって、シロイヌナズナが
炭疽病菌と呼ばれる病原性カビに対して
発揮する侵入後抵抗性において、
トリプトファンを起点とする抗菌物質合成
とグルタチオンの機能が、非常に重要な
役割を担っていることを突き止めました
(図1、図2)。
 
 これまで、この侵入後抵抗性において、
何が病原性カビの蔓延をブロックしている
のか、不明だったのですが、今回の研究
により、トリプトファンを起点して合成
されるインドールグルコシノレートが関連
する抗菌物質、および、カマレキシンと
呼ばれる抗菌物質が重要な役割を果たして
いることを明らかにしました。
 
 また、グルタチオンがこの抗菌物質合成
などに関与し、侵入後抵抗性に必要である
ことを明らかにしました。
 
 現在、耐病性を賦与された様々な作物が
生産されていますが、その耐病性の
ほとんどは抵抗性遺伝子(R遺伝子)と
呼ばれる遺伝子に依存しています。
 
 重要なポイントとして、研究グループは、
非宿主植物が示す侵入後抵抗性に必要な
因子として今回明らかにした因子は、
炭疽病菌に対して発揮されるR遺伝子
依存型抵抗性においても必要であること
を示しています。
 
 炭疽病菌は、600種以上の農作物に感染
し、世界中で深刻な被害をもたらしている
植物病原性カビです。
 
 侵入後抵抗性およびR遺伝子抵抗性は、
植物細胞自身の細胞死をともなう
抵抗性であり、過敏感反応とも呼ばれ
ます。
 
 病原性カビによっては、生きた植物
においてしか生存できないものあり、
この場合、植物細胞の死はそれらのカビに
致命的な影響を与えることは明らかです。
 
 ところが、炭疽病菌は死んだ植物組織内
においても増殖可能であり、過敏感反応
における、細胞死そのものの重要性
については、議論がわかれるところでした。
 
 本研究の成果は、細胞死よりも、
抗菌物質生産こそが、その抵抗性の本質
であることを強く示唆しています。
 
 非宿主抵抗性は頑強な抵抗性であり、
そのメカニズムの解明に基づいた新たな
作物保護技術の開発には大きな期待が
寄せられています。
 
 今回、明らかにした侵入後抵抗性に
必要な因子について、さらに詳細な研究を
おこなうことで、新たな防除薬剤の開発
および耐病性作物の作出に貢献できる
ことが期待されます。
---------------------------------------
 
>病害による世界の農業生産被害は
>10~20%にまで達しており、これは
>8億人の食糧に値します
 無視出来ない被害ですね。
 
 興味深い研究だと思います。
  命の仕組みは本当に複雑です。
 
 動物の細胞でも、個を守るために
細胞死を選択する仕組みがあったと
記憶しています。
 
 植物に対するこのような研究も大事
ですね。
 
 今後に期待しています。

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免疫難病の発症機構の解明に1つの鍵―IL-6の異常産生に関わる分子の発見―

2013年5月14日
大阪大学研究成果リリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 免疫学フロンティア研究センター
(WPI-IFReC)の増田和哉研究員
(日本学術振興会)、岸本忠三教授
(元大阪大学総長)らの研究グループは、
数々の自己免疫疾患の発症機構解明に
つながる分子を発見しました。
 
 
研究の背景
 
 関節リウマチをはじめとして多くの
自己免疫疾患では患者の血液中に炎症性
サイトカインIL-6の顕著な増加(異常産生)
が認められます。
 
 IL-6受容体に対する抗体
(トシリズマブ、商品名アクテムラ)は
現在世界90カ国以上で承認され、治療に
使われています。
 
 この抗体は、IL-6の信号をブロックする
ことによりこれら関節リウマチ、
若年性特発性関節炎、キャッスルマン病、
強皮症、リウマチ様筋痛症、大動脈炎
(高安病)など多くの疾患の治療に画期的
な効果が発揮されることが報告され、
昨年12月のNew England J. of Medicine
のEditorialには若年性特発性関節炎の
治療に新しい時代が来たと書かれました。
 
 
本研究成果が社会に与える影響
(本研究成果の意義)
 
 ここで重要な問題が2つあります。
 
 1つは何故IL-6の異常産生がこれらの
病気をひきおこすのか?
 という問いかけであり、
他の1つは何故IL-6の異常産生が起こる
のか?という問題です。
 
 第1の問いかけは、岸本教授はじめ多くの
研究者により、IL-6がヘルパーTリンパ球の
1つで病気を引き起こすことに直接関わる
Th17を作り出すことに必須の分子である
ということに始まる一連の研究でその大要
が明らかとなりました。
 
 今回の岸本教授らの論文は、
第2の問いかけ「何故IL-6の異常産生が
起こるのか」に解答を与えるものです
(図1)。
 
 IL-6 mRNAに結合することを防ぐ化合物
の開発はIL-6異常産生に起因する
炎症性自己免疫疾患の新たなる治療薬の
開発につながるでしょう。
 
 
研究の詳細な説明
 
 当グループは、IL-6RNAの3'非翻訳領域
に特異的に結合し、このmRNAの分解を防ぐ
分子が存在することを発見した。
 
 この分子はIL-6の産生を誘導する
シグナルにより同時に誘導され、
IL-6RNAが長時間に亘り安定的に存在し、
IL-6の異常産生に関わることを証明した。
 
 この分子「Arid5a」を欠損させたマウス
ではエンドトキシン投与によるIL-6の
異常産生とエンドトキシンショックが
起こらないこと、又多発性硬化症の
マウスモデルにおいてその発症が抑え
られることが認められた。
 
 以前に審良静男(IFReC 拠点長)らの
グループによりIL-6 mRNAを特異的に破壊
する分子(Regnase-1)が発見されているが、
今回発見された分子はIL-6 mRNAの
3'非翻訳領域でRegnase-1の作用を拮抗的
に阻害することが証明された。
 
 正常状態ではIL-6は作られてもすぐに
消し去られることが必要であり、Regnase-1
はその役割を果たしているが、今回発見
されたArid5aはこのRegnase-1の作用を阻害
し、IL-6の異常産生、病気の発症に
つながる可能性が考えられる。
 
 この分子の産生を抑える化合物、
あるいはこの分子がIL-6 mRNAに結合する
ことを防ぐ化合物の開発はIL-6異常産生に
起因する炎症性自己免疫疾患の新たなる
治療薬の開発につながるであろう。
---------------------------------------
 
 素晴らしい発見のようです。
 
>この分子「Arid5a」の産生を抑える
>化合物、あるいはこの分子が
>IL-6 mRNAに結合することを防ぐ
>化合物の開発はIL-6異常産生に
>起因する炎症性自己免疫疾患の
>新たなる治療薬の開発につながる
>であろう。
 
 大いに期待したい。
 
>この分子「Arid5a」を欠損させた
>マウスではエンドトキシン投与
>によるIL-6の異常産生と
>エンドトキシンショックが起こら
>ないこと、又多発性硬化症の
>マウスモデルにおいてその発症が
>抑えられることが認められた。
 
 素晴らしい。

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2013年5月23日 (木)

AmazonやGoogle、Appleは結局税金を払わない

2013年05月22日 slashdot
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
 英国内でAmazonやGoogle、Appleなどの
企業による租税回避が大きな問題となって
いる。
 
 AmazonやApple、Googleは英国内で
大きな売り上げを出しているにも
かかわらず、タックスヘイブンなどの
回避策により売り上げに見合う税金を
払っていない(V3.co.uk、本家/.)。
---------------------------------------
 
 こんなことで良いのでしょうか?
 
 企業の役割の最も大きなものは?
 
 売り上げに見合う税金は支払うべき
ではないのかな?
 
 あるいは全ての企業は税に対して平等
であるべきですよね。
 多国籍企業のみが得をするようでは
おかしい。

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ソフトバンク、北海道でのメガソーラー建設見直しへ

2013年05月22日 slashdot
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 ソフトバンクが北海道安平町および
八雲町で建設を予定していた、
大規模太陽光発電所(メガソーラー)の
建設計画を見直すという。
 
 北海道電力が発電された電力の買い取りを
認めなかったためとのこと
(MSN産経、北海道新聞)。
 
 北海道電力は電力の買い取り上限を
40万kWと発表。
 
 そして北海道電力には計156万kW以上の
売電申請があるとのことで、ほかの
発電事業者も発電した電力の売却が
できない状況になる可能性が高い。
---------------------------------------
 
 なんとも早すぎ。
 早速拒否されましたね。
 
 これでどうして再生可能エネルギー
の導入が進むのでしょうか?
 
 メガソーラーすら売電できない。
 北海道で有力と思われている風力などは
意味をなさない。
 
 電力改革なくして再生可能エネルギー
の導入比率向上など不可能。
 ちょっと計算してみればわかるはず。
 
 参考リンク
2013年5月17日
 
>世界のエネルギーの潮流は
>大きく変わり始めている。
 んだそうです。
 
 日本は世界と周回遅れ。
 何周かな?

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致死的な血液がんの背後にある主な遺伝子を特定

2013年5月16日 健康美容EXPOニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 血液がんである急性骨髄性白血病(AML)
に関連する遺伝子変異がほぼすべて同定
されたとの報告が、「The New England
Journal of Medicine」オンライン版に
5月1日掲載された。
 
 米ワシントン大学医学部(セントルイス)
ゲノム研究所のTimothy Ley氏らの研究。
 
 Ley氏は、「これでこの種の白血病に
関する遺伝子の脚本が手に入った。
 
 すべてのルールがわかったわけではない
が、主な役者はすべてわかった。
 
 この情報は、すぐに積極的な治療を必要
とする患者や標準的な化学療法が奏効する
患者の解明に取り組むのに役立つ可能性が
ある」という。
---------------------------------------
 
 遺伝子解析進みましたね。
 
>すべてのルールがわかったわけではない
>が、主な役者はすべてわかった。
 
 今後に期待したい。

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2013年5月22日 (水)

マイクロ流体チップに使う小型電動バルブを開発

2013年5月9日
独立行政法人理化学研究所
 
 見ればおわかりになると思うので
リンクのみ紹介しておきます。
 
 詳細は下記リンクをどうぞ、

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かごに閉じ込められた生体分子が語る貴重な情報

10 May 2013
RIKEN Research Highlights
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 呼吸から生殖まで、自然界のあらゆる
生命活動はタンパク質になしでは実現
できない。
 
 タンパク質は生命維持に欠かすことの
できない多くの化学反応を制御する働き者
である。
 
 しかしながら、タンパク質がどのように
してそうした役割を果たすのか、あるいは
その役割を果たせずどのようにして疾患を
引き起こすのかを解明する研究には、
依然として困難も多い。
 
 このたび、東京大学の藤田誠教授、
高輝度光科学研究センター(JASRI)の
熊坂崇副主席研究員および理研放射光
科学総合研究センターの高田昌樹副
センター長を中心とする学際研究チーム
によって、タンパク質を巨大な構造の中に
1つずつ閉じ込める技術が開発された1。
 
 この技術は、こうした研究を容易にする
だけでなく、タンパク質の工業利用の
可能性を広げるものと期待される。
 
 タンパク質分子はその多くが巨大である
ため、研究の大きな障害となっている。
 
 タンパク質は長鎖の天然ポリマーで、
折り畳まれてかさ高い三次元構造をとる
が、その構造はしばしばきわめて複雑で、
従来の化学的手法で読み解くことは
難しい。
 
 構造がよくわかっているかご状の分子
の中にタンパク質分子を1つずつ閉じ込める
ことができれば、研究は単純になるはず
だが、ここでもまたタンパク質分子の
大きさがハードルとなってしまう。
 
 このような大きな構造物を捕らえるため、
研究チームは、自己組織化して
タンパク質分子を取り込む、巨大な分子の
かごを考案した。
 
 このかごは12の面を持ち、
パラジウムイオンと有機分子からなる
配位子の2種類の構成要素からなる。
 
 パラジウムイオンは各面の中心に位置
し、有機配位子は隣り合う
パラジウムイオンをつないで辺を作って
いる。
 
 このかごが自己組織化によって
組み上がり、すべての構成要素が
しかるべき位置におさまると、その内部
には直径6.3 nmの空洞ができる。
 
 これは多くのタンパク質を収容するのに
十分な大きさだ。
 
 この手法を試すために研究チームが
選んだのは、ユビキチンというタンパク質
だった。
 
 ユビキチンは、植物や動物、その他
多くの生物の細胞に共通して見られる
調節タンパク質で、よく研究されて理解も
進んでいる。
 
 この分子はまた、直径約4 nmと大きさも
ほどほどで、かごの中に容易におさまる。
 
 ユビキチンを閉じ込めるため、
研究チームはまず、ユビキチンを1つの
有機配位子に化学的に結合させた。
 
 そこにパラジウムイオンを加え、さらに
配位子を足すと、最初の配位子を
中心にして配位子が自己組織化し、かごが
組み上がった(図1)。
 
 研究チームは複数の測定法で調べた
ところ、それぞれのかごの中には
タンパク質分子が1つずつ閉じ込められて
いることが確認された。
 
 その一例が超遠心分析による分子量測定
で、得られた約26,300という測定値は、
ユビキチン1分子が詰まったかごの分子量
の理論値25,300にきわめて近いもの
だった。
 
 高田副センター長は、タンパク質と
1つ目の有機配位子を共有結合で
結びつけてからかごの残りを形成させる
ことにより、確実かつ強固にタンパク質
をカプセル内に封じ込めることができた
のだと説明する。
 
 有望視されているかごの用途の1つが、
X線結晶学への応用だ。
 
 X線結晶学は、X線ビームを用いて結晶化
したタンパク質の構造を調べる強力な
分析手法であり、タンパク質の構造を
時には個々の原子のレベルまで詳細に
画像化することができる。
 
 ところが、タンパク質のように大きくて
球形をとることの多い構造を結晶化させる
のは非常に時間がかかり、試行錯誤を
繰り返さなければならない。
 
 重要なタンパク質でも、いまだに結晶化
に成功していないものは少なくないのだ。
 
 研究チームは、簡単に結晶化する
かごの中にタンパク質を閉じ込めること
で、この問題を乗り越えられることを
示した。
 
 また、糖鎖を結合させた有機配位子を
用いてかごの内面を加工したところ、
この糖鎖は閉じ込められたタンパク質の
周りをやさしく包みこみ、タンパク質自体
の構造に影響を及ぼすことなく、分子を
動きにくくしたのである。
 
 このかごは巨大で、通常の研究室で
使われるような標準的なX線回折計では
分析が困難だが、理研大型放射光施設
SPring-8の強力かつ安定なX線ビームを
使えば、より詳細な結晶構造を得ること
ができる。
 
 それでも、かごの中のユビキチンは
完全に固定されているわけではないため、
従来の分析法ではぼんやりとした画像しか
得られなかったが、研究チームは、
最大エントロピー法(MEM)という不明瞭
な構造の処理を行う強力なプログラムを
併用することで、捕捉されたタンパク質
の位置を特定することに成功した。
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>タンパク質は生命維持に欠かすことの
>できない多くの化学反応を制御する
>働き者である。
 
>しかしながら、タンパク質がどのように
>してそうした役割を果たすのか、
>あるいはその役割を果たせず
>どのようにして疾患を引き起こすのかを
>解明する研究には、依然として困難も
>多い。
 
 タンパク質の構造を正確に知ることは
非常に重要なことなのです。
 
 今回、一つのタンパク質分子をかごに
閉じ込めることに成功出来たと言うのは
素晴らしいことだと思います。
 
 これで今までできなかった分子の
構造を解析出来るようになっただけで
なく、その他の応用も考えられるよう
です。
 
 今後の発展に大いに期待したい。

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2013年5月20日 (月)

固体酸化物形燃料電池を低温で動かす新たな機構を発見

平成25年5月13日
科学技術振興機構(JST)
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 JST課題達成型基礎研究の一環として、
JSTさきがけ研究者の山崎 仁丈らは、
固体酸化物形燃料電池(SOFC)注1)
の動作温度を350℃にまで下げるための
材料設計指針を明らかにしました。
 
 燃料電池は、水素などの燃料と空気
(酸素)を反応させて電力を取り出す仕組み
で、環境に優しく効率的な発電装置です。
 
 使用する材料によってさまざまな方式の
燃料電池が開発されていますが、最も高い
エネルギー変換効率を示すのがSOFC
です。
 
 しかし、現状は動作温度が
700~1000℃と高温であることから、
大型発電設備や家庭用発電に用途が限られて
います。
 
 SOFCを多様な用途で使用するには
動作温度を700℃以下にする必要があり、
さらにノートパソコンや携帯電話向けには、
450℃以下の動作温度に下げることが
必要です。
 
 そこで、電解質注2)の材料を従来の
酸素イオンが伝達する酸化物に代えて、
低温でも高効率に輸送できる水素イオン
(プロトン)酸化物を用いて、動作温度を
下げる研究が盛んに行われています。
 
 今回、代表的なプロトン伝導性酸化物
としてイットリウムを添加した
ジルコン酸バリウムを用いて、高温下の
プロトンの挙動を観測しました。
 
 その結果、プロトンの伝導しやすさは、
イットリウムとプロトンの引きつけ合う
力である束縛エネルギー注3)によって
決まることが分かりました。
 
 また、添加元素とプロトン間の
束縛エネルギーが小さいほど、
プロトン伝導度が向上する法則を発見し、
束縛エネルギーと電解質の動作温度の関係
を明らかにしました。
 
 このモデルに基づき、束縛エネルギー
が低い添加元素を用いた場合、350℃
という中温度域でも燃料電池の動作に十分
なプロトン伝導が得られることが示され
ました。
 
 今後、このモデルに基づいた材料の
開発により、真に中温度域動作が可能な
高効率な燃料電池の開発だけではなく、
燃料電池に使用できる材料の選択性が
広がることが期待されます。
 
 本研究成果は、2013年5月12日
(英国時間)に英国科学誌
「Nature Materials」
のオンライン速報版で公開されます。
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 良さそうです。
 
 今後に期待ですね。
 
 これで、もっと安価で高効率な燃料電池ができる
かも知れません。

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JST、熱電変換素子と燃料電池を組み合わせた排ガス発電システムの開発に成功

2013/05/09 マイナビニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 科学技術振興機構(JST)は5月7日、
熱電変換素子と燃料電池を組み合わせた
熱電シナジー排ガス発電システムの開発に
成功したと発表した。
 
 地球規模の気候変動や化石燃料の枯渇、
燃料費の高騰などの問題から、燃料消費の
改善に向けた研究が世界各所で進められて
いる。
 
 従来の自動車やオートバイなどは、
エンジンの動力を利用した機械式発電機
によって発電し、ライトなどの電気系統に
電力を供給しているが、その電力を
エンジン以外から供給できれば、
環境負荷軽減につながることが期待される
ことから、今回、研究チームでは、従来は
排出されてしまう熱と未利用の燃料を
電気エネルギーとして回収す発電装置
として、燃料電池と熱電変換材料を
組み合わせた「熱電シナジー排ガス発電
システム」を開発したという。
 
 同発電システムでは、排ガス中の
ガソリンなどの未利用燃料を利用して
燃料電池の発電を行うとともに、
排熱エネルギーから熱電変換素子による
発電を行い、発電量を向上させる。
 
 複数のシナジーセルを用いて、
排ガス発電システムを試作しオートバイに
搭載し、実際の排ガスで発電性能を測定
した結果、排ガス温度500~600℃において、
システムの出力密度は1W/cm3以上を達成
できることを確認。
 
 これは、400ccのエンジンが出す
排ガスエネルギーの2.5%を回収できたこと
を意味し、ライトなどの電気をまかなって
いる400W級の発電ユニットの性能に相当
するという。
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>400W級の発電ユニットの性能に相当
する
 
 素晴らしい性能です。
 
 問題はコストですね。
 
 当然燃費も良くなると考えてよいので
その総合コストとの比較になるはず、
 
 実用化の可能性はどの程度なんで
しょうか?

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2013年5月19日 (日)

東大、軟骨細胞シートを作成して効率よく「硝子様軟骨組織」の再生に成功

2013/05/16 マイナビニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 東京大学は5月14日、細胞シートを培養
するセルシードの「温度応答性細胞培養
器材」を用いて、「軟骨分化誘導能」を
持つ分子化合物「TD-198946」で処理した
軟骨細胞シートを作製し、ヒザ関節軟骨
欠損動物モデルに移植し、より効率よく
「硝子様軟骨組織」を再生させることに
成功したと発表した。
 
 成果は、東大大学院 医学系研究科
附属疾患生命工学センター 臨床医工学部門
の矢野文子特任助教、同・大学院 工学系
研究科 バイオエンジニアリング専攻/
医学系研究科兼担の鄭雄一 教授らの
共同研究チームによるもの。
 
 研究の詳細な内容は、4月24日付けで
「Biomaterials」オンライン版に
掲載された。
 
 軟骨は1度すり減ると、従来の医療技術
では元の状態に戻すことができないと
されており、これまでの治療法は対処療法
がほとんどだった。
 
 そこで現在スポットが当たっているのが、
軟骨組織の再生医療である。
 
 ただし再生医療の方法にも細かくは
いくつかあり、今回のものは
細胞シート工学である温度応答性細胞
培養器材を用いて、患者自身の軟骨細胞
を培養して作製した細胞シート
(軟骨再生シート)を変形性関節症患部に
移植し、摩耗した軟骨表面を根本的に
再生しようとする内容だ。
 
 ちなみに温度応答性細胞培養器材表面
に細胞を密集状態になるまで増殖させる
と、培養細胞を1枚のシートとして
はがすことができ、セルシードにおいて
このシート状の培養細胞が「細胞シート」
と呼ばれている。
 
 細胞シートを活用したこの治療法は
すでに臨床治験もスタートしている
ところだ。
 
 また鄭教授らは、以前に関節軟骨組織の
「軟骨基質」合成を促進し、再分化させる
作用を持つ低分子化合物TD-198946の同定を
することに成功した実績を持つことから、
今回は、細胞シート工学と軟骨分化誘導能
を持つTD-198946を組み合わることによって
軟骨細胞シートを作製し、軟骨欠損動物
モデルを用いた検討を行ったという。
 
 小動物モデルにおいては、
「マウス肋軟骨細胞」を採取し、
軟骨細胞シートができるまで培養するが、
軟骨細胞は増殖するに従って脱分化し、
軟骨の基質を失ってしまう。
 
 それを克服するために採取した軟骨細胞
を処理するのが、TD-198946だ。
 これによって軟骨基質合成を促進させ、
再分化させるという手法が採られている
のである。
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 良いですね。細胞シート工学。
 
 細胞シート工学に関連する投稿です。
2013年3月4日
 
 有望だと思います。
 
 大いに期待したい。

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新開発 冠動脈狭窄症の血液検査法 ―質量分析技術を用いた新しいバイオマーカー開発―

2013年05月16日
東大病院プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 動脈硬化などにより狭くなった冠動脈
をカテーテルで治療した後に、
その治療部位が完治したかどうか確認する
手段は心臓カテーテル検査が標準となって
いますが、この検査は身体への負担が
大きく、費用も高額です。
 
 そのため、心臓カテーテル検査に代わる
簡易な検査法が求められていました。
 
 このたび、東京大学医学部附属病院
循環器内科・ユビキタス予防医学講座
特任准教授鈴木亨、東京大学大学院医学系
研究科 循環器内科学教室 前教授永井良三、
教授小室一成は、株式会社 島津製作所
基盤技術研究所 主任研究員 藤本宏隆と
共同で、質量分析計を用いて新しい
血液検査法を開発しました。
 
 これにより、冠動脈カテーテル治療後の
再狭窄の診断において、
心臓カテーテル検査を受ける必要があるか
どうかを簡単に検出することができる
ようになり、身体への負担を軽減できる
新しい検査方法となることが期待されます。
 
 本研究開発の成果は、
クリニカル・ケミストリー
(Clinical Chemistry)電子版にて
5月13日(米国東部夏時間)に発表
されました。
 
 今後、当院ではこの診断法の実用化を
目指します。
 
 
---------------------------------------
 
 下記のことが明確にできたと言う
ことのようです。
 
>4 種類のBNPを、冠動脈の再狭窄を
>生じた患者さんの血液と生じなかった
>患者さんの血液で詳細に分析した
>ところ、この病状とBNP断片
>(具体的には端から 4つのアミノ酸が
>とれた断片と2つのアミノ酸がとれた断片
>との比)との間に相関のあることが
>わかりました。
 
>臨床検体の分析数を増やしてさらに
>検討したところ、適切なカットオフ値
>(注 10)を設定することで、再狭窄の
>除外診断(再狭窄が生じていないこと
>の診断)が可能であることがわかり、
>この BNP 断片が冠動脈カテーテル
>治療後の再狭窄のバイオマーカーと
>なり得ることが明らかになりました。
 
 とのことです。
 
 期待できそうです。
 
 ※B 型ナトリウム利尿ペプチド(BNP)

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我が国ではアンジーは乳房切除を告白できない【個の医療メール Vol.482】

我が国ではアンジーは乳房切除を
告白できない【個の医療メール Vol.482】
日経バイオテクONLINE Webmaster
宮田 満
 
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 トゥームレイダーの演技で私を魅了して
しまった女優Angelina Jolieが全乳房
切除術を今年2月に行ったことを
ニューヨークタイムズのブログで告白
しました。
 
 彼女の強い決断は、母親が乳がんで
56歳で死亡した家族歴とBRCA1の遺伝子変異
によって、生涯の乳がんリスクが85%と
診断されたゲノム診断によって促され
ました。
 
 BRCA1と2の変異によって生じる家族性
乳がんの問題は欧米だけの問題では
ありません。
 
 2007年に我が国の研究グループによって
発表されたデータでは、日米欧に家族性
乳がんの患者が持つBRCA1と2の頻度に差は
ありませんでした。
 
 我が国でも乳がん患者の26%にBRCA1
もしくはBRCA2の変異が報告されています。
 
 民族差なしに、我が国の女性の問題でも
あるのです。
 
 但し、もしAngieが我が国の国民
だったら、新聞で全乳房切除術を行った
ことを告白できるか?というと、
多分そうではない現実が我が国には存在
するのです。
 
 日本産業衛生学会のシンポジウムで
東京大学医科学研究所の武藤香織教授は
「Angieは日本では告白できない」と断言
していました。
 
 社会や医師の間でのBRCA変異に対する
認知不足や親族が差別扱いされるなども
ありますが、最大の根拠は「遺伝子検査
の結果に基づいて雇用や生命保険などの
契約で差別することを禁じる法律
(遺伝子情報差別禁止法:GINA)が
我が国には存在しない」(武藤教授)こと
だと言うのです。
 
 Angieの子ども達や親戚が米国では
BRCA1変異を持つ可能性があるからといって
差別すれば、刑事罰の対象となるのに
対して、日本では社会的認知もなく、
差別は野放しになっているから、とても
告白などはできないというのです。
 
 Angieは「私の経験を公表することに
よって、私と同じリスクで悩んでいる女性
を支援したかった」とブログで語って
います。
 こうした経験の共有や知識の共有を
遺伝子情報に関して安心して行うことが
できる法的な基盤を我が国は欠いている
のです。
 
 これはまったくもって厚生労働省の怠慢
としか言いようがないのです。
 
 今や今回の学会のように、産業衛生
(悪用すると雇用差別、善用すると
労働者保護)に遺伝子情報が利用できる
寸前のところまで来ている現状をもっと
リアルに認識しなくてはなりません。
 
 労働安全などは政治家の責務でも
ありますので、もっと勉強して早急に
議員立法で構いませんから、
遺伝子差別禁止法を我が国でも制定
しなくてはならないでしょう。
 
 現在、問題となっているOTC遺伝子検査
や全ゲノム情報解の取り扱いなど、全ての
問題はこうした法律を欠いているために、
生じていると考えています。
 
 我が国の先端医療のインフラとして
臨床試験・臨床研究被験者保護法と
遺伝情報差別禁止法の制定は喫緊の課題
であると確信しています。
 
 個の医療の普及に関しても、遺伝情報
によって医療を受け、リスクを克服した
経験の共有は重要です。
 
 我が国でも早く、Angieのような告白が
できる環境を整備しなくてはなりません。
 
 米国でGINAによって健康保険契約の
差別禁止が施行されたのが09年12月、
雇用差別禁止が施行されたのが11年1月
です。
 
 米国でも2年前にはAngieの告発は難し
かったのです。
 
 GINAの制定は大変な議論となりました。
 
 最初に米国議会に提出されたのは1995年、
大統領が署名して発行したのが2008年です。
 
 実に13年の議論が必要でした。
 
 我が国ではもはやウェブ上で
OTC遺伝子検査がどんどん広告されて
います。
 また厚労省の地下のコンビニでも
GeneLifeというOTC遺伝子検査キットが
販売されています(武藤教授)。
 
 こうした状況を踏まえて、皆さん我が国
でも遺伝子情報差別禁止法を是非とも
早急に検討しなくてはならないと考えます。
 
 一刻を争います。
 
 具体的なトラブルを待つ、傍観は
もう許されません。
---------------------------------------
 
 全く同感です。
 よく考えてみてください。
 
 どうしてこうも日本の政治家は勉強不足
なんでしょうか?
 
 近眼政治家ばかりのように思える。
 
 
>日本産業衛生学会のシンポジウムで
>東京大学医科学研究所の武藤香織教授は
>「Angieは日本では告白できない」と
>断言していました。
 
>社会や医師の間でのBRCA変異に対する
>認知不足や親族が差別扱いされるなども
>ありますが、最大の根拠は「遺伝子検査
>の結果に基づいて雇用や生命保険などの
>契約で差別することを禁じる法律
>(遺伝子情報差別禁止法:GINA)が
>我が国には存在しない」(武藤教授)
>ことだと言うのです。
 
 政治家は世界のニュースを見ていない
のでしょうか?
 
 日本は先進国なのでしょうか?
 
 米国ですらGINA施行まで13年の議論が
必要だったようです。
 (日本では議論すらされていない)
 
 でも現在は違います。
 もう直近の問題なのです。
 一刻の猶予も出来ない状況です。
 
 怠慢は許されません。
 
 喫緊の課題は山積しています。
 
 何が優先順位の高い課題なのかを
正しく評価出来る本当の政治家に
出てきて欲しいものです。

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2013年5月18日 (土)

iPSで作った角膜移植、3~4年後めどに開始

2013年5月16日 読売新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 大阪大の西田幸二教授(眼科)は
16日、東京都内で開かれた日本眼科学会
の講演会で、iPS細胞から角膜の組織を
作り目に移植する臨床研究について、
「3~4年後をめどに始めたい」と発表
した。
 
 臨床研究は、iPS細胞から作った角膜
の細胞を増やしてシート状にした後、
角膜が傷ついている患者の目に貼り、
視力の回復をめざす。
 
 作製するのは角膜表面の「角膜上皮細胞」
と、内側の「角膜内皮細胞」の2種類で、
患者は目のけがや、角膜が傷ついて視力が
下がる難病
「スティーブンス・ジョンソン症候群」
などの病気が対象となる。
 
 また、理化学研究所の高橋政代
プロジェクトリーダーは同じ講演会で、
iPS細胞を使って網膜の視細胞が減る
難病「網膜色素変性症」を治療する
臨床研究について、5年後をめどに始める
見通しを明らかにした。
 
 同研究所は、iPS細胞を使って目の
難病「加齢黄斑変性」の治療を行う
臨床研究を、すでに厚生労働省に申請
している。
---------------------------------------
 
 眼に対するiPS細胞を使った(再生医療)
臨床研究急激に進んできましたね。
 
 有り難いことです。
 
 早く良い結果が出て、臨床の場で広く
実施されるようになるよう期待したい。
 
 緑内障について実施する予定は
ないのでしょうか?
 
 通常眼圧緑内障は有効な治療の方法が
無い。
 
 悪くなる一方です。
 患者数も多い。

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がん細胞だけ狙い撃ち、ウイルスで前立腺治療

2013年5月17日 読売新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 東京大学病院は、前立腺がんの患者を
対象に、がん細胞だけに感染するように
人工的に遺伝子を組み換えたウイルスを
使ってがんを治療する「ウイルス療法」の
臨床研究を始めたと発表した。
 
 このウイルスは、同大の藤堂具紀教授
らが開発したもので、口の周囲の
疱疹ほうしんの原因になるごくありふれた
ウイルスの遺伝子を組み換え、正常な細胞
には無害で、がん細胞だけに感染する
ようにした。
 
 がん細胞で増殖したウイルスが周囲の
がん細胞に感染して、次々とがん細胞を
破壊すると期待される。
---------------------------------------
 
 前立腺がんも、なかなかくせ者のよう
です。
 
 ウイルスは、
ウイルスベクターとしての利用と
こういう使い方もあるんですね。
 
 他のがんでも同様のやり方が
できそうですが、どうでしょう?
 
 うまくいくよう祈ってます。
 
 関連投稿です。

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2013年5月17日 (金)

黒岩常祥研究員らの研究チームが細胞分裂の基本的なしくみの解明 全細胞小器官の分裂を統御する遺伝子(TOP)発見

2013.05.10
立教大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
 すべての生物は細胞からなり、細胞分裂
によって増える。
 
 その異常は癌などさまざまな疾病の
原因となる。
 
 細胞は細胞核を中心とする細胞小器官
から構成される”社会“です。
 
 これまで細胞分裂のしくみは細胞核に
注目して研究されてきましたが、
全細胞小器官の増殖・遺伝の観点から
解き明かす研究はほとんどありません
でした。
 
 立教大学大学院理学研究科の吉田大和
博士研究員(現ミシガン州立大ヒューマン
フロンティアサイエンスプログラム博士
研究員)と黒岩常祥特定課題研究員らの
チーム(黒岩晴子博士、大沼みお博士、
井元祐太東京大学JSPS特別研究員)は、
東京理科大学(松永幸大准教授ら)などと
共同研究を行い、ゲノム科学的手法を駆使
して、細胞核を含む全細胞小器官の
増殖・遺伝を統御する新たなタンパク質を
発見し、
TOP(Three Organelle-Divisions
Inducing Protein) と命名しました。
 
 TOPは細胞分裂と共に真核細胞誕生の鍵
を握る分子と推定されます。
 
 研究の成果は英国科学誌
『ジャーナル・オブ・セル・サイエンス』
(Journal Of Cell Science)の
4月電子版に発表されましたので、
ここにお知らせします。
--------------------------------------
 
>従来細胞の分裂の研究は核分裂と
>伴う細胞質分裂のみが考えられて
>きました。
>しかしながら、本発見で、細胞分裂の
>際には、核を含む7種の基本的な
>細胞小器官も増え遺伝をすることが
>明らかとなりました。
>今後は細胞分裂の研究においては、
>これら細胞小器官の増殖・遺伝も
>考慮して研究を進める必要があります。
 
 そうでょうね。
 
 確かに、細胞はいくつかの細胞小器官から
出来ている。
 それらも又分裂するわけで、
 
 そのことを考慮していなかったというのは
おかしい気がしますが、具体的にどう考慮
しなくてはいけないのかな?

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ところで「脱原発」ってどうなったの?

2013年5月15日 日経ビジネスONLINE
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 ここに来て、すっかりエネルギー政策の
話題が萎んでしまった。
 
 震災後、「脱原発」と
再生可能エネルギーの議論が沸き上がった
が、安倍政権下でどう動いていくのか。
 
 エネルギーの専門家、
平沼光・東京財団研究員に聞いた。
(聞き手は金田信一郎)
 
 
-------
 平沼:この重要な時期に何をするか。
 私は今、世界のエネルギーの潮流が
大きく変わり始めているんだと思います。
 
 4月に米国のオバマ大統領が出した
エネルギー予算を見ると、よく分かります。
 
 米国はシェールガス革命で潤っている
から、再生可能エネルギーには力を
入れないというイメージがあります。
 
 ところが、実はオバマ大統領は
再生可能エネルギー発電を2020年までに
倍増するという。
 
 次世代自動車の開発予算も、2012年度比
で75%増と、エネルギー分野で大きな
イノベーションを起こそうとしている。
 
 そうした方向に舵を切っていくと
明確にしていて、そのキーになるのが
やっぱり技術力なんですね。
 
 なるほど、米国は20世紀の
「石油時代の覇者」から、今度は
再生可能エネルギー時代の
トップランナーに移行しようと
しているわけですね。
 
 平沼:そうですね。
 もちろん、思ったように全てが動くか
分かりませんが、オバマ政権下で
目指しているのは、イノベーションによる
エネルギーの効率化でしょう。
 
 化石燃料も含めて、可能な限り
技術レベルを高めていく。
 その中には、石炭火力や天然ガスの
発電の弱点を克服することも含まれて
いる。
 
 平沼:ポテンシャルでいえば風力、
特に洋上風力が最も有望でしょう。
 それも、日本近海は海が深いので、
福島県沖で実証実験している浮体式
洋上風力発電(海底に着床させず、洋上に
浮かんだ構造物を利用する発電方式)
ですね。
 
 そのためには、対応した電力システムを
作り上げることが必要です。
 
 再生可能エネルギーは風力や太陽光など
の自然現象に左右されるので、発電量に
変動が起きます。
 それを平準化しないといけない。
 
 それを考慮に入れた電力システム改革が
議論されています。
 
 平沼:これは国によって、様々な方式が
採られています。
 例えばスペインでは、発送電を完全に
分離して、発電会社が持っていた送電網も
全て送電会社に売るように決めました。
 その送電会社が、複数の発電会社から
送られてくる電力を全てつないで
コントロールする。
 
 例えば、風が強くなって風力発電量が
上がってきたら、どこかの火力発電から
来る電力を落とす、というような調整を
している。
 
--- 発電会社が、「何で自分たちが調整弁
にされるんだ」と怒ることはないので
しょうか。
 
 平沼:それは怒りますよね。だからこそ、
国が政策として優先順位を決めるわけです。
 
 要は、「再生可能エネルギーを優先的に
接続しましょう」と。
 
 私はスペインで、「何でそう決めたのか」
と聞いたら、単純明快な回答が返って
きました。
 
 「エネルギー安全保障です」と。
 
 自国には(化石燃料の)エネルギー資源
がないから、海外に頼ることになる。
 しかし、石油ショックで痛い目に遭った。
 そこで、エネルギー分野での自立を
目指して、風力中心の再生可能エネルギー
をやっていこうと決めた、と。
 
 それに合った電力システムを作っている
わけです。
 
 平沼:欧州の話をすると「国が隣接して
いて、外国から電力を融通してもらえる
から、再生可能エネルギーができるんだ」
という。
 
 しかし、スペインはちょっと事情が
違います。
 
 ピレネー山脈によって分断されていて、
簡単に他国から電力を譲り受けられ
ません。
 
 島国の日本とあまり変わらない条件
です。
 
 「そっくり真似をしましょう」とは
言いませんが、エネルギー多元化を
議論するならば、欧州の事例は研究
すべきでしょう。
 
-- 日本は「エネルギー安全保障」
という視点が定まっていません。
 
 平沼:結局、今、日本が揺れてしまう
のは、「自分たちは何をしたいのか」
が見えていない。
 
 エネルギーに関する優先順位が付いて
いないのです。
 
-- 「標準化戦争」で米韓に出し抜かれる
 
 オバマ大統領は、2020年までに再生可能
エネルギー発電を倍増することを
狙っている。
 
 それで今の予算も、このターゲットを
見据えて、今やるべきことに落とし込んで
いるのです。
 
 日本としても、早急に、何が日本の
エネルギーにとって一番大切なのか、
優先順位をつけることです。
 
 それに向かって20年後の目標を設定し、
今やるべきことを決めないと国際競争に
負けます。
 
 だって、オバマ大統領は、
「これはレースだ」と言っていますから。
 
 日本は、まだレースだと感じてないん
ですね。
 
-- 日本の再生可能エネルギーの施策は、
20年後や50年後の姿を見据えているという
よりも、目の前の電力供給を考えたものに
なっているのでしょうね。
 
 平沼:だから、「今やってもペイしない
だろう」という話になってしまう。
 
 そうではなくて、20年後の
エネルギー体制や国際競争力のために、
今、何をすべきか。
 
 大きな絵を描いた中で、1つひとつの
政策を当てはめていくべきでしょうね。
 
-- そして、洋上風力では韓国が積極的に
「国際標準を作ろう」と動いている。
 
 平沼:最新の動きは分かりませんが、
IEC(国際電気標準会議)で、浮体式
洋上風力発電の国際標準化ワーキング
グループの議長に韓国がつきました。
 
 しかし、技術が確立されていないため、
出した案に各国が合意しなかった。
 
 今も韓国は、一生懸命、標準化に向けた
努力を続けていると思います。
 
 しかし、このワーキンググループの
事務局がどこの国か知っていますか。
 
-- どこですか。
 
 平沼:米国です。
 
 本当に抜け目がないんです。
 
 しかも米国は、浮体式洋上風力で、
もうポルトガルにおいて実証実験を成功
させています。
 
 日本の1歩先に抜け出してしまった。
 しかも、米国の予算には洋上風力が
入っている。
 
 見事ですよ。
 
 国際標準化でもしっかり要職にあって、
実証実験を成功させ、「物になった」と
思ったらカネを付ける。
 
 その米国の風力発電は、すでに世界2位
ですからね。
 
-- あと(大統領任期の)4年近く政策が
続けば、技術的にかなり進んでしまい
ますね。
 
 平沼:そこが本当に怖いんです。
 
 「日本は技術が進んでいる」と思って
いるけれども、標準化とか、いわゆる
フレームワークで押さえられて、どうにも
動けないような状況を作られしまうこと
だってあるんですよ。
 
 これまで日本は、様々な分野で、標準化
を米国に握られて辛酸をなめてきました
から。
---------------------------------------
 
 こういう記事を見ると心配でならない。
 
 どうしてこうも日本の政治家達は、
未来を見通した行動が出来ないのか?
 
 「エネルギー安全保障」をまじめに
考えるなら、持続可能でなければ
いけないはず。
 
 原子力が持続可能でしょうか?
 
 有限資源を使用するエネルギーでは
石炭が最も長持ちする。
 でも有限です。
 
 持続可能エネルギーとしては
再生可能エネルギーしかないのでは
ないでしょうか?
 
 核融合発電が可能になれば
ありうる話しでしょうが、
もし可能だとしても100年後がせいぜい
ではないかと思う。
 頼りない話し。
 
 ならば、20年後のエネルギー体制や
国際競争力のために、今、何をすべきか。
は明らかなように思えます。
 
 電力改革には時間がかかる。
 
 今すぐ取りかからないと他国に遅れを
とる。というより、もう既に周回遅れ
なんです。
 
 どうしてそうならないのでしょうか?
 
 米国はシェールガスだけで100年持つと
言う。
 
 それでも、オバマ大統領は米国を
「石油時代の覇者」から、
今度は再生可能エネルギー時代の
トップランナーに移行しようとしている。
 
 標準化にも積極的に取り組んでいる。
 
 標準化では何度も辛酸をなめてきた
はずなのに、何を学んで来たのか?
 
 なんとも情けない。
 
 20年後が心配です。

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2013年5月16日 (木)

深海底から噴き出す熱水にヒントを得てナノテクノロジーを開発

2013年 5月 14日
独立行政法人海洋研究開発機構
公立大学法人横浜市立大学
プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 海洋研究開発機構海洋・極限環境生物圏
領域の出口 茂チームリーダーらは、
深海底の熱水噴出孔から噴き出す熱水
(図1)と周辺環境との相互作用に着目し、
それらに特有の高温・高圧環境を実験室内
で再現可能な装置を開発し、油を直径が
100 nm以下のナノサイズの油滴(ナノ油滴)
として水に分散させたナノエマルションを
容易かつ10秒以内という短時間で生成する
ことに成功しました。
 
 MAGIQ(Monodisperse nAnodroplet
Generation In Quenched hydrothermal
solution)と名付けたこのプロセスは、
処理時間が短い、高い汎用性がある等、
従来法にはない優れた特徴を有しており、
化粧品、食品、医薬品など、エマルション
を必要とする様々な産業分野での利用が
期待されます。
 
 なお、この成果は海洋研究開発機構と
横浜市立大学との連携によるものです。
 
 両者は、平成17年に連携大学院協定を
結び、教育・研究の充実を図っています。
 
 本成果はドイツの化学雑誌
「Angewandte Chemie International
Edition」online版に5月13日付けで掲載
されました。
---------------------------------------
 
>油を直径が100 nm以下のナノサイズの
>油滴(ナノ油滴)として水に分散させた
>ナノエマルションを容易かつ10秒以内
>という短時間で生成することに成功
>しました。
 
 面白いですね。
 
>MAGIQの高度化と経済性・実利用性の
>確保に向けた開発を進めていく
>予定です。
 
 とのことですので、実用化までには
幾つかのハードルがありそうですが、
良さそうな気がします。

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iPS細胞から造血幹細胞の作製に成功。さらに遺伝子治療への応用にも成功

平成25年5月14日
科学技術振興機構(JST)
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
ポイント
○iPS細胞からの造血幹細胞への
 分化誘導に成功。
 
○遺伝性の血液疾患マウスをモデルに
 遺伝子治療に成功。
 
○iPS細胞技術を利用して患者自身の
 造血幹細胞を作り、白血病や
 再生不良性貧血など血液の難病治療に
 期待。
 
 
-------
 JST課題達成型基礎研究の一環として、
東京大学 医科学研究所の中内 啓光 教授
の研究チームは、マウスとヒトの
人工多能性幹細胞(iPS細胞)注1)
から血液のもとになる造血幹細胞注2)を
マウス体内で作り出すことに成功しました。
 
 また、この方法を応用して遺伝性の
血液疾患マウスの遺伝子治療にも成功
しました。
 
 これまで、iPS細胞から造血幹細胞
を試験管内で作る試みがたくさん行われて
いますが、生体に移植しても生着せず、
移植に使えるような造血幹細胞を作り出す
ことができませんでした。
 
 研究チームの同研究所の山崎 聡 助教
らは、iPS細胞を造血幹細胞への分化を
促すたんぱく質などと共にマウスに移植し、
体内で分化させることに成功しました。
 
 マウスの体内でiPS細胞から分化した
造血幹細胞を取り出し、造血幹細胞を
失った別のマウスに移植したところ、
正常な造血幹細胞と同様に生着し血液を
作り出すことが分かりました。
 
 できた血液にはほぼ全ての血液細胞が
含まれていました。
 
 さらに、遺伝的に障害があり免疫不全
になったマウスからiPS細胞を
作り出し、遺伝子の障害を矯正した後に
マウスの体内で造血幹細胞に分化させる
ことにより、免疫不全を治療することにも
成功しました。
 
 ヒトのiPS細胞からも同様の方法で
造血幹細胞の分化が確認できたことから、
本研究成果は将来的に免疫不全症、白血病
や再生不良性貧血といった血液の難病患者
のiPS細胞から正常な造血幹細胞を
作り出し、根治的な遺伝子・細胞治療を
行うという可能性を秘めており、他人から
の骨髄(造血幹細胞)移植に代わる新たな
治療法になると期待されます。
 
 本研究成果は2013年5月14日
(米国東部時間)に米国遺伝子治療学会誌
「Molecular Therapy」
のオンライン版で公開されます。
---------------------------------------
 
 素晴らしい。
 
 iPS細胞を使用した再生医療研究の
進展速度は思っていた以上ですね。
 
>これまで、iPS細胞から造血幹細胞
>を試験管内で作る試みがたくさん
>行われていますが、生体に移植しても
>生着せず、移植に使えるような
>造血幹細胞を作り出すことができません
>でした。
 
 出来なかったんですね。
 
 まだ動物実験レベルですが、
今後の進展に大いに期待したい。

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2013年5月15日 (水)

ビフィズス菌が母乳のオリゴ糖を分解する酵素のかたちと反応メカニズムを解明

2013/05/07
東京大学大学院農学生命科学研究科
プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
 ビフィズス菌はヒトの腸管内に生息し、
宿主にとって有益な「善玉菌」として
知られている。
 
 また、母乳栄養乳児の腸内には
ビフィズス菌が速やかに定着することが
古くから知られている。
 
 近年の研究により、ヒトの母乳中に
含まれる複雑な構造のオリゴ糖
(ヒトミルクオリゴ糖:注1)に
ビフィズス菌を増殖させる因子
「ラクトNビオース(注2)」が豊富に
存在していること、さらに、ビフィズス菌
の表面にある「ラクトNビオシダーゼ
(注3)」という酵素が、
ヒトミルクオリゴ糖からラクトNビオース
を切り出すはたらきをすることが分かって
きた。
 
 しかし、ラクトNビオシダーゼが
ラクトNビオースのみを切り出す詳細な
メカニズムは分かっていなかった。
 
 今回、東京大学大学院農学生命科学
研究科の伏信進矢教授らの研究グループ
は、ラクトNビオシダーゼの三次元構造を、
X線結晶構造解析(注4)により初めて
明らかにした。
 
 ラクトNビオシダーゼの中央には、
ラクトNビオースの2つの糖がぴったりと
はまるポケットがあった。
 
 本研究では、高エネルギー加速器研究
機構(KEK)物質構造科学研究所の
フォトンファクトリー(注5)を利用して
測定を行い、ラクトNビオースと、強力な
阻害剤(注6)である
「ラクトNビオース-チアゾリン」が、
そのポケットに結合した構造を、高分解能
で決定することに成功した。
 
 ラクトNビオシダーゼに結合した
ラクトNビオースと阻害剤の形状から、
この酵素が触媒反応を行う際の詳細な
メカニズムが明らかになった。
 
 ラクトNビオシダーゼは乳児の腸内に
生息するビフィズス菌から見つかっており、
今後、この酵素を改変して利用すること
により、ビフィズス菌の増殖因子を合成
することが可能になると期待できる。
---------------------------------------
 
 良いですね。
 
>ラクトNビオシダーゼは乳児の腸内に
>生息するビフィズス菌から見つかって
>おり、今後、この酵素を改変して
>利用することにより、ビフィズス菌の
>増殖因子を合成することが可能になる
>と期待できる。
 
 期待したい。
 
>ヒトの母乳中に含まれる複雑な構造の
>オリゴ糖(ヒトミルクオリゴ糖:注1)
>にビフィズス菌を増殖させる因子
>「ラクトNビオース(注2)」が豊富に
>存在している
 
>母乳栄養乳児の腸内にはビフィズス菌が
>速やかに定着することが古くから
>知られている。
 
 母乳って良いんですね。

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再燃前立腺がんの治療に向けた新たな治療標的を発見 - 東大

2013/05/08 マイナビニュース
- 東大- 東大
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
 東京大学は、新規の長鎖非コードRNA分子
「CTBP1-AS」がアンドロゲンの刺激を
受けてがん遺伝子のように働くことを発見
したほか、同分子が前立腺がんの増殖、
進展に大きな役割を果たしていること、
ならびにそのエピゲノム作用を介する
分子メカニズムを解明し、
特にホルモン療法が奏功しない難治性
前立腺がんの新たな治療の標的となりうる
ことを明らかにしたと発表した。
 
 同成果は同大医学部附属病院 老年病科
特任臨床医の高山賢一氏、同大医学部附属
病院 22世紀医療センター 抗加齢医学講座
の井上聡 特任教授、同大医学部附属病院
泌尿器科の本間之夫 博士、同大先端科学
技術研究センターの油谷浩幸 博士、
埼玉医科大学ゲノム医学研究センターの
堀江公仁子 博士、理化学研究所の林崎良英
博士、東北大学の鈴木貴 博士らによる
もの。
 
 詳細は欧州科学雑誌「The EMBO Journal」
に掲載された。
 
 
-------
 研究グループでは、治療抵抗性に陥った
がんにおいてはアンドロゲンの作用は増幅
されていることが知られており、
CTBP1-ASはアンドロゲンの作用に大きな
影響を持っていること、アンドロゲンの
刺激を受けてがんの増殖を担っている
という今回の結果をあわせると、この新規
のRNA分子は新たながん治療標的として有用
であることが期待できると説明するほか、
長鎖非コードRNA分子の生体内での機能
として、ホルモン依存性がんに関与する
メカニズムが示されたことは、ヒトの各種
の病気における長鎖非コードRNAの役割や
性ホルモンの基礎的な作用メカニズムを
探る学術的な意味でも重要な手掛かりに
なることが予想されると説明している。
---------------------------------------
 
>ヒトの各種の病気における
>長鎖非コードRNAの役割や性ホルモンの
>基礎的な作用メカニズムを探る学術的な
>意味でも重要な手掛かりになることが
>予想される
 とのことです。
 
>遺伝子ではない領域からタンパク質の
>情報を有さないRNA分子
>(長鎖非コードRNA)が大量に生成されて
>いることが分かってきた。
 
 どういう意味を持っているので
しょうか?
 
 本当に複雑ですね。

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2013年5月14日 (火)

糸状菌由来の免疫回避機能性素材を用いた新規医療用ナノ粒子の開発

平成25年5月10日
国立大学法人 東北大学
未来科学技術共同研究センター(NICHe)
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
 簡単に言うと、「体内に投与した
ナノ粒子を、白血球等につかまらず、
効率よく目標の臓器・器官に届ける事が
出来るようになった」という内容です。
 
 ナノ粒子の表面を免疫系に見付からない
(ステルス)物質でコーティングする事で、
白血球等に感知されないようにしました。
 
 ナノ粒子はMRIやDDSなど医療分野への
応用が図られていますが、血中に投与した
ナノ粒子が細網内皮系において
マクロファージにより捕捉され、標的組織
へ送達できないことが課題です。
 
 この課題に対して以下の開発を行い、
新規医療用ナノ粒子を開発いたしました。
 
(1) 我々は、発酵・醸造に使用される
 黄麹菌 Aspergillus oryzae の産生する
 界面活性蛋白質 hydrophobin(RolA) に
 関して、高分子ポリマーの分解促進因子
 としての研究を行ってきました
 (参考資料1)。
 一方、ある種の糸状菌の hydrophobin が
 人の免疫応答回避(ステルス)能を
 有することが示されました
 (参考資料2)。
 
(2)以上の背景から、酸化鉄ナノ粒子
 (参考資料3)を、安全な黄麹菌
 hydrophobin RolA で被覆してステルス能
 と水溶性を賦与した新規ステルスナノ粒子
 の開発を行いました。
 
(3)RolA 被覆粒子による動物細胞を用いた
 免疫応答評価試験の結果、樹状細胞は
 サイトカイン(注.免疫反応の結果
 出てくる細胞間情報伝達性タンパク質)
 を産生しないこと、マクロファージに
 よる貪食が回避されたことから、
 ステルス能が確認されました
 (参考資料4)。
 
(4)同被覆粒子の各 pH でのゼータ電位を
 測定した結果、中性付近では大きな
 負電荷を帯びており、血中でも高い
 分散性(注.血中で凝集すると免疫系に
 見付かりやすい)を有することが予想
 され、in vivo における医療用ナノ粒子
 としての可能性が示されました。
---------------------------------------
 
 せっかくのドラッグデリバリシステムも
免疫細胞に補足されてしまっては意味が
ない。
 
 それを回避出来たとは素晴らしい。
 
 一刻も早く臨床の場へ、
 今後に大いに期待したい。

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PPR蛋白質の核酸認識コードの解読に成功 ―任意のRNAまたはDNA配列に結合する蛋白質の開発が可能に―

平成25年4月24日
国立大学法人 九州大学
国立大学法人 広島大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 九州大学大学院農学研究院の中村崇裕
准教授は、医学研究院の大川恭行准教授、
広島大学大学院理学研究科の山本卓教授
との共同研究で、PPR蛋白質のRNAおよび
DNA認識コードの解明に成功しました。
 
 RNAまたはDNAと配列特異的に結合する
PPR蛋白質は35アミノ酸の
「PPR モチーフ(※1)」十数個の連続で
構成されています。
 
 今回の共同研究により、以下のことを
発見しました。
 
・PPR モチーフと塩基が 1 対 1 で対応
 すること。
・連続した PPR モチーフが核酸配列中の
 連続した塩基を認識すること。
・モチーフ中の3か所のアミノ酸で結合塩基
 を指定すること。
・結合塩基を予測、設計可能であること。
・DNAまたはRNAの両方に適用可能であること。
 
 このPPR蛋白質の核酸認識コードの解読
により、任意のRNAまたはDNA配列に結合
する蛋白質の開発が可能になりました。
 
 今後、医療、農林水産業などの様々な
生物系産業への利用が期待されます。
 
 なお、RNA結合型PPR蛋白質に関しては、
PCT/JP2012/077274
(平成24年10月22日出願)、
DNA結合型PPR蛋白質に関しては、
特願 2013-89840
(平成25年4月22日出願)として、
特許を出願しました。
---------------------------------------
 
>DNA を標的としたゲノム編集は、国際的
>に大きな注目を集めている新技術です。
>DNA結合型PPRを核酸結合モジュールに
>用いた日本発のゲノム編集技術の創出が
>期待されます。
 
>RNA結合型PPRを用いて、RNAを切断
>したり、特定の塩基を置換する編集技術、
>特定のRNAの局在を見る可視化技術など
>の革新的なRNA操作技術の創出が期待
>されます。
 
 とのこと。
 
 期待しましょう。

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多能性幹細胞からオレキシン神経細胞の作出に成功

2013/05/02 東京大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 東京大学大学院農学生命科学研究科
塩田邦郎らの研究グループは、
多能性幹細胞(マウスES細胞、および
ヒトiPS細胞)からオレキシン神経細胞を
作り出すことに世界で初めて成功した。
 
 これは、様々な疾病や老化に伴う
睡眠障害や食欲減退、さらには過眠症
(ナルコレプシー)の治療を目指した
再生医療や創薬研究に繋がる成果である。
---------------------------------------
 
 いろいろありますね。
 
 ゴールは遙かに遠いような気もしますが、
一歩です。
 
 遙かな道も一歩から。

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名大など、ミトコンドリアの機能に必須の物質を作る酵素を発見

2013/05/07 マイナビニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 名古屋大学(名大)は4月26日、
九州大学大学院 理学研究院、産業技術総合
研究所 生命情報工学研究センターとの
共同研究により、真核生物の細胞小器官
「ミトコンドリア」の内膜のタンパク質
「Tam41」が、ミトコンドリアの機能に
必須のリン脂質である「カルジオリピン」
合成のカギを握る前駆体リン脂質(酵素)
「CDP-ジアシルグリセロール(CDP-DAG)
合成酵素」であることを発見したと発表
した。
 
 成果は、名大大学院 理学研究科
生物化学研究室の田村康准教授、
同・大学院生の原田佳宗氏、
同・遠藤斗志也教授らの研究チームに
よるもの。
 
 研究の詳細な内容は、4月25日付けで
学術誌「Cell Metabolism」に掲載された。
 
 ヒトや酵母などの真核生物の細胞内
には、膜で仕切られた細胞小器官があり、
生命活動に必須のエネルギー産生を担う
ミトコンドリアもその1つである。
 
 これらの小器官が正しく働くためには、
各器官に独自のタンパク質が運ばれ、
独自のリン脂質蘇生が確保されることが
重要だ。
 
 リン脂質は小器官の膜構造を作るために
必要で、その膜で働く膜タンパク質の機能
を調節する。
 
 例えばミトコンドリアなら、特徴的な
リン脂質であるカルジオリピンが
ミトコンドリア膜に分配されることが、
その膜状で各種タンパク質が働くために
必須だ。
 
 リン脂質の生合成に関わる酵素は、
ミトコンドリア、小胞体、ゴルジ体など
さまざまな小器官に分布されている。
 
 カルジオリピンはミトコンドリアだけに
存在するリン脂質なので、それに関わる
酵素もミトコンドリアの内膜に存在して
いる形だ。
 
 しかし、カルジオリピン合成の材料
となる前駆体リン脂質のCDP-DAGは、
小胞体で合成された「ホスファチジン酸」
がわざわざミトコンドリアの内膜まで
輸送されてから、内膜でCDP-DAG合成酵素
によってCTPと反応して合成される。
---------------------------------------
 
 なかなか興味深い話しです。
 
 ミトコンドリアそのものの研究も
重要だと思いますが、
>細胞内の異なる場所で、わざわざ別の
>酵素を用いてCDP-DAGを合成することが
>細胞にとってどんな利点があったのか、
>進化的な観点からも「興味深い発見」
>としている。
 
 このテーマも面白そうです。
 
 命は本当に複雑です。
 
です。
詳細はこちらをどうぞ、

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2013年5月13日 (月)

結核菌を感知する新しいセンサーを発見

2013/04/16
九州大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
 九州大学生体防御医学研究所の
山﨑晶教授、三宅靖延助教、大学院医学系
学府の豊永憲司(博士課程 3 年)、
森大輝(博士課程 1 年)らを中心とする
研究グループは、結核菌を認識する
新しいセンサーを発見しました。
 
 今回発見した MCLと呼ばれるセンサー
は、結核菌を最初に感知する重要な働き
を持っていることが分かりました。
 
 また、MCLには獲得免疫を活性化させる
作用があることも明らかとなり、今後、
さまざまなワクチンアジュバント
(免疫賦活化物質:免疫力を活性化する物質)
の開発につながることが期待されます。
 
 本研究成果は、2013年4月18日正午
(米国東部時間)に米国科学雑誌
『Immunity』オンライン版に掲載
されます。
---------------------------------------
 
 MCL良いですね。
 
 結核菌を認識する新しいセンサーであり、
獲得免疫を活性化させる作用もある。
 
 ワクチンアジュバントの開発につながる
ことに期待したい。

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ビフィズス菌B-3(ビースリーR)による抗メタボリックシンドローム効果を発表/森永乳業 【プレスリリース】

2013年5月10日 健康美容EXPOニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
 ご参考です。
 森永乳業はなかなか積極的ですね。

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工場排水からレアメタル、微生物で回収

2013年5月10日 読売新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 微生物を閉じこめたバイオカプセル
を使い、工業排水などに含まれる
レアメタルを低コスト・短時間で回収する
新技術が開発された。
 
 森下仁丹と三菱商事は、開発した装置を
全国の工場に販売、またはリースする事業
を今年度中に始める。
 
 微生物を使ったレアメタル回収を本格的
に事業化するのは国内で初めてで、
世界でも珍しいという。
 
 今後、海外への販売も目指す。
 
 電子部品工場や自動車工場など
レアメタルを扱う工場では、製造過程で
出るレアメタルの残りかすが排水に
溶け出すことが多い。
 
 これを回収できるようになれば、
貴重なレアメタルの効率的な利用に
つながる。
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 良いですね。
 
 以前投稿したこの記事です。
2012年4月20日
 
 ほぼ予定通り実現したということの
ようです。
 事業としてうまく行けば素晴らしい。

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2013年5月12日 (日)

塗料:「カメレオン発光体」北大開発

2013年05月11日 毎日新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 温度によって光る色が変わる塗料を開発
したと、北海道大の長谷川靖哉教授
(材料化学)のチームが10日、
発表した。
 
 色が変化するため「カメレオン発光体」
と名付けた。
 
 マイナス100~250度の幅広い温度
を計測でき、大気圏突入時に高温に耐える
必要がある宇宙船、超高速鉄道の機体開発
などに役立つという。
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 面白いですね。
 
>さまざまな用途に活用
 
 具体的にはどんな用途が考えられる
のかな?
 
 幅広い温度の計測に使えると言うのは
売りにはなると思いますが、

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タクシー、配車も決済もスマホ 日本交通、個人客を開拓

2013/5/12 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 タクシー大手の日本交通(東京・北)が
スマートフォン(スマホ)による
顧客サービスを拡大している。
 
 独自開発のアプリを使い、タクシーの
配車や降車時の支払いをスムーズにする
もので、個人客の掘り起こしを狙う。
 
 同社が東京23区などでタクシーの降車時
に支払い手続きがいらない決済サービス
「ネット決済」を導入したのは昨年12月。
 
 VISAやJCBなど5種類の
クレジットカードが使え、事前に登録した
カードで後日、自動的に引き落とされる
仕組み。
 
 乗客は現金やカードがいらず、
スマホ1台で乗れるわけだ。
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 良いアイデアだと思います。
 タクシーの運転手も現金を扱わないので
良い。
 
 SUICAが使えるタクシーも出てきました
がどちらがユーザーに受けるかな?

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2013年5月11日 (土)

筋ジスの遺伝子治療、臨床試験開始へ 国立精神センター

2013年5月 9日
朝日新聞 apital
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
詳細は有料です。
 
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 国立精神・神経医療研究センターと
日本新薬は9日、筋ジストロフィーのうち
患者が最も多いデュシェンヌ型の
新しい治療薬の臨床試験(治験)を7月に
始める、と発表した。
 
 病気の原因である遺伝子の変異を無効
にするエクソン・スキップと呼ばれる手法
を使う。
 
 この型の筋ジスは、ジストロフィン
というたんぱく質が体内で合成できず、
筋肉が壊れていく病気で、根本的な治療法
は見つかっていない。
 
 ジストロフィンの設計図にあたる遺伝子
の変異が原因で、デュシェンヌ型は男児の
約3500人に1人が発症する。
 
 治験では、デュシェンヌ型のうち
「エクソン53スキップ対象」と呼ばれる
患者約10人に、遺伝子の変異部分を無効
にする薬を数カ月間、投与し、安全性や
有効性を確かめる。
 
 薬が効くと、正常に近いジストロフィン
が合成されると期待される。
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 治験良い結果が出ると良いですね。
 
 この治験は以前投稿した下記記事との
関連はどうなんでしょう?
 
 この記事でも「エクソン・スキップ」
という技術が使われています。

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コロナ質量放出のループ

May 8, 2013
ナショナルジオグラフィック ニュース
 
 見て下さい。
 太陽活動ダイナミックですね。

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骨・関節、皮膚を広範に犯す難病の原因遺伝子を発見

2013年5月10日
独立行政法人理化学研究所
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 骨や関節には数多くの遺伝性難治疾患が
存在します。
 
 「関節弛緩を伴う
脊椎骨端骨幹端異形成症Ⅰ型(SEMD-JL1)」
もその1つです。
 
 原因遺伝子は分からず、症状やX線画像
に基づいて診断されるため、誤診されたり、
診断が付かない場合もあります。
 
 理研の研究者を中心とした
共同研究グループは、大規模ゲノム解析の
手法を用い、難病SEMD-JL1の原因遺伝子解明
に取り組みました。
 
 まず、SEMD-JL1の患者6家系の遺伝子を
解析したところ、 グリコサミノグリカン
(GAG)という糖鎖の合成に重要な
B3GALT6遺伝子の変異を発見、その変異は
B3GALT6タンパク質の分布に異常を
引き起こすなどして、機能を喪失させて
いると考えられました。
 
 次に、SEMD-JL1と診断した患者の臨床像
とX線像を検討してくいなかで、
先天性結合組織疾患の
エーラス・ダンロス症候群早老性型と
多くの重複があることを発見しました。
 
 これら2つは全く別の疾患だと考えられて
いましたが、
エーラス・ダンロス症候群早老性型の患者
3家系を解析した結果、 SEMD-JL1 と同様に
B3GALT6遺伝子の変異を発見しました。
 
 B3GALT6タンパク質はGAGの結合領域に
関わる糖転移酵素で、細胞と細胞の間を
埋める基質の主要な成分である
プロテオグリカン(PG)の合成に重要です。
 
 近年、GAG結合領域に関わる他の酵素の
機能障害でも、SEMD-JL1や
エーラス・ダンロス症候群早老性型に似た
一連の病像を示すという報告があります。
 
 このことは、B3GALT6をはじめとする
GAG結合領域の合成酵素が、ヒトの組織の
形成や維持で重要な役割を担っていること
の証明となります。
 
 つまり、GAG結合領域の合成障害は、
骨、軟骨、靱帯、皮膚など多様な組織で
異常を引き起こすため、「GAG結合領域病」
という新たな疾患概念として理解できると
考えられます。
 
 
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 遺伝子異常いろいろ見つかりますね。
 
 難病と言われている疾患は多分殆どが
遺伝子異常によるものと思われます。
 
 今後も解析が進んで少なくとも原因が
特定されることがまず一歩です。

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2013年5月10日 (金)

磁気モーメントの波を利用した低エネルギー磁化スイッチングに成功

2013年4月17日 産業技術総合研究所
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 東北大学金属材料研究所の高梨弘毅教授
および関剛斎助教のグループは、
慶應義塾大学理工学部の能崎幸雄准教授
および産業技術総合研究所
ナノスピントロニクス研究センターの
今村裕志研究チーム長との共同研究
により、2つの異なる性質をもつ磁石を
ナノメートルの厚さで積層化することで、
磁石の中に磁気モーメントの波(スピン波)
を生成し、そのスピン波を利用して
従来の10分の1という小さな磁場で磁化を
スイッチングさせることに成功しました。
 
 ハードディスクドライブ(HDD)や
磁気ランダムアクセスメモリーに
代表される磁気記憶デバイスは、
磁石の向きで“1”と“0”の情報を記憶
しています。
 
 情報の書き込みには磁石の方向を
スイッチングさせる必要があり、
通常、外部から磁場を加える手法が
用いられています。
 
 しかし、磁気記憶デバイスの
高記録密度化が進むにつれ、スイッチング
のための磁場(スイッチング磁場)が急激
に増大しており、動作電力低減の観点から
深刻な問題となっていました。
 
 研究グループは、鉄白金(FePt)合金と
パーマロイ(NiFe)合金という
スイッチング磁場の異なる2つの磁石を
ナノメートルの領域で積層化させた薄膜
を作製しました。
 
 FePt合金はスイッチング磁場の大きな
磁石(ハード磁性材料)であり、
パーマロイ合金はスイッチング磁場の
小さな磁石(ソフト磁性材料)です。
 
 これら磁石の中における磁気モーメント
(小さな磁石に相当)の運動を調べた
ところ、磁気モーメントの回転(歳差)
運動が波のように伝搬するスピン波が存在
していることが明らかとなりました。
 
 さらに、パーマロイ合金内のスピン波を
外部から強制的に生成した場合、
スピン波がFePt合金まで伝搬し、
FePt合金のスイッチング磁場が10分の1に
低減することを発見しました。
 
 今回の成果は、HDDの超高記録密度化と
低消費電力化を同時に実現するための
飛躍的な技術革新です。
 
 さらに、最近注目を集めている
スピントロニクス素子の低消費電力化への
応用も可能であり、幅広い応用展開が
期待されます。
 
 本研究の一部は、科学研究費助成金・
若手研究(B)(課題番号:23760659)
および文部科学省「次世代 IT 基盤構築
のための研究開発」からの助成を受けて
行われました。
 
 本研究成果は、4月16日(日本時間)
付けで英国科学雑誌
「Nature Communications」にて
オンライン公開されます。
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>今回の成果は、HDDの超高記録密度化と
>低消費電力化を同時に実現するための
>飛躍的な技術革新です。
 
 素晴らしい、
 スピントロニクスですよね。
 今後に期待です。

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アルツハイマー病:患者の脳、糖尿病と同じ状態に 九大

2013年05月07日 毎日新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 九州大学生体防御医学研究所は、
アルツハイマー病患者の脳内で、糖の代謝
などに関係する複数の遺伝子の量が少なく、
糖尿病と同じ状態になることを見つけ、
7日発表した。
 
 中別府雄作教授(脳ゲノム機能学)は
「アルツハイマー病の病態変化の一過程が
分かった。
 
 脳内での健全な糖代謝やエネルギー代謝
の維持が予防や治療で大事になる」として
いる。
 
 短期的な記憶をつかさどる「海馬」で、
アルツハイマー病患者は健常者に比べ、
糖代謝を制御する遺伝子や、血糖値を調節
するインスリンを作る遺伝子が減っている
ことが分かった。
 
 さらに、アルツハイマー病モデルの
マウスを作製し調べた結果、ヒト同様に
インスリンを作るのに必要な遺伝子が
激減していた。【金秀蓮】
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 なるほどね。
 
 糖尿病の人はアルツハイマー病になる
確率が高い?
 
 詳細は下記プレスリリースをどうぞ
 

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敷地境界の放射線量が8倍に…汚染水移送で

2013年5月7日 読売新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 東京電力は7日、福島第一原子力発電所
で地下貯水槽から地上タンクへの汚染水の
移送が完了すると、原発の敷地境界の
放射線量が8倍に高まると発表した。
 
 移送先のタンクが敷地境界から
約100メートルしか離れていないためで、
このまま放置すると、年間の積算線量は
従来の0・95ミリ・シーベルトから
最大7・8ミリ・シーベルトに上昇。
 
 政府が2011年12月に宣言した
同原発の「冷温停止状態」の条件である
「1ミリ・シーベルト以下」を超えて
しまう。
 
 東電は、汚染水から放射性物質を除去
する新装置「アルプス」を稼働させ、
放射線量を下げるという。
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 全く泥縄。
 
 これで「冷温停止状態」なんですか?
 危なくて仕方がない。

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2013年5月 9日 (木)

タンパク質とミネラルの挙動を同時にイメージング

2013年5月2日
独立行政法人理化学研究所
国立大学法人岡山大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 現代の日常生活では、私たちが自然の
一部であると感じる機会は少なくなって
きているのではないでしょうか?
 
 私たちの体は酸素や炭素などの元素から
構成されていますが、実はそれ以外に、
地球上に存在するほとんどすべての元素が
体内にも存在するそうです。
 
 その中にはミネラルと呼ばれる生命の
維持に欠かせない元素が含まれていて、
微量にしか存在しない金属などが重要な
役目を担っていることが知られています。
 
 生命には、自然から獲得した巧妙な
しくみがあるようです。
 
 理研の研究者は、体内に微量に存在する
金属元素の動きを調べることで、これまで
解明が難しかった病気の原因究明や、
複雑な生命現象の理解を可能にする新しい
手法の研究開発に着手しました。
 
 体内では、タンパク質や酵素など細胞が
作る分子がさまざまな機能を担っています
が、その分子の機能の調節などの重要な
役割を、微量の金属元素が果たしている
ことが分かっています。
 
 病気の原因となる分子の異常と、
その分子の機能を調節している金属元素の
挙動は関係している可能性が高く、両者を
同時に捉えることができれば、体内の異常
を高感度に検出する指標となることが
考えられます。
 
 微量の金属元素の体内での動きを調べる
には、その元素の放射性同位体を用います。
 
 理研は2008年に、生体に投与した複数の
放射性薬剤を同時に可視化できる
ガンマ線イメージング装置「GREI」を開発
しました。
 
 今回、その改良型である「GREI-II」を
開発し、撮像時間を10分の1以下に短縮する
ことに成功しました。
 
 GREI-IIを用いた実験の結果、金属元素の
放射性同位体の動きと共に、特定の分子の
状態を調べることができる
PET(陽電子放出断層画像法)用の
放射性薬剤も同時に可視化する新しい手法
の可能性を示すことに成功しました。
 
 研究チームでは、今後もGREI-IIを用いた
新手法の有効性の検討などを継続し、
創薬・医療に有用なライフサイエンス技術
としての実用化を目指します。
 
 
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 素晴らしい。
 
 人は自然の一部。
 自然に存在する金属が実は重要な役割を
持っているのです。
 
>病気の原因となる分子の異常と、
>その分子の機能を調節している金属元素
>の挙動は関係している可能性が高く、
>両者を同時に捉えることができれば、
>体内の異常を高感度に検出する指標と
>なることが考えられます。
 
 そうですね。

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東大医科研など、「IgA抗体」を高産生する新しい細胞サブセットを同定

2013/05/02 マイナビニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 東京大学医科学研究所(東大医科研)は
4月26日、大阪大学(阪大)、
米コロンビア大学との共同研究により、
腸管での生体防御を担う抗体「IgA」を
高産生する新しい細胞サブセットを同定
したと発表した。
 
 成果は、東大医科研の國澤純客員教授
(医薬基盤研究所 プロジェクトリーダー
兼任)、同・清野宏教授、
阪大 免疫学フロンティア研究センターの
審良静男教授、阪大大学院 医学系研究科
の竹田潔教授、コロンビア大の
Ivaylo Ivanov助教らの国際共同研究チーム
によるもの。
 
 研究の詳細な内容は、英国科学雑誌
「Nature Communications」に掲載
される予定だ。
 
 飲むワクチンである「経口ワクチン」が、
日本においても実用化の段階になってきた。
 
 その経口ワクチンにおいて生体防御の
中核を担うのがIgA抗体だ。
 腸管組織で産生されたIgAは管腔に分泌
された後、病原体や毒素に結合することで
感染症の発症を防ぐ仕組みを持つ。
 
 この腸管組織におけるIgAの産生には
腸内細菌からの刺激が重要であることが
知られていたが、その実体については
未解明な点が多く残されていたのである。
 
 自然免疫に関わる受容体の
主要アダプター分子である「MyD88」や
腸管における免疫誘導組織の1つである
「パイエル板」を欠損したマウス
においても、CD11b陽性IgA産生細胞が
減少していることが判明。
 
 それらのことから、CD11b陽性IgA
産生細胞は常在細菌由来のシグナルを
MyD88依存的に受け取り、かつパイエル板
依存的に誘導されるサブセットで
あることがわかったというわけだ。
 
 機能的な解析として、経口ワクチン
によるIgA抗体の産生誘導における
CD11b陽性IgA産生細胞の役割の解析も
行われた。
 
 すると、CD11b陽性IgA産生細胞を
優先的に除去したマウスにおいては、
経口ワクチン投与1週間後に観察される
ワクチン抗原特異的IgA抗体の産生が
著しく減少していることが確認された
のである(画像3)。
 さらに、CD11b陽性IgA産生細胞は
CD11b陰性サブセットに比べ、IgA抗体の
産生能力が高いことも判明した。
 
 研究チームは今回の研究結果に対し、
これまで単一の細胞と考えられていた
腸管のIgA抗体産生細胞がCD11bの発現と
機能により2つに分けられ、経口ワクチン
による初期免疫誘導における機能を担う
サブセットが存在することを初めて
示したものとした。
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>「IgA」を高産生する新しい
>細胞サブセットを同定した。
 
 この発見、素晴らしいですね。。
 
 経口ワクチンますます期待が持てそう
になって来ました。

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再生エネ、収益は地域のために 長野で始まった挑戦

2013/5/8 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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■小水力でバス増便を
 「上村(かみむら)といえば、
小水力発電と言われるようにしたい」。
 
 長野県飯田市の上村地区。
 地元住民による協議会の会長を務める
前島忠夫さんはこう話す。
 
 飯田市の中心部から車で30分余り、
「遠山郷」と呼ばれる山間部を流れる
小沢川で住民による発電所の建設計画が
進んでいる。
 
 建設費用は約2億3000万円。
 最大出力は約150キロワットで一般家庭
約280世帯分の電力が賄える。
 
 必要な資金は融資のほか、ファンドを
設けて全国から投資を募る。
 電力はすべて売却して利益を配当に
充てるほか、地域振興にも使おうという
構想だ。
 地域のバスの増便や公民館の改修などが
案に挙がる。
 
 
-------
 
 NEC取締役を務めた経験を持つ
小林一彦町長は、自ら事業に乗り出した
理由について「大企業にやらせておいたら、
金持ちがさらに金持ちになるだけでは
ないか」と話す。
 
 ■工場誘致モデルには限界
 こうした問題意識は地方に広がりつつ
ある。
 PHP総研は2012年10月に「地域主導型
再生可能エネルギー事業を確立するために」
という自治体向けの政策提言をまとめた。
 
 固定価格買い取り制度によって地方の
自然エネルギーが大企業の草刈り場と
なっているとの認識のもと、地域振興に
回すための策を盛り込んだ。
 
 富士見町のような直営方式は多くの
自治体にはハードルが高いと想定。
 自治体には側面支援の役割を期待して
いる。
 発電事業のボトルネックとなる
信用補完の役割を担え、再生エネ推進
本格条例を制定せよといった内容は、
飯田市の政策とも一部重なる。
 
 提言をまとめた佐々木陽一主任研究員
は「既存の工場誘致型のモデルでは
地域に落ちる収益はあまりに少ない。
 また、採算にシビアな大企業では
持続性にも疑問がある。
 再生可能エネルギーを地域経済の活性化
に役立てる視点を持つべきだ」と
話している。
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 素晴らしい動きですね。
 
 地方自治体も今までの考え方を変えて
いかないといけない。
 
>「大企業にやらせておいたら、
>金持ちがさらに金持ちになるだけでは
>ないか」
 
>再生可能エネルギーを地域経済の
>活性化に役立てる視点を持つべきだ
 
 私もそう思います。

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2013年5月 8日 (水)

「複数の神経変性疾患にまたがる共通病態(シグナル)を解明」

2013年05月08日
東京医科歯科大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 東京医科歯科大学・神経病理学分野の
岡澤 均(おかざわひとし)教授らの
グループは、複数の神経変性疾患グループ
にまたがる病態シグナルを解明しました。
 
 この成果は、5月7日(米国東部時間)
発行のNature Communications誌
オンライン版に掲載されました。
 
 アルツハイマー病、パーキンソン病、
筋萎縮性側索硬化症など神経細胞が
死んでいく一連の疾患を神経変性疾患と
呼びます。
 
 本研究は、これらの神経変性疾患は
認知症、運動失調症、不随意運動など
異なった症状を示すものの、TERA/VCP/p97
という分子が共通して障害されていること
を発見しました。
 
 TERA/VCP/p97分子を標的とすることで、
幅広い適応疾患を持つ新しい治療法の
開発につながることが期待されます。
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 素晴らしい成果のようです。
 
>この研究は、岡澤教授の研究グループの
>15年前の発見に端を発しています。
>同グループはポリグルタミン病
>原因タンパク質に結合する
>正常タンパク質を探索していました。
>この結果、PQBP1(その後、発達障害原因
>遺伝子であることも判明)とともに
>TERA/VCP/p97 (以下、VCPと記述) が
>ポリグルタミン配列に結合することを
>見つけました
>(Imafuku et al, Biochem Biophys
>Res Commun 1998)。
>その後、他の研究グループも
>Ataxin-3というポリグルタミン病
>原因タンパク質の一つがVCPに結合する
>ことを示しました
>(Hirabayashi et al, Cell Death
>Differ 2001)。
>この結果から、VCPこそが
>ポリグルタミン病の病態に直結した分子
>ではないかという仮説を立てました。
 
>今回の研究では、VCPを介して複数の
>神経変性疾患グループにまたがって
>共通する分子病態を解明しました。
 
>このような共通した病態を利用して、
>複数の神経変性疾患にすべて作用しうる
>薬剤・治療法の開発が期待できます。
 
 大いに期待したい。

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原料ガスを高効率でダイヤモンドに変換する新合成技術

平成25年5月7日
独立行政法人 物質・材料研究機構
独立行政法人 科学技術振興機構
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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1.独立行政法人 物質・材料研究機構
 光・電子材料ユニットの寺地 徳之
 主任研究員らの研究グループは、
 化学気相合成法(CVD)注1)で
 ダイヤモンドを生成する際の原料利用率
 を大幅に向上する新合成技術を開発
 しました。
 
 また、この新技術を、質量数12の炭素
 (12C)で同位体濃縮注2)した
 ダイヤモンド結晶の合成に適用し、
 世界最高の12C同位体比を持つ
 ダイヤモンドバルク単結晶の合成に成功
 しました。
 
2.高純度ダイヤモンドをCVD法で
 合成する場合、一般にメタンガスが原料
 に用いられます。
 
 通常は供給されたメタンガスの高々1%
 がダイヤモンドに変換され、99%以上
 のメタンガスは未反応のまま排気され
 ます。
 
 この低い原料利用率のため、
 原料ガスを多量に消費するバルク結晶
 合成では、コストの面から高価な原料
 ガスの利用が困難でした。
 
 新開発のCVD法を用いたダイヤモンド
 合成技術では、従来法と大きく異なる
 条件で原料ガスを供給することで、
 メタンガス原料の原料利用率を大幅に
 向上させました。
 
 その結果、多結晶ダイヤモンド合成時
 の原料利用率で、80%という非常に
 高い値を実現しました。
 
3.原料利用率の高いCVD合成技術を
 得たことで、非常に高価な同位体濃縮
 メタンを原料とするダイヤモンド合成
 が可能となり、12C同位体比で
 世界最高値の99.998%
 (13Cが0.002%)という値を
 持つダイヤモンドバルク単結晶を得る
 ことに成功しました。
 
 高圧高温合成法(HPHT)注3)
 によるダイヤモンド合成において、
 本技術で得られた多結晶ダイヤモンド
 (12C同位体比が99.998%)を
 固体原料として用いることで、12C
 同位体比が99.995%の
 単結晶ダイヤモンドが得られました。
 
 HPHT合成には固体炭素原料が必要
 です。
 
 一般に、12C同位体濃縮原料は
 メタンガスなど、原料ガスとして供給
 されるため、HPHT合成用の
 12C固体炭素原料を得るには、
 メタン原料利用率を高めた本CVD技術
 は必須です。
 
4.12C同位体濃縮されたダイヤモンド
 は、12C天然存在比98.9%
 (13Cが1.1%)のダイヤモンド
 に比べて熱伝導度が高く、
 高性能ヒートシンクなどの様々な応用が
 期待されます。
 
 また、12C同位体濃縮した
 ダイヤモンド結晶内では電子スピンの
 コヒーレンス時間注4)が長くなること
 が知られており、ダイヤモンドを用いた
 量子情報通信素子の高性能化に向けた
 開発の加速が期待されます。
 
5.本研究の一部は、日本学術振興会
 科学研究費補助金 基盤研究、
 および科学技術振興機構の国際科学技術
 共同研究推進事業
 (戦略的国際共同研究プログラム)
 日独共同研究の一環として行われ
 ました。
 
6.本研究成果は、日本時間
 平成25年4月15日に
 科学雑誌
 「Applied Physics 
 Express」のオンライン速報版
 で公開されました。
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 良いですね。
 
>一般に、12C同位体濃縮原料は
>メタンガスなど、原料ガスとして供給
>されるため、HPHT合成用の
>12C固体炭素原料を得るには、
>メタン原料利用率を高めた本CVD技術
>は必須です。
 だそうです。
 
>多結晶ダイヤモンド合成時
>の原料利用率で、80%という非常に
>高い値を実現しました。
 とのことで、
 
 大きく貢献できそうです。
 今後に期待したい。

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2013年5月 7日 (火)

ある学生の疑問~学術雑誌のシステムについて~

2013.03.22 日本の科学を考える
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 これっておかしくないですか?
 
 私たちの論文を掲載している雑誌は、
その雑誌を購読してもらうことで収益を
得ているわけですよね。
 言ってみれば、雑誌の中身(コンテンツ)
は商品なわけです。
 
 それなのに、商品を仕入れるのに、
お金を払わずに逆にお金をもらっている
ということになるんです。
 別の言い方をすれば、そういった
雑誌社は、お金をもらって仕入れた商品を
売っているわけです。
 
 私はまだ学生なので世の中のことが
あんまりわかっていないのかもしれません
が、自分の常識としては、このシステムは
非常に不自然に思います
(逆に言えば、このシステムを考えだした
人はすごいと思います)。
 
 そのため、このようなシステムは他の
分野でも珍しくないのか疑問に思いました
ので、文章にまとめてみました。
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 極めてまっとうな意見だと思います。
 全く不自然です。
 
 医学雑誌は査読等にお金がかかるし、
そんなに売れるものでもない。
 のでこういうシステムにしないと
成り立たない?
 
 でも、おかしいと思う。
 
 関連投稿です。
 
 考えさせられますね。
 今のシステムが本当に良いものなのか?
 改善の必要はないのか?

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骨髄細胞を注入、椎間板性腰痛に新治療法

2013年05月04日 qlifepro
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 腰痛治療の新しい治療法が期待できる
ことが、小規模研究でわかった。
 
 その治療法というのは、幹細胞を豊富に
含んでいる骨髄を採取して濃縮し、再注入
することによって、磨滅してしまった
脊椎椎間板を修復するというものである。
 
 ただしまだ確定ではないため、研究を
重ねる必要があると専門家は述べている。
 
 この治療法は、腰の後部から針で骨髄
を採取し、細胞を濃縮した後、損傷した
椎間板の周りに注入するというもので
ある。
 治療には数千ドルの費用がかかって
しまうため、保険は適用されないという
ことである。
 
 骨髄注射を受けた24人のうち半分は、
30カ月以内に別の治療を受けたため、確認
できなかった。
 別の治療を受けていない12人のうち
10人は注射後2~4カ月以内に痛みが
なくなってきたと報告。
 1年後、8人に痛みの軽減がみられた。
 2年後には、5人が「腰痛が改善した」
と回答した。
 
 米オレゴン健康科学大学教授の
Richard Deyo氏は、今回の研究では
比較のための対照を置いていないことを
指摘している。
 
 慢性疼痛患者の症状には変動があり、
最も悪化している時に治療を受けるため、
その後改善したように感じることが多い。
 
 最初は有望にみえた治療も実は効果が
なかったり、反対に有害であったことも
これまでにあった。
 
 研究著者らもこれに同意しており、
今後の研究が進むことを期待すると
している。
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 私も椎間板ヘルニアなので慢性腰痛を
感じている。
 
 良い治療法が出てくると有難い。
 
 今後の研究が進むことを期待します。

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英国で福祉手当を申請するにはIE6が必要

2013年05月05日 slashdot
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 英国政府ではIE6をメインブラウザー
として使用しているというストーリーが
昨年5月に掲載されているが、今でも
雇用年金局(DWP)のWebサイトで
オンライン申請を行うにはIE6が必要と
なるようだ
 
 DWPでは、高齢者手当や障害者手当の
申請、国外在住者の年金申請といった
手続きをオンラインで行うサービスを
提供している。
 
 しかし、このサービスはWindows 98~XP
で動作するように作られたものとのことで、
対応ブラウザーはInternet Explorer 5.01
~6.0、Netscape 7.2、Firefox 1.0.3、
Mozilla 1.7.7となっている。
 
 Internet Explorer 7~10および
Windows Vista、スマートフォンなどを
使用した場合には問題が生じる可能性が
あり、最新のChromeやSafari、Firefox
では入力項目の一部が表示されないと
いう。
 また、MacやUnixベースのシステム
では、正常に動作しないとのことだ。
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 福祉手当の申請がWebサイトから
行えるのは素晴らしいことだと思うが、
どうして官のやることは実態と離れて
行ってしまうのか?
 
 予算が取れないからかな?
 
 もっと実態にそくしたシステムとなる
ようメンテできなければ意味がなくなる。
 
 マイクロソフトではWindows 98~XPは
もうサポートしない。
 
 おかしいと思っている人は沢山いる
はずなのに?

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2013年5月 6日 (月)

除熱機能を喪失、ギリギリの復旧作業 福島第2原発で何が起きたか(上)

2013/5/3 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
 こういう事実は知っておくべきだと
思います。
 
 日本の原発は極めて危ういものだと
思う。
 
 今回の震災で事故となったのが
福島第一原発のみだったと言うのは
不幸中の幸いと言うしかない。
 
 危なかった原発は他にもあった。
 たまたま事故に至らなかったに
すぎないと思う。
 
 真摯な反省が必要だと思うのに
反省したのだろうか?
 
今後どうすべきなのか?
原発が必須と言うのなら、どういう
条件を満足していないといけないのか?
現在の状況はどうもおかしい。
 
 最大の疑問が、使用済み燃料を処理
する最終処分場を作れる見通しもない
のに原発を稼働するのだと言う。
 
 何を考えているのかと思う。
 
 いずれ使用済み燃料の処分先が
無くなって稼働出来なくなる。
 
 推進派は、どう考えているのか?
 すごく無責任に思える。
 
 補助金のばらまきでなんとか
なると?
 
 最後の手段は、法律を作って住民の反対
など無視して強制的に作れるようにする
のだろうか?

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“分からないこと”をすぐ調べると結果的にソンをする

2013年5月2日 日経ビジネスONLINE
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 若い時は、角張っている人材である
べきです。
 
 特に20代前半は、まだ仕事のことも
わからず、自分の考え方も間違っている
かもしれません。
 
 それでも、角張っている方がいいのです。
 
 時には「わからず屋」であり、
「無鉄砲」で「向こう見ず」であるべき
です。
 
 自己主張のない、自分の意思を持たない
無機質な人材になるなということです。
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 一考に値する意見です。
 ちょっと極端な意見のような気もする。
 
 大切なのは自分の頭で考えること。
 調べたことが、有識者と言われる人達の
意見が必ずしも正しいとは限らない。
 疑う姿勢は必要でしょう。
 
 疑うことと、素直に信じることと、
そのバランスが難しい。
 
 時間が必要。
 経験も必要。
 そうして丸くなって行く。
 丸くなれない人もいるけれど、
 
 「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
というのが理想。
 だと思っています。

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ふわふわ空飛ぶトンボ型ロボット

2013.04.03 GIZMODE
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 ドイツに本拠地を置く空気圧機器の
世界トップメーカFestoが開発したのは
ふわふわと空を飛ぶトンボ型ロボット。
 
 4枚の羽を起用に動かし縦横無尽に
飛び回る様子は本物のトンボそっくり
です。
 
 175グラムと軽量な身体に60センチの
大きな羽を装備。
 位置センサーや加速度センサーからの
情報を元に羽の振り幅や羽ばたき頻度を
自動調整して飛行中のバランスを保って
るそう。
 ヘリコプターのようにその場で昇降する
ことができ、前後に移動する際も機体を
傾かせることなくスムーズに行えるん
だって。
 
 Festoによるとまだこのロボットは
デモ段階で、今後もさらに開発を進めて
いくそうですよ?。
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 すごいですね。トンボ型ロボット
 ホバリングも出来る。
 
 本物そっくり。欲しいな~

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2013年5月 5日 (日)

見覚えのある敵にすばやく対処する

02 May 2013 RIKEN Research Highlights
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 生体が免疫防御を効率的に行うには、
過去に遭遇した病原体を速やかに認識する
能力が必要である。
 
 この能力を担っているのが
「記憶」Bリンパ球で、ウイルスや細菌など
の病原体によって免疫系が活性化されると、
その病原体に応じた記憶Bリンパ球が
作られる。
 
 「免疫が記憶されることは何世紀も前
から知られていますが、記憶過程の重要な
経路についてはいまだに十分理解されて
いません」と、理研免疫・アレルギー
科学総合研究センターの
竹森利忠グループディレクター(GD)は
説明する。
 
 そうした経路の1つに、このたび
竹森GDの研究グループが、
マックス・デルブリュック分子医学
センター(ドイツ)のKlaus Rajewsky教授
たちと共同で、その存在を示す驚くべき
証拠をとらえた、記憶Bリンパ球産生の
新たな経路がある1。
 
 この経路は、免疫防御で従来知られて
いた記憶Bリンパ球産生経路とは
異なる役割を果たしているらしい。
 
 
-------
 胚中心に依存しない記憶Bリンパ球は、
抗原特異性が相対的に低い抗体を産生
する。
 
 そのため研究グループは、この細胞群
が、近縁だが異なる病原体に広く反応
する(例えば、インフルエンザウイルスの
特定の系統ではなく複数の系統に広く反応
する)ことで、SHMによって特異的抗原に
最適化された記憶Bリンパ球の働きを補完
しているのではないかと考えている。
 
 「我々は現在、胚中心に依存しない
免疫記憶経路が胚中心に依存する経路を
アシストして宿主をウイルス感染から
守っているのかどうか、見極めている
ところです」と竹森GDは語っている。
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 免疫システム、本当に複雑ですね。
 新しい発見です。
 
>「免疫が記憶されることは何世紀も前
>から知られていますが、記憶過程の
>重要な経路についてはいまだに
>十分理解されていません」
 
 というのが実情。
 
>「我々は現在、胚中心に依存しない
>免疫記憶経路が胚中心に依存する経路を
>アシストして宿主をウイルス感染から
>守っているのかどうか、見極めている
>ところです」
 
 これが証明されれば、免疫システムの
巧妙さがさらに明確になってきますね。
 
 本当にうまく出来ている。

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がん/老化/骨格異常に関与するDNA修復遺伝子を同定

2013年04月26日 長崎大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 長崎大学原爆後障害医療研究所の
荻朋男准教授、医歯薬学総合研究科の
樫山和也医員らの研究チームは、骨格の
形成異常や早期老化を伴う全身性の
発達異常を特徴とするコケイン症候群、
日光過敏や皮膚がんを発症する
色素性乾皮症、骨髄機能低下や白血病を
発症するファンコーニ貧血 の3種の遺伝病
を併発する新しい病気の原因が、
アルコールの代謝産物であるアルデヒドや
各種の抗がん剤などによってDNAに生じる
損傷を除去する作用を持つ
「ERCC1-XPFエンドヌクレアーゼ複合体
(損傷を切り出すハサミ型の酵素)」という
多機能なDNA修復因子の遺伝子異常により
発生していることを見いだしました。
 
 このERCC1-XPF複合体は、抗がん剤の投与
によってDNAに生じる鎖架橋型損傷
(2本のDNA鎖がつながるタイプの損傷)を
修復する際に必須の因子であり、この因子
の個人的な違いは、抗がん剤による
治療効果や副作用など薬の効き方、
あるいは薬剤耐性の出現によるがんの
悪性化などの個人差に寄与していると
考えられています。
 
 今回対象となった患者由来の細胞では、
ERCC1-XPF複合体の「ハサミ機能」の
異常により、抗がん剤の一つである
マイトマイシンCに対して強い感受性を
示したことから、この複合体による
鎖架橋型損傷の修復の仕組みを詳細に
解析することで、抗がん剤耐性がんの
出現メカニズムや新しい抗がん剤の開発、
副作用緩和などにつながる
創薬スクリーニング等の応用研究が進む
と期待されます。
 
 本研究の成果は米国の遺伝学専門誌
「American Journal of Human Genetics」
(2013年5月号)に掲載されます。
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>今回対象となった患者由来の細胞では、
>ERCC1-XPF複合体の「ハサミ機能」の
>異常により、抗がん剤の一つである
>マイトマイシンCに対して強い感受性を
>示したことから、この複合体による
>鎖架橋型損傷の修復の仕組みを詳細に
>解析することで、抗がん剤耐性がんの
>出現メカニズムや新しい抗がん剤の
>開発、副作用緩和などにつながる
>創薬スクリーニング等の応用研究が
>進むと期待されます。
 
 なるほど。
 
 それにしても抗がん剤って強力ですね。
 DNAに損傷を与える。
 放射線だけではありません。

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2013年5月 4日 (土)

人工脳「SOINN」を用いて、ネット上の画像から高速機械学習

2 MAY 2013 diginfo.tv
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
動画です。
 
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 東京工業大学 長谷川修准教授の
グループは、独自に開発した機械学習
アルゴリズム「SOINN」を発展させ、
オンライン学習の安定性を飛躍的に向上
させることに成功しました。
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 なかなか良さそうです。
 
 人工脳です。自分で学習する。
 
>"従来のAIBO(ペットロボット)などは、
>こう育てたらこうなるというのは
>パターンの全通りというのがあらかじめ
>決まっています。
>ですので、それをやり尽くしてしまうと
>それ以上はしませんので、だんだん
>やることが分かってしまって飽きて
>しまうという問題があるようです。
>SOINNは、関わっていく限り覚えて
>いきますので、文字通りシナリオの
>無い展開というのが原理的には可能
>です。
 
 面白そう。

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50難病、iPS使い新薬…国主導・産学連携で

2013年5月3日 読売新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 政府は、iPS細胞(人工多能性幹細胞)
を使い、患者数が少ない難病の新薬開発を
加速させるプロジェクトに乗り出した。
 
 パーキンソン病など50以上の難病が
対象で、2016年度までに治療薬の
候補物質を探す共同研究体制を整える。
 
 基礎研究から薬の実用化までをにらみ、
企業を加えた国主導のiPS細胞
プロジェクトは初で、産学の連携で
日本発の難病治療薬を送り出す構想だ。
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 期待したいですね。
 どこまでできるかお手並み拝見です。

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2013年5月 3日 (金)

水による層状結晶のきわめて珍しい巨大膨潤現象を発見

平成25年3月28日
独立行政法人 物質・材料研究機構
独立行政法人 科学技術振興機構
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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1.独立行政法人 物質・材料研究機構
 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点の
 佐々木 高義 主任研究者、
 馬 仁志 MANA研究者、
 耿 鳳霞 博士研究員らの研究グループ
 は、無機層状結晶があたかも生きた細胞
 のように水溶液中で100倍に及ぶ
 大きさにまで数秒で伸び縮みするという
 極めて珍しい現象を発見した。
 
2.無機層状結晶は水溶液中で層と層の間
 に様々なイオンや分子を取り込み、膨潤
 する反応性を示すことが知られているが、
 その膨潤度(層と層の間隔)は通常数割
 程度である。
 一部の限られた例として溶媒である水が
 大量に取り込まれて膨潤度が数倍にまで
 達することはあるが、その場合には
 層同士の間に働く力が弱くなり、
 溶液全体を振り混ぜるなどの弱い外力を
 加えるだけで、結晶が薄片に分割されて
 いく。
 そのため10倍を超える膨潤状態を安定
 に保持できることはほとんどなく、
 層状結晶の膨潤反応に関する学術的理解
 は極めて薄弱なレベルにとどまっている。
 
3.本研究では層状チタン酸化物注1)
 などの無機板状結晶が、アミノ基と
 ヒドロキシ基を両端に持つ有機化合物の
 希薄水溶液を作用させると、
 層の重なり方向に100倍の長さまで
 1~2秒でアコーディオンのように
 伸びることを見いだした。
 驚くべきことにひものように伸びた結晶
 は分割されることなく、安定に存在し、
 酸を加えることにより、数秒で元の状態
 に戻ることが分かった。
 用いた層状結晶は厚さ1ナノメートル弱
 の層が3000枚前後積み重なった構造
 を有しているが、層と層の間隔を
 100倍にも膨らませる大量の水が瞬時
 に出入りし、かつその過程で層が
 バラバラにならず、一体として振る舞う
 ことを意味している。
 この驚異的な現象は層と層の間に
 取り込まれる水が特殊な状態を有して
 いることを暗示しており、
 実際理論計算により、希薄に存在する
 有機化合物が起点となって、水分子の
 強靭な水素結合ネットワークを誘起し、
 安定化することが示唆された。
 
4.本研究成果は現在ホットなトピックス
 となっている2次元物質
 (グラフェン注2)、ナノシート注3))
 の合成プロセス(層状化合物の単層剥離)
 の理解の増進、制御性の向上につながり、
 高品位のナノシートを高収率で合成する
 ことに道を拓くことになると期待される。
 
 また生命現象などの重要なファクターと
 されながら、いまだ謎が多い狭い空間に
 閉じこめられた水の特異な挙動の理解に
 光を当てることになると期待される。
 
5.本研究成果は、独立行政法人 科学技術
 振興機構 戦略的創造研究推進事業
 チーム型研究(CREST)
 「ナノ科学を基盤とした革新的製造技術
 の創成」研究領域における研究課題
 「無機ナノシートを用いた次世代
 エレクトロニクス用ナノ材料/
 製造プロセスの開発」の一環で得られた
 もので、英国科学雑誌
 「Nature
 Communications」
 オンライン版で日本時間
 平成25年3月28日1:00
 (現地時間27日16:00)に公開
される。
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 なかなか面白そうな現象ですね。
 
>本研究で見いだした巨大膨潤結晶は、
>層と層の間に大量の水を含んでおり、
>その含水率は97%にも達する。
>このような状態をヒドロゲルとして
>固定化できれば、生体関連や触媒など、
>多方面に役立つ新材料が得られる
>期待がある。
>また狭い空間に閉じ込められた水が
>生命現象や特異な化学反応に重要な
>役割を果たしていると推測されて
>いるが、本膨潤結晶は未だ謎に満ちて
>いるこれらの問題を調べる上で格好な
>モデルとなる可能性もある。
 
 まだ謎に満ちているそうです。
 
 まさに今後に期待というところです。

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ウイルス侵入の鍵となる硫酸化の仕組みを解明

2013/03/06 九州大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 九州大学大学院農学研究院の角田佳充准
教授は、宮崎大学農学部の水光正仁教授、
榊原陽一教授らとの共同研究で、
ヒトタンパク質チロシン硫酸転移酵素の
立体構造を、ターゲットタンパク質との
複合体の形で決定し、その作用メカニズム
を世界で初めて解明しました。
 
 この酵素は、種々のタンパク質に目印
(硫酸基)をつける働きをします。
 
 タンパク質につけられた硫酸基は、
様々な生体防御機構に関係する一方で、
ウイルスがヒト細胞に侵入する際にも
使われます。
 
 この硫酸基をつけるメカニズムが解明
されたことで、抗ウイルス薬を含めた
新しい医薬品の開発が期待されます。
 
 本研究成果は、英国現地時間
2013年3月12日(日本時間13日午前1時)、
国際学術雑誌 Nature 姉妹誌
「Nature Communications」に掲載される
予定です。
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>タンパク質は、細胞内でつくられた後、
>様々な化学的修飾を受けることで、
>その働きが制御されます。
 
 なるほど、目印がつけられるとその
働きが大きく変わる。
 
>この硫酸基をつけるメカニズムが解明
>されたことで、抗ウイルス薬を含めた
>新しい医薬品の開発が期待されます。
 
 期待したい。
 
 
 X線結晶構造解析重要ですね。
 
>今回の成果は、大型放射光施設SPring-8
>および Photon Factory の
>シンクロトロン放射光を利用することで
>得られた。
 重要な施設なんですね。
 
  次元が違うけれど、エピジェネティックな
目印もありますね。
 
 これ以降DNAの働きが全く変わる。
 皮膚は皮膚にしかならないようになる。
というように、

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2013年5月 2日 (木)

がん防ぐ物質発見 マウスで効果、神戸大

2013/4/30 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 多くのがんの発症に関与するたんぱく質
「Ras(ラス)」の働きを阻害する
化合物を、神戸大大学院の片岡徹教授らの
グループが発見し、29日付の
米科学アカデミー紀要電子版に発表した。
 
 化合物をマウスに投与し、がん増殖を
抑えており、新たな抗がん剤開発に
つながると期待される。
 
 Rasを作り出す遺伝子が突然変異
している場合、Rasは他のたんぱく質と
くっつき、細胞をがん化させる信号を
伝達するようになる。
 
 グループは、大型放射光施設
SPring―8(兵庫県)でRasを
解析し、2005年、表面に化合物が結合
できるポケット構造を発見した。
 
 ポケットに結合する化合物があれば、
他のたんぱく質とくっつくのを邪魔して
信号伝達を阻み、がん化を防げる。
 
 コンピューターのシミュレーションや
作用実験を進め、約4万の候補物質から
3つを選び出し
「Kobeファミリー化合物」と名付けた。
 
 片岡教授は「化合物を改良し、3年後
には臨床試験をしたい」と話す。〔共同〕
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 なかなか良さそうですが、いつもながら
時間がかかりそう。
 
 3年後に臨床試験。
 それから認可を受けて、、うまく行って
製品化。
 
 待つしか無いんだろうけど、
なんとも歯がゆい。

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分子シャペロンがアミロイドβ凝集を抑制し低毒化することを発見

2013年5月1日
理化学研究所プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 理化学研究所は、タンパク質の折り畳み
を助ける分子シャペロン[1]の1つ
「ヒト型プレフォルディン(PFD)[2]」が、
アルツハイマー病の原因とされる
アミロイドβ[3]の凝集を抑制し、低毒性化
していることをマウスを用いた実験で発見
しました。
 
 これは、理研の基幹研究所(当時)
前田バイオ工学研究室の
カリン ソルヤードゥ(Karin Sorgjerd)
国際特別研究員(現 理研脳科学総合研究
センター 神経蛋白制御研究チーム研究員)、
座古保専任研究員、前田瑞夫主任研究員、
理研脳科学総合研究センター
疾患メカニズムコア神経蛋白制御研究チーム
の西道隆臣シニアチームリーダーと、
カナダ・サイモンフレーザー大学の
ミシェル ルー(Michel Leroux)教授らの
共同研究グループによる成果です。
 
 アルツハイマー病発症の原因は、
アミロイドβが脳内で凝集・蓄積すること
にあるとされ、アミロイドβの凝集抑制が
有効な治療法になると考えられています。
 
 一方、分子シャペロンは、細胞にとって
有害なタンパク質の凝集を抑制する働きが
あるとされています。
 
 これまで研究グループは、分子シャペロン
「PFD」の分子機構解明に取り組んで
きましたが、ヒト型PFDがアミロイドβ凝集
に対してどのような働きをするのかは不明
でした。
 
 共同研究グループは、アルツハイマー病
モデルマウス[4]を用いて、脳内でのPFDの
発現を調べたところ、通常マウスより
多くのPFDを発現していることを確認
しました。
 
 次に、試験管内でヒト型PFDを
アミロイドβと培養したところ、
アミロイドβ凝集を抑制して
可溶性オリゴマー[5]が形成されることを
見いだしました。
 
 また、この可溶性オリゴマーの細胞に
対する毒性を調べると、低毒性であること
も分かりました。
 
 近年のアルツハイマー病研究では、
可溶性オリゴマーの毒性が高い場合と
低い場合の報告があり、この毒性が何に
由来するのか不明でした。
 
 そこで、今回の低毒性の
可溶性オリゴマーと、過去に報告されて
いた高毒性の可溶性オリゴマーを比較した
結果、抗体による認識が異なることが
分かりました。
 
 これは、それぞれの可溶性オリゴマーの
表面構造が異なることを示し、
可溶性オリゴマーの表面構造が毒性の鍵
である可能性があります。
 
 本研究成果は、米国の科学雑誌
『Biochemistry』に近日掲載されます。
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 分子シャペロンなかなか働き者です。
 
>今後、生体内でのPFDの働きをさらに
>詳しく解明できると、アルツハイマー病
>の新しい治療法開発が期待できます。
 とのことです。
 
 まだ新しい治療法開発までには時間が
かかりそうですね。

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2013年5月 1日 (水)

地震:大気イオンで予知可能か 淡路島で「的中」

2013年04月30日 毎日新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 負傷者33人を出した今月13日の
兵庫県・淡路島地震に関し、地震予知に
取り組むNPO法人が、大気中のイオン数
の変化をもとに地震の発生地域や時期を
予測し、関係者の間で話題になっている。
 
 大気イオンによる地震予知は
「まだ効果が確認されていない」
(文部科学省)が、一部の地震専門家から
評価する声も出ている。
 
 NPO法人「大気イオン地震予測研究会」
(理事長・矢田直之神奈川工科大准教授)
は全国17カ所で大気中のイオン濃度を
測定し、濃度が急上昇した場合に地震予測
を出す。
 
 今月6日、兵庫県南あわじ市の測定器で、
通常は大気1立方センチ当たり1000個
以下のイオン数が12万個に急上昇する
など、兵庫、高知、石川、長野、宮崎各県
で2~6日に数値が上がった。
 
 同研究会は翌7日に各データの分析を
もとに、「淡路島を中心とした
マグニチュード(M)5級の地震が発生
する」との予測を発表。
 
 約1週間後の13日、淡路島付近を震源
とするM6.3の地震が起きた。
【田所柳子】
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>大気イオンによる地震予知は「まだ効果
>が確認されていない」
 
 と言っているのは何事にも消極的な
文部科学省でしょ!
 
 関連投稿です。
 
 観測網の充実に資金さえ投入すれば
短期の予測ということになりますが、
かなりの確率で予知できるはず。
 
 数秒後の通知をする地震速報より
遙かに役に立つと思う。

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医学群 石ヶ坪教授らの研究グループが、ベーチェット病発症に細菌が関与していることを遺伝学的に証明!

平成25年4月26日 横浜市立大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 横浜市立大学医学群病態免疫制御内科学
教室の石ヶ坪 良明教授
(厚生労働省ベーチェット病班
研究代表者)らの研究グループは、最新の
遺伝学的解析法によりベーチェット病の
発症に細菌成分が関与していることを発見
しました。
 
 本研究成果は米国アカデミー紀要
『Proceedings of the National Academy
of Sciences of the United States of
America』
(平成25年4月29日オンライン版
日本時間:平成25年4月30日)に掲載
されます。
 
 
研究の内容と成果
 日本人・トルコ人計約5,000例の患者・
健常人の検体を解析しました。
 
 細菌成分を認識する分子など自然免疫に
関わる遺伝子11個と、ゲノムワイド関連解析
でみつかった10個の遺伝子のエキソン(*1)
を、次世代シーケンサー(*2)を用いて解析
したところ、グラム陰性菌の成分である
リポポリサッカライド(LPS)の受容体TLR4
(*3)や、同様にグラム陰性菌や
グラム陽性菌の成分である
ムラミルジペプチド(MDP)の受容体NOD2
(*4)の変異の分布が、ベーチェット病と
健常人で異なっていることがわかりました。
 
 すなわち、ベーチェット病においては、
健常人と比較して、これらの細菌に対する
反応が異なる可能性があります。
 
 また、家族性地中海熱の原因遺伝子MEFV
(*5) M694V(694番目のパイリンという
蛋白質のメチオニンがバリンに置換)を
持つひとではベーチェット病になりやすい
ことが証明されました。
 
 細菌成分がベーチェット病発症に関わって
いる証拠が得られたことから、今後細菌自体
に対する抗菌加療や、細菌に対する反応を
調節する治療など、ベーチェット病の新しい
治療法の開発が期待されます。
 
 以前からいわれているように、口腔内
など細菌が多い部分を清潔に保つことが
重要であることが、本研究の結果からも
いえます。
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 少しずつ解明されて行きますね。
 
>以前からいわれているように、口腔内
>など細菌が多い部分を清潔に保つことが
>重要であることが、本研究の結果からも
>いえます。
 
 出来ることは、気をつけて
実行しましょう。

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