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2013年4月20日 (土)

病原菌に対する植物の免疫スイッチがONになる瞬間の可視化に世界で初めて成功

2013/04/18 奈良先端科学技術大学院大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 植物は病原菌の感染を認識するために
細胞の表面に免疫受容体を持っている。
 
 病原菌の細胞壁成分であるキチンなどの
オリゴ糖(少糖類)やフラジェリンなどの
ペプチド(タンパク質の断片)を目印
として感知し、様々な防御反応を展開する
ことが知られている。
 
 この免疫システムによって、植物は
自然界に存在する何十万種にも及ぶ病原菌
から身を守っている。
 
 奈良先端科学技術大学院大学
バイオサイエンス研究科 植物分子遺伝学
研究室の島本功教授、赤松明研究員らの
研究グループは、イネを使って、植物の
免疫システムがONになる瞬間を可視化し、
そのメカニズムを世界に先駆けて発見
した。
 
 可視化することによって、イネの
細胞膜上で、病原菌が感染してから3分以内
に免疫スイッチがONになっていることが
明らかとなった。
 
 この成果は、
セル ホスト&マイクローブ 誌
(Cell Press社、アメリカ)の
平成25年4月17日付けの電子ジャーナル版
に掲載された。
 
 これらの発見により、植物が病原菌の
侵入を感知してから、抗菌性物質の産生
などの病原菌に対する直接的な攻撃までの
一連の免疫指令経路が明らかとなった。
 
 これらの指令を担う遺伝子を手掛かりに
イネの最重要病害であるいもち病や
白葉枯病に対する耐病性育種に応用できる。
 
 それだけでなく、世界中の様々な作物の
生産に莫大な損害をもたらす病害の克服が
可能になり、「病気に強い植物」の開発に
貢献できる。
 
 さらに、耐病性技術の向上により、
作物生産を安定化させ、爆発的な人口増加
に伴う食糧問題の解決に貢献できると同時
に、バイオ燃料の安定供給に向けた
バイオマス植物の開発の基盤技術としての
応用も期待される。
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 素晴らしい成果のようです。
 
>イネの細胞膜上で、病原菌が感染して
>から3分以内に免疫スイッチがONに
>なっていることが明らかとなった。
 
 3分以内って早いですね。
 
 人の場合はどうなんでしょう?
 免疫システムが複雑なのでケースバイ
ケースなんでしょうけれど、知りたい。

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